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閑話 ある王妃の思い
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あの子は中々泣かなくて、乳母に心配ばかりかけていた。
本が好きで、図書室に入り浸り、しばらくして本を書くようになった賢い子。
礼法に優れていて、情報収集に余念がなく、暗部を心服させた優秀な息子。
鍛錬だけは大嫌いで、初めは泣き叫び、次に逃げ回り、そして屁理屈をこね、、、それでも最後には必要なものだと受け入れてそれなりに励むようになった。
男子3日会わざれば刮目してみよ。それくらい早熟で、安心出来るはずなのにどうにも心配の絶えない母心。
本当はどのように振る舞うべきか教えてやりたい。
だけど、お妃選びは王太子のための最初の試練。
王太子が各階級の様子を間接的にでも知る機会。各階級が王太子を知る機会。王家が各階級に歪みがないか確かめる機会。
この3つを小娘とかわいいかわいい息子の手で十分に活用しなくてはならない。
ああ、、、
次世代のために、ここで私がくちをだしてはいけない。
でも、顔を合わせたら色々と言いつけてしまいそうで、、、
だから、あの子のお妃選びが始まってからずっと顔を合わせていない。
本が好きで、図書室に入り浸り、しばらくして本を書くようになった賢い子。
礼法に優れていて、情報収集に余念がなく、暗部を心服させた優秀な息子。
鍛錬だけは大嫌いで、初めは泣き叫び、次に逃げ回り、そして屁理屈をこね、、、それでも最後には必要なものだと受け入れてそれなりに励むようになった。
男子3日会わざれば刮目してみよ。それくらい早熟で、安心出来るはずなのにどうにも心配の絶えない母心。
本当はどのように振る舞うべきか教えてやりたい。
だけど、お妃選びは王太子のための最初の試練。
王太子が各階級の様子を間接的にでも知る機会。各階級が王太子を知る機会。王家が各階級に歪みがないか確かめる機会。
この3つを小娘とかわいいかわいい息子の手で十分に活用しなくてはならない。
ああ、、、
次世代のために、ここで私がくちをだしてはいけない。
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だから、あの子のお妃選びが始まってからずっと顔を合わせていない。
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