絶死の森で絶滅寸前の人外お姉さんと自由な異世界繁殖生活 転移後は自分のために生きるよ~【R18版】

萩原繁殖

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ep221 トリスカイデイカ

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 妙に間延びした話し方で姿を現したのは、華奢なロリ気味体型に、黄金の脚腕を持つ巨大な蛸系の亜人だった。

 とにかくそのぶっとい黄金の蛸足が目を引く。細くても僕の胴回りくらいあるし、太いところだと僕二人分以上の太さがある。
 数えてみると、一、二、三、全部で十三本あった。……蛸ってそんなに脚ないよな?

 う、蛸脚に目を引かれてるけど、本体のロリもなかなか癖があるぞ。

 ぶっちゃけ中学生くらいにしか見えないのに、退廃的な色気があるというか……。

(ていうか服装もこんな森の奥なのに垢抜けているな……子供っぽいけど)

 動物を象った可愛らしいアクセサリーをいくつか身につけていて、くすんだ金髪も、ヘアピンでちゃんと留めている。

 ぴちっとした素材の服を着ており、おへそが丸出しだ。チューブトップってやつだろうか? ぺたっとしたお腹は、やや日焼けており、ぷにぷにしていそうで頬ずりしたくなる。

 おっぱいはぱっと見ちっぱいなんだが、それは巨大な蛸ボディのせいで相対的にそう見えるだけであり、よく見るとちゃんとある。少なくともアルフィンよりはある。ブラはつけてなさそうなので、服の下からツンと主張するポッチがえっちだ。
 まるで蛸のようにその存在を隠す相対的に大きめなおっぱい……パイオツカイデイカだ。

(あ、ちゃんと人型のお尻がある…)

 先入観で胴体から下が全部蛸かな、と思ったけどそうじゃない。背中から腰にかけて蛸の胴体部分が生えているんだ。小振りなお尻はぷりりんとしていて色っぽい。
 トリスカイデイカ自体はその上に座るような形で、存在している。

 さながら、見た目は異形の黄金蛸に座るダウナー中年ロリって感じか。

 とてもえっちで……生命と性癖の神秘を感じるぜぃ……。

「んん? どうしたんでぃ、手前っちのことじぃっと見てよぉ。惚れちまったのかぁ?」

「はい。貴方はとてもお美しい……」

「んあぁ~!?
 やっぱおめーさん、亜人と話せんのかぁ。こりゃびっくりだぜぃ。サンドっちから聞いてはいたけどよぉ、こんな人間もいるんだなぁ……んん? 今、手前っちのこと、美しいって言ったのかぁ?」

 サンドっちって、サンドリアのことか?

 いや、それよりも。

「はい。トリスカイデイカさん。とても美しいな、と」

「あははぁ~やだねぇ、こんなちんちくりんなおばちゃん捕まえて美しいなんてよぉ~照れるぜぃ。からかっちゃだめさぁ~」

 お、おばちゃん?

「……シュレア、トリスカイデイカさんっておいくつなのかな?」

「正確には知りませんが、シュレアたちよりはずっと歳上です。母たちの代の、さらに前から長老をしているので……お久しぶりです。長老トリスカイデイカ」

「トリス! 久しぶりだなぁ!」

 プテュエラとシュレアは久しぶりに会う親戚のおばちゃんと接するかのように、心なしか表情が弾んでいる。

「んあぁ~! シュレアっち、プっち~、二人とも久しぶりだなぁ~。また会えてうれしいぜぃ。最後に会ったのはいつだったかなぁ~」

 トリスカイデイカさんも、懐かしそうに目を細めた。

 シュレアっちは分かるけど、プっちはちょっとおもろい。時を加速さそうな響きがある。

「アホのラミアルカが怒ってどこか行ってしまって、行方を尋ねに来た時以来ですね」

「あー、あの時か」

「ね、姉さんにも考えが、あ、あったんだよ……」

「サンドリアは純粋ですね。そのままでいてください」

「まぁ~シュレっちの言う通り、大昔から長老なんてやってるんだぜぃ~もうすっかりおばちゃんさぁ~」

 ま、まじか。
 これで……このダウナーJCなルックスでおばちゃんなのか……股間が熱くなるな……。

「トリスカイデイカさん」

「トリスでいいんだぜぃ。手前っちはこの名に誇りを持っているけどよぉ~長いからなぁ~。あともっと砕けた口調で頼むぜぃ」

 ゴールデン蛸ハンドをうねうね揺らして鷹揚に言った。あ、この触腕、よく見たらボロっとしてるな。先っちょが欠けたり吸盤が剥がれたりしてる。
 あと……食いちぎられたようなあともある。魔獣にやられたのか? それとも……。

「わかった。トリス、よろしくね。で……いろいろ質問したいことがあるんだけど、あんまり体調がよくないんだって?」

「うぃ~そうなんだぜぃ。まあ結構前からよくなかったんだけどよぉ~ここ最近はだいぶ身体にガタがきててなぁ……」

 はぁ、とため息を吐いて頬杖を突く。

「なんか理由があったの?」

「手前っちは綺麗な水がないと、生きていけないんだぜぃ。この森の河は軒並み汚れちまったからよぉ……」

 汚れつちまつた悲しみを抱えていたんだな……。

「でも、最近サンドメール河が復活してくれたから、元気が出てきたんだぜぃ~。さっきもそこで水浴びながら体力回復させてたとこさぁ~」

 嬉しそうな中年ロリ顔で河の水をパシャパシャする。

「長老トリス、今ケイは絶死の森の魔素を浄化して回っています。サンドメール河の水質が改善されたのも、彼の尽力あってのことです」

「……んおっ、そうだったのかぁ~!
 ケーくん、偉いぞぉ~!」

 蛸足でぺたぺた頭を撫でられる。こ、この蛸足、見た目じゃわからなかったけど、とんでもない筋肉量と筋密度だ。そりゃそうか、蛸なんて全身筋肉だもんね。

「ありがとう。亜人の契約者としてやるべきことをやってるだけだよ」

「ふぇ~殊勝な心がけだなぁ~……。
 契約者ってことはよぉ、繁殖もしてんのかぁ?」

 おお、ストレートな物言いだな。

「もちろん。ベステルタから亜人の絶滅危機については聞いているからね。日々繁ってるよ」

「しげ……? んぁぁ? ベステルタ?
 お前さん、サンドっちの契約者じゃないのかぁ?」

 あれ、なんか勘違いしてるのかな?

「もちろんサンドリアの契約者だよ。それとベステルタとも契約者してるし、なんならシュレア、プテュエラ、ラミアルカ全員と契約してるよ」

「……はぁ~? そんな訳ないだろぉ。ただの人間が一人の亜人と契約するだけでも危ないのによぉ。弱っちい人間のために、亜人が魔力をコントロールしないとすぐ爆発しちゃうんだぜぃ?」

「トリス、ケイはただの人間じゃないから大丈夫なんだ」

「ケイは嫌な体質の持ち主で、複数の亜人と契約しても問題ないのです」

「と、トリスさん、ケイはすごいんだよ……!」

「えぇ~? うそぉ~?」

 トリスは疑わしそうなジト目で僕を見てきた。うっ、なんてちんちんに良くないジト目なんだ。シュレアとはまた方向性が違うな。

「ほんとだよ。ほら、見てて」

 僕は証拠として彼女たちの亜人魔法を使っていく。練喚功をかけながら、風弾や轟く槍を放って見せて、濃霧を発生させ、枝くんたちを召喚してみせる。なんかやってることは曲芸師みたいだな。

「ほ、ほんとなんだぜぃ……」

 彼女はくりっとした目をパチクリさせて驚いた。

「信じてくれた?」

「……かぁ~! 信じるぜぃ! すっごいなあ~。まさか生きてるうちに、こんな人間に出会えるとはなぁ~。思ってもみなかったなぁ~」

 彼女はうねうねと蛸足を蠢かせ、「やるじゃんかぁ~」と肘で僕の腹をうりうり小突いてきた。

 ふむ。これはいけるか。

「もしよかったらトリスも契約しない?」

「手前っちと? う~ん……」

 トリスは悩ましげに思案する。

「ケーくんはよぉ~、まだ契約しても大丈夫そうなんだぜぃ? 魔力的には問題なさそうかぁ?」

「まあ、問題はないね。別に爆発するような予兆もないし」

「う~ん、そうかぁ……」

「トリス? 何か問題あるのか?」

「いんやぁ~別にいいんだけどよぉ……手前っちの繁殖方法はちと難易度が高くてなぁ。ケーくんの負担にならないか心配なのさぁ~」

 難易度? 難易度ってどういうことだろう。その、めちゃくちゃ上級者向けのプレイを要求されるとか? あんまり痛いのは嫌だな……。とはいえ、シュレア、ラミアルカ、サンドリアのおかげで上級者プレイにはある程度耐性がついているから受け止められる気がする。

「話してみてください。ケイなら何とかできるかもしれません」

「う~ん。ほんじゃ、話すけどさぁ~。手前っちの体質のことは言ったろ? 繁殖には綺麗な水が必要なのさぁ~」

 ふむ? それだけなら全然許容範囲内なきがするけども。

「サンドメール河も綺麗になったし、その条件はもうクリアしてるんじゃないの?」

「いんや、そうじゃないんだぁ~。手前っちが繁殖、産卵するには河じゃだめなんだよぉ。河だと卵が孵らないのさぁ~」

 あ、トリスは卵を産むタイプの亜人なのね。中年ロリJCが産卵か……。字面だけで射精しそうだな。

「じゃあどこならいいの?」

「“海”だよ、ケーくん。手前っちは海じゃないと繁殖できないのさぁ~」

「海」

 う、海かぁ~。そう来たか~。

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