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休日デートって、憧れはしてたけど、結構恥ずかしい
しおりを挟む「朔~、糸~、これ貰ってくんない??」 ドサッ
「良いけどこれって、ポッキー?」
「本当だ、これも大量に」
拝啓、天国のママ、パパ、咲夜兄さん、雅陽姉さん夫婦、雅之兄さん夫婦お元気ですか?俺はすこぶる元気です!!
金曜日の昼休み、仕事が終わった玲央が大量の複数種類のポッキーの入った紙袋を机に置く。
「昨日聖達に貰った。CMで大量に余ったからって、」
「「ぁー、、そういやCM担当してたっけ」」
聖が所属する【Knights of crown】がCM起用されている商品でそろそろその記念日なんだよなぁ。うちはうちで違うお菓子とかスイーツの担当してますけどね!!←何マウント取ってるんだ
「マジ俺だけで捌けないから、貰って。家族に渡してるけど多過ぎるし」
「じゃ遠慮なくいただきまーす。兄さん達にも送ろうかな」
「僕も、家族とか正君の家族にあげよう」
「、、、、それ間接的に俺の叔父にも行き渡る??」
「、、そうじゃん。つか、そこ2人の今後の関係性マジ羨ましいんだけど、将来的に義理の従兄弟になるとかさ」
「羨ましがられてもさ、親戚関係になるってなってなったら僕の兄弟か朔のもう1人の叔父である社長が玲央の家族と恋人関係になったらだけどさ」
「ぁ、それ無理かも、琴世叔父さん今迫られてるらしいから、1人の男に」
「「マジで??」」
「うん、何か去年ぐらいからそうらしいよ。本人曰く年下だし、、うん、、、との事」
「ヤバぁ~、、そういやさ、文化祭どれぐらい進んでんの?」
「えぇっとね、作る料理はまだ未決定だけどテーマは完全に決まったよ」
「ぁー、、うん。俺達が主に被害を被る系のやつだけどな」
俺はそう言いながらポッキーをポキリっと食べる。普段から食べてるのも好きだけどイチゴとかもやっぱり美味い。
昼ご飯終わりのお菓子にはピッタリだな。そう思っていると、玲央が神妙な面持ちで某碇ゲンドウ風のポーズで話し始めた。
「あのさ、これは俺が実際に聞いた話なんだけどさ、」
「「???」」
「これは昨日律さんと碧さんの2人が話してたのを聞いたんだけど、、
『なぁなぁ、碧~』
『ん?なぁに、律~』
『いやぁ、俺さ~、そろそろポッキーの日じゃん??』
『そうだねぇ~、それがどうしたのさ?』
『それでさぁ、俺、碧に言って欲しいセリフあってさ~』
『?言って欲しいセリフ?』
『そう、股間部分に顔近づけて親指と人差し指で丸にして口元に近づけてから、『律のポッキー食べたいなぁ』、、、って』
『、、、、なら俺は、『碧のバナナ食べないなっ』、、って言わせてやろうか??』
『ヒェ、怒ってる?』
『別に~』
って言ってる会話聞いてさ、、、」
「「、、、、、、、、」」
玲央の言葉に俺と糸は沈黙する。何を楽屋で話してんのさ、気まずい以外の選択肢ないだろ!!つうかその場合玲央はどんな心境で聴いてたんだよ。いや、俺達と同じで気まずいか、、、うん
「俺気まずかったけどそれと同じで馬鹿だと思ったね」
「、、、、とりあえず、マコさんに報告でいっか」
「そうだね、朔。それで、玲央はそれ聞いて何で僕達に言ったのs、、、、ハッ!」
「、、、、まさか、玲央」
俺と糸は玲央の方をギギギギギッと顔を向ける。すると神妙な顔からニヤリと笑みを浮かべて目を開いた。
嫌な予感して来た。聞きたくないけど絶対に聞かせられる。
「、、、、2人さ、これ村瀬大先生と正の2人にやってくんない??」
「「だと思ったよ!!!!!」」
「大声出すなよ、注目されるっての」
「出す様な事言ったんだろうが、お前が」
昼休みでクラスメイトの人数が少なくて良かった気がする。こんな会話聞かれる方が恥ずかしいし、馬鹿馬鹿しい。
だけど、少し玲央の様子がおかしい。何か可哀想な気がする。
「お願い、やってよ、俺と同じ様にさ」
「ヤダよ、、玲央、、、、って、俺と同じ、、?玲央それってまさか、だけど」
「玲央、、お前まさか、、、嘘だろ?」
「ハハッ、、、これが嘘じゃないんだよなぁ。聖と一緒に聞いててさ、聖がやってって言って来てさ、、、、無理矢理やらされた、、、、もう腰痛いよ」
「、、、、ドンマイ、玲央。じゃ、糸やってあげな、まー君に」
「何言ってんのさ、朔。死なば諸共でしょ?僕だけに押し付けないでよ」
「ヤダよ、、俺明日はスッキリと目を覚ましたいんだもん」
「言い争いすんな、どっちもヤレば良いだけ。1週間以内にヤらなかったらどっちにも報告してやるからな」
「「玲央の鬼!!」」
俺と糸は玲央に言う。既にヤッたから関係ないって顔してるけど、元はお前が提案したんだからな!
俺はポッキーをボリボリと貪り食う。絶対にヤりたくない!ヤったら、、、、また漫画のネタになりそうだし、腰が終わるし、、やっぱ聞かなきゃ良かったかな。
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ガチャッ
「ただいま~、、って、フユさんは居ないけど」
買い物袋とポッキーの入った袋を机に置いてから、自分の部屋に荷物を置く。
「ポッキー冷蔵庫に入れとかなきゃだな、」
俺はそう呟きながら私服に着替えて部屋を出る。買い物袋を持ってキッチンに向かう。因みに、フユさんはと言うと久しぶりに会社に顔を出すとか何とか言ってたな、朝。
俺は買い物を取り出しながら、昼休みの事を思い出す。
「アレは絶対に言えん。言ったら死ぬ、、、、そういや、定番の同棲恋人ネタってあったよな」
ふと思い出したフレーズが頭の中が何回も響く。
人参の入った袋と玉ねぎの入った袋を持ちながら、笑顔で一言。
「お風呂にする?ご飯にする?それとも、俺?、、、、、、、、、、、、死ぬ、無理、俺じゃない、ぬぁぁぁぁ、こんなのアイツに聞かれたら死ぬわ!」
「誰に聞かれたら死ぬんだ??」
「お前だよ!!、、、、ん?、」 ギギギギギッ
「ヒュッ (息を引き取る音)」
俺は自分の言った言葉に吐き気を催しながら叫んでいたら、背後から声が聞こえそれに返事をしたが、返事とその声に違和感を感じ振り返ると、フユさんが居て息を引き取る。
その場に座り込む。
「ふ、フユさん、いつから、いつ帰って、」
「さっきだな、」
「ど、何処まで聞いたんだ??」
「、、、、ニコッ、、お風呂にs 「序盤じゃねーか!!!!!!」、、そうだな」
「/////////違うからな!忘れろよ!!」
「何でだ。俺に言っても良いんだぞ?と言うか言ってくれ」
「ヤダよ!恥ずい!!」
「朔羅、、、お願いだ、言ってくれ」 クイッ
「ッ~~~~」
俺の頬を両手で掴んで上に上げて目が合う。
コイツ分かっててやってやがる。俺の気持ちを弄ぶのか!!
俺は顔を真っ赤にしながら口を開く。
「////////////、、、、お風呂にする?、ご飯にする?それとも、俺?」
チュッ
「俺一択だな」
「キスすんなや!!、、、馬鹿フユ」
「顔真っ赤だな」
「当たり前だろうがよ」
俺の言葉にキスで返すとか何処ぞの国の貴族じゃい。
それ誰にでも通じると思うなよ、、、、!、、、、いや俺にしかしないのかあの人、、うん。
それに他の人に急にしたら、セクハラになるのかいやあの顔面だとならないのか??
俺はそう思いながら冷蔵庫に食材を仕舞う。
「ぁ、そう言えば、フユさん、ポッキー貰ったから食べる?」
「!、、、食べる」
「、、意外と甘いもん好きだよね、フユさん」
ソファに座ってすぐにポッキーの箱を開けるフユさん。意外と甘党なのは同居してから知った。辛党っぽいけど、まぁ辛いのも得意なんだけどな。
俺は買い物袋を片付けて、飲み物を持って行って、フユさんの隣に座り違う味のポッキーの箱を開ける。
「結構量あるからさ、三村さんとか小川さんにも会ったらあげとこうかな」
「良いんじゃないか。アイツらにもたまには何かあげるのも良いか」
「その考えには賛同は出来ないがな。寧ろ、感謝の気持ちとしてあげたいわ」
俺はそう言いながら、ポッキーを一本一気に食べる。
「ん、!、フユしゃん、これ美味しい、食べてみて」
瀬戸内伊予柑味を加えながら、フユさんに食べさせようと袋をフユさんに近付ける。
「どれだ」
「らから(だから)、これ、「パクッ、、、モグモグモグッ 」、、???」
「モグモグッ、モグモグモグッ、、、」チュッ
「、、、、は?」
「本当だな、美味い。今度頼んでみるか」
何が今起こった??俺の加えてたポッキーを食べて俺にキスをして、、、、俺にキスをして!!?!?
俺は理解した瞬間顔を真っ赤にして、アワアワしながらフユさんの方を見る。
「ボフッ///////// ぉ、おまっ、お前、今キス、した!?」
「したが何だ?」
「何でキスしたんだよ?!」
「朔羅が食べてみろと言ったから、」
「俺が言ったのは袋から取って食べろって言う意味で!」
「、、、、漫画とかでは端から食べてキスをするのが普通だったが」
「アレは漫画だから成立するんだよ!!」
「そう言うものなのか」
「そう言うもんじゃない、馬鹿フユ」
俺はそう言いながらペットボトルのジュースを飲む。
フユさんの突拍子もない発言に毎回驚かされるこっちの身にもなれっての。平然と言われるから普通だと最初は思うけど後からヤバい事言ってるって気づく事何回かあるからな、ホントに。
「ぁ、そうだ。朔羅、明日デートしようか」
そうそう今もこうやって、突拍子もない、、、、、、、、
ん?
「、、、、、、、、デート?」
「あぁ、明日は朔羅も仕事ないし俺も仕事には余裕もある。どうだ?」
「最近はデートと言える様な事してないしな、、、、嫌か?」
「ぃ、嫌な訳ないじゃん!、む、寧ろぅ、嬉しいし」
「、、そうか。良かった、なら、決定だな」 ナデナデ
「/////、、、、なんか急に言われてビックリしたわ。なんかあったのか?」
「いや、、ちょっとお前に連れて行きたい所があってな」
「?、連れて行きたい所?」
「それは明日のお楽しみだ」
「、、、、そう」
フユさんの突然の提案には勿論驚いたけど、それ以上に嬉しかった。
あの人もこう言うサプライズ的な事出来たんだな。デートか、、、何か結構恥ずかしいかも、、でも、楽しみだな。
俺が心の中でワクワクしていると、突然俺を抱き上げるフユさん。
「!!?!?ぇ、ちょッ、フユさん!!?」
「ヤろうか」
「、、、、ハァ!?、いやいやいやいや、ヤらないし、何でそう言う思考回路になってんの!?」
「、、さっき朔羅一択って言っただろ?、だからだ」
「だからで分かる訳ないし夜ご飯どうすんのさ!?」
「それならUberで頼んでおいたから、安心しろ」
「いつの間にしてんの!?そして安心出来ねーよ!」
俺は必死に抵抗するが無駄でベッドに押し倒される。
コイツいつスイッチ入ったんたよ。訳わかんねー!!
「ヤダからね!俺ヤらないk ングッ」 チュッ
「、、、、その気にさせるまでだ (ヌルッ 」
口を開けさせて舌を滑り込ませ舌と舌を絡ませながら、服の下に手を入れるフユさん。
「んッ、、、ぁッ、、、ふぁッ」
「朔羅、、我慢するな」
「あぅッ、、、、、ぁッ、ひゃあッ」
「、、、可愛いよ、」
「ひあッ、、、はぅッ、、、んッ」
「、イけ」
反応したくないのに、フユさんの触り方に一々反応してしまう。フユさんの1つ1つ動作や言葉が俺の脳を全身を犯していくのだ。
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