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ジェイク様の衝撃の発言で、思わず叫んでしまった。
「驚かせたな。すまない…。」
「はい、驚きました。……えっと、何がどうなってそうなったのでしょうか?……自分で言うのもなんですが、変わり者令嬢で通ってますよ?」
「戦う姿に見惚れた。」
「………………………………………危ない趣味が?」
「そうではない!誤解するな!……純粋に輝いて見えたのだ。」
「かが…………。そうですか。」
顔が赤くなっていくのが自分でも分かり、下を向いた。
恥ずかしい…、恥ずかしすぎる。
「……………」
「……………」
会話…。
「……縁談があると聞いた。」
ジェイク様が話し始めたので、顔を上げる。
「ああ、ライアン殿下の婚約者候補のですかね。」
「そうだ。………嫌だと思ったんだ。」
「嫌ですか?」
「あぁ、他のやつの横にオパール嬢がいる事が…。」
もう、この人は平然とそんなことを…。
……………どうしましょう。
「すぐに答えを出さなくても大丈夫だ。俺を好きになってもらうよう努力する。何せ、親父の息子だから、見た目の好みは外れて無いだろう?」
「???……………!!よく覚えていらっしゃいますね。」
「そりゃ、驚いたからな。」
確かによく見たことは無かったが、好みではある。茶色い髪に灰色の目、鍛えた筋肉…。
お父様たちの歯切れの悪さの原因がこの状況なら、ジェイク様を認めている事になる。きっと、人柄も悪くないと言うことだろう。
……………でも、私、恋愛できる?
私は、今まで幸せだったけれど、心の何処かでこの世界に壁を感じていた。それは、転生していて中身は35歳の主婦だ、という事を考えてしまうし、前世の家族のことも思い出すから…。
「………お言葉に甘えて、少し考える時間を頂いても良いですか?」
「もちろんだ。」
家の中に戻ると、客間に通される。師匠はソファに脚をくんで座っていて、お母様はにこにこしながらお茶を飲んでいる。しかし、お父様とお兄様はソワソワと歩いていた。
「ウェル、チス、2人が来たわよ。座ったらいかが?」
「そ、そうだな。」
2人がソファに座ると、師匠が話し始めた。
誰が当主かわからない…。
「ジェイク。オパール嬢の悲鳴が聞こえてきたが、無体はしていないな。」
「もちろんです。オパール嬢が嫌がる事はしません。告白はしました。」
「そうか。で、結果は?」
「まだです。」
「私が答えられずにいたので、考える時間をくださいました。」
「…そうか。時間が許す限り考えると良い。」
「ありがとうございます。」
ライアン殿下の婚約者候補話が、正式なものになるまでにということよね。
婚約者候補話から逃げるために、ジェイク様を利用する事になるのではないか、と言うことも気になるところよね…。
はあ、どうするのが良いのかな…………。
師匠とジェイク様が帰った後、私はお父様に呼ばれた。そして、そこにはお母様もいたが、使用人達はいなかった。
「リア、今どう思っているのか聞いておきたいのだが。」
「…………迷っています。」
「なぜ?いい話だと思うぞ?」
「それは分かります」
「リア、無理に決める事はないのよ。でもね…」
「分かっています。王命が出たら、断れない。候補に入ってしまったら、私が筆頭になるのですよね。」
「そうだ。」
「婚約者候補話から逃げるために、ジェイク様を利用する事になるのではないかと…。」
「それは、私達も確認をした。そしたら、こういう状況にならないと気づかなかったから、このタイミングなのは仕方が無いことだと。それから、このタイミングを利用しているのは自分だと言っていたそうだ。」
「でも、心が痛みます…。」
「好きになったら良いじゃないの。」
「そんな簡単に…。」
「あら、好みの男性と一緒にいて、好きにならない筈ないわよ。現に私もウェル様を好きになったのだし。」
「「え?」」
お母様の爆弾発言に、一瞬空気が止まる。
「……どういう事だ。」
「政略結婚でしたが、見た目も性格も私好みだったので、ラッキーでしたわ。」
「ラッキーって…。それより、私を好いていたと?」
「もちろんよ。…まさか気づいていなかったの?」
「………ごめん。」
「もう!後で話し合いです!」
「………はい。」
「ということだから、後で好きになっても幸せになれるわよ。」
お母様がにっこりと笑う。
「そうかもしれないわね。でも…。」
「まだ何かあるのかい?」
「ないけれど…。」
「ないことは無いと思うよ。いつもならそんなに悩まないだろう。」
「一生のことですよ!悩みます!」
「そうかな。ライアン殿下の話のときは冷静だったと思うけど。」
「あれは!」
「ライアン殿下が好きとか?」
「まさか!ありえません!」
「それなら、なぜ?」
ゔー……………………。もう!なるようになれ!
「実は…」
私は、前世の記憶持ちだということを話した。
「驚かせたな。すまない…。」
「はい、驚きました。……えっと、何がどうなってそうなったのでしょうか?……自分で言うのもなんですが、変わり者令嬢で通ってますよ?」
「戦う姿に見惚れた。」
「………………………………………危ない趣味が?」
「そうではない!誤解するな!……純粋に輝いて見えたのだ。」
「かが…………。そうですか。」
顔が赤くなっていくのが自分でも分かり、下を向いた。
恥ずかしい…、恥ずかしすぎる。
「……………」
「……………」
会話…。
「……縁談があると聞いた。」
ジェイク様が話し始めたので、顔を上げる。
「ああ、ライアン殿下の婚約者候補のですかね。」
「そうだ。………嫌だと思ったんだ。」
「嫌ですか?」
「あぁ、他のやつの横にオパール嬢がいる事が…。」
もう、この人は平然とそんなことを…。
……………どうしましょう。
「すぐに答えを出さなくても大丈夫だ。俺を好きになってもらうよう努力する。何せ、親父の息子だから、見た目の好みは外れて無いだろう?」
「???……………!!よく覚えていらっしゃいますね。」
「そりゃ、驚いたからな。」
確かによく見たことは無かったが、好みではある。茶色い髪に灰色の目、鍛えた筋肉…。
お父様たちの歯切れの悪さの原因がこの状況なら、ジェイク様を認めている事になる。きっと、人柄も悪くないと言うことだろう。
……………でも、私、恋愛できる?
私は、今まで幸せだったけれど、心の何処かでこの世界に壁を感じていた。それは、転生していて中身は35歳の主婦だ、という事を考えてしまうし、前世の家族のことも思い出すから…。
「………お言葉に甘えて、少し考える時間を頂いても良いですか?」
「もちろんだ。」
家の中に戻ると、客間に通される。師匠はソファに脚をくんで座っていて、お母様はにこにこしながらお茶を飲んでいる。しかし、お父様とお兄様はソワソワと歩いていた。
「ウェル、チス、2人が来たわよ。座ったらいかが?」
「そ、そうだな。」
2人がソファに座ると、師匠が話し始めた。
誰が当主かわからない…。
「ジェイク。オパール嬢の悲鳴が聞こえてきたが、無体はしていないな。」
「もちろんです。オパール嬢が嫌がる事はしません。告白はしました。」
「そうか。で、結果は?」
「まだです。」
「私が答えられずにいたので、考える時間をくださいました。」
「…そうか。時間が許す限り考えると良い。」
「ありがとうございます。」
ライアン殿下の婚約者候補話が、正式なものになるまでにということよね。
婚約者候補話から逃げるために、ジェイク様を利用する事になるのではないか、と言うことも気になるところよね…。
はあ、どうするのが良いのかな…………。
師匠とジェイク様が帰った後、私はお父様に呼ばれた。そして、そこにはお母様もいたが、使用人達はいなかった。
「リア、今どう思っているのか聞いておきたいのだが。」
「…………迷っています。」
「なぜ?いい話だと思うぞ?」
「それは分かります」
「リア、無理に決める事はないのよ。でもね…」
「分かっています。王命が出たら、断れない。候補に入ってしまったら、私が筆頭になるのですよね。」
「そうだ。」
「婚約者候補話から逃げるために、ジェイク様を利用する事になるのではないかと…。」
「それは、私達も確認をした。そしたら、こういう状況にならないと気づかなかったから、このタイミングなのは仕方が無いことだと。それから、このタイミングを利用しているのは自分だと言っていたそうだ。」
「でも、心が痛みます…。」
「好きになったら良いじゃないの。」
「そんな簡単に…。」
「あら、好みの男性と一緒にいて、好きにならない筈ないわよ。現に私もウェル様を好きになったのだし。」
「「え?」」
お母様の爆弾発言に、一瞬空気が止まる。
「……どういう事だ。」
「政略結婚でしたが、見た目も性格も私好みだったので、ラッキーでしたわ。」
「ラッキーって…。それより、私を好いていたと?」
「もちろんよ。…まさか気づいていなかったの?」
「………ごめん。」
「もう!後で話し合いです!」
「………はい。」
「ということだから、後で好きになっても幸せになれるわよ。」
お母様がにっこりと笑う。
「そうかもしれないわね。でも…。」
「まだ何かあるのかい?」
「ないけれど…。」
「ないことは無いと思うよ。いつもならそんなに悩まないだろう。」
「一生のことですよ!悩みます!」
「そうかな。ライアン殿下の話のときは冷静だったと思うけど。」
「あれは!」
「ライアン殿下が好きとか?」
「まさか!ありえません!」
「それなら、なぜ?」
ゔー……………………。もう!なるようになれ!
「実は…」
私は、前世の記憶持ちだということを話した。
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