80 / 97
(第三部)第二章 星に願いを
01 手をつないで歩こう
しおりを挟む
朱里は熟睡してしまって、目を覚まさない。
仕方なく樹は少女を背中に背追い上げた。今の樹は精霊なので、筋力などを気にせずに思うように動ける。地球では重くて持ち上げられない少女の身体も軽々と背負えた。
世話になった家を出ようとすると、老婆が不思議そうにする。
「もう夜だから、泊まっていったらいいんだよ。どうしてそんなに急ぐんだい」
「時間が余り無いので」
地球より時間の進みがゆったりしているとはいえ、着々と時間は経過している。サマーキャンプが終わる前に、朱里を地球に還さなければならなかった。
大人達が朱里が行方不明だと気付くのは時間の問題だ。
ソフィーの両親が向かったという森の外れへ、樹は星空を見上げながら歩き出した。
「君も一緒に」
「……」
兎耳の少女、ソフィーは躊躇いながら、樹に付いてくる。
どうやら非常に人見知りのようだ。
怯えてビクビクしていて、無言になっている。
樹は彼女の緊張をほぐしたいと思った。
『ここはどうでしょう、女子供に受けの良い僕を渡すというのは』
「自分で受けがいいとか言うなよ。だいたい黄色い悪魔とか名乗る変なヒヨコを、こんな純粋な女の子に渡せるもんか」
ヒヨコは熟睡している朱里の頭の上に乗って我が物顔だ。
可愛い黄色い毛玉はソフィーの視界に入っているはずだが、反応を示さないところを見ると、ヒヨコは彼女のお気に召さない可能性が高い。
見ず知らずの女の子に、どんな話をすれば良いのだろう。
同級生ならまだ話題の振り方がある。
けれどソフィーは異世界の女の子だ。
樹は悩んだ。
考えた末に当り障りのないことを話しかけてみる。
「く、暗いけど、足元は見える?」
緊張して思わず声がきょどってしまった。
精霊である樹は夜目が効く。夜中でも、ごつごつした岩の輪郭や、ふしくれだった木の幹がはっきり見えていた。
後ろを付いてくる少女は樹の背中が見えているようだが。
「見えるよ……」
一言だけ返すと少女は口をつぐむ。
そこで話は止まってしまった。
ああ、沈黙が痛い。
ぐるぐる考え込んでいると「あっ」と小さな声が聞こえた。
「大丈夫?!」
振り向くとソフィーは木の根っこに足をひっかけて転んでいた。
樹は慌てて、背中の朱里を適当な地面に放り出すと、少女に駆け寄る。
勢いあまって途中で石につまづいて転びかけた。
「痛っ」
この世界では精霊、すなわち精神体である樹は怪我をしないのだが、そこはいつもの習慣でつい口走ってしまう。
尻もちをついて、目を丸くした少女と顔を見合わせる。
「あはは、恰好悪いなー、僕」
苦笑いしてみせると、少女の頬の強張りが解けた。
空気がふっと緩む。
見つめあう二人の間に、子供の落書きが紙から浮き上がったような、不思議な光の模様が空中を飛んで横切った。
『光虫でしゅ。ほら、昼間は休んでいた精霊たちが、夜になって出てきたんでしゅよ』
ヒヨコがぽんぽん跳ねて、解説した。
森の下の水面に、出たばかりの三日月と星々が映っている。
光の線だけで構成された模様のような生き物の群れが、いつのまにか樹たちの周囲を飛び交っていた。森の枝の上を、精霊たちが動き回っている気配がする。
――あの子、精霊だ。
――本当だ。この暖かい波動は……世界樹の精霊様?
ささやきを交わす精霊たちの声が、樹の耳にも入ってくる。
樹は立ち上がって彼らの助力を乞う。
「ねえ、皆、教えてほしいことがあるんだ。この女の子の両親が、薬草を取りに行くと言って何日も戻ってこないんだって。誰か知らない?」
精霊たちはざわめいた。
彼らは一斉にぺちゃくちゃとお喋りを始める。誰が何を言っているのか聞き取れない。
望んだ情報がすぐに出てこない状態に、樹は困惑した。
様子を見ていると木陰から灰色の毛皮の狼が歩み出る。
『俺が連れていってやろう』
狼は霊獣らしい。
ふさふさの毛皮は月光を受けて銀色に光っている。
剣呑そうな見た目に反して狼は親切に、寝ている朱里を背中に乗せてやろうと提案してくれた。もちろん、願ってもないことだ。
背中が空いた樹は、ソフィーの手をとると一緒に並んで歩き出した。
後ろから、興味本位で大勢の精霊たちがぞろぞろ付いてくる気配がする。
エルフの少女は異世界育ちだけあって、地球育ちの朱里より体力があるようだ。可憐な見た目に反して足取りは軽やかだったし、夜目もきいているらしい。
先ほどはこけてしまったが、それは少女も見知らぬ少年との出会いで緊張していたからだった。
けれど今はもう、緊張も解れている。
つなぎあわせた手を離さずに、木立を抜けて歩いていくと、天井になっていた木の葉が途切れて空き地に出た。
「ソフィー!」
空き地で草むらにしゃがんでいたエルフの男女が、急いで立ち上がって近付いてくる。樹はそっと少女の手を離した。
「パパ、ママ」
「あの家で待っているように言ったのに、どうしたの?」
「帰りが遅いんだもん」
「ああ、幻の薬草を探している内に、約束の日を過ぎてしまってたのか」
どうやらエルフの夫婦は夢中で薬草を探していて、子供との約束を忘れてしまっていたらしい。うっかり者のようだ。
「幻の薬草?」
樹が疑問を口に出すと、彼らはようやくこちらに気付いたようだ。
娘を連れてきてくれたのだと状況を悟ったらしい。
エルフの夫婦は樹と精霊たちを見て納得したように頷いた。
「精霊たちが助力してくれたのか、ありがとう。私たちはこの森に月光が射す時に生えるという、ツキミソウを探しに来たんだ」
仕方なく樹は少女を背中に背追い上げた。今の樹は精霊なので、筋力などを気にせずに思うように動ける。地球では重くて持ち上げられない少女の身体も軽々と背負えた。
世話になった家を出ようとすると、老婆が不思議そうにする。
「もう夜だから、泊まっていったらいいんだよ。どうしてそんなに急ぐんだい」
「時間が余り無いので」
地球より時間の進みがゆったりしているとはいえ、着々と時間は経過している。サマーキャンプが終わる前に、朱里を地球に還さなければならなかった。
大人達が朱里が行方不明だと気付くのは時間の問題だ。
ソフィーの両親が向かったという森の外れへ、樹は星空を見上げながら歩き出した。
「君も一緒に」
「……」
兎耳の少女、ソフィーは躊躇いながら、樹に付いてくる。
どうやら非常に人見知りのようだ。
怯えてビクビクしていて、無言になっている。
樹は彼女の緊張をほぐしたいと思った。
『ここはどうでしょう、女子供に受けの良い僕を渡すというのは』
「自分で受けがいいとか言うなよ。だいたい黄色い悪魔とか名乗る変なヒヨコを、こんな純粋な女の子に渡せるもんか」
ヒヨコは熟睡している朱里の頭の上に乗って我が物顔だ。
可愛い黄色い毛玉はソフィーの視界に入っているはずだが、反応を示さないところを見ると、ヒヨコは彼女のお気に召さない可能性が高い。
見ず知らずの女の子に、どんな話をすれば良いのだろう。
同級生ならまだ話題の振り方がある。
けれどソフィーは異世界の女の子だ。
樹は悩んだ。
考えた末に当り障りのないことを話しかけてみる。
「く、暗いけど、足元は見える?」
緊張して思わず声がきょどってしまった。
精霊である樹は夜目が効く。夜中でも、ごつごつした岩の輪郭や、ふしくれだった木の幹がはっきり見えていた。
後ろを付いてくる少女は樹の背中が見えているようだが。
「見えるよ……」
一言だけ返すと少女は口をつぐむ。
そこで話は止まってしまった。
ああ、沈黙が痛い。
ぐるぐる考え込んでいると「あっ」と小さな声が聞こえた。
「大丈夫?!」
振り向くとソフィーは木の根っこに足をひっかけて転んでいた。
樹は慌てて、背中の朱里を適当な地面に放り出すと、少女に駆け寄る。
勢いあまって途中で石につまづいて転びかけた。
「痛っ」
この世界では精霊、すなわち精神体である樹は怪我をしないのだが、そこはいつもの習慣でつい口走ってしまう。
尻もちをついて、目を丸くした少女と顔を見合わせる。
「あはは、恰好悪いなー、僕」
苦笑いしてみせると、少女の頬の強張りが解けた。
空気がふっと緩む。
見つめあう二人の間に、子供の落書きが紙から浮き上がったような、不思議な光の模様が空中を飛んで横切った。
『光虫でしゅ。ほら、昼間は休んでいた精霊たちが、夜になって出てきたんでしゅよ』
ヒヨコがぽんぽん跳ねて、解説した。
森の下の水面に、出たばかりの三日月と星々が映っている。
光の線だけで構成された模様のような生き物の群れが、いつのまにか樹たちの周囲を飛び交っていた。森の枝の上を、精霊たちが動き回っている気配がする。
――あの子、精霊だ。
――本当だ。この暖かい波動は……世界樹の精霊様?
ささやきを交わす精霊たちの声が、樹の耳にも入ってくる。
樹は立ち上がって彼らの助力を乞う。
「ねえ、皆、教えてほしいことがあるんだ。この女の子の両親が、薬草を取りに行くと言って何日も戻ってこないんだって。誰か知らない?」
精霊たちはざわめいた。
彼らは一斉にぺちゃくちゃとお喋りを始める。誰が何を言っているのか聞き取れない。
望んだ情報がすぐに出てこない状態に、樹は困惑した。
様子を見ていると木陰から灰色の毛皮の狼が歩み出る。
『俺が連れていってやろう』
狼は霊獣らしい。
ふさふさの毛皮は月光を受けて銀色に光っている。
剣呑そうな見た目に反して狼は親切に、寝ている朱里を背中に乗せてやろうと提案してくれた。もちろん、願ってもないことだ。
背中が空いた樹は、ソフィーの手をとると一緒に並んで歩き出した。
後ろから、興味本位で大勢の精霊たちがぞろぞろ付いてくる気配がする。
エルフの少女は異世界育ちだけあって、地球育ちの朱里より体力があるようだ。可憐な見た目に反して足取りは軽やかだったし、夜目もきいているらしい。
先ほどはこけてしまったが、それは少女も見知らぬ少年との出会いで緊張していたからだった。
けれど今はもう、緊張も解れている。
つなぎあわせた手を離さずに、木立を抜けて歩いていくと、天井になっていた木の葉が途切れて空き地に出た。
「ソフィー!」
空き地で草むらにしゃがんでいたエルフの男女が、急いで立ち上がって近付いてくる。樹はそっと少女の手を離した。
「パパ、ママ」
「あの家で待っているように言ったのに、どうしたの?」
「帰りが遅いんだもん」
「ああ、幻の薬草を探している内に、約束の日を過ぎてしまってたのか」
どうやらエルフの夫婦は夢中で薬草を探していて、子供との約束を忘れてしまっていたらしい。うっかり者のようだ。
「幻の薬草?」
樹が疑問を口に出すと、彼らはようやくこちらに気付いたようだ。
娘を連れてきてくれたのだと状況を悟ったらしい。
エルフの夫婦は樹と精霊たちを見て納得したように頷いた。
「精霊たちが助力してくれたのか、ありがとう。私たちはこの森に月光が射す時に生えるという、ツキミソウを探しに来たんだ」
2
あなたにおすすめの小説
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
幼馴染の勇者が一般人の僕をパーティーに入れようとするんですが
空色蜻蛉
ファンタジー
羊飼いの少年リヒトは、ある事件で勇者になってしまった幼馴染みに巻き込まれ、世界を救う旅へ……ではなく世界一周観光旅行に出発する。
「君達、僕は一般人だって何度言ったら分かるんだ?!
人間外の戦闘に巻き込まないでくれ。
魔王討伐の旅じゃなくて観光旅行なら別に良いけど……え? じゃあ観光旅行で良いって本気?」
どこまでもリヒト優先の幼馴染みと共に、人助けそっちのけで愉快な珍道中が始まる。一行のマスコット家畜メリーさんは巨大化するし、リヒト自身も秘密を抱えているがそれはそれとして。
人生は楽しまないと勿体ない!!
◇空色蜻蛉の作品一覧はhttps://kakuyomu.jp/users/25tonbo/news/1177354054882823862をご覧ください。
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。