【完結済】キズモノオメガの幸せの見つけ方~番のいる俺がアイツを愛することなんて許されない~

●ハッピーエンド●
「勇利先輩……?」
 俺、勇利渉は、真冬に照明と暖房も消されたオフィスで、コートを着たままノートパソコンに向かっていた。
 だが、突然背後から名前を呼ばれて後ろを振り向くと、声の主である人物の存在に思わず驚き、心臓が跳ね上がった。
(どうして……)
 声が出ないほど驚いたのは、今日はまだ、そこにいるはずのない人物が立っていたからだった。
「東谷……」
 俺の目に映し出されたのは、俺が初めて新人研修を担当した後輩、東谷晧だった。
 背が高く、ネイビーより少し明るい色の細身スーツ。
 落ち着いたブラウンカラーの髪色は、目鼻立ちの整った顔を引き立たせる。
 誰もが目を惹くルックスは、最後に会った三年前となんら変わっていなかった。
 そう、最後に過ごしたあの夜から、空白の三年間なんてなかったかのように。

番になればラット化を抑えられる
そんな一方的な理由で番にさせられたオメガ
しかし、アルファだと偽って生きていくには
関係を続けることが必要で……

そんな中、心から愛する人と出会うも
自分には噛み痕が……
愛したいのに愛することは許されない
社会人オメガバース

あの日から三年ぶりに会うアイツは…
敬語後輩α × 首元に噛み痕が残るΩ
24h.ポイント 14pt
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