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第六章
薬草を探せ!4
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目を皿のようにして薬草を探しながらもあまり奥に踏み込まないように気をつける。
奥に行くとモンスターが強くなってしまうのでそこだけは注意せねばならない。
「これはどうですか?」
「それは……おっ、コドゥンの葉だな」
『コドゥン
ギザギザとした葉っぱが特徴の低身長の小さい樹木。
先端に生えている十分に成熟した葉には特殊な成分が含まれている。
独特の風味があるが噛んでいると気分が良くなってくる。
ただし弱いながら依存性もあるために服用しすぎることは危険である。』
「んー、なんかヤバそうだな」
コドゥンの葉かどうか鑑定するために真実の目で見てみた。
説明を見ると少し危ない葉っぱかもしれないと圭は苦笑いした。
薬になるような成分なので強い効果もあるのだろう。
コドゥンの先端に生えているしっかりと大きくなった葉っぱのみがコドゥンの葉として認められるようなので高くもなるのだろうと考えていたが、もしかしたらそれ以外の要因もあるのかもしれない。
毒も上手く使えば薬となる。
コドゥンから大きめの葉っぱを二枚ほどちぎる。
欲張れば四枚ほどいけそうな気がしないでもないけれど大きさ的に微妙なところだった。
後の人のために取り尽くさないのもマナーだ。
「いや、キモ!」
モンスターも時々現れる。
それはしょうがないのだけどいちいち気持ち悪さがある。
今度は足と胴体はまともなのだけど頭がなく、腕のところに足がついているという奇妙な形をしていた。
結構怖い。
それに気持ち悪い。
センスがないのはしょうがないけどあり合わせで作るにしてもどうにかならなかったのか女神様と思わざるを得ない。
「これで半分。思ってたより早いな」
モンスターと戦ったりしながら薬草を集めてイージャス草とペトラの実を六つ、コドゥンの葉を四枚見つけた。
ペースとしては悪くない。
多く見つけても買い取ってくれる人はいるので無駄にならないので薬草のためにサクサク移動する。
「スミマセン」
「……誰ですか?」
ちょうど十個目となるペトラの実を見つけた時だった。
覚醒者が数人現れて圭たちに声をかけてきた。
塔の中もゲートの中でもモンスターだけでなく覚醒者同士が争う危険というものもある。
特に採取系の試練である四階では薬草を狙って覚醒者が覚醒者を襲うこともあり得ないとは言い切れない。
圭たちはサッと武器を構えて警戒する。
見ると相手は外国人。
何人かは知らないけれど話しかけてきた男も片言の日本語だった。
「ケイカイシナイデクダサイ。オソウキハナイデス」
男たちはニコリと笑って敵意はないとアピールする。
ただそれで警戒は解かない。
「なんのご用ですか?」
すれ違ったら挨拶ぐらいはしても声をかけることはない。
他に人気もない場所であるし怪しさ全開だ。
「モクテキハサイシュ? ツギニイクコト?」
「目的? 次の階に行こうと思ってます」
「ワタシタチサイシュモクテキ。タリナイブンアゲルカラヤメナイ?」
「……なるほどねぇ」
「どういうことだ?」
夜滝は相手の話を理解したようだがカレンはまだ分かっていない。
「採取したいから必要以上に採らず早く行ってほしいってことですよ」
同じく理解している薫が簡潔に説明する。
要するに相手は誰にも邪魔されず薬草を採取したい。
そこで圭たちが邪魔なのだ。
だから必要な薬草を与えるから早く先に行ってくれという交渉なのである。
圭たちは必要な分の薬草が手に入る。
相手は薬草を取り合うこともなく邪魔もいなくなる。
悪い話ではないなと圭は思う。
「どうする?」
「私はいいんじゃないかと思うけどねぇ」
「先に進めばいいんじゃないか?」
みんなも特に反対はなさそう。
お金を稼ぐことが目的ではないので欲張る必要はどこにもない。
このまま薬草もらって次に行こう。
そう思って圭は相手に対して大きく頷いた。
必要な薬草を伝えると圭たちと相手の中間地点に置いてくれたのでそれを回収して圭たちは先に進むことにした。
「はぁ~きんちょーした」
「悪い人たちじゃないのかもしれないけどあんな状況じゃな」
警戒するなという方が無理である。
「まあ、何はともあれこれで次に進めるねぇ」
「ああ、これを女神像に捧げる。それでクリアだ」
「そういえば女神像ってのは?」
「次の階へのエントランスの近くにあるらしい。そういえば見てこなかったな」
薬草を捧げる女神像はエントランス近くにある。
さっさと薬草を探したかったので確認してくるのを忘れていた。
「まあ戻ってみればすぐに分かるはずだよ」
奥に行くとモンスターが強くなってしまうのでそこだけは注意せねばならない。
「これはどうですか?」
「それは……おっ、コドゥンの葉だな」
『コドゥン
ギザギザとした葉っぱが特徴の低身長の小さい樹木。
先端に生えている十分に成熟した葉には特殊な成分が含まれている。
独特の風味があるが噛んでいると気分が良くなってくる。
ただし弱いながら依存性もあるために服用しすぎることは危険である。』
「んー、なんかヤバそうだな」
コドゥンの葉かどうか鑑定するために真実の目で見てみた。
説明を見ると少し危ない葉っぱかもしれないと圭は苦笑いした。
薬になるような成分なので強い効果もあるのだろう。
コドゥンの先端に生えているしっかりと大きくなった葉っぱのみがコドゥンの葉として認められるようなので高くもなるのだろうと考えていたが、もしかしたらそれ以外の要因もあるのかもしれない。
毒も上手く使えば薬となる。
コドゥンから大きめの葉っぱを二枚ほどちぎる。
欲張れば四枚ほどいけそうな気がしないでもないけれど大きさ的に微妙なところだった。
後の人のために取り尽くさないのもマナーだ。
「いや、キモ!」
モンスターも時々現れる。
それはしょうがないのだけどいちいち気持ち悪さがある。
今度は足と胴体はまともなのだけど頭がなく、腕のところに足がついているという奇妙な形をしていた。
結構怖い。
それに気持ち悪い。
センスがないのはしょうがないけどあり合わせで作るにしてもどうにかならなかったのか女神様と思わざるを得ない。
「これで半分。思ってたより早いな」
モンスターと戦ったりしながら薬草を集めてイージャス草とペトラの実を六つ、コドゥンの葉を四枚見つけた。
ペースとしては悪くない。
多く見つけても買い取ってくれる人はいるので無駄にならないので薬草のためにサクサク移動する。
「スミマセン」
「……誰ですか?」
ちょうど十個目となるペトラの実を見つけた時だった。
覚醒者が数人現れて圭たちに声をかけてきた。
塔の中もゲートの中でもモンスターだけでなく覚醒者同士が争う危険というものもある。
特に採取系の試練である四階では薬草を狙って覚醒者が覚醒者を襲うこともあり得ないとは言い切れない。
圭たちはサッと武器を構えて警戒する。
見ると相手は外国人。
何人かは知らないけれど話しかけてきた男も片言の日本語だった。
「ケイカイシナイデクダサイ。オソウキハナイデス」
男たちはニコリと笑って敵意はないとアピールする。
ただそれで警戒は解かない。
「なんのご用ですか?」
すれ違ったら挨拶ぐらいはしても声をかけることはない。
他に人気もない場所であるし怪しさ全開だ。
「モクテキハサイシュ? ツギニイクコト?」
「目的? 次の階に行こうと思ってます」
「ワタシタチサイシュモクテキ。タリナイブンアゲルカラヤメナイ?」
「……なるほどねぇ」
「どういうことだ?」
夜滝は相手の話を理解したようだがカレンはまだ分かっていない。
「採取したいから必要以上に採らず早く行ってほしいってことですよ」
同じく理解している薫が簡潔に説明する。
要するに相手は誰にも邪魔されず薬草を採取したい。
そこで圭たちが邪魔なのだ。
だから必要な薬草を与えるから早く先に行ってくれという交渉なのである。
圭たちは必要な分の薬草が手に入る。
相手は薬草を取り合うこともなく邪魔もいなくなる。
悪い話ではないなと圭は思う。
「どうする?」
「私はいいんじゃないかと思うけどねぇ」
「先に進めばいいんじゃないか?」
みんなも特に反対はなさそう。
お金を稼ぐことが目的ではないので欲張る必要はどこにもない。
このまま薬草もらって次に行こう。
そう思って圭は相手に対して大きく頷いた。
必要な薬草を伝えると圭たちと相手の中間地点に置いてくれたのでそれを回収して圭たちは先に進むことにした。
「はぁ~きんちょーした」
「悪い人たちじゃないのかもしれないけどあんな状況じゃな」
警戒するなという方が無理である。
「まあ、何はともあれこれで次に進めるねぇ」
「ああ、これを女神像に捧げる。それでクリアだ」
「そういえば女神像ってのは?」
「次の階へのエントランスの近くにあるらしい。そういえば見てこなかったな」
薬草を捧げる女神像はエントランス近くにある。
さっさと薬草を探したかったので確認してくるのを忘れていた。
「まあ戻ってみればすぐに分かるはずだよ」
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