330 / 359
第二十八章 救いの風~スカルペルはスカルペルに~
勇気を胸に
しおりを挟む
――トーワ城外
翼の生えた三匹の魔族はあっという間にトーワへ到達し、ゴリン・グーフィスの前に降り立っていた。
背中に青色の翼を背負う魔族は、緑の鋭い牙を持った爬虫類の顔を見せて、灰色の瞳で二人を見つめている。
「こ、これが魔族か。アルリナに住んでると見かけることなんてありゃしねぇが、なんて恐ろしい姿なんだ」
「ゴ、ゴリンの親方は城へ。こいつらは俺が」
「馬鹿を言え。おめぇだけで!」
「大丈夫っすよ。絶対にこの城を守って見せますから。っ!?」
――がぁああ!
魔族の一匹がグーフィスの顔を殴りつけた。
彼は少しよろめくが、片鼻を押さえて、鼻血を地面に飛ばす。
「フンッ! フィナさんの拳の方が全然強いぜっ! さぁ、かかって来やがれ!」
グーフィスは無謀にも魔族へ飛び掛かった。
同時に他の二匹がグーフィスへ襲い掛かる。
彼は正面の魔族を殴りつけ、僅かにたじろがせるが、残りの二匹が鋭い牙で彼を食い破ろうとする。
それに彼は対応できない――
(クッ! フィナさん……)
「うわぁぁあぁぁぁぁあ!」
突然の狂声がトーワを木霊する。
すると、グーフィスへ襲い掛かろうとしていた一匹の魔族の体がびくりと跳ね上がり、動きを止めた。
彼は魔族の後ろにいる影を見る。
「はぁはぁはぁはぁ、やった、やった、やってやった。やってやったぞぉぉぉぉおぉ!」
影の正体は農具を手にした中年の男性。
果敢にも、彼が魔族の背後から農具で背中を突き刺したのだ。
だが、もう一匹の魔族が標的を中年の男性に変えて、牙から涎を零した。
「ひっ!」
「みんな、石をぶつけろ!」
彼に牙を剥こうとした魔族へ、石礫が打ちつけられる。
声の主は――
「代表……」
「だ、大丈夫か?」
中年の男の瞳に映ったのは代表と多くのカリスの男たち。
カリスたちは恐怖を前に、勇気を振り絞り立ち上がったのだ。
「来てくれたのか?」
「話しはあとだ。ゴリンさんたち、こちらへ! お前もこっち、うしろ!!」
「え? がはっ!」
農具が突き刺さっていたはずの魔族は中年の男を突き飛ばし、何事もなかったかのように農具を体から抜いて地面へ落とす。
穿たれた穴は瞬く間に修復され、傷跡すらない。
グーフィスに殴られた魔族も、石をぶつけられた魔族も、何ら変わりなく立っている。
カリスたちは魔族の恐ろしさに絶望した――だからといって、絶望に屈したりしない!
皆は雄叫びを上げて、絶望に立ち向かう。
魔族の一匹がグーフィスへ牙を剥いた。
彼は拳を固め、迎え撃とうとするが、彼の拳では到底かなわない。
それでも彼は拳を握り締めて、それを魔族へぶつけようとした。
その時だ――!!
激しい雷が三匹の魔族を貫いた!
同時に黒い影が三匹の魔族の間を流れるように横切り、魔族たちの首が地面に落ちる。
グーフィスは言葉を纏わず、魔族の血に濡れた剣を振るい、血を風に流す影へ瞳を向ける。
影は気怠そうな声を上げる。
「あ~あ、なんで俺たちがこんな真似を?」
「まぁまぁ、兄貴。協力したら奴隷から解放してくれるって話なんだから」
二人の男の声が響く。
一人はムキ=シアンの傭兵としてケントと相対した小柄な戦士。
もう一人も同じく、無骨そうな戦士。
彼らの後ろには五百の傭兵たち。
大柄で無骨そうな戦士は両手に雷の魔法を纏い、グーフィスたちに声を掛ける。
「ここからは俺っちたちが魔族を相手にするから、みんなは城を盾に女性や子どもたちを守ってくれる?」
「え、ああ。それで、あんたらは一体?」
「あははは、ノイファン様に協力を求められた元傭兵。ね、兄貴」
彼らはノイファンが求めた危険な戦力。
ノイファンはアルリナの兵士だけでは対応できないと考え、彼らに協力を打診していた。
無骨そうな戦士から軽い言葉をかけられた小柄な戦士は唾を飛ばす。
「なにが、ね、だ。ったく、攻め入った場所を守るために戻ってくるなんざなぁ」
小柄な戦士はすっかり整備され、瓦礫の無くなったトーワの防壁を見つめて口角の端をきゅいっと上げる。
「すっかり変わってやがる。さぞかし、大切な城なんだろうなぁ。へへ、ここでケントに恩を売るのも面白れぇ! いいか、お前ら! トリビューターの戦士の名に懸けて、女子供を守れ! 魔族なんかに手を出させるなっ!」
「「「応っ!」」」
地を震わせる屈強な男たちの返事。
逞しき男たちの声――カリスの代表が小柄な戦士の背後から声を掛ける。
「あの、助かります。ありがとう」
戦士は首だけを少し後ろに回し、答える。
「いいってことよ。俺たちの仲間がカリスに悪いことしてたからな」
「え?」
「なんでもねえ」
彼は投げやりな言葉を出して、傭兵たちに指示を与えていく。
「また魔族共がこっちへやってきてやがる! この防壁を利用して壁の袋小路に追い込み、一気に攻め落とす! さっきのは不意打ちでどうにかなったが、馬鹿やって一人で挑もうとすんなよっ。瞬殺されちまうからな!」
指示を終えて、彼は頭をぼりぼり掻きながら、こちらへ向かってきている魔族の一団を睨みつけた。
「協力したら奴隷から解放なんて餌に喰いつたら、敵は魔族かよ。正直手に余るぜっ」
「凄まじい数だね。一体何が?」
「さぁな。あれだとどこへ逃げようと魔族の餌になっちまう。はんっ、奴隷のまま喰われるよりかは幾分かマシか。何とか生き残ったら、ケントの野郎からたっぷり礼金を絞り取ろうぜ」
「ははは、そうだね」
「さて、城の防衛は俺たちがやるとして、我らが主ノイファン様のお手並みでも拝見しようかね」
小柄な戦士はアルリナへと続く、マッキンドーの森を見つめる。
――トーワ前のマッキンドーの森
ここにはノイファン率いるアルリナの兵士千五百が揃っていた。
彼は馬上で、先端に白い獣毛の束が付いた指揮棒を振るい、陣を作り、動かす。
「魔族、百! 魔導部隊は前へ! 弓兵は矢をつがえ! 二陣攻撃後は後方に下がり、剣士が前に出ろ!」
彼は指揮棒を振るい、巧みに軍を動かす。
それは一糸乱れぬもので、彼らの練度の高さをうかがわせるものであった。
その動きを見た小柄な戦士は声に驚きと感心を交える。
「いつの間に魔導兵なんかを? おまけになんて練度だ。ノイファンの野郎っ、ケントと違って正面からムキ様とやり合うつもりだったのか?」
「凄いねぇ。商人のノイファン様があそこまでやれるなんて。もし、ケント様が現れなかったら、俺っちたちはあんなのを相手に……」
「どのみち詰んでたってことか。チッ、イラつくぜ!」
彼らの驚きと腹立たしさとは裏腹に、ノイファンは馬上でため息を漏らす。
「はぁ、ムキとの対決で、罠に嵌めることのできなかった最悪の場合を考えて兵法を学び、兵士の練度を上げていましたが、まさかこのようなところで役に立とうとは……ふふ、まぁ、兵法もまた商売とは違った魅力がありますがっ。第三陣! 魔族の頭で部隊を分け、挟撃せよ!」
翼の生えた三匹の魔族はあっという間にトーワへ到達し、ゴリン・グーフィスの前に降り立っていた。
背中に青色の翼を背負う魔族は、緑の鋭い牙を持った爬虫類の顔を見せて、灰色の瞳で二人を見つめている。
「こ、これが魔族か。アルリナに住んでると見かけることなんてありゃしねぇが、なんて恐ろしい姿なんだ」
「ゴ、ゴリンの親方は城へ。こいつらは俺が」
「馬鹿を言え。おめぇだけで!」
「大丈夫っすよ。絶対にこの城を守って見せますから。っ!?」
――がぁああ!
魔族の一匹がグーフィスの顔を殴りつけた。
彼は少しよろめくが、片鼻を押さえて、鼻血を地面に飛ばす。
「フンッ! フィナさんの拳の方が全然強いぜっ! さぁ、かかって来やがれ!」
グーフィスは無謀にも魔族へ飛び掛かった。
同時に他の二匹がグーフィスへ襲い掛かる。
彼は正面の魔族を殴りつけ、僅かにたじろがせるが、残りの二匹が鋭い牙で彼を食い破ろうとする。
それに彼は対応できない――
(クッ! フィナさん……)
「うわぁぁあぁぁぁぁあ!」
突然の狂声がトーワを木霊する。
すると、グーフィスへ襲い掛かろうとしていた一匹の魔族の体がびくりと跳ね上がり、動きを止めた。
彼は魔族の後ろにいる影を見る。
「はぁはぁはぁはぁ、やった、やった、やってやった。やってやったぞぉぉぉぉおぉ!」
影の正体は農具を手にした中年の男性。
果敢にも、彼が魔族の背後から農具で背中を突き刺したのだ。
だが、もう一匹の魔族が標的を中年の男性に変えて、牙から涎を零した。
「ひっ!」
「みんな、石をぶつけろ!」
彼に牙を剥こうとした魔族へ、石礫が打ちつけられる。
声の主は――
「代表……」
「だ、大丈夫か?」
中年の男の瞳に映ったのは代表と多くのカリスの男たち。
カリスたちは恐怖を前に、勇気を振り絞り立ち上がったのだ。
「来てくれたのか?」
「話しはあとだ。ゴリンさんたち、こちらへ! お前もこっち、うしろ!!」
「え? がはっ!」
農具が突き刺さっていたはずの魔族は中年の男を突き飛ばし、何事もなかったかのように農具を体から抜いて地面へ落とす。
穿たれた穴は瞬く間に修復され、傷跡すらない。
グーフィスに殴られた魔族も、石をぶつけられた魔族も、何ら変わりなく立っている。
カリスたちは魔族の恐ろしさに絶望した――だからといって、絶望に屈したりしない!
皆は雄叫びを上げて、絶望に立ち向かう。
魔族の一匹がグーフィスへ牙を剥いた。
彼は拳を固め、迎え撃とうとするが、彼の拳では到底かなわない。
それでも彼は拳を握り締めて、それを魔族へぶつけようとした。
その時だ――!!
激しい雷が三匹の魔族を貫いた!
同時に黒い影が三匹の魔族の間を流れるように横切り、魔族たちの首が地面に落ちる。
グーフィスは言葉を纏わず、魔族の血に濡れた剣を振るい、血を風に流す影へ瞳を向ける。
影は気怠そうな声を上げる。
「あ~あ、なんで俺たちがこんな真似を?」
「まぁまぁ、兄貴。協力したら奴隷から解放してくれるって話なんだから」
二人の男の声が響く。
一人はムキ=シアンの傭兵としてケントと相対した小柄な戦士。
もう一人も同じく、無骨そうな戦士。
彼らの後ろには五百の傭兵たち。
大柄で無骨そうな戦士は両手に雷の魔法を纏い、グーフィスたちに声を掛ける。
「ここからは俺っちたちが魔族を相手にするから、みんなは城を盾に女性や子どもたちを守ってくれる?」
「え、ああ。それで、あんたらは一体?」
「あははは、ノイファン様に協力を求められた元傭兵。ね、兄貴」
彼らはノイファンが求めた危険な戦力。
ノイファンはアルリナの兵士だけでは対応できないと考え、彼らに協力を打診していた。
無骨そうな戦士から軽い言葉をかけられた小柄な戦士は唾を飛ばす。
「なにが、ね、だ。ったく、攻め入った場所を守るために戻ってくるなんざなぁ」
小柄な戦士はすっかり整備され、瓦礫の無くなったトーワの防壁を見つめて口角の端をきゅいっと上げる。
「すっかり変わってやがる。さぞかし、大切な城なんだろうなぁ。へへ、ここでケントに恩を売るのも面白れぇ! いいか、お前ら! トリビューターの戦士の名に懸けて、女子供を守れ! 魔族なんかに手を出させるなっ!」
「「「応っ!」」」
地を震わせる屈強な男たちの返事。
逞しき男たちの声――カリスの代表が小柄な戦士の背後から声を掛ける。
「あの、助かります。ありがとう」
戦士は首だけを少し後ろに回し、答える。
「いいってことよ。俺たちの仲間がカリスに悪いことしてたからな」
「え?」
「なんでもねえ」
彼は投げやりな言葉を出して、傭兵たちに指示を与えていく。
「また魔族共がこっちへやってきてやがる! この防壁を利用して壁の袋小路に追い込み、一気に攻め落とす! さっきのは不意打ちでどうにかなったが、馬鹿やって一人で挑もうとすんなよっ。瞬殺されちまうからな!」
指示を終えて、彼は頭をぼりぼり掻きながら、こちらへ向かってきている魔族の一団を睨みつけた。
「協力したら奴隷から解放なんて餌に喰いつたら、敵は魔族かよ。正直手に余るぜっ」
「凄まじい数だね。一体何が?」
「さぁな。あれだとどこへ逃げようと魔族の餌になっちまう。はんっ、奴隷のまま喰われるよりかは幾分かマシか。何とか生き残ったら、ケントの野郎からたっぷり礼金を絞り取ろうぜ」
「ははは、そうだね」
「さて、城の防衛は俺たちがやるとして、我らが主ノイファン様のお手並みでも拝見しようかね」
小柄な戦士はアルリナへと続く、マッキンドーの森を見つめる。
――トーワ前のマッキンドーの森
ここにはノイファン率いるアルリナの兵士千五百が揃っていた。
彼は馬上で、先端に白い獣毛の束が付いた指揮棒を振るい、陣を作り、動かす。
「魔族、百! 魔導部隊は前へ! 弓兵は矢をつがえ! 二陣攻撃後は後方に下がり、剣士が前に出ろ!」
彼は指揮棒を振るい、巧みに軍を動かす。
それは一糸乱れぬもので、彼らの練度の高さをうかがわせるものであった。
その動きを見た小柄な戦士は声に驚きと感心を交える。
「いつの間に魔導兵なんかを? おまけになんて練度だ。ノイファンの野郎っ、ケントと違って正面からムキ様とやり合うつもりだったのか?」
「凄いねぇ。商人のノイファン様があそこまでやれるなんて。もし、ケント様が現れなかったら、俺っちたちはあんなのを相手に……」
「どのみち詰んでたってことか。チッ、イラつくぜ!」
彼らの驚きと腹立たしさとは裏腹に、ノイファンは馬上でため息を漏らす。
「はぁ、ムキとの対決で、罠に嵌めることのできなかった最悪の場合を考えて兵法を学び、兵士の練度を上げていましたが、まさかこのようなところで役に立とうとは……ふふ、まぁ、兵法もまた商売とは違った魅力がありますがっ。第三陣! 魔族の頭で部隊を分け、挟撃せよ!」
0
あなたにおすすめの小説
精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~
如月花恋
ファンタジー
今この世界にはたくさんの精霊がいる
その精霊達から生まれた瞬間に加護を貰う
稀に2つ以上の属性の2体の精霊から加護を貰うことがある
まぁ大体は親の属性を受け継ぐのだが…
だが…全属性の加護を貰うなど不可能とされてきた…
そんな時に生まれたシャルロッテ
全属性の加護を持つ少女
いったいこれからどうなるのか…
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
えっ、能力なしでパーティ追放された俺が全属性魔法使い!? ~最強のオールラウンダー目指して謙虚に頑張ります~
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
コミカライズ10/19(水)開始!
2024/2/21小説本編完結!
旧題:えっ能力なしでパーティー追放された俺が全属性能力者!? 最強のオールラウンダーに成り上がりますが、本人は至って謙虚です
※ 書籍化に伴い、一部範囲のみの公開に切り替えられています。
※ 書籍化に伴う変更点については、近況ボードを確認ください。
生まれつき、一人一人に魔法属性が付与され、一定の年齢になると使うことができるようになる世界。
伝説の冒険者の息子、タイラー・ソリス(17歳)は、なぜか無属性。
勤勉で真面目な彼はなぜか報われておらず、魔法を使用することができなかった。
代わりに、父親から教わった戦術や、体術を駆使して、パーティーの中でも重要な役割を担っていたが…………。
リーダーからは無能だと疎まれ、パーティーを追放されてしまう。
ダンジョンの中、モンスターを前にして見捨てられたタイラー。ピンチに陥る中で、その血に流れる伝説の冒険者の能力がついに覚醒する。
タイラーは、全属性の魔法をつかいこなせる最強のオールラウンダーだったのだ! その能力のあまりの高さから、あらわれるのが、人より少し遅いだけだった。
タイラーは、その圧倒的な力で、危機を回避。
そこから敵を次々になぎ倒し、最強の冒険者への道を、駆け足で登り出す。
なにせ、初の強モンスターを倒した時点では、まだレベル1だったのだ。
レベルが上がれば最強無双することは約束されていた。
いつか彼は血をも超えていくーー。
さらには、天下一の美女たちに、これでもかと愛されまくることになり、モフモフにゃんにゃんの桃色デイズ。
一方、タイラーを追放したパーティーメンバーはというと。
彼を失ったことにより、チームは瓦解。元々大した力もないのに、タイラーのおかげで過大評価されていたパーティーリーダーは、どんどんと落ちぶれていく。
コメントやお気に入りなど、大変励みになっています。お気軽にお寄せくださいませ!
・12/27〜29 HOTランキング 2位 記録、維持
・12/28 ハイファンランキング 3位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる