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話し終わると、静かに聞いていたお父様が口を開いた。
「なるほどな。そりゃ、大人びているはずだ。」
横でお母様もコクコクと頷いている。
「………それだけですか?」
「それだけとは?」
「なんか、こう、気持ち悪いとか、嘘つきだとか。………否定される事も覚悟はしてたのです。それもあって、今まで言わずにきました。」
「愛する娘にそんな事を言うはずがない。」
「まだ娘だと思ってくれるのですか?」
「当たり前だ。産まれてくる前の記憶があったとしても、今はうちの娘だろう?」
「そうよ。可愛い大好きな娘よ。」
「ありがとうございます」
私の目からは涙が溢れ出してきた。そんな私を、お母様はそっと抱きしめてくれる。
「それに、前世の記憶持ちと言うのは、リアが初めてではないよ。」
「!!!」
ビックリして涙が引っ込んだ。
「公にされていないし、私もあった事はないが、昔の記録に残っている。」
「記録ですか?」
「あぁ。うちをなんだと思っている?」
「…………そうでした。」
「記録では、料理の発展に貢献したとか。」
「……確かに、馴染みのある料理も多かったです。」
この世界の料理はフレンチに近い。
そして、醤油や味噌もあったのだ。
そういう文化だと、気にも止めなかったが、そういうことか…。
その後はお兄様も呼ばれ、これからのことを話し合った。
「なるほどね。そういうことか!」
「お兄様もそれだけですか?」
「ん?まぁ、突拍子もない言動の理由と言われれば、納得するだろう。文化が違うなら当たり前のことだ。」
「なんか拍子抜けです。もっと早く話せばよかった。」
「しかし、尚更エメラルド家へ嫁いだほうが良いな。」
「???」
「そうだな。陛下には記憶持ちだということを、報告しないといけないから、王家に取り込もうとするのは目に見えている。」
「それに、ライアン殿下が相手では、無用な争いを生む事になるかもしれない。」
「………無用な争い。もしかして、王太子になる画策とかですか?」
「!!よく分かったな。そういう事だ。殿下が考えなくても周りが考えることもある。」
「でも、公にはされないのですよね。」
「知られない様に過ごしていても、噂話は何処からでも出てくるのだよ。うちとは違い、王宮は信用のおけるものばかりではないからね。」
「なるほど、分かりました。しかし、そこでなぜエメラルド家が出てくるのですか?」
「リア、エメラルド家の爵位覚えている?」
「えーと、確か…。公爵…でしたわね。」
「そうだよ。王家に連なるものだ。」
「私、師匠があんな感じなので忘れていましたわ。」
「エメラルド家へ嫁げば、とりあえず王家の血筋に入る事になるし、騎士団長の家だ。守りも強固だろう。」
「………良い事づくしですね。でも、エメラルド家の皆様へ迷惑をかけることになります。」
「………そうか。」
お父様、お兄様、私で考え込むと、お母様が口を開いた。
「ウェル様、記憶持ちと言うことはエメラルド家の皆様へ話しても大丈夫なのですか?」
「ゔーん……、話して知らないふりをしておいて貰えばいいんじゃないかな。」
「そんなに簡単で良いのですか!?」
「それなら、ジェイクさんだけに話すとか。伴侶になる人に話す分には咎められないでしょう。」
「それで行こう。」
「それなら、リア。迷惑かどうかはジェイク様に聞きなさい。」
「はい」
あれ?そういえば、私の気持ちは???
「なるほどな。そりゃ、大人びているはずだ。」
横でお母様もコクコクと頷いている。
「………それだけですか?」
「それだけとは?」
「なんか、こう、気持ち悪いとか、嘘つきだとか。………否定される事も覚悟はしてたのです。それもあって、今まで言わずにきました。」
「愛する娘にそんな事を言うはずがない。」
「まだ娘だと思ってくれるのですか?」
「当たり前だ。産まれてくる前の記憶があったとしても、今はうちの娘だろう?」
「そうよ。可愛い大好きな娘よ。」
「ありがとうございます」
私の目からは涙が溢れ出してきた。そんな私を、お母様はそっと抱きしめてくれる。
「それに、前世の記憶持ちと言うのは、リアが初めてではないよ。」
「!!!」
ビックリして涙が引っ込んだ。
「公にされていないし、私もあった事はないが、昔の記録に残っている。」
「記録ですか?」
「あぁ。うちをなんだと思っている?」
「…………そうでした。」
「記録では、料理の発展に貢献したとか。」
「……確かに、馴染みのある料理も多かったです。」
この世界の料理はフレンチに近い。
そして、醤油や味噌もあったのだ。
そういう文化だと、気にも止めなかったが、そういうことか…。
その後はお兄様も呼ばれ、これからのことを話し合った。
「なるほどね。そういうことか!」
「お兄様もそれだけですか?」
「ん?まぁ、突拍子もない言動の理由と言われれば、納得するだろう。文化が違うなら当たり前のことだ。」
「なんか拍子抜けです。もっと早く話せばよかった。」
「しかし、尚更エメラルド家へ嫁いだほうが良いな。」
「???」
「そうだな。陛下には記憶持ちだということを、報告しないといけないから、王家に取り込もうとするのは目に見えている。」
「それに、ライアン殿下が相手では、無用な争いを生む事になるかもしれない。」
「………無用な争い。もしかして、王太子になる画策とかですか?」
「!!よく分かったな。そういう事だ。殿下が考えなくても周りが考えることもある。」
「でも、公にはされないのですよね。」
「知られない様に過ごしていても、噂話は何処からでも出てくるのだよ。うちとは違い、王宮は信用のおけるものばかりではないからね。」
「なるほど、分かりました。しかし、そこでなぜエメラルド家が出てくるのですか?」
「リア、エメラルド家の爵位覚えている?」
「えーと、確か…。公爵…でしたわね。」
「そうだよ。王家に連なるものだ。」
「私、師匠があんな感じなので忘れていましたわ。」
「エメラルド家へ嫁げば、とりあえず王家の血筋に入る事になるし、騎士団長の家だ。守りも強固だろう。」
「………良い事づくしですね。でも、エメラルド家の皆様へ迷惑をかけることになります。」
「………そうか。」
お父様、お兄様、私で考え込むと、お母様が口を開いた。
「ウェル様、記憶持ちと言うことはエメラルド家の皆様へ話しても大丈夫なのですか?」
「ゔーん……、話して知らないふりをしておいて貰えばいいんじゃないかな。」
「そんなに簡単で良いのですか!?」
「それなら、ジェイクさんだけに話すとか。伴侶になる人に話す分には咎められないでしょう。」
「それで行こう。」
「それなら、リア。迷惑かどうかはジェイク様に聞きなさい。」
「はい」
あれ?そういえば、私の気持ちは???
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