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子供を叱る時は何が悪かったのか自覚させよう
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騒々しい2人が去ったあと、3人はふぅとひと息ついた。
「いやはや、お騒がせして申し訳ありません。」
「なに、デロイア殿は悪くない。あの者達が勝手に突撃してきたのだからな。」
「まったく、親が親なら子も子ですね。」
談笑しながら座り直し、これから訴訟内容を明確にしていこうとしていた。
ふと見ると、ルキアスと優の間に座っていたメリーが見当たらない。
さらに、デロイアの隣に座っていた、受付嬢もいない。
「メリー達はどこいった?」
優たちは部屋を見回すと、部屋の隅でキーと共にいる2人がいた。
受付嬢はメリーの後ろに立ち、手でメリーの目を隠していた。
「御三方、少しお話がございます。そちらにお掛けください。」
有無を言わせないとでも言いたげに受付嬢は3人を執務室のソファへ促した。
2人は不思議に思ったが、デロイアだけは受付嬢の表情を見て青ざめていた。
「御三方、先程は一体何をされていたのですか?」
大の男が3人、文字通りすし詰め状態で座り、テーブルを挟んだソファには姿勢を正し凛とした、受付嬢が座って質問した。
「何って………、ポルーカとかいうおっさんと息子を追い出しただけですけど。」
「そうだな。あのモルガとかいう新人兵、我が湾岸警備隊には相応しくない人格だと認識した。」
「ちょっ…スグル殿!ルキアス隊長まで……。」
顔色を青くし、小さくなっていたデロイアは、慌てて2人を止めようとした。
が、遅かった。既に虎の尾は踏み抜かれていたのだった。
ハァーーー…………
と、受付嬢は長い溜め息をつき、身につけていた眼鏡と髪留めを外した。
それに気付いたデロイアは、あからさまに肩を震わせ、更に小さくなった。
まるでこの後、何が起きるのか分かるかのように2人の影に隠れた。
ダンッッッ!!!
「てめぇ等は子供に聞かせて良い話しと悪い話しの区別もつかねぇバカなのか?ああ゛!?」
「ロ、ローズ、落ちついてくれ。テーブルに足を乗せては」
「黙ってろ!クソ親父!てかてめぇも説教中なんだから口挟むな!」
「はいぃ……。」
「おい隊長さんよぉ……、あのバカ息子はあんたんとこの新人なんだろ?しっかり教育しやがれ!てめぇのメンツなんだからてめぇで始末しろや!!」
「う、うむ。」
「うむ、じゃねぇよ!返事は「はい」だろーが!!」
「は、はい。」
「おいクソ親父、あのブタみてぇなジジイを何野放しにしてんだよ!どう見てもアコギな事業しかしてねぇだろ!ちゃんと調査しろ!」
「ご、ごめんなさい………。」
「スグルつったか、てめぇ。アタシはてめぇに1番キレてんだよ!何ガキそっちのけでケンカしてんだよ!少しはガキの気持ち考えてみろや!!」
「す、すいませんでした。」
「謝ってすむなら、軍も司法もいらねぇんだよ!」
2人は受付嬢ローズの変貌ぶりに驚き戸惑った。
「(ちょっ、デロイアさん。なんなんですか、この変貌ぶり!てか娘さんだったんですか?)」
「(先ほどとは性格が正反対ではないか!どういうことだ?)」
「(実は……、末娘のローズは受付嬢をする前は「魔暴族」の総長をしていまして……。)」
「(は?「魔暴族」って何ですか?)」
「(あぁ、「魔暴族」か………。ならこの口調、納得がいく。)」
「(だ!か!ら!なんなんですか!「魔暴族」って!!)」
「(スグル殿はご存知無いですか。「魔暴族」とは、派手に装飾し改造した箒に乗り、夜中に野外で、騒音をたてながら飛び回る集団の事です。ローズは「魔暴族」の1つ、女性のみで構成された「白百合組」の総長だったのです。)」
(いやそれ、完っっっ全にレディースの総長じゃねーか!てか、異世界にも暴走族あんのかよ!!)
「なにコソコソ話してんだよ!コッチは話し終わってねぇんだけど!?」
3人は、慌てて姿勢を正し、ローズへと向き直ったのだった。
「いやはや、お騒がせして申し訳ありません。」
「なに、デロイア殿は悪くない。あの者達が勝手に突撃してきたのだからな。」
「まったく、親が親なら子も子ですね。」
談笑しながら座り直し、これから訴訟内容を明確にしていこうとしていた。
ふと見ると、ルキアスと優の間に座っていたメリーが見当たらない。
さらに、デロイアの隣に座っていた、受付嬢もいない。
「メリー達はどこいった?」
優たちは部屋を見回すと、部屋の隅でキーと共にいる2人がいた。
受付嬢はメリーの後ろに立ち、手でメリーの目を隠していた。
「御三方、少しお話がございます。そちらにお掛けください。」
有無を言わせないとでも言いたげに受付嬢は3人を執務室のソファへ促した。
2人は不思議に思ったが、デロイアだけは受付嬢の表情を見て青ざめていた。
「御三方、先程は一体何をされていたのですか?」
大の男が3人、文字通りすし詰め状態で座り、テーブルを挟んだソファには姿勢を正し凛とした、受付嬢が座って質問した。
「何って………、ポルーカとかいうおっさんと息子を追い出しただけですけど。」
「そうだな。あのモルガとかいう新人兵、我が湾岸警備隊には相応しくない人格だと認識した。」
「ちょっ…スグル殿!ルキアス隊長まで……。」
顔色を青くし、小さくなっていたデロイアは、慌てて2人を止めようとした。
が、遅かった。既に虎の尾は踏み抜かれていたのだった。
ハァーーー…………
と、受付嬢は長い溜め息をつき、身につけていた眼鏡と髪留めを外した。
それに気付いたデロイアは、あからさまに肩を震わせ、更に小さくなった。
まるでこの後、何が起きるのか分かるかのように2人の影に隠れた。
ダンッッッ!!!
「てめぇ等は子供に聞かせて良い話しと悪い話しの区別もつかねぇバカなのか?ああ゛!?」
「ロ、ローズ、落ちついてくれ。テーブルに足を乗せては」
「黙ってろ!クソ親父!てかてめぇも説教中なんだから口挟むな!」
「はいぃ……。」
「おい隊長さんよぉ……、あのバカ息子はあんたんとこの新人なんだろ?しっかり教育しやがれ!てめぇのメンツなんだからてめぇで始末しろや!!」
「う、うむ。」
「うむ、じゃねぇよ!返事は「はい」だろーが!!」
「は、はい。」
「おいクソ親父、あのブタみてぇなジジイを何野放しにしてんだよ!どう見てもアコギな事業しかしてねぇだろ!ちゃんと調査しろ!」
「ご、ごめんなさい………。」
「スグルつったか、てめぇ。アタシはてめぇに1番キレてんだよ!何ガキそっちのけでケンカしてんだよ!少しはガキの気持ち考えてみろや!!」
「す、すいませんでした。」
「謝ってすむなら、軍も司法もいらねぇんだよ!」
2人は受付嬢ローズの変貌ぶりに驚き戸惑った。
「(ちょっ、デロイアさん。なんなんですか、この変貌ぶり!てか娘さんだったんですか?)」
「(先ほどとは性格が正反対ではないか!どういうことだ?)」
「(実は……、末娘のローズは受付嬢をする前は「魔暴族」の総長をしていまして……。)」
「(は?「魔暴族」って何ですか?)」
「(あぁ、「魔暴族」か………。ならこの口調、納得がいく。)」
「(だ!か!ら!なんなんですか!「魔暴族」って!!)」
「(スグル殿はご存知無いですか。「魔暴族」とは、派手に装飾し改造した箒に乗り、夜中に野外で、騒音をたてながら飛び回る集団の事です。ローズは「魔暴族」の1つ、女性のみで構成された「白百合組」の総長だったのです。)」
(いやそれ、完っっっ全にレディースの総長じゃねーか!てか、異世界にも暴走族あんのかよ!!)
「なにコソコソ話してんだよ!コッチは話し終わってねぇんだけど!?」
3人は、慌てて姿勢を正し、ローズへと向き直ったのだった。
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