93 / 359
第八章 あの日の情景
命の選択
しおりを挟む
医者であることを否定する男――名はカイン=キシロと言う。
私は彼に余計な緊張を与えぬように身分を隠し、ケントという名前だけを伝える。
そして、彼とともに食事処へ向かった。
私たちは店の隅にある四角のウッドテーブルにつき、食事を注文。
食事は大量の汗を流し、逞しい体つきのワントワーフに似つわかしい、味の濃い豪快な肉料理。
何故か、注文した覚えもないのに酒が一緒についてきた。
カインの話では、ワントワーフの食事には酒が付き物らしい。
「真昼間から酒とは、あとに響かないようにしたいところだが……」
「あはは、ワントワーフは一にも二にも酒ですからね。ですが、食事用の酒はアルコール度数が低めなので、そこまであとは引かないと思いますよ。苦手なら別ですが」
「あまり嗜むことはないが飲めないこともないし、それほど弱くもないのでいいか。しかし、葡萄酒とは全然違うもののようだ」
そう言って、清らかな水のような酒が入ったグラスを持ち上げて、銀の瞳に揺れる水面を映す。
カインは私の銀眼を目にして物珍し気な視線を見せるが、すぐにそれを隠すように酒の説明をしてきた。
「これは米から作られる酒だそうですよ」
「米から? 珍しい。では、少し……うむ、口当たりがさっぱりしていて、美味い」
「僕もこちらに来て初めて飲みましたが、今ではワインよりもこちらの方が好きでして」
「あはは、そうですか。ですが、この酒は少し薄いな。これならば肉料理よりも魚料理の方が合いそうだ」
「この酒は水の代わりのようなものですからね。もっと、深いコクを持ち、香り穏やかな肉に合う酒もありますよ」
「ほほぅ、味わってみたいところだが、そうもいかない。次の楽しみとしてとっておくとしよう」
その後、軽い雑談を挟みながら食事を進める。その雑談の中で、彼が王都出身であることを聞き、それを窓口に会話が盛り上がる。
場が温まり、互いの緊張が解けた頃を見計らい、私からカインに事情を問うた。
「カイン殿は、なぜ医者であることを隠しておられるのですか?」
「それは……」
「何やら、話しにくい事情がおありのようだが、同時にあなたからは誰かに話したという思いも伝わってきます」
「っ!?」
びくりと体を跳ね上げるカイン。彼は言葉苦し気に声を出す。
「いえ、これは僕の問題。誰かに話すようなことではありませんから」
「何もそうまで重く取らなくて結構。所詮、私は赤の他人。あなたに尋ねたのも、ただの好奇心」
「好奇心ですか。はっきりおっしゃる」
「そこは隠しても仕方ありませんから。他人の事情に首を突っ込むなど下品極まりないでしょうが、あまり内に抱え込みますと、毒でありますよ」
「ええ、それは僕が一番、理解しています」
「そうですか……目の前にいるのは性根の悪い野次馬。ですので、カイン殿は壁に話しかけるつもりで話されて結構。それで、少しでも心に安らぎを与えることができれば野次馬冥利に尽きます」
「はは、面白い方ですね、ケント殿は……ですが、話は面白いものではありませんよ」
とても深い悲しみと後悔を宿す光を瞳に浮かべる。
私は光を無言で受け取り、コクリと頷いた。
カインは下唇を噛み、うんうんと何度も頷いてから、訥々と言葉を漏らし始めた。
――カインの過去
僕は王都で医者をやっていました。
自分で言うのもなんですが、当時は若手のホープとして期待される一人でした。
しかし、ある事故がきっかけで、僕は医者としての自信を失った。
その事故とは……『ドハ研究所の爆発事故』です。
この言葉に、私は思わず目を見開く。
(彼の過去にあるのは、父が引き起こした事故なのかっ)
しかし、私の変化に気づかないカインはさらに苦し気に言葉を続けた。
僕には幼く可愛い双子の姪がいました。
ですが、でも……でも、あの事故の日、二人は大怪我を負ってしまった……。
「二人の怪我はどちらとも重く、早急に治療が必要だった。しかし、その場にいた医者は僕一人。助けられるのはどちらか一方のみっ。僕は……悩みました。どちらかを助け、どちらかを見捨てなければならない選択に」
大量に血を流し続ける二人。小さく上下する胸。
だけど、僕の両手は震え、身体は硬直する。
医者として、命の選択を迫られる重みに、僕は止まってしまった。
そして、そして、そしてっ、僕はっ、動けずに! 二人を死なせてしまった……。
「どちらを助ければいいのかわからず、茫然とし、結局は二人の命を奪ってしまった。それで、何もかも忘れたく、医者の名を捨て、王都から遠く遠くへと、逃げ出したのです」
後悔を吐露したカインは嗚咽を漏らすことなく、ただ涙を流していた。
彼の話は好奇心などで触れてはいけないものだった。だが、触れて正解だったのかもしれない。
カインがこの苦悩を背負った理由には、私たち『ドハ研究所』に所属する者に責任がある。
事故を引き起こした父を持つ私は、彼に責任を果たす義務がある。
「カイン殿、実は私は、なっ!?」
自分の正体を明かそうとした瞬間、鼓膜に痛みを与える爆発音と巨大な地響きが鉱山に広がった。
「なんだ!?」
爆発が起こった方向へ顔を向ける。
巨大で真っ黒な噴煙が上がり、大勢の悲鳴が聞こえる。
その中で、一人のワントワーフが大声を上げて助けを求めた。
「三番炉が吹き飛びやがった! 手の空いてる者は手を貸してくれ!!」
私はすぐさま席を立つ。
そして、カインへ声を掛けた。
「カイン殿!」
「ぼ、僕は……」
「辛い事情がおありなのは重々承知だ! だが、今は堪えて彼らに力を貸して欲しい!!」
「で、ですがっ」
「治療ができないというのならば、それでも構わない! せめて、アドバイスだけでも! 行きましょう!」
「あっ!?」
私はカインの手を強く握り、無理やり事故の場所へと引っ張っていった。
私は彼に余計な緊張を与えぬように身分を隠し、ケントという名前だけを伝える。
そして、彼とともに食事処へ向かった。
私たちは店の隅にある四角のウッドテーブルにつき、食事を注文。
食事は大量の汗を流し、逞しい体つきのワントワーフに似つわかしい、味の濃い豪快な肉料理。
何故か、注文した覚えもないのに酒が一緒についてきた。
カインの話では、ワントワーフの食事には酒が付き物らしい。
「真昼間から酒とは、あとに響かないようにしたいところだが……」
「あはは、ワントワーフは一にも二にも酒ですからね。ですが、食事用の酒はアルコール度数が低めなので、そこまであとは引かないと思いますよ。苦手なら別ですが」
「あまり嗜むことはないが飲めないこともないし、それほど弱くもないのでいいか。しかし、葡萄酒とは全然違うもののようだ」
そう言って、清らかな水のような酒が入ったグラスを持ち上げて、銀の瞳に揺れる水面を映す。
カインは私の銀眼を目にして物珍し気な視線を見せるが、すぐにそれを隠すように酒の説明をしてきた。
「これは米から作られる酒だそうですよ」
「米から? 珍しい。では、少し……うむ、口当たりがさっぱりしていて、美味い」
「僕もこちらに来て初めて飲みましたが、今ではワインよりもこちらの方が好きでして」
「あはは、そうですか。ですが、この酒は少し薄いな。これならば肉料理よりも魚料理の方が合いそうだ」
「この酒は水の代わりのようなものですからね。もっと、深いコクを持ち、香り穏やかな肉に合う酒もありますよ」
「ほほぅ、味わってみたいところだが、そうもいかない。次の楽しみとしてとっておくとしよう」
その後、軽い雑談を挟みながら食事を進める。その雑談の中で、彼が王都出身であることを聞き、それを窓口に会話が盛り上がる。
場が温まり、互いの緊張が解けた頃を見計らい、私からカインに事情を問うた。
「カイン殿は、なぜ医者であることを隠しておられるのですか?」
「それは……」
「何やら、話しにくい事情がおありのようだが、同時にあなたからは誰かに話したという思いも伝わってきます」
「っ!?」
びくりと体を跳ね上げるカイン。彼は言葉苦し気に声を出す。
「いえ、これは僕の問題。誰かに話すようなことではありませんから」
「何もそうまで重く取らなくて結構。所詮、私は赤の他人。あなたに尋ねたのも、ただの好奇心」
「好奇心ですか。はっきりおっしゃる」
「そこは隠しても仕方ありませんから。他人の事情に首を突っ込むなど下品極まりないでしょうが、あまり内に抱え込みますと、毒でありますよ」
「ええ、それは僕が一番、理解しています」
「そうですか……目の前にいるのは性根の悪い野次馬。ですので、カイン殿は壁に話しかけるつもりで話されて結構。それで、少しでも心に安らぎを与えることができれば野次馬冥利に尽きます」
「はは、面白い方ですね、ケント殿は……ですが、話は面白いものではありませんよ」
とても深い悲しみと後悔を宿す光を瞳に浮かべる。
私は光を無言で受け取り、コクリと頷いた。
カインは下唇を噛み、うんうんと何度も頷いてから、訥々と言葉を漏らし始めた。
――カインの過去
僕は王都で医者をやっていました。
自分で言うのもなんですが、当時は若手のホープとして期待される一人でした。
しかし、ある事故がきっかけで、僕は医者としての自信を失った。
その事故とは……『ドハ研究所の爆発事故』です。
この言葉に、私は思わず目を見開く。
(彼の過去にあるのは、父が引き起こした事故なのかっ)
しかし、私の変化に気づかないカインはさらに苦し気に言葉を続けた。
僕には幼く可愛い双子の姪がいました。
ですが、でも……でも、あの事故の日、二人は大怪我を負ってしまった……。
「二人の怪我はどちらとも重く、早急に治療が必要だった。しかし、その場にいた医者は僕一人。助けられるのはどちらか一方のみっ。僕は……悩みました。どちらかを助け、どちらかを見捨てなければならない選択に」
大量に血を流し続ける二人。小さく上下する胸。
だけど、僕の両手は震え、身体は硬直する。
医者として、命の選択を迫られる重みに、僕は止まってしまった。
そして、そして、そしてっ、僕はっ、動けずに! 二人を死なせてしまった……。
「どちらを助ければいいのかわからず、茫然とし、結局は二人の命を奪ってしまった。それで、何もかも忘れたく、医者の名を捨て、王都から遠く遠くへと、逃げ出したのです」
後悔を吐露したカインは嗚咽を漏らすことなく、ただ涙を流していた。
彼の話は好奇心などで触れてはいけないものだった。だが、触れて正解だったのかもしれない。
カインがこの苦悩を背負った理由には、私たち『ドハ研究所』に所属する者に責任がある。
事故を引き起こした父を持つ私は、彼に責任を果たす義務がある。
「カイン殿、実は私は、なっ!?」
自分の正体を明かそうとした瞬間、鼓膜に痛みを与える爆発音と巨大な地響きが鉱山に広がった。
「なんだ!?」
爆発が起こった方向へ顔を向ける。
巨大で真っ黒な噴煙が上がり、大勢の悲鳴が聞こえる。
その中で、一人のワントワーフが大声を上げて助けを求めた。
「三番炉が吹き飛びやがった! 手の空いてる者は手を貸してくれ!!」
私はすぐさま席を立つ。
そして、カインへ声を掛けた。
「カイン殿!」
「ぼ、僕は……」
「辛い事情がおありなのは重々承知だ! だが、今は堪えて彼らに力を貸して欲しい!!」
「で、ですがっ」
「治療ができないというのならば、それでも構わない! せめて、アドバイスだけでも! 行きましょう!」
「あっ!?」
私はカインの手を強く握り、無理やり事故の場所へと引っ張っていった。
11
あなたにおすすめの小説
精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~
如月花恋
ファンタジー
今この世界にはたくさんの精霊がいる
その精霊達から生まれた瞬間に加護を貰う
稀に2つ以上の属性の2体の精霊から加護を貰うことがある
まぁ大体は親の属性を受け継ぐのだが…
だが…全属性の加護を貰うなど不可能とされてきた…
そんな時に生まれたシャルロッテ
全属性の加護を持つ少女
いったいこれからどうなるのか…
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる