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開発惑星『ベル』
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これから後の仕事は石油の発掘状態を調べることくらいだ。
だが、どうも気が乗らない。武器がない状態でベルドクガニに襲われる危険性もあったが、それ以上に地球に持ち帰る情報があまりにも重いものであったので気落ちしていたという方が正しいだろう。
それでも会社に勤める人間として心理状態を言い訳に仕事を休むわけにはいかなかった。修也はジョウジをホーバークラフトに乗せて石油が取れるという場所に向かっていった。
幸いなことにこれまでのようにベルドクガニたちに襲われることなく目的地へと到達することができた。
やはり、あの巨砲から発射された熱線でほとんどの個体が全滅させられてしまったのかもしれない。
修也がそんなどうでもいいことを考えている間もジョウジは圧縮させて小さくしていた採掘機を用いて石油を掘り出していた。
その間は暇だったので修也は胸ポケットから携帯端末を開いて電子書籍を読んでいた。
しかしすぐに飽きたのか、携帯端末を閉じて胸ポケットに戻してのんびりと惑星ベルの景色を眺めていたジョウジに向かって問い掛けた。
「ジョウジさん。宇宙人との最初の接触があんなことになってしまったことについてどう思いますか?」
「どう思いますかって? 私はアンドロイドですよ。今更どうも思いませんよ」
「…… そうですか」
修也は視線を落としていった。その顔からは無念だという修也の表情が垣間見えていた。
「ジョウジさん、人類は地球外生命体との友好的な接触を夢見ていました。それなのに彼らは我々を攻撃してきた。どうしてでしょうか?」
「大津さん、それは彼ら……いわゆる『惑星連合』に加盟する星の方々が地球のことについて何も知らないからですよ」
「何も知らない?」
「えぇ、大津さん。人がこの世で一番恐れるものはなんだと思いますか?」
「幽霊でしょうか?」
「違います」
「宇宙人?」
「それも違いますね。もう少し我々にとって身近なものです」
「人そのものでしょうか」
「違います。……正解は未知のものです。人は昔から未知のものを恐れてきました。幽霊や妖怪はそんな人々の未知のものを恐れる象徴だと言っていいでしょう」
ジョウジはキッパリと言い切った。だが、その口調にはどこか違和感のようなものを感じた。
そのため修也はすかさず突っ込みを入れた。
「22世紀ではそんなものを信じる人はどこにもいませんよ」
「でしょうね。代わりに宇宙人や異星獣、そしてアンドロイドをその後釜に埋めた。そうでしょう?」
合理的な説明であり、ケチのつけようもないほどに完璧だった。
この一件では反論のできない修也は別の手で反撃を試みることにした。
「確かに人間は未知のものを恐れます。しかし『惑星連合』の一件と今の話がどう関係があるんですか?」
「彼らも地球人と同じかもしれないということです」
「つまり、我々人類を宇宙の脅威と推定して襲ってきたということですか?」
「グレン星人の推測から察するに恐らくそうでしょうね。形や住む場所が違っても人間というのは愚かなものです」
ジョウジはそう言って再び何もない景色を観察していった。修也は先ほどと同様に携帯端末を開いて読書に戻ろうとしていたが、ジョウジの言葉が引っ掛かったのか本の内容が頭に入ってこなかった。
余談ではあるが、修也がこの時に携帯端末を通して読んでいた本は19世紀に刊行されたという名著だった。
戦争の悲惨さと暴力の虚しさを訴えたかったというこの本は多くの人に影響を与えたそうだ。
ここでふと戦争が起こる理由を考えた。それは『恐怖』という感情が存在しているからだろう。ジョウジのいう通りならば人は常に未知のものや出来事を恐れるということになる。
戦争はそういう恐怖に取り憑かれた時の為政者が引き起こすものであるには違いなかった。
自分たちよりも高度な文明を持つ宇宙人ですら同じような心理に陥るというのだからこの先も人類がそういう争いと無縁でいられるのは難しいかもしれない。
修也はここまで考えたところで思わず自嘲してしまった。哲学者のような考え方など自分には無縁なものだ。
自分は単なる一介の雇われサラリーマンでしかない。そんな人物が難しいことを考えたとしても何の意味もない。むしろ、難しく考えることで余計なことを考えて頭痛による痛みや虚しさばかりを抱えてしまうことになる。
人が戦争を起こす理由も宇宙人への対処法もそういうことを専門に考える人たちに任せればいいのだ。
修也が電子書籍へと戻り、舞踏会に勤しむ帝政ロシアの貴族たちの会話を楽しもうとした時だ。急な地鳴りが聞こえてきた。
と、同時に辺り一面が地震が起きているのかと錯覚するほど大きく揺れ動いていった。修也が動揺していると、採掘機を付けた場所から黒くて重い液体が勢いよく噴き出していった。
と、同時に黒い液体は雨のようにそこら中へと降り注いでいった。修也は服に汚れが付くのを防止するため『メトロイドスーツ』を着用しなくてはならなかった。
そしてある程度黒色の雨が降り終わったところで採掘気の元へと戻っていった。
採掘機が掘っていた場所からはドロドロとした黒い液体がうごめていた。
その姿は古の書物で見るような妖怪たちが動く姿を彷彿とさせた。
修也が思わずウッと唸り声を上げていると、ジョウジが眉一つ変えずに採掘された黒い液体を試験管へと回収していった。
「そ、それも回収するんですか?」
思わず大きな声を上げながら問い掛けた。
「えぇ、いくら石油だとは言っても地球のものとは異なるわけですから。念の為に成分を分析していこうと思いまして」
異星の石油が見つかったとあれば鉱石学界に大きなセンセーショナルを巻き起こすかもしれない。
修也はどこかくだらないことを考えながらジョウジの回収する石油を見つめていた。
ある程度のサンプルを回収し、採掘機を再び圧縮させた後で二人はホーバークラフトに乗り込んで宇宙船へと戻っていった。宇宙船では貨物室の中に閉じ籠ったカエデとジョウジの両名による石油の研究が進められていた。
その間修也は暇だったので携帯端末を操作してゲームをしたり、電子書籍でゲームをしたりしていた。
ある程度まで本を読み終えたところでカエデとジョウジの両名による研究は終わりを告げた。
結果からすれば成分には異常もなく、地球の石油と同様に使用できるとのことだった。フレッドセンの先見性は大したものである。
そのことをサラリーマンがよく飲みの席などで扱うお世辞として大袈裟に言った後で地球にいるフレッドセンに伝えると、ホログラフ状のフレッドセンは自慢するどころか、逆に手を叩いて三人を称賛した。
『おめでとうございます。御三方の功績は上の上……いいや、それ以上のものでしょう。本当によくやってくれました。社長として感謝致します」
ホログラフ状のフレッドセンは丁寧に頭を下げながら言った。
「いえ、社長……そんなぁ、頭を上げてくださいよ」
修也は慌てた様子で言った。
『いえ、あなた方には本当に感謝しております。明日また地球でお待ちしております』
そう言うとフレッドセンのホログラフは消えていった。
「話によれば惑星『クラウス』の消失後は社長も株主の方々を相手に相当苦労なされていたそうで、株主総会のたびに社長の地位を降ろされそうになったそうです」
フレッドセンも裏側で苦労していたのだろう。修也は心の奥底で同じサラリーマンとして深い同情の念を寄せていた。
「今回の交易兼開発も随分と開発費を注ぎ込んだらしかったみたいですね」
修也は三惑星に費やした交易の品や移動用のヘリコプター、そしてベルで用いた移動用のキックボード式のボーラークラフトのことを思い返し、社長の全ての感情を飲み込んだかのように頷いた。
貨物室には三惑星との交易で得た数々の品や惑星ベルで得た石油や水のサンプルなどが圧縮された状態で揃っている。
地球に持ち帰る土産としては十分な量だろう。修也は椅子の上に深く腰を掛けると満足気な顔を浮かべて笑った。
その顔は曇り一つない輝かしい顔をしていた。やり切ったと言わんばかりの顔を浮かべながら修也は椅子の上に深く腰を掛けた。
だが、どうも気が乗らない。武器がない状態でベルドクガニに襲われる危険性もあったが、それ以上に地球に持ち帰る情報があまりにも重いものであったので気落ちしていたという方が正しいだろう。
それでも会社に勤める人間として心理状態を言い訳に仕事を休むわけにはいかなかった。修也はジョウジをホーバークラフトに乗せて石油が取れるという場所に向かっていった。
幸いなことにこれまでのようにベルドクガニたちに襲われることなく目的地へと到達することができた。
やはり、あの巨砲から発射された熱線でほとんどの個体が全滅させられてしまったのかもしれない。
修也がそんなどうでもいいことを考えている間もジョウジは圧縮させて小さくしていた採掘機を用いて石油を掘り出していた。
その間は暇だったので修也は胸ポケットから携帯端末を開いて電子書籍を読んでいた。
しかしすぐに飽きたのか、携帯端末を閉じて胸ポケットに戻してのんびりと惑星ベルの景色を眺めていたジョウジに向かって問い掛けた。
「ジョウジさん。宇宙人との最初の接触があんなことになってしまったことについてどう思いますか?」
「どう思いますかって? 私はアンドロイドですよ。今更どうも思いませんよ」
「…… そうですか」
修也は視線を落としていった。その顔からは無念だという修也の表情が垣間見えていた。
「ジョウジさん、人類は地球外生命体との友好的な接触を夢見ていました。それなのに彼らは我々を攻撃してきた。どうしてでしょうか?」
「大津さん、それは彼ら……いわゆる『惑星連合』に加盟する星の方々が地球のことについて何も知らないからですよ」
「何も知らない?」
「えぇ、大津さん。人がこの世で一番恐れるものはなんだと思いますか?」
「幽霊でしょうか?」
「違います」
「宇宙人?」
「それも違いますね。もう少し我々にとって身近なものです」
「人そのものでしょうか」
「違います。……正解は未知のものです。人は昔から未知のものを恐れてきました。幽霊や妖怪はそんな人々の未知のものを恐れる象徴だと言っていいでしょう」
ジョウジはキッパリと言い切った。だが、その口調にはどこか違和感のようなものを感じた。
そのため修也はすかさず突っ込みを入れた。
「22世紀ではそんなものを信じる人はどこにもいませんよ」
「でしょうね。代わりに宇宙人や異星獣、そしてアンドロイドをその後釜に埋めた。そうでしょう?」
合理的な説明であり、ケチのつけようもないほどに完璧だった。
この一件では反論のできない修也は別の手で反撃を試みることにした。
「確かに人間は未知のものを恐れます。しかし『惑星連合』の一件と今の話がどう関係があるんですか?」
「彼らも地球人と同じかもしれないということです」
「つまり、我々人類を宇宙の脅威と推定して襲ってきたということですか?」
「グレン星人の推測から察するに恐らくそうでしょうね。形や住む場所が違っても人間というのは愚かなものです」
ジョウジはそう言って再び何もない景色を観察していった。修也は先ほどと同様に携帯端末を開いて読書に戻ろうとしていたが、ジョウジの言葉が引っ掛かったのか本の内容が頭に入ってこなかった。
余談ではあるが、修也がこの時に携帯端末を通して読んでいた本は19世紀に刊行されたという名著だった。
戦争の悲惨さと暴力の虚しさを訴えたかったというこの本は多くの人に影響を与えたそうだ。
ここでふと戦争が起こる理由を考えた。それは『恐怖』という感情が存在しているからだろう。ジョウジのいう通りならば人は常に未知のものや出来事を恐れるということになる。
戦争はそういう恐怖に取り憑かれた時の為政者が引き起こすものであるには違いなかった。
自分たちよりも高度な文明を持つ宇宙人ですら同じような心理に陥るというのだからこの先も人類がそういう争いと無縁でいられるのは難しいかもしれない。
修也はここまで考えたところで思わず自嘲してしまった。哲学者のような考え方など自分には無縁なものだ。
自分は単なる一介の雇われサラリーマンでしかない。そんな人物が難しいことを考えたとしても何の意味もない。むしろ、難しく考えることで余計なことを考えて頭痛による痛みや虚しさばかりを抱えてしまうことになる。
人が戦争を起こす理由も宇宙人への対処法もそういうことを専門に考える人たちに任せればいいのだ。
修也が電子書籍へと戻り、舞踏会に勤しむ帝政ロシアの貴族たちの会話を楽しもうとした時だ。急な地鳴りが聞こえてきた。
と、同時に辺り一面が地震が起きているのかと錯覚するほど大きく揺れ動いていった。修也が動揺していると、採掘機を付けた場所から黒くて重い液体が勢いよく噴き出していった。
と、同時に黒い液体は雨のようにそこら中へと降り注いでいった。修也は服に汚れが付くのを防止するため『メトロイドスーツ』を着用しなくてはならなかった。
そしてある程度黒色の雨が降り終わったところで採掘気の元へと戻っていった。
採掘機が掘っていた場所からはドロドロとした黒い液体がうごめていた。
その姿は古の書物で見るような妖怪たちが動く姿を彷彿とさせた。
修也が思わずウッと唸り声を上げていると、ジョウジが眉一つ変えずに採掘された黒い液体を試験管へと回収していった。
「そ、それも回収するんですか?」
思わず大きな声を上げながら問い掛けた。
「えぇ、いくら石油だとは言っても地球のものとは異なるわけですから。念の為に成分を分析していこうと思いまして」
異星の石油が見つかったとあれば鉱石学界に大きなセンセーショナルを巻き起こすかもしれない。
修也はどこかくだらないことを考えながらジョウジの回収する石油を見つめていた。
ある程度のサンプルを回収し、採掘機を再び圧縮させた後で二人はホーバークラフトに乗り込んで宇宙船へと戻っていった。宇宙船では貨物室の中に閉じ籠ったカエデとジョウジの両名による石油の研究が進められていた。
その間修也は暇だったので携帯端末を操作してゲームをしたり、電子書籍でゲームをしたりしていた。
ある程度まで本を読み終えたところでカエデとジョウジの両名による研究は終わりを告げた。
結果からすれば成分には異常もなく、地球の石油と同様に使用できるとのことだった。フレッドセンの先見性は大したものである。
そのことをサラリーマンがよく飲みの席などで扱うお世辞として大袈裟に言った後で地球にいるフレッドセンに伝えると、ホログラフ状のフレッドセンは自慢するどころか、逆に手を叩いて三人を称賛した。
『おめでとうございます。御三方の功績は上の上……いいや、それ以上のものでしょう。本当によくやってくれました。社長として感謝致します」
ホログラフ状のフレッドセンは丁寧に頭を下げながら言った。
「いえ、社長……そんなぁ、頭を上げてくださいよ」
修也は慌てた様子で言った。
『いえ、あなた方には本当に感謝しております。明日また地球でお待ちしております』
そう言うとフレッドセンのホログラフは消えていった。
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フレッドセンも裏側で苦労していたのだろう。修也は心の奥底で同じサラリーマンとして深い同情の念を寄せていた。
「今回の交易兼開発も随分と開発費を注ぎ込んだらしかったみたいですね」
修也は三惑星に費やした交易の品や移動用のヘリコプター、そしてベルで用いた移動用のキックボード式のボーラークラフトのことを思い返し、社長の全ての感情を飲み込んだかのように頷いた。
貨物室には三惑星との交易で得た数々の品や惑星ベルで得た石油や水のサンプルなどが圧縮された状態で揃っている。
地球に持ち帰る土産としては十分な量だろう。修也は椅子の上に深く腰を掛けると満足気な顔を浮かべて笑った。
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