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【398 またいつか会える日を】
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「・・・という事があったんじゃ。翌日の朝出発しようと思ったんじゃが、クラレッサが体調を崩してしまってな。ヒールも効かなかったんじゃ。おそらく御霊の目から悪霊が消えた事が原因だったのかもしれん。なんせあの悪霊を取り払ったんじゃ、なんらかの負荷が体にかかったのじゃろう。見たところ魔力切れを起こした時と似た症状だったのでな、無理に動かさずそのまま回復するまで小屋で寝かせる事にしたんじゃ。それで数日休ませて、今朝はクラレッサが回復したように見えたからこうして戻って来たわけじゃ」
カエストゥス国首都バンテージのエンスウィル城。
大臣エマヌエル・ロペスを中心に、ウィッカー達主力メンバーや、マカブ侯爵など貴族達が集まった会議室で、ブレンダンは自分が東に行ってからの経緯を説明した。
その隣の席には、話しの中心になったクラレッサが一身に視線を集め、やや落ち着かない様子で俯いていた。
「・・・なるほど、経緯は分かりました。こちらに戻られた時、あの時の皇帝の護衛だった女性がなぜブレンダン様と?と思いましたが、そういうご事情だったのですか・・・」
ブレンダンが話し終えると、ロペスが内容を咀嚼するように何度か軽く頷き、水を一口含み喉を潤して口を開いた。
ブレンダンは完全にクラレッサに受け入れているが、ロペスや他の人間はそう簡単には認めるわけにはいかない。
ブレンダンの説明で関係性をある程度理解はできたが、ロペスとウィッカーは一度攻撃を受けており、今は帝国と戦争をしている。そしてクラレッサは皇帝の護衛という立場だった女だ。
いかにブレンダンが言葉を尽くそうと、それで無罪放免、自由を与えるという訳にはいかない。
観察するようにクラレッサに目を向けるロペスの表情を見て、ブレンダンもロペスの懸念は察する事ができた。予想はしていた事である。
数日ではあるが、ブレンダンにはここまでのクラレッサとの積み重ねがある。
だが他の人間はたった今事情を説明されたばかりであり、それでこれまでの事は無かった事にして仲良くしてくれとは難しいだろう。
「ロペス、言いたい事は分かるが、クラレッサはこの戦争でカエストゥス兵を誰一人殺してはおらん。そして悪霊も消えてもう無害じゃ。この場で水に流せとは言わんが、少しでも気持ちを汲んでもらう事はできんか?クラレッサに関わる全てはワシが責任を負う。この通りじゃ」
テーブルに手を着き頭を下げるブレンダンを見て、ロペスは眉を上げた。
あのブレンダン・ランデルが頭を下げ、ここまでの言葉を口にするとは・・・・・
「駄目だ駄目だ駄目だ!ぬぁにを言っとるんだブレンダン!その女は元帝国なのだろう!?しかも幹部だ!捕虜だ捕虜!捕虜に決まっとろうが!さっさと牢に連れて行け!」
ロペスが口を開こうとすると、マカブがテーブルを強く叩き、巨体を揺らしながら大声でブレンダンをまくし立てた。
「マカブ卿、それは聞けませんな。クラレッサはワシの娘、親は子を護るものじゃ。むろん、悪さをすれば叱る事は必要。しかし今申したように攻撃はしたが、カエストゥスの誰も殺してはおらん。帝国も抜けた。そして皇帝との最終決戦に向けて、腕利きの白魔法使いは一人でも多い方がいいじゃろう?クラレッサはジャニスに次ぐ魔力を持っておる。捕虜だなんてとんでもない。すぐにでも負傷兵の治癒を任せたいくらいじゃ」
座ったままマカブの視線を正面から受け止め鋭く見返すと、マカブはブレンダンの迫力にたじろいでしまう。
マカブが次の言葉を発する前に、ブレンダンは再びロペスに顔を向けた。
「どうじゃろう、クラレッサに負傷兵の治癒をさせる事で罪を消し、カエストゥスでの身分を与えると言うのは?回復の追いついていない兵士が、今も大勢寝かされておるのじゃろ?」
ブレンダンの提案にロペスは両手を組み、思案するように目を閉じた。
「どうじゃろうか・・・この帝国との戦いで、家族を・・・大切な人を失った者も多い。帝国を憎む気持ち、許せん気持ちはワシも十分理解しておる・・・じゃが、帝国というだけで全ては憎まんでほしい。このクラレッサの事情はさっき話した通りじゃ。当時七歳の浮浪孤児が帝国で生きていくためにはしかたない事だったんじゃ。どうか頼む!クラレッサを受け入れてくれ!」
席を立ち、テーブルを囲む全員の顔を見渡しブレンダンは頭を下げた。
それを見たクラレッサも立ち上がると、精一杯の気持ちを込めて言葉を口にした。
「あ、あの・・・私は、おじいさんと約束しました。もう戦わないと・・・でも白魔法は使えます。おじいさんに魔力が高いと褒めてもらいました。私の白魔法で少しでもお詫びができるのでしたら、一生懸命頑張ります。ですから、どうかここに置いてください」
ブレンダンの隣に立ち一緒に頭を下げるクラレッサを目にし、周囲で見ていた幹部達が息を付いた。
「・・・よいのでは、ないでしょうか?」
「うぅむ・・・まぁ、ブレンダン様が見ると言ってますしな」
「優秀な白魔法使いは、一人でも多い方が助かりますからね」
好意的な意見が聞こえてくると、マカブが歯軋りをしながら怒りをにじませ、ブレンダンとクラレッサを睨み付けた。
「このっ・・・!?」
しかし再び言葉を発しようとするマカブを、ロペスが立ち上がり手を前に出して制した。
「ロペス、なんのマネだ?」
「・・・マカブ卿、お気持ちは分かります。ですが、私は今回ブレンダン様の提案を受け入れようと思います」
「な、なんだと!?ロペス!貴様ッツ!」
詰め寄ろうとするマカブに、ロペスは正面から目を見て言葉を発した。
「マカブ卿、重症の兵を治療するには時間もかかります。白魔法使いの負担も大きい。ブレンダン様がこうまで言うのですから、彼女は優秀な白魔法使いなのでしょう。兵の命を護るためです」
しばらくロペスとマカブが睨み合っていたが、クラレッサを受け入れる方向でまとまりつつある場の空気を察し、マカブは、勝手にしろ!と一言捨て置いて足を鳴らしながら部屋を出て行った。
「・・・すまんな、ロペス。感謝する」
「いいえ、私も彼女の力をあてにしただけですから。感謝される事ではありません」
ブレンダンの言葉にロペスは軽く首を振り、クラレッサに目を向けた。
「さて、クラレッサと言ったね。キミには以前、ちょっと痛い目にあわされたけどそれはもういい。ブレンダン様がここまで信頼しているんだ。俺もキミを信用しようと思う。待遇はさっきブレンダン様が言われたとおり、キミには負傷兵の中でも重症の者を治療してもらうぞ」
「は、はい!ありがとうございます。頑張ります」
まだ緊張がとれなく、少しうわずった声で返事をしてお礼の言葉を出すと、ロペスは少しだけ笑顔を見せた。
「フッ、そんなに緊張しなくていい・・・まぁ、キミの生い立ちには同情もできる。ブレンダン様の孤児院ならキミも元気をもらえるんじゃないかな。ここには通いでくればいい・・・さて、お前達もそれでいいか?」
ロペスは黙って座っているウィッカー達に顔を向けて言葉を促した。
「はい。俺もそれでいいと思います。師匠が認めたんですから、問題ないでしょう」
ウィッカーはクラレッサに顔を向けると、歓迎するように優しく微笑んで見せた。
「まぁ、いいんじゃねぇスか?確かに王位継承の儀で感じたあの危ねぇオーラは消えてるし、俺も反対する理由はないですね」
エロールはクラレッサから悪霊が感じられない事をが分かると、あまり興味が無さそうに答えた。
王位継承の儀ではあまりに強烈な悪霊の気を肌で感じ、恐怖のあまり身動きできない程に体が固まってしまったが、その悪霊の力が無くなり無害と分かれば、あとは関心がないようだった。
「・・・そう、ですね。ブレンダン様のおっしゃる通りです。帝国というだけで全てを憎む事は間違いですね。俺も受け入れます。きっとヤヨイがいたら温かく迎えたと思いますし」
パトリックは静かに目を伏せ、自分の気持ちを整理するように、自分に言い聞かせるように言葉を一つ一つ口にした。
ジョルジュやジャニス、ペトラ達も同意を示すと、他の幹部達も全員が賛同しクラレッサの受け入れが決まった。
「良かったのう、クラレッサ」
「おじいさん、私嬉しいです」
ブレンダンが嬉しそうに顔を向けると、クラレッサもまた喜びをあらわにし、大きな笑顔を見せた。
この日からクラレッサは孤児院に住み、その白魔法で多くの兵を、街の人々を癒した。
悪霊を使い戦いの場に立つ事しか経験が無かったクラレッサだったが、白魔法で人々を癒すと誰もがクラレッサに感謝し、涙を流しながらその手を握ってくれた。
自分の力が人々を助けるための役に立つ。
クラレッサはそれがとても嬉しかった。
一生懸命今日を生きよう
明日を笑って迎えよう
またいつか兄様に会うために・・・・・
カエストゥス国首都バンテージのエンスウィル城。
大臣エマヌエル・ロペスを中心に、ウィッカー達主力メンバーや、マカブ侯爵など貴族達が集まった会議室で、ブレンダンは自分が東に行ってからの経緯を説明した。
その隣の席には、話しの中心になったクラレッサが一身に視線を集め、やや落ち着かない様子で俯いていた。
「・・・なるほど、経緯は分かりました。こちらに戻られた時、あの時の皇帝の護衛だった女性がなぜブレンダン様と?と思いましたが、そういうご事情だったのですか・・・」
ブレンダンが話し終えると、ロペスが内容を咀嚼するように何度か軽く頷き、水を一口含み喉を潤して口を開いた。
ブレンダンは完全にクラレッサに受け入れているが、ロペスや他の人間はそう簡単には認めるわけにはいかない。
ブレンダンの説明で関係性をある程度理解はできたが、ロペスとウィッカーは一度攻撃を受けており、今は帝国と戦争をしている。そしてクラレッサは皇帝の護衛という立場だった女だ。
いかにブレンダンが言葉を尽くそうと、それで無罪放免、自由を与えるという訳にはいかない。
観察するようにクラレッサに目を向けるロペスの表情を見て、ブレンダンもロペスの懸念は察する事ができた。予想はしていた事である。
数日ではあるが、ブレンダンにはここまでのクラレッサとの積み重ねがある。
だが他の人間はたった今事情を説明されたばかりであり、それでこれまでの事は無かった事にして仲良くしてくれとは難しいだろう。
「ロペス、言いたい事は分かるが、クラレッサはこの戦争でカエストゥス兵を誰一人殺してはおらん。そして悪霊も消えてもう無害じゃ。この場で水に流せとは言わんが、少しでも気持ちを汲んでもらう事はできんか?クラレッサに関わる全てはワシが責任を負う。この通りじゃ」
テーブルに手を着き頭を下げるブレンダンを見て、ロペスは眉を上げた。
あのブレンダン・ランデルが頭を下げ、ここまでの言葉を口にするとは・・・・・
「駄目だ駄目だ駄目だ!ぬぁにを言っとるんだブレンダン!その女は元帝国なのだろう!?しかも幹部だ!捕虜だ捕虜!捕虜に決まっとろうが!さっさと牢に連れて行け!」
ロペスが口を開こうとすると、マカブがテーブルを強く叩き、巨体を揺らしながら大声でブレンダンをまくし立てた。
「マカブ卿、それは聞けませんな。クラレッサはワシの娘、親は子を護るものじゃ。むろん、悪さをすれば叱る事は必要。しかし今申したように攻撃はしたが、カエストゥスの誰も殺してはおらん。帝国も抜けた。そして皇帝との最終決戦に向けて、腕利きの白魔法使いは一人でも多い方がいいじゃろう?クラレッサはジャニスに次ぐ魔力を持っておる。捕虜だなんてとんでもない。すぐにでも負傷兵の治癒を任せたいくらいじゃ」
座ったままマカブの視線を正面から受け止め鋭く見返すと、マカブはブレンダンの迫力にたじろいでしまう。
マカブが次の言葉を発する前に、ブレンダンは再びロペスに顔を向けた。
「どうじゃろう、クラレッサに負傷兵の治癒をさせる事で罪を消し、カエストゥスでの身分を与えると言うのは?回復の追いついていない兵士が、今も大勢寝かされておるのじゃろ?」
ブレンダンの提案にロペスは両手を組み、思案するように目を閉じた。
「どうじゃろうか・・・この帝国との戦いで、家族を・・・大切な人を失った者も多い。帝国を憎む気持ち、許せん気持ちはワシも十分理解しておる・・・じゃが、帝国というだけで全ては憎まんでほしい。このクラレッサの事情はさっき話した通りじゃ。当時七歳の浮浪孤児が帝国で生きていくためにはしかたない事だったんじゃ。どうか頼む!クラレッサを受け入れてくれ!」
席を立ち、テーブルを囲む全員の顔を見渡しブレンダンは頭を下げた。
それを見たクラレッサも立ち上がると、精一杯の気持ちを込めて言葉を口にした。
「あ、あの・・・私は、おじいさんと約束しました。もう戦わないと・・・でも白魔法は使えます。おじいさんに魔力が高いと褒めてもらいました。私の白魔法で少しでもお詫びができるのでしたら、一生懸命頑張ります。ですから、どうかここに置いてください」
ブレンダンの隣に立ち一緒に頭を下げるクラレッサを目にし、周囲で見ていた幹部達が息を付いた。
「・・・よいのでは、ないでしょうか?」
「うぅむ・・・まぁ、ブレンダン様が見ると言ってますしな」
「優秀な白魔法使いは、一人でも多い方が助かりますからね」
好意的な意見が聞こえてくると、マカブが歯軋りをしながら怒りをにじませ、ブレンダンとクラレッサを睨み付けた。
「このっ・・・!?」
しかし再び言葉を発しようとするマカブを、ロペスが立ち上がり手を前に出して制した。
「ロペス、なんのマネだ?」
「・・・マカブ卿、お気持ちは分かります。ですが、私は今回ブレンダン様の提案を受け入れようと思います」
「な、なんだと!?ロペス!貴様ッツ!」
詰め寄ろうとするマカブに、ロペスは正面から目を見て言葉を発した。
「マカブ卿、重症の兵を治療するには時間もかかります。白魔法使いの負担も大きい。ブレンダン様がこうまで言うのですから、彼女は優秀な白魔法使いなのでしょう。兵の命を護るためです」
しばらくロペスとマカブが睨み合っていたが、クラレッサを受け入れる方向でまとまりつつある場の空気を察し、マカブは、勝手にしろ!と一言捨て置いて足を鳴らしながら部屋を出て行った。
「・・・すまんな、ロペス。感謝する」
「いいえ、私も彼女の力をあてにしただけですから。感謝される事ではありません」
ブレンダンの言葉にロペスは軽く首を振り、クラレッサに目を向けた。
「さて、クラレッサと言ったね。キミには以前、ちょっと痛い目にあわされたけどそれはもういい。ブレンダン様がここまで信頼しているんだ。俺もキミを信用しようと思う。待遇はさっきブレンダン様が言われたとおり、キミには負傷兵の中でも重症の者を治療してもらうぞ」
「は、はい!ありがとうございます。頑張ります」
まだ緊張がとれなく、少しうわずった声で返事をしてお礼の言葉を出すと、ロペスは少しだけ笑顔を見せた。
「フッ、そんなに緊張しなくていい・・・まぁ、キミの生い立ちには同情もできる。ブレンダン様の孤児院ならキミも元気をもらえるんじゃないかな。ここには通いでくればいい・・・さて、お前達もそれでいいか?」
ロペスは黙って座っているウィッカー達に顔を向けて言葉を促した。
「はい。俺もそれでいいと思います。師匠が認めたんですから、問題ないでしょう」
ウィッカーはクラレッサに顔を向けると、歓迎するように優しく微笑んで見せた。
「まぁ、いいんじゃねぇスか?確かに王位継承の儀で感じたあの危ねぇオーラは消えてるし、俺も反対する理由はないですね」
エロールはクラレッサから悪霊が感じられない事をが分かると、あまり興味が無さそうに答えた。
王位継承の儀ではあまりに強烈な悪霊の気を肌で感じ、恐怖のあまり身動きできない程に体が固まってしまったが、その悪霊の力が無くなり無害と分かれば、あとは関心がないようだった。
「・・・そう、ですね。ブレンダン様のおっしゃる通りです。帝国というだけで全てを憎む事は間違いですね。俺も受け入れます。きっとヤヨイがいたら温かく迎えたと思いますし」
パトリックは静かに目を伏せ、自分の気持ちを整理するように、自分に言い聞かせるように言葉を一つ一つ口にした。
ジョルジュやジャニス、ペトラ達も同意を示すと、他の幹部達も全員が賛同しクラレッサの受け入れが決まった。
「良かったのう、クラレッサ」
「おじいさん、私嬉しいです」
ブレンダンが嬉しそうに顔を向けると、クラレッサもまた喜びをあらわにし、大きな笑顔を見せた。
この日からクラレッサは孤児院に住み、その白魔法で多くの兵を、街の人々を癒した。
悪霊を使い戦いの場に立つ事しか経験が無かったクラレッサだったが、白魔法で人々を癒すと誰もがクラレッサに感謝し、涙を流しながらその手を握ってくれた。
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