602 / 765
連載
塔に呼ばれた理由
しおりを挟む
それはまるで、安全装置など一切ない絶叫マシンに三時間ほど振り回されて、命があった事に対して信じられない状態とでも言えばいいのだろうか……脳みそも状況を理解できておらず、そんな変なたとえを考えるような事ばかり行ってしまっている。それでも扉があるならば開けて先に進むしかないだろう。三回深呼吸をしてから扉を開けようと扉に力を籠めるとあっけなく開いた。
しかし、開いた扉から猛烈な光があふれだした。当然目を閉じるがそれでも眩しすぎるので後ろを向く。これで何とか我慢できる明るさになった──その明るさも徐々に落ち着き、何とか目を開けられるようになった。そして自分は見た、全てが真っ白な世界という物を。
(生えている木も、いくつか置いてあるテーブルや椅子も、そして地面に至るまですべてが真っ白だ……ここまで真っ白だと、凄まじく奇妙だな)
地面を軽く叩いてみると、石のような感触が返ってくる。木にも触ってみたが、こちらは間違いなく植物だ。だが、ここまで真っ白な植物は見た事が無い。白樺よりも真っ白で、付けている葉っぱもすべて真っ白なのだ。ちぎらずそっと触れてみたが、その感触はリアルの葉っぱと同じ。ただ色が真っ白なだけで。
この場所について調べていると、足音が聞こえてきた。なのでこちらもこの場の詮索を止めて足音がする方向に振り向く。そこには一人の女性がこちらに向かって歩いてきている様子がうかがえた。その女性の姿だが……膝あたりまで伸びている長い銀髪を靡かせ、頭部には金色に輝き、中央にダイヤモンドと思わしき宝石がはめ込まれたサークレットを身に着けている。
胴体には金色に輝く鎧を身に着けている。が、あの形は……記憶が正しければ、古代ローマ時代に兵士が使っていた板金鎧のような物だ。ロリカ、とか言ったかな? さらに鎧に付けられている首元などに付属している布地は白だ。その一方で足元の装備はチェインレガースと思わしきものでなんというか統一感がない。いっそ全身を古代ローマ装備で統一すれば見栄えもするしよかったのに、とも思う。
ま、当時のローマでもメインで使われたのはチェインメイルらしいし……あれこれ考えてもしょうがないか、とも思う。彼女には彼女の考えがあるんだろうしな。なお、顔立ちはややヨーロッパ系の顔立ちと言った感じがする。美人ではあるのだが、アジア系よりもヨーロッパ系と言った方がしっくりくる。
なお、武器は一切身に着けていない。もちろん見えない所に暗器として持っている可能性はあるが、パッと見た限りでは確認できない。戦意もないし、いきなり襲い掛かってくる可能性はたぶんないだろう。もちろん油断はしちゃいけないが。そんな彼女が近くまでやってきて口を開いた。
「ようこそいっしゃいました。私はこの塔の主であり……創造主からこの世界の管理を引き継ぐことが決められている存在です。安直ですが、この世界に限っては女神、そう呼ばれることになる存在として生み出されました」
その内容は、こちらの想定外だった。この塔の主、ここまではいい。しかし、この世界を引き継ぐことになるって点は……つまり、ワンモアはサービス終了しても、この世界が消されるわけではないという宣言だ。ただ、何のために? そこは明かされていない。
「女神さま、ですか」「あくまでこの世界に限ってのお話です。他の……皆様からしてみればただの一AIにすぎません」
この存在は、自分自身をしっかりとAIとして認識しているんだな。つまり創造主というのは開発者たちを指していると容易に想像がつく。ならば、いくつか質問をしてみるか。返答が帰ってくるなら聞いておきたい事がいくつもある。
「良く使うかが言っておきたい事がございますが、よろしいでしょうか?」「もちろん、お答えします。こちらの世界──のミリー様を通じて貴方様を呼び出したのは間違いなく私ですから、よっぽどの機密に関わる質問以外はすべてお答えするつもりでした。こちらに腰掛けてください」
椅子をすすめられたので素直に座る。女神となるAIも近くの椅子に腰を下ろした。では、質問タイムを始めるか。
「まず、伺いたい事はなぜ自分をここに呼んだのかという点です。しかも、ミリー……貴方は彼女がどういう存在かを知っている様子もありましたし、この疑問を最初に解消したい」
自分の言葉に、女神はゆっくりと頷いて口を開き始める。
「はい、ミリー様を通じてアース様に塔に登って欲しいと願ったのは私がこの塔を作った理由に直結しているからです。私がこの塔を作り出した理由ですが、私はこの世界を女神として管理していくべく、様々な事を学びました。その学びの中にはワンモアの歴史だけでなくあなた方人類の歴史も含まれています」
そんな出だしから始まり、女神が学んだ様々な事を教えてもらった。だが、その学びを得ていくうちに女神は一つ、どうしても紙の上、電子の上では学びきれない事に行き当たったのだという。
「それは、なんなのでしょうか?」「それは、人の意地、という物です。どんなに周囲から笑われても、不可能だと罵られても、絶望的な状態だと言われてもなお諦めない人がいた。立ち上がる人がいた。戦い抜いた人がいた。その熱は、いくら情報を集めても私が感じ取る事は出来なかったのです。しかし、それを学ばずにこの世界を運営していく事は良くない事であるという判断を私は下していました」
歴史の偉人となった人達は、そう言った苦難から逃げ出さずに立ち向かった人が多い。周囲から冷たくされて、笑われて、時には暴行まで受けて。でも、そこで折れず曲がらず歩き続けた事により新しい未来を掴んだ。特に発明家にはそう言った境遇が多い。変わり者、気狂いなどと罵られながらも諦めずに信じた道を進んだ先に実績を上がて正しさを証明する。
が、それを学ぶためになぜ自分を呼ぶことに繋がったのか、そこが分からない。人の意地を学びたいなら、ガッツにあふれているプレイヤーを呼んで戦えばいいのではないだろうか? わざわざ自分を選ぶ理由にはならないだろう。そんなこちらの考えはそうてないとばかりに、女神の話は続いた。
「そして、アース様を呼ぶに至った理由についてお話いたします。私は、ワンモアの歴史を学んだ上でプレイヤーの皆様の行動もすべて見てきました。善行に悪行、欲と貢献、ありとあらゆる事を。その結果、アース様がこの世界に生きる人々に対して一番向き合ってこられた事と知りました。貴方はこの世界の住人を一番本当に存在する命として扱っていた方だったのです。共に喜び、共に笑い、そして何より、失った時には涙を流し怒りを覚えた。これはたかがAIと見ている人では決してみられない行動です」
確かに、そうかもしれない。一番かどうかは横に置いておいて、この世界の住人をたかがAIと考えていなかったことは間違いない。だからこそ、今までの旅の中で様々な出会いを得ることが出来たのだろう。
「そんな貴方なら、私相手であっても『人の意地』を見せてくれるのではないかと私は考えました。他のプレイヤーの皆さんが私の力を前にして、こんなの勝てない、もうやめようなんて投げ出しても貴方なら最後まで立ち上がって戦ってくれるのではないか? この考えにたどり着いたからこそ、ミリー様を通じて貴方様をこの塔に挑んでいただけるようにお願いしたのです」
これはまたずいぶんと買われたもんだ。その期待に応えるのは構わないけれど……
「ですが、出来るでしょうか? 正直に申しあげて、戦闘力ならば自分より上の人が山ほどいらっしゃいます。そういう人達は自分よりも精神的にもタフな事が多いので、彼等に頼んだ方が良いような気がするのですが」
この自分の言葉に、女神は首を振る。
「今回のお願いについては、戦闘力の多寡はあまり関係ありません。精神的に折れない事が一番大事となるでしょう……そしておそらく、最後まで折れないのはアース様であろうと私は見ています。この世界のルールである、殴られたり斬られれば痛みがある状況下で、それでもなお立ち上がってくるのはアース様であると」
精神的に折れない事か。確かに絶望的になったからもう無理だと簡単に投げるのでは、女神が欲する『人の意地』に対する知識を得るには至らないだろう。しかし、まさか自分がミリーを通じてこの塔に呼ばれた理由がこれだとはさすがに想定外だ。最後の戦いはどう考えても軽い物になる事はないな。想定以上に重い頼み事だなぁ……自分に務まるか?
しかし、開いた扉から猛烈な光があふれだした。当然目を閉じるがそれでも眩しすぎるので後ろを向く。これで何とか我慢できる明るさになった──その明るさも徐々に落ち着き、何とか目を開けられるようになった。そして自分は見た、全てが真っ白な世界という物を。
(生えている木も、いくつか置いてあるテーブルや椅子も、そして地面に至るまですべてが真っ白だ……ここまで真っ白だと、凄まじく奇妙だな)
地面を軽く叩いてみると、石のような感触が返ってくる。木にも触ってみたが、こちらは間違いなく植物だ。だが、ここまで真っ白な植物は見た事が無い。白樺よりも真っ白で、付けている葉っぱもすべて真っ白なのだ。ちぎらずそっと触れてみたが、その感触はリアルの葉っぱと同じ。ただ色が真っ白なだけで。
この場所について調べていると、足音が聞こえてきた。なのでこちらもこの場の詮索を止めて足音がする方向に振り向く。そこには一人の女性がこちらに向かって歩いてきている様子がうかがえた。その女性の姿だが……膝あたりまで伸びている長い銀髪を靡かせ、頭部には金色に輝き、中央にダイヤモンドと思わしき宝石がはめ込まれたサークレットを身に着けている。
胴体には金色に輝く鎧を身に着けている。が、あの形は……記憶が正しければ、古代ローマ時代に兵士が使っていた板金鎧のような物だ。ロリカ、とか言ったかな? さらに鎧に付けられている首元などに付属している布地は白だ。その一方で足元の装備はチェインレガースと思わしきものでなんというか統一感がない。いっそ全身を古代ローマ装備で統一すれば見栄えもするしよかったのに、とも思う。
ま、当時のローマでもメインで使われたのはチェインメイルらしいし……あれこれ考えてもしょうがないか、とも思う。彼女には彼女の考えがあるんだろうしな。なお、顔立ちはややヨーロッパ系の顔立ちと言った感じがする。美人ではあるのだが、アジア系よりもヨーロッパ系と言った方がしっくりくる。
なお、武器は一切身に着けていない。もちろん見えない所に暗器として持っている可能性はあるが、パッと見た限りでは確認できない。戦意もないし、いきなり襲い掛かってくる可能性はたぶんないだろう。もちろん油断はしちゃいけないが。そんな彼女が近くまでやってきて口を開いた。
「ようこそいっしゃいました。私はこの塔の主であり……創造主からこの世界の管理を引き継ぐことが決められている存在です。安直ですが、この世界に限っては女神、そう呼ばれることになる存在として生み出されました」
その内容は、こちらの想定外だった。この塔の主、ここまではいい。しかし、この世界を引き継ぐことになるって点は……つまり、ワンモアはサービス終了しても、この世界が消されるわけではないという宣言だ。ただ、何のために? そこは明かされていない。
「女神さま、ですか」「あくまでこの世界に限ってのお話です。他の……皆様からしてみればただの一AIにすぎません」
この存在は、自分自身をしっかりとAIとして認識しているんだな。つまり創造主というのは開発者たちを指していると容易に想像がつく。ならば、いくつか質問をしてみるか。返答が帰ってくるなら聞いておきたい事がいくつもある。
「良く使うかが言っておきたい事がございますが、よろしいでしょうか?」「もちろん、お答えします。こちらの世界──のミリー様を通じて貴方様を呼び出したのは間違いなく私ですから、よっぽどの機密に関わる質問以外はすべてお答えするつもりでした。こちらに腰掛けてください」
椅子をすすめられたので素直に座る。女神となるAIも近くの椅子に腰を下ろした。では、質問タイムを始めるか。
「まず、伺いたい事はなぜ自分をここに呼んだのかという点です。しかも、ミリー……貴方は彼女がどういう存在かを知っている様子もありましたし、この疑問を最初に解消したい」
自分の言葉に、女神はゆっくりと頷いて口を開き始める。
「はい、ミリー様を通じてアース様に塔に登って欲しいと願ったのは私がこの塔を作った理由に直結しているからです。私がこの塔を作り出した理由ですが、私はこの世界を女神として管理していくべく、様々な事を学びました。その学びの中にはワンモアの歴史だけでなくあなた方人類の歴史も含まれています」
そんな出だしから始まり、女神が学んだ様々な事を教えてもらった。だが、その学びを得ていくうちに女神は一つ、どうしても紙の上、電子の上では学びきれない事に行き当たったのだという。
「それは、なんなのでしょうか?」「それは、人の意地、という物です。どんなに周囲から笑われても、不可能だと罵られても、絶望的な状態だと言われてもなお諦めない人がいた。立ち上がる人がいた。戦い抜いた人がいた。その熱は、いくら情報を集めても私が感じ取る事は出来なかったのです。しかし、それを学ばずにこの世界を運営していく事は良くない事であるという判断を私は下していました」
歴史の偉人となった人達は、そう言った苦難から逃げ出さずに立ち向かった人が多い。周囲から冷たくされて、笑われて、時には暴行まで受けて。でも、そこで折れず曲がらず歩き続けた事により新しい未来を掴んだ。特に発明家にはそう言った境遇が多い。変わり者、気狂いなどと罵られながらも諦めずに信じた道を進んだ先に実績を上がて正しさを証明する。
が、それを学ぶためになぜ自分を呼ぶことに繋がったのか、そこが分からない。人の意地を学びたいなら、ガッツにあふれているプレイヤーを呼んで戦えばいいのではないだろうか? わざわざ自分を選ぶ理由にはならないだろう。そんなこちらの考えはそうてないとばかりに、女神の話は続いた。
「そして、アース様を呼ぶに至った理由についてお話いたします。私は、ワンモアの歴史を学んだ上でプレイヤーの皆様の行動もすべて見てきました。善行に悪行、欲と貢献、ありとあらゆる事を。その結果、アース様がこの世界に生きる人々に対して一番向き合ってこられた事と知りました。貴方はこの世界の住人を一番本当に存在する命として扱っていた方だったのです。共に喜び、共に笑い、そして何より、失った時には涙を流し怒りを覚えた。これはたかがAIと見ている人では決してみられない行動です」
確かに、そうかもしれない。一番かどうかは横に置いておいて、この世界の住人をたかがAIと考えていなかったことは間違いない。だからこそ、今までの旅の中で様々な出会いを得ることが出来たのだろう。
「そんな貴方なら、私相手であっても『人の意地』を見せてくれるのではないかと私は考えました。他のプレイヤーの皆さんが私の力を前にして、こんなの勝てない、もうやめようなんて投げ出しても貴方なら最後まで立ち上がって戦ってくれるのではないか? この考えにたどり着いたからこそ、ミリー様を通じて貴方様をこの塔に挑んでいただけるようにお願いしたのです」
これはまたずいぶんと買われたもんだ。その期待に応えるのは構わないけれど……
「ですが、出来るでしょうか? 正直に申しあげて、戦闘力ならば自分より上の人が山ほどいらっしゃいます。そういう人達は自分よりも精神的にもタフな事が多いので、彼等に頼んだ方が良いような気がするのですが」
この自分の言葉に、女神は首を振る。
「今回のお願いについては、戦闘力の多寡はあまり関係ありません。精神的に折れない事が一番大事となるでしょう……そしておそらく、最後まで折れないのはアース様であろうと私は見ています。この世界のルールである、殴られたり斬られれば痛みがある状況下で、それでもなお立ち上がってくるのはアース様であると」
精神的に折れない事か。確かに絶望的になったからもう無理だと簡単に投げるのでは、女神が欲する『人の意地』に対する知識を得るには至らないだろう。しかし、まさか自分がミリーを通じてこの塔に呼ばれた理由がこれだとはさすがに想定外だ。最後の戦いはどう考えても軽い物になる事はないな。想定以上に重い頼み事だなぁ……自分に務まるか?
302
あなたにおすすめの小説
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
お前は家から追放する?構いませんが、この家の全権力を持っているのは私ですよ?
水垣するめ
恋愛
「アリス、お前をこのアトキンソン伯爵家から追放する」
「はぁ?」
静かな食堂の間。
主人公アリス・アトキンソンの父アランはアリスに向かって突然追放すると告げた。
同じく席に座っている母や兄、そして妹も父に同意したように頷いている。
いきなり食堂に集められたかと思えば、思いも寄らない追放宣言にアリスは戸惑いよりも心底呆れた。
「はぁ、何を言っているんですか、この領地を経営しているのは私ですよ?」
「ああ、その経営も最近軌道に乗ってきたのでな、お前はもう用済みになったから追放する」
父のあまりに無茶苦茶な言い分にアリスは辟易する。
「いいでしょう。そんなに出ていって欲しいなら出ていってあげます」
アリスは家から一度出る決心をする。
それを聞いて両親や兄弟は大喜びした。
アリスはそれを哀れみの目で見ながら家を出る。
彼らがこれから地獄を見ることを知っていたからだ。
「大方、私が今まで稼いだお金や開発した資源を全て自分のものにしたかったんでしょうね。……でもそんなことがまかり通るわけないじゃないですか」
アリスはため息をつく。
「──だって、この家の全権力を持っているのは私なのに」
後悔したところでもう遅い。
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
結界師、パーティ追放されたら五秒でざまぁ
七辻ゆゆ
ファンタジー
「こっちは上を目指してんだよ! 遊びじゃねえんだ!」
「ってわけでな、おまえとはここでお別れだ。ついてくんなよ、邪魔だから」
「ま、まってくださ……!」
「誰が待つかよバーーーーーカ!」
「そっちは危な……っあ」
【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。