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第十三章 呪われた大地の調査
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私は、無知に敗れた過去の錬金術士たちの悔しさに心を重ね震えるフィナへそっと言葉を掛け、秘匿にしておくべき思いを口にする。
「もっと交流があればか……たしかに、そうだな。だが、私たちは袂を分かった。魔導と科学に……これは理論派として声を大にして言えないが、魔導の力を主軸に置く実践派こそ正当な知識体系を組んでいるのだと思う」
「急にどうしたの?」
「いや、理論派が放射線の存在を知っているのは、君たちと別れた後も積極的に古代遺跡から学び、その知識をより深く知ったからだ。サノアの力であるレスターを主軸に置く魔導のみの知識であれば、これは気づきにくいモノのはず」
「なんだか、魔導の錬金術を馬鹿にされてる感じがする」
「それは違う。古代人の遺跡との出会いで、スカルペルは歪な知識を手にしてしまった。本来ならば時間をかけて得るべき知識を一足飛びで得た。そのせいで、わかることとわからないことの幅があり過ぎる、と言っているだけだ」
「もしかして、その幅にビビってる?」
「ああ、当然だ。知識は刃物と同じ。扱い方を誤れば自分はもちろん他者を傷つけることになる。今の私たちはハイハイを行っている赤ん坊でありながら、古代人の知識というナイフを手にして遊んでいるような状態だ。知識の量に対して、あまりにも歪な姿なんだ」
袂を分かったとはいえ、実践派もまた古代人の知識の一部を知っている。
その象徴となるのは――真実の瞳だ。
ナルフの作成には古代人の知識が使われている。
実践派はそのナルフにスカルペルの魔導体系を組み込み、独自の進化を遂げていったが……。
遂げたとしても、やはりオーバーテクノロジーであることは否めない。ナルフは今より遥か先にある、知識と技術の塊だろう。
実践派は知識の道を魔導に修正して本来の進歩の姿を見せているが、それでも古代人の知識を得て、正当な進歩を損なったように思える。
だが、フィナは……。
「なに言ってんのよ。知識はあればあるほどいい。歪ならちゃっちゃと学んで形を整えることでしょ」
「ふふ、君は相変わらず恐れを知らないな…………しかし、それこそが前を進む者の資質かもしれん」
「でしょっ、ふふん」
「だがな、他人を巻き込まないように気をつけてほしい」
「それは難しいかも。知らない世界を切り開こうとすると、どうしても周りに影響があるからねっ」
フィナは腰に手を当てて、ドヤァとはっきりわかる顔を作っている。
彼女はまだ、強者が他者に与える影響の残酷さを知らないようだ。
それをいま伝えようとしても、強者の目線しか知らぬ彼女には理解できないだろう。
こればかりは経験するしかない。
それが訪れた時に、大きな被害なく、また立ち直れるものであればいいが……。
その時は、友人として彼女を支えようと思う。
才ある彼女を、挫折という名の魔物の餌にしてやるのはもったいない……と、ここで、かつてフィナが挫折を味わうことを願った私の変わりように驚いた。
(ふふ、気がつけば、私は彼女を大切な友人として見ているようだ)
フィナはこのような私の心など知らず、貪欲に知識の道を歩もうと声を出す。
「さてと、放射線がヤバいってのはわかったけど、理論派はどうやって防いでるのかなぁ?」
「ま、聞きたいだろうな。通常は鉛の防護服で防いでいる。だが、これでも完全に遮断はできない。遮断性を高めようとすれば重量は軽く100㎏を超えるし、放射線の種類によってはメートル級の厚さが必要になるからな」
「それじゃ、被曝しちゃった場合は?」
「治療は魔導による回復が最も効果的だ。もっとも、致死量であれば手の打ちようがないが」
「なるほどね……むっふっふ~、理論派は科学に捉われ、基本が見えていないみたいっ」
フィナは何とも癖のある笑いを漏らし、放射線で傷ついた赤い斑点が浮かぶ右手を見せつけてきた。
そして、左腰に吊るしてある回復薬を詰め込んだフラスコを手に取って、緑色の液体をかける。
液体が皮膚に触れると淡い緑の光を放ち、蒸発する。
すると、赤い斑点は消えて、しなやかな彼女の右手が戻ってきた。
「おそらく、理論派もこんな感じで回復してるんでしょ?」
「まぁな……その液体、すごいな」
「理論派も作ってるよね? 錬金の基本アイテムだし」
「残念ながら、君の回復薬ほど効果は高くない。魔導に特化した実践派は魔導の錬金を極めつつあるようだ」
「はぁ~あ、お互いどちらか一方のみに傾倒してる。よくないことだよねぇ。とまぁ、愚痴はここまでにして、ここからが本題」
「本題?」
「放射線が身体を貫いたら傷がついちゃう。最悪、回復薬でも追いつかない。なら、体に触れないようにしてしまえばいい」
「どうやって?」
「放射線の正体は粒子。ということはだよ、光の魔法で操ることができるはず」
そう言って、彼女は右手に魔力を宿し、光の魔法を発動させる。
そして、サンプルの土が入った実験の箱に手をかざし動かす。
すると、土から放出されていた放射線はフィナの手を追うように動き始めた。
「思った通り、私の意志通り操れる」
「ほ~、凄いな」
「それだけ?」
「なにがだ?」
「ケント~、なんで気づかないかなぁ?」
「だから何をだ? 正直、酒のせいで頭が回らないし、あまり使いたくもないんだ」
「もう~、しょうがないなぁ。アルコールに溺れた脳みそを叩き起こしてでもよく聞いてね」
――フィナの説明
私は、魔法によって放射線を操れる。
この放射線を浴びると様々な症状が現れるけど、多くの者は未知の病気と勘違いしてしまう。
ここで、古代遺跡の話。
むか~しむかし、ランゲン国とヴァンナス国は古代遺跡を発掘しようとした。
でも、未知の病気に阻まれ、多くの犠牲者を出してしまった。
未知の病気――これが病気じゃなくて、放射線による被害だったら……。
と、ここまで聞いて、私は傷一つないフィナの手を見つめた!
「もし、遺跡の病の原因が放射線によるものならば、その放射線を操り、人体に影響が及ばないよう防げばっ!」
フィナは指をぴしりと私に突きつける。
「そう、遺跡の探索が可能になる!」
遺跡の侵入を阻むモノが放射線であれば、フィナによって攻略可能となる。
これにより、遺跡探索の可能性が切り開く!
興奮に熱が身体を巡る。さらなる話をしたいと心と体が前のめりになる。
そうだというのにフィナは……もう夜も深いためだろうか? 明日のお昼頃に改めて私から放射線や、それに付随する情報を得たいと言って、ポイっと私を外へ追い出した。
私は扉の前で、遺跡について考える。
(古代人の遺跡……ついに、その内部を見ることができる。そこには何があるのだろうか?)
胸に宿るのは恐れと……無限の期待。
恐れ――神に匹敵するとも、それ以上とも言われる知識に触れる不安。
はたして、それを私たちは消化することができるだろうか?
彼らの知識に触れることは歪だと評したが、好奇心は恐れを塗りつぶす。
期待――研究者たちの多くは古代人に対する尊敬と憧れのようなものがある。
それは私も同様だ。
高度な技術を持つ古代人は技術だけではなく、思想や哲学、精神性も我らよりも先にあるはず。彼らは種として、どれほどの頂にあるのだろうか?
さらに期待を抱くは、汚染された大地を浄化できるかもしれないということ。
さすれば、トーワはより豊かな場所となるだろう。
さらにさらに、胸の中には空よりも大きく膨らむ期待がある。
それは、地下室の壁に描かれた数式と設計図。
この謎の答え。
そして、これに匹敵、もしくはそれ以上の数式が遺跡にあれば、大切な人たちを完全な状態で救ってやれる!
突として、切り開かれた可能性に胸が熱くなる。
「フフ、どうやら今夜は、もう少し酒が入らないと眠れそうにないな」
――研究室
一人残るフィナは両手を震わせ、それを押さえつけるように無理やり拳を作った。
震える右拳を額に押し当て、大きく息を吐く。
これは期待の震えでも、高揚する気分を抑えるために吐いた息でもない。
未来に対する恐れが、震えと息に現れたのだ。
「こんな形で遺跡の探索が可能になるんだ。まったく、本当なら無邪気に喜べたのに、それができない……誰にも相談できないことがこんなに苦しいことだなんて。そこにある未来。私はじっと我慢して見つめるしかない――ケントが死に直面するその瞬間まで」
「もっと交流があればか……たしかに、そうだな。だが、私たちは袂を分かった。魔導と科学に……これは理論派として声を大にして言えないが、魔導の力を主軸に置く実践派こそ正当な知識体系を組んでいるのだと思う」
「急にどうしたの?」
「いや、理論派が放射線の存在を知っているのは、君たちと別れた後も積極的に古代遺跡から学び、その知識をより深く知ったからだ。サノアの力であるレスターを主軸に置く魔導のみの知識であれば、これは気づきにくいモノのはず」
「なんだか、魔導の錬金術を馬鹿にされてる感じがする」
「それは違う。古代人の遺跡との出会いで、スカルペルは歪な知識を手にしてしまった。本来ならば時間をかけて得るべき知識を一足飛びで得た。そのせいで、わかることとわからないことの幅があり過ぎる、と言っているだけだ」
「もしかして、その幅にビビってる?」
「ああ、当然だ。知識は刃物と同じ。扱い方を誤れば自分はもちろん他者を傷つけることになる。今の私たちはハイハイを行っている赤ん坊でありながら、古代人の知識というナイフを手にして遊んでいるような状態だ。知識の量に対して、あまりにも歪な姿なんだ」
袂を分かったとはいえ、実践派もまた古代人の知識の一部を知っている。
その象徴となるのは――真実の瞳だ。
ナルフの作成には古代人の知識が使われている。
実践派はそのナルフにスカルペルの魔導体系を組み込み、独自の進化を遂げていったが……。
遂げたとしても、やはりオーバーテクノロジーであることは否めない。ナルフは今より遥か先にある、知識と技術の塊だろう。
実践派は知識の道を魔導に修正して本来の進歩の姿を見せているが、それでも古代人の知識を得て、正当な進歩を損なったように思える。
だが、フィナは……。
「なに言ってんのよ。知識はあればあるほどいい。歪ならちゃっちゃと学んで形を整えることでしょ」
「ふふ、君は相変わらず恐れを知らないな…………しかし、それこそが前を進む者の資質かもしれん」
「でしょっ、ふふん」
「だがな、他人を巻き込まないように気をつけてほしい」
「それは難しいかも。知らない世界を切り開こうとすると、どうしても周りに影響があるからねっ」
フィナは腰に手を当てて、ドヤァとはっきりわかる顔を作っている。
彼女はまだ、強者が他者に与える影響の残酷さを知らないようだ。
それをいま伝えようとしても、強者の目線しか知らぬ彼女には理解できないだろう。
こればかりは経験するしかない。
それが訪れた時に、大きな被害なく、また立ち直れるものであればいいが……。
その時は、友人として彼女を支えようと思う。
才ある彼女を、挫折という名の魔物の餌にしてやるのはもったいない……と、ここで、かつてフィナが挫折を味わうことを願った私の変わりように驚いた。
(ふふ、気がつけば、私は彼女を大切な友人として見ているようだ)
フィナはこのような私の心など知らず、貪欲に知識の道を歩もうと声を出す。
「さてと、放射線がヤバいってのはわかったけど、理論派はどうやって防いでるのかなぁ?」
「ま、聞きたいだろうな。通常は鉛の防護服で防いでいる。だが、これでも完全に遮断はできない。遮断性を高めようとすれば重量は軽く100㎏を超えるし、放射線の種類によってはメートル級の厚さが必要になるからな」
「それじゃ、被曝しちゃった場合は?」
「治療は魔導による回復が最も効果的だ。もっとも、致死量であれば手の打ちようがないが」
「なるほどね……むっふっふ~、理論派は科学に捉われ、基本が見えていないみたいっ」
フィナは何とも癖のある笑いを漏らし、放射線で傷ついた赤い斑点が浮かぶ右手を見せつけてきた。
そして、左腰に吊るしてある回復薬を詰め込んだフラスコを手に取って、緑色の液体をかける。
液体が皮膚に触れると淡い緑の光を放ち、蒸発する。
すると、赤い斑点は消えて、しなやかな彼女の右手が戻ってきた。
「おそらく、理論派もこんな感じで回復してるんでしょ?」
「まぁな……その液体、すごいな」
「理論派も作ってるよね? 錬金の基本アイテムだし」
「残念ながら、君の回復薬ほど効果は高くない。魔導に特化した実践派は魔導の錬金を極めつつあるようだ」
「はぁ~あ、お互いどちらか一方のみに傾倒してる。よくないことだよねぇ。とまぁ、愚痴はここまでにして、ここからが本題」
「本題?」
「放射線が身体を貫いたら傷がついちゃう。最悪、回復薬でも追いつかない。なら、体に触れないようにしてしまえばいい」
「どうやって?」
「放射線の正体は粒子。ということはだよ、光の魔法で操ることができるはず」
そう言って、彼女は右手に魔力を宿し、光の魔法を発動させる。
そして、サンプルの土が入った実験の箱に手をかざし動かす。
すると、土から放出されていた放射線はフィナの手を追うように動き始めた。
「思った通り、私の意志通り操れる」
「ほ~、凄いな」
「それだけ?」
「なにがだ?」
「ケント~、なんで気づかないかなぁ?」
「だから何をだ? 正直、酒のせいで頭が回らないし、あまり使いたくもないんだ」
「もう~、しょうがないなぁ。アルコールに溺れた脳みそを叩き起こしてでもよく聞いてね」
――フィナの説明
私は、魔法によって放射線を操れる。
この放射線を浴びると様々な症状が現れるけど、多くの者は未知の病気と勘違いしてしまう。
ここで、古代遺跡の話。
むか~しむかし、ランゲン国とヴァンナス国は古代遺跡を発掘しようとした。
でも、未知の病気に阻まれ、多くの犠牲者を出してしまった。
未知の病気――これが病気じゃなくて、放射線による被害だったら……。
と、ここまで聞いて、私は傷一つないフィナの手を見つめた!
「もし、遺跡の病の原因が放射線によるものならば、その放射線を操り、人体に影響が及ばないよう防げばっ!」
フィナは指をぴしりと私に突きつける。
「そう、遺跡の探索が可能になる!」
遺跡の侵入を阻むモノが放射線であれば、フィナによって攻略可能となる。
これにより、遺跡探索の可能性が切り開く!
興奮に熱が身体を巡る。さらなる話をしたいと心と体が前のめりになる。
そうだというのにフィナは……もう夜も深いためだろうか? 明日のお昼頃に改めて私から放射線や、それに付随する情報を得たいと言って、ポイっと私を外へ追い出した。
私は扉の前で、遺跡について考える。
(古代人の遺跡……ついに、その内部を見ることができる。そこには何があるのだろうか?)
胸に宿るのは恐れと……無限の期待。
恐れ――神に匹敵するとも、それ以上とも言われる知識に触れる不安。
はたして、それを私たちは消化することができるだろうか?
彼らの知識に触れることは歪だと評したが、好奇心は恐れを塗りつぶす。
期待――研究者たちの多くは古代人に対する尊敬と憧れのようなものがある。
それは私も同様だ。
高度な技術を持つ古代人は技術だけではなく、思想や哲学、精神性も我らよりも先にあるはず。彼らは種として、どれほどの頂にあるのだろうか?
さらに期待を抱くは、汚染された大地を浄化できるかもしれないということ。
さすれば、トーワはより豊かな場所となるだろう。
さらにさらに、胸の中には空よりも大きく膨らむ期待がある。
それは、地下室の壁に描かれた数式と設計図。
この謎の答え。
そして、これに匹敵、もしくはそれ以上の数式が遺跡にあれば、大切な人たちを完全な状態で救ってやれる!
突として、切り開かれた可能性に胸が熱くなる。
「フフ、どうやら今夜は、もう少し酒が入らないと眠れそうにないな」
――研究室
一人残るフィナは両手を震わせ、それを押さえつけるように無理やり拳を作った。
震える右拳を額に押し当て、大きく息を吐く。
これは期待の震えでも、高揚する気分を抑えるために吐いた息でもない。
未来に対する恐れが、震えと息に現れたのだ。
「こんな形で遺跡の探索が可能になるんだ。まったく、本当なら無邪気に喜べたのに、それができない……誰にも相談できないことがこんなに苦しいことだなんて。そこにある未来。私はじっと我慢して見つめるしかない――ケントが死に直面するその瞬間まで」
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