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それは……番以外との、ってことですか?
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「嘘じゃないって……だから離せよ」
「嫌です! 嘘じゃないっていうなら、ちゃんとこっちを見て話してください!」
東谷に言われ、俺は俯いていた顔を上げた。
目が合った東谷は真剣な目をしていながら、瞳の奥底から悲しみが感じ取れた。
「……」
(俺、東谷を傷つけて……)
俺は東谷を傷つけたショックで、頭の中が混乱してしまう。
混乱した俺は、東谷からまた目を逸らして、ついその場で思いついた嘘を口にしてしまった。
「悪いけど、試させてもらったんだ……」
「試す? 一体何をですか?」
掴まれたままの肩に力が込められたのを感じて、俺は息を飲み込んだ。
「……。せ、セックスって、どんな感じなのかって……」
「……。それは……番以外との、ってことですか?」
(ツガイ……えっ?)
俺は東谷の口から番という言葉が突然出てきたことに慌てて、首元を手で確認してしまう。
「あっ……」
絆創膏が剥がれていなかったことは、さっき確認したはずだった。
それなのに、そんなことも忘れて軽率な行動をとってしまった俺は心臓が高鳴る。
(これじゃあ、噛み痕があるって言っているのと同じじゃないか……)
血の気が引いていく感覚に足元がふらつきそうになるが、俺はなんとか足を踏ん張って立ち続けた。
「やっぱり、その首の絆創膏は……番の噛み痕を隠すためのものだったんですね……」
「嫌です! 嘘じゃないっていうなら、ちゃんとこっちを見て話してください!」
東谷に言われ、俺は俯いていた顔を上げた。
目が合った東谷は真剣な目をしていながら、瞳の奥底から悲しみが感じ取れた。
「……」
(俺、東谷を傷つけて……)
俺は東谷を傷つけたショックで、頭の中が混乱してしまう。
混乱した俺は、東谷からまた目を逸らして、ついその場で思いついた嘘を口にしてしまった。
「悪いけど、試させてもらったんだ……」
「試す? 一体何をですか?」
掴まれたままの肩に力が込められたのを感じて、俺は息を飲み込んだ。
「……。せ、セックスって、どんな感じなのかって……」
「……。それは……番以外との、ってことですか?」
(ツガイ……えっ?)
俺は東谷の口から番という言葉が突然出てきたことに慌てて、首元を手で確認してしまう。
「あっ……」
絆創膏が剥がれていなかったことは、さっき確認したはずだった。
それなのに、そんなことも忘れて軽率な行動をとってしまった俺は心臓が高鳴る。
(これじゃあ、噛み痕があるって言っているのと同じじゃないか……)
血の気が引いていく感覚に足元がふらつきそうになるが、俺はなんとか足を踏ん張って立ち続けた。
「やっぱり、その首の絆創膏は……番の噛み痕を隠すためのものだったんですね……」
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