27 / 106
第一部
27.
しおりを挟む
恥ずかしそうなロンを微笑ましく眺めていると、空気が変わるのを感じた。
視線を上げるとマーサがどこか緊張した表情でこちらを見ていた。
「どうしたの?」
何か言いたいことがあるのだろう。
言葉を向けてあげるとマーサは少し躊躇う素振りをした後に口を開いた。
「奥様、その……マーベラ夫人が家庭教師を解雇されるというのは本当なのでしょうか
マーサは期待と不安が入り交じる瞳でこちらを見ていた。
私も彼女に目線を合わせ頷く。
「そうよ。本日付で家庭教師の職務からは離れたわ」
まだ屋敷内には居ると思うけれど。
心の声は決して漏らさないようにする。
わざわざホルガーに命じてまで子供たちを地下牢に近づけさせないようにしたのだから。
少し遠くからざわめきが聞こえて振り返る。図書室に滞在していたメイドたち数人がそそくさと書棚の影に移動していくのが見えた。
別に人払いはしていないし、聞かれて困る会話でも無いから良いけれど。
見えない視線が背中に突き刺さる。
メイドたちは私からは隠れるが出ていくつもりは無いし、この会話も聞く気満々なのだろう。
私はそれを無視してロン達に視線を戻した。
「左様で、ございましたか……」
ほっと胸を撫で下ろしマーサはわかりやすく安堵を見せた。
ロン付き侍女のマーサから見てもマーベラ夫人は家庭教師として難ありだったのだろう。
「次の家庭教師はまだ未定だけれど、兄弟で格差を付け過ぎない人物を選ぶつもりよ」
「奥様、どうか宜しくお願い致します」
深々と頭を下げる様子に、どれだけこの侍女がマーベラ夫人の『教育方針』に対し思い悩んでいたか見えた気がした。
まあロンに対して親身な人物なら誰だってあの家庭教師に多大な不満を抱くに違いない。
解雇が事実だと知ってわかりやすく大喜びしないだけマーサには分別があった。
そういえばロン本人はどう思っているのだろう。
少年の方に視線を移すと彼は幼い顔に似合わない複雑な表情を浮かべていた。
一番近い感情は困惑だろうか。私の視線に気づいたのかロンもこちらを見上げて来た。
「あの、おくさま」
「えっ」
ロンの呼びかけに私とマーサは揃って目を丸くした。彼は恐らくマーサの呼び方を真似たのだろう。
しかし公爵令息から公爵夫人への呼びかけとしては不適切過ぎる。
確かに私も実家ではオルソン伯爵夫人の事を奥様と呼んでいたが、ロンとエリカでは立場が違い過ぎるのだ。
私は慌てて彼の前にしゃがみこんだ。
「エリカで構わないわよ」
「奥様、流石に呼び捨ては……」
マーサに控えめに意見され、それもそうかと反省する。
「私の事はそうね、エリカおばさんとでも」
「奥様」
「あの……エリカ姉様って、呼んでもいい?」
マーサに二回も窘められた私を見かねたのかロンの方から呼び方を提案してくれた。
姉様。少し気恥ずかしいが今の私は十七歳なのだから確かにおばさん呼びよりは合っている。
「ええ、そう呼んで頂戴。私はロン君と呼んでも構わないかしら?」
「はい、あの……お母様って呼べなくて、ごめんなさい」
申し訳なさそうに言うロンに対し私は安心させるように微笑む。
「大丈夫よ。前にも言ったけれど私と貴方は知り合ったばかりなのだから当然のことだわ」
私だってレオとロンのことを息子とは認識していない。
こうやって話しているとせいぜい初めて会う親戚の男の子という感じだ。
(特にロンは漫画内であまり出番が無かったし……)
彼は物語序盤で兄のレオに虐められ子分みたいな扱いをされていた。
その後レオがエリカに懐いてからは兄弟仲も改善したがロンがメインになる回は無かった。
なので大人しい良い子という印象ぐらいしかない。
(エリカと会わなかったレオは将来魔王みたいな暴君になるらしいけれど、ロンはどうなっていたのかしら)
大人になったレオのイラストはわざわざ描き下ろしされていたけれど、大人になったロンに対しては言及すら特に無かった。
作者自身が兄弟で随分と差をつけていたのだと今更になって気づく。
ケビンといい性格に癖があって尖っているキャラが作者の好みだったのかもしれない。
「あの、エリカ姉様」
「どうしたの、ロン君」
「マーベラ夫人ってどうして急に家庭教師じゃなくなるの?」
不思議そうに質問される。私としてはあんな人物すぐ解雇されて当然だと思うが彼は違うらしい。
「だって、父様の時代からずっと家庭教師をしていた人で誰も逆らえない筈なのに」
「……それはマーベラ夫人が言っていたの?」
私が聞くとロンは頷いた。
「僕を奴隷呼ばわりすることにマーサが怒っても、父様に信用されてるのは自分だからマーサが解雇されるだけだって言ってた……」
「そんなことを……」
「だから僕は兄様の奴隷呼ばわりでも、仕方ないと思ってた」
そう言いながらロンは自分のズボンをぎゅっと掴む。
彼がマーベラ夫人の言いなりだったのはそう洗脳されただけでなく侍女のマーサを庇う為でもあったのかもしれない。
「あのね、マーベラ夫人はそこまで偉い人じゃなかったの。なのに自分が偉いと思って言ってはいけないことを沢山言ったから公爵様が怒ったのよ」
私はロンの青い瞳を見つめながら言う。
ケビンがマーベラ夫人のやりたい放題を咎めなかったのは信頼していたからではない。無関心だったからだ。
マーベラ夫人にも自分の子供たちにも。
「言ってはいけないこと?」
首を傾げ聞き返すロンに私は頷く。
「そうよ、王様の弟や王子様の弟がいらっしゃるのに弟という存在を馬鹿にしたり、他にも結果として前の奥様を馬鹿にするようなことを言ったり……」
そこで言葉を切る。そして先程よりも大き目の声で言った。
「私の生まれや育ちまで馬鹿にした結果、そんな私を妻に選んだ公爵様のことまで馬鹿にしたと物凄い怒りを買って解雇されてしまったの」
当たり前よね。私がそう微笑むと同時にどこかで生唾を呑む音がした。
目の前のロンやマーサでは無い。二人は納得した様子で頷いているから。
(聞いたからにはちゃんと胸に刻んで、同僚たちにも周知してくれると助かるわ)
正直これ以上使用人に馬鹿にされて説教してを繰り返しやるのはうんざりなのだから。
私はこちらの会話に聞き耳を立てているらしきメイドたちに内心で呟いた。
視線を上げるとマーサがどこか緊張した表情でこちらを見ていた。
「どうしたの?」
何か言いたいことがあるのだろう。
言葉を向けてあげるとマーサは少し躊躇う素振りをした後に口を開いた。
「奥様、その……マーベラ夫人が家庭教師を解雇されるというのは本当なのでしょうか
マーサは期待と不安が入り交じる瞳でこちらを見ていた。
私も彼女に目線を合わせ頷く。
「そうよ。本日付で家庭教師の職務からは離れたわ」
まだ屋敷内には居ると思うけれど。
心の声は決して漏らさないようにする。
わざわざホルガーに命じてまで子供たちを地下牢に近づけさせないようにしたのだから。
少し遠くからざわめきが聞こえて振り返る。図書室に滞在していたメイドたち数人がそそくさと書棚の影に移動していくのが見えた。
別に人払いはしていないし、聞かれて困る会話でも無いから良いけれど。
見えない視線が背中に突き刺さる。
メイドたちは私からは隠れるが出ていくつもりは無いし、この会話も聞く気満々なのだろう。
私はそれを無視してロン達に視線を戻した。
「左様で、ございましたか……」
ほっと胸を撫で下ろしマーサはわかりやすく安堵を見せた。
ロン付き侍女のマーサから見てもマーベラ夫人は家庭教師として難ありだったのだろう。
「次の家庭教師はまだ未定だけれど、兄弟で格差を付け過ぎない人物を選ぶつもりよ」
「奥様、どうか宜しくお願い致します」
深々と頭を下げる様子に、どれだけこの侍女がマーベラ夫人の『教育方針』に対し思い悩んでいたか見えた気がした。
まあロンに対して親身な人物なら誰だってあの家庭教師に多大な不満を抱くに違いない。
解雇が事実だと知ってわかりやすく大喜びしないだけマーサには分別があった。
そういえばロン本人はどう思っているのだろう。
少年の方に視線を移すと彼は幼い顔に似合わない複雑な表情を浮かべていた。
一番近い感情は困惑だろうか。私の視線に気づいたのかロンもこちらを見上げて来た。
「あの、おくさま」
「えっ」
ロンの呼びかけに私とマーサは揃って目を丸くした。彼は恐らくマーサの呼び方を真似たのだろう。
しかし公爵令息から公爵夫人への呼びかけとしては不適切過ぎる。
確かに私も実家ではオルソン伯爵夫人の事を奥様と呼んでいたが、ロンとエリカでは立場が違い過ぎるのだ。
私は慌てて彼の前にしゃがみこんだ。
「エリカで構わないわよ」
「奥様、流石に呼び捨ては……」
マーサに控えめに意見され、それもそうかと反省する。
「私の事はそうね、エリカおばさんとでも」
「奥様」
「あの……エリカ姉様って、呼んでもいい?」
マーサに二回も窘められた私を見かねたのかロンの方から呼び方を提案してくれた。
姉様。少し気恥ずかしいが今の私は十七歳なのだから確かにおばさん呼びよりは合っている。
「ええ、そう呼んで頂戴。私はロン君と呼んでも構わないかしら?」
「はい、あの……お母様って呼べなくて、ごめんなさい」
申し訳なさそうに言うロンに対し私は安心させるように微笑む。
「大丈夫よ。前にも言ったけれど私と貴方は知り合ったばかりなのだから当然のことだわ」
私だってレオとロンのことを息子とは認識していない。
こうやって話しているとせいぜい初めて会う親戚の男の子という感じだ。
(特にロンは漫画内であまり出番が無かったし……)
彼は物語序盤で兄のレオに虐められ子分みたいな扱いをされていた。
その後レオがエリカに懐いてからは兄弟仲も改善したがロンがメインになる回は無かった。
なので大人しい良い子という印象ぐらいしかない。
(エリカと会わなかったレオは将来魔王みたいな暴君になるらしいけれど、ロンはどうなっていたのかしら)
大人になったレオのイラストはわざわざ描き下ろしされていたけれど、大人になったロンに対しては言及すら特に無かった。
作者自身が兄弟で随分と差をつけていたのだと今更になって気づく。
ケビンといい性格に癖があって尖っているキャラが作者の好みだったのかもしれない。
「あの、エリカ姉様」
「どうしたの、ロン君」
「マーベラ夫人ってどうして急に家庭教師じゃなくなるの?」
不思議そうに質問される。私としてはあんな人物すぐ解雇されて当然だと思うが彼は違うらしい。
「だって、父様の時代からずっと家庭教師をしていた人で誰も逆らえない筈なのに」
「……それはマーベラ夫人が言っていたの?」
私が聞くとロンは頷いた。
「僕を奴隷呼ばわりすることにマーサが怒っても、父様に信用されてるのは自分だからマーサが解雇されるだけだって言ってた……」
「そんなことを……」
「だから僕は兄様の奴隷呼ばわりでも、仕方ないと思ってた」
そう言いながらロンは自分のズボンをぎゅっと掴む。
彼がマーベラ夫人の言いなりだったのはそう洗脳されただけでなく侍女のマーサを庇う為でもあったのかもしれない。
「あのね、マーベラ夫人はそこまで偉い人じゃなかったの。なのに自分が偉いと思って言ってはいけないことを沢山言ったから公爵様が怒ったのよ」
私はロンの青い瞳を見つめながら言う。
ケビンがマーベラ夫人のやりたい放題を咎めなかったのは信頼していたからではない。無関心だったからだ。
マーベラ夫人にも自分の子供たちにも。
「言ってはいけないこと?」
首を傾げ聞き返すロンに私は頷く。
「そうよ、王様の弟や王子様の弟がいらっしゃるのに弟という存在を馬鹿にしたり、他にも結果として前の奥様を馬鹿にするようなことを言ったり……」
そこで言葉を切る。そして先程よりも大き目の声で言った。
「私の生まれや育ちまで馬鹿にした結果、そんな私を妻に選んだ公爵様のことまで馬鹿にしたと物凄い怒りを買って解雇されてしまったの」
当たり前よね。私がそう微笑むと同時にどこかで生唾を呑む音がした。
目の前のロンやマーサでは無い。二人は納得した様子で頷いているから。
(聞いたからにはちゃんと胸に刻んで、同僚たちにも周知してくれると助かるわ)
正直これ以上使用人に馬鹿にされて説教してを繰り返しやるのはうんざりなのだから。
私はこちらの会話に聞き耳を立てているらしきメイドたちに内心で呟いた。
1,942
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
なぜ、私に関係あるのかしら?
シエル
ファンタジー
「初めまして、アシュフォード公爵家一女、セシリア・アシュフォードと申します」
彼女は、つい先日までこの国の王太子殿下の婚約者だった。
そして今日、このトレヴァント辺境伯家へと嫁いできた。
「…レオンハルト・トレヴァントだ」
非道にも自らの実妹を長年にわたり虐げ、婚約者以外の男との不適切な関係を理由に、王太子妃に不適格とされ、貴族学院の卒業式で婚約破棄を宣告された。
そして、新たな婚約者として、その妹が王太子本人から指名されたのだった。
「私は君と夫婦になるつもりはないし、辺境伯夫人として扱うこともない」
この判断によって、どうなるかなども考えずに…
※ 中世ヨーロッパ風の世界観です。
※ ご都合主義ですので、ご了承下さい、
※ 画像はAIにて作成しております
『外見しか見なかったあなたへ。私はもう、選ぶ側です』
鷹 綾
恋愛
「お前のようなガキは嫌いだ」
幼く見える容姿を理由に、婚約者ライオネルから一方的に婚約を破棄された
公爵令嬢シルフィーネ・エルフィンベルク。
その夜、嫉妬に狂った伯爵令嬢に突き落とされ、
彼女は一年もの間、意識不明の重体に陥る――。
目を覚ました彼女は、大人びた美貌を手に入れていた。
だが、中身は何ひとつ変わっていない。
にもかかわらず、
かつて彼女を「幼すぎる」と切り捨てた元婚約者は態度を一変させ、
「やり直したい」とすり寄ってくる。
「見かけが変わっても、中身は同じです。
それでもあなたは、私の外見しか見ていなかったのですね?」
静かにそう告げ、シルフィーネは過去を見限る。
やがて彼女に興味を示したのは、
隣国ノルディアの王太子エドワルド。
彼が見ていたのは、美貌ではなく――
対話し、考え、異論を述べる彼女の“在り方”だった。
これは、
外見で価値を決められた令嬢が、
「選ばれる人生」をやめ、
自分の意思で未来を選び直す物語。
静かなざまぁと、
対等な関係から始まる大人の恋。
そして――
自分の人生を、自分の言葉で生きるための物語。
---
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
頑張らない政略結婚
ひろか
恋愛
「これは政略結婚だ。私は君を愛することはないし、触れる気もない」
結婚式の直前、夫となるセルシオ様からの言葉です。
好きにしろと、君も愛人をつくれと。君も、もって言いましたわ。
ええ、好きにしますわ、私も愛する人を想い続けますわ!
五話完結、毎日更新
いくら政略結婚だからって、そこまで嫌わなくてもいいんじゃないですか?いい加減、腹が立ってきたんですけど!
夢呼
恋愛
伯爵令嬢のローゼは大好きな婚約者アーサー・レイモンド侯爵令息との結婚式を今か今かと待ち望んでいた。
しかし、結婚式の僅か10日前、その大好きなアーサーから「私から愛されたいという思いがあったら捨ててくれ。それに応えることは出来ない」と告げられる。
ローゼはその言葉にショックを受け、熱を出し寝込んでしまう。数日間うなされ続け、やっと目を覚ました。前世の記憶と共に・・・。
愛されることは無いと分かっていても、覆すことが出来ないのが貴族間の政略結婚。日本で生きたアラサー女子の「私」が八割心を占めているローゼが、この政略結婚に臨むことになる。
いくら政略結婚といえども、親に孫を見せてあげて親孝行をしたいという願いを持つローゼは、何とかアーサーに振り向いてもらおうと頑張るが、鉄壁のアーサーには敵わず。それどころか益々嫌われる始末。
一体私の何が気に入らないんだか。そこまで嫌わなくてもいいんじゃないんですかね!いい加減腹立つわっ!
世界観はゆるいです!
カクヨム様にも投稿しております。
※10万文字を超えたので長編に変更しました。
婚約者様への逆襲です。
有栖川灯里
恋愛
王太子との婚約を、一方的な断罪と共に破棄された令嬢・アンネリーゼ=フォン=アイゼナッハ。
理由は“聖女を妬んだ悪役”という、ありふれた台本。
だが彼女は涙ひとつ見せずに微笑み、ただ静かに言い残した。
――「さようなら、婚約者様。二度と戻りませんわ」
すべてを捨て、王宮を去った“悪役令嬢”が辿り着いたのは、沈黙と再生の修道院。
そこで出会ったのは、聖女の奇跡に疑問を抱く神官、情報を操る傭兵、そしてかつて見逃された“真実”。
これは、少女が嘘を暴き、誇りを取り戻し、自らの手で未来を選び取る物語。
断罪は終わりではなく、始まりだった。
“信仰”に支配された王国を、静かに揺るがす――悪役令嬢の逆襲。
悪役令嬢に転生しましたが、行いを変えるつもりはありません
れぐまき
恋愛
公爵令嬢セシリアは皇太子との婚約発表舞踏会で、とある男爵令嬢を見かけたことをきっかけに、自分が『宝石の絆』という乙女ゲームのライバルキャラであることを知る。
「…私、間違ってませんわね」
曲がったことが大嫌いなオーバースペック公爵令嬢が自分の信念を貫き通す話
…だったはずが最近はどこか天然の主人公と勘違い王子のすれ違い(勘違い)恋愛話になってきている…
5/13
ちょっとお話が長くなってきたので一旦全話非公開にして纏めたり加筆したりと大幅に修正していきます
5/22
修正完了しました。明日から通常更新に戻ります
9/21
完結しました
また気が向いたら番外編として二人のその後をアップしていきたいと思います
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる