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11~20話
ぬるぬる泡プレイ【下】
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まさか。そんなまさか。
私は全裸姿で自らクロを呼んだり、シャボンで遊んでもらったりしていたというのか……!
「どうかしたか?」
ギギギ……と正面を見れば、クロはいつもと変わらぬ穏やかな瞳でこちらを見つめている。
さりげなーく台の縁に移動してチラッとバスタブの中も覗いたけれど、しっかりと私の裸を見たはずのクロに興奮している様子はなかった。
女としてのプライドが…………いやいや。……そうだ! クロは目が悪いのだった! となれば今の私の姿だってろくに見えていないはず。セーーーフっ!!
「いえっ、大丈夫です! 手伝ってもらっちゃってすみません」
こうなっては隠すのも今さらだし、クロが全く気にしていない以上自意識過剰のようで恥ずかしい。
どうせ大して見えていないのなら気にするだけ無駄だろうと、開き直ってバスタオルを置いた。
「いいや、俺も楽しませてもらった。泡遊びなど幼少期以来だ」
「えへへ。私は今でもたまに、シャンプーで遊んじゃったりしますけどね」
「――そうだ。シャンプーはこの小瓶だと伝えるのを忘れていた。もう洗ってしまったか?」
「ううん、頭はまだです」
「なら、これを使うといい。これがシャンプーで、こっちはヘアオイルだ。使い方はわかるか?」
「はい!」
クロはシャンプーの小瓶を開けて少量指先につけると、華やかな香りを放つそれを私の手のひらへと塗りつけて渡してくれた。
お湯を張った大きな桶の中で、ぐーっと手足を伸ばす。
「んんーーーっ! っはぁ……」
「湯加減はどうだ?」
「最高です……」
全身からじんわりと温かさが染み込む。
これこれ。これを求めていたのだ。
「それにしても『クリーン』なんて便利な魔法があるのに、ちゃんとお風呂もあるんですねぇ」
「あれでいてなかなか複雑な魔法だからな。あまり一般には普及していないんだ」
「へぇー」
みんなが使えたら、入浴も、掃除も、洗濯だって『クリーン』一つで済んで便利だろうに、そううまくもいかないようだ。
「そのうえ魔力の消費効率も悪い。せいぜい扱いの難しい衣装や宝飾品の手入れに使われるくらいだな」
そんなものをクロはひょいひょいと使っているのか。
――ああ、そうか。クロの場合、多すぎる魔力を発散させる意味合いもあるのかもしれない。
私は全裸姿で自らクロを呼んだり、シャボンで遊んでもらったりしていたというのか……!
「どうかしたか?」
ギギギ……と正面を見れば、クロはいつもと変わらぬ穏やかな瞳でこちらを見つめている。
さりげなーく台の縁に移動してチラッとバスタブの中も覗いたけれど、しっかりと私の裸を見たはずのクロに興奮している様子はなかった。
女としてのプライドが…………いやいや。……そうだ! クロは目が悪いのだった! となれば今の私の姿だってろくに見えていないはず。セーーーフっ!!
「いえっ、大丈夫です! 手伝ってもらっちゃってすみません」
こうなっては隠すのも今さらだし、クロが全く気にしていない以上自意識過剰のようで恥ずかしい。
どうせ大して見えていないのなら気にするだけ無駄だろうと、開き直ってバスタオルを置いた。
「いいや、俺も楽しませてもらった。泡遊びなど幼少期以来だ」
「えへへ。私は今でもたまに、シャンプーで遊んじゃったりしますけどね」
「――そうだ。シャンプーはこの小瓶だと伝えるのを忘れていた。もう洗ってしまったか?」
「ううん、頭はまだです」
「なら、これを使うといい。これがシャンプーで、こっちはヘアオイルだ。使い方はわかるか?」
「はい!」
クロはシャンプーの小瓶を開けて少量指先につけると、華やかな香りを放つそれを私の手のひらへと塗りつけて渡してくれた。
お湯を張った大きな桶の中で、ぐーっと手足を伸ばす。
「んんーーーっ! っはぁ……」
「湯加減はどうだ?」
「最高です……」
全身からじんわりと温かさが染み込む。
これこれ。これを求めていたのだ。
「それにしても『クリーン』なんて便利な魔法があるのに、ちゃんとお風呂もあるんですねぇ」
「あれでいてなかなか複雑な魔法だからな。あまり一般には普及していないんだ」
「へぇー」
みんなが使えたら、入浴も、掃除も、洗濯だって『クリーン』一つで済んで便利だろうに、そううまくもいかないようだ。
「そのうえ魔力の消費効率も悪い。せいぜい扱いの難しい衣装や宝飾品の手入れに使われるくらいだな」
そんなものをクロはひょいひょいと使っているのか。
――ああ、そうか。クロの場合、多すぎる魔力を発散させる意味合いもあるのかもしれない。
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