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第七章
おべんきょー1
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宴も終わり盛大なもてなしを受けたリュードたちは、ケーフィランドへ向けて出発した。
グルーウィンを出るまでは何と、国の兵士に護衛いただいだ。
噂も広まりに広まっているので、どこへ行っても大歓迎を受けながら移動してようやくグルーウィンから離れた。
「なーんかさ、デカくなってない?」
「そうだね、寝る子は育つって言うからかな?」
「いやいやそーじゃねぇだろ」
コユキ成長中。
子供は日々成長するなんて言われるけどコユキは実際に成長している。
何がと聞かれれば、見た目的だ。
「確かに……大きくやってるよな」
かなり小さかったコユキだけど、少し大きくなった。
幼稚園ぐらいだったのに、小学校入学前ぐらいにはなった。
早くないかとみんな思う。
ただコユキがどう生まれたかを思えば、早く大きくなるのも納得できない話ではない。
ただ抱っこはちょっと大変になってきた。
「子供の成長は早いものだけどこれじゃ早すぎるにゃ」
ただほっぺたのプニプニ感は相変わらずだと、ニャロがコユキの頬をつつく。
他の子供と比べてもやや小柄な体型ではある。
しっかりと体を鍛えているのでリュードやルフォンでもまだ抱っこは出来るけど、この調子で伸びていかれるとあっという間にそうできなくなる。
コユキは元は魔物で、大人の姿だった。
存在自体イレギュラーなので、もしかしたら子供の姿であることも一時的なものかもしれない。
「むぅ……」
「なんかずっこい……」
「お母さん方嫉妬か?」
コユキは五本の尻尾をゆらゆらと揺らし、リュードに抱っこされている。
ギュッと抱きつき、リュードの肩に頭を乗せるコユキは幸せそうな顔をしていて邪な感情は感じられない。
羨ましいとルフォンとラストはそんなコユキのことをじーっと見つめていた。
子供だから仕方ないがリュードをとられてしまったような感じはちょっとある。
「野営の準備も終わったし、今日の授業をするにゃ!」
コユキの神聖力授業はグルーウィンを脱した次の日から始まった。
ニャロを始めとしてアルフォンスやハルヴァイが先生役として神聖力の扱い方や知識を教える。
ダリルはそこら辺において感覚派であって、理論的ではないのであまり口を出さなかった。
この中で一番神聖力の扱いに長けているのがニャロである。
意外というと失礼だけど、ちゃんと学んで理論も頭に叩き込んでニャロは神聖力を使っている。
獣人族の優れた感覚も相まって優れた聖者なのだ。
語彙力的にあまり言葉が上手くないコユキであるが、相手が何を言っているのかはしっかり理解しているようだった。
今も野営の準備中リュードに抱っこされているのだけども、実はただ抱っこはされているのではない。
リュードのことを神聖力で強化しながら抱っこされているのだ。
強化することでリュードは抱っこしやすくなるし、コユキは練習も兼ねて抱っこしてもらえる。
なんともウィンウィンな練習法である。
「神聖力の使い方は割と掴んでいる感じにゃ」
コユキは賢くて感覚的にも優れていた。
道中では知識の確認はちょっとできないものの、飲み込みが早くて実戦的なことで見るととても優秀な生徒だとニャロもちょっと楽しくなっていている。
ニャロなんかは先生が優秀だからだと言っていたけど、ハルヴァイやアルフォンスはコユキの能力の高さに舌を巻いていた。
リュードも強化を受けて軽々とコユキを抱っこしながらコユキがすごいのだと若干の親バカになりつつあった。
「魔力と神聖力は別のものですが同じようなことも出来るのです」
夜も更けてきてアルフォンスによる神聖力講座が始まる。
早めに野営の準備をして焚き火を囲みながらコユキはリュードの膝の上で話を聞く。
リュードたちの役に立つことだと説明されたためか、マジメに話を聞くいい生徒である。
「魔力による技のことを一般に魔法と言います。一方で神聖力による技のことは聖技と言います。魔法では色々な属性に変化させることも一般的でありますが、神聖力は神聖力で属性変化はできません。けれど例えば球状にするとか、槍のようにするとか、そうした形状の変化は魔法と同じようにすることができるのです」
アルフォンスが手のひらに神聖力の球を作ってみせる。
ファイヤーボールは魔力に属性を持たせて球状にしたものである。
単純な魔法で、神聖力も同じように球状に出来る。
「ただ同等のエネルギーでも魔力の方が破壊的な力が強いと言われています。やはり神聖力の使い道としては強化や治療に使うのが一般的でしょう。こうしたエネルギーとしての性質の違いが魔力と神聖力にはありますね」
そういうとアルフォンスはリュードとコユキを神聖力で強化する。
体軽くなる感覚、力が湧いてくる。
「魔力にも相手を強化する魔法がありますがこれにも違いがあります。魔力による強化は2種類あって魔力そのものを体に充満させたり、まとったりしてするものと魔法によるものです」
アルフォンスが強化を止めると、逆に体が重たくなったようにすら思ってしまう。
グルーウィンを出るまでは何と、国の兵士に護衛いただいだ。
噂も広まりに広まっているので、どこへ行っても大歓迎を受けながら移動してようやくグルーウィンから離れた。
「なーんかさ、デカくなってない?」
「そうだね、寝る子は育つって言うからかな?」
「いやいやそーじゃねぇだろ」
コユキ成長中。
子供は日々成長するなんて言われるけどコユキは実際に成長している。
何がと聞かれれば、見た目的だ。
「確かに……大きくやってるよな」
かなり小さかったコユキだけど、少し大きくなった。
幼稚園ぐらいだったのに、小学校入学前ぐらいにはなった。
早くないかとみんな思う。
ただコユキがどう生まれたかを思えば、早く大きくなるのも納得できない話ではない。
ただ抱っこはちょっと大変になってきた。
「子供の成長は早いものだけどこれじゃ早すぎるにゃ」
ただほっぺたのプニプニ感は相変わらずだと、ニャロがコユキの頬をつつく。
他の子供と比べてもやや小柄な体型ではある。
しっかりと体を鍛えているのでリュードやルフォンでもまだ抱っこは出来るけど、この調子で伸びていかれるとあっという間にそうできなくなる。
コユキは元は魔物で、大人の姿だった。
存在自体イレギュラーなので、もしかしたら子供の姿であることも一時的なものかもしれない。
「むぅ……」
「なんかずっこい……」
「お母さん方嫉妬か?」
コユキは五本の尻尾をゆらゆらと揺らし、リュードに抱っこされている。
ギュッと抱きつき、リュードの肩に頭を乗せるコユキは幸せそうな顔をしていて邪な感情は感じられない。
羨ましいとルフォンとラストはそんなコユキのことをじーっと見つめていた。
子供だから仕方ないがリュードをとられてしまったような感じはちょっとある。
「野営の準備も終わったし、今日の授業をするにゃ!」
コユキの神聖力授業はグルーウィンを脱した次の日から始まった。
ニャロを始めとしてアルフォンスやハルヴァイが先生役として神聖力の扱い方や知識を教える。
ダリルはそこら辺において感覚派であって、理論的ではないのであまり口を出さなかった。
この中で一番神聖力の扱いに長けているのがニャロである。
意外というと失礼だけど、ちゃんと学んで理論も頭に叩き込んでニャロは神聖力を使っている。
獣人族の優れた感覚も相まって優れた聖者なのだ。
語彙力的にあまり言葉が上手くないコユキであるが、相手が何を言っているのかはしっかり理解しているようだった。
今も野営の準備中リュードに抱っこされているのだけども、実はただ抱っこはされているのではない。
リュードのことを神聖力で強化しながら抱っこされているのだ。
強化することでリュードは抱っこしやすくなるし、コユキは練習も兼ねて抱っこしてもらえる。
なんともウィンウィンな練習法である。
「神聖力の使い方は割と掴んでいる感じにゃ」
コユキは賢くて感覚的にも優れていた。
道中では知識の確認はちょっとできないものの、飲み込みが早くて実戦的なことで見るととても優秀な生徒だとニャロもちょっと楽しくなっていている。
ニャロなんかは先生が優秀だからだと言っていたけど、ハルヴァイやアルフォンスはコユキの能力の高さに舌を巻いていた。
リュードも強化を受けて軽々とコユキを抱っこしながらコユキがすごいのだと若干の親バカになりつつあった。
「魔力と神聖力は別のものですが同じようなことも出来るのです」
夜も更けてきてアルフォンスによる神聖力講座が始まる。
早めに野営の準備をして焚き火を囲みながらコユキはリュードの膝の上で話を聞く。
リュードたちの役に立つことだと説明されたためか、マジメに話を聞くいい生徒である。
「魔力による技のことを一般に魔法と言います。一方で神聖力による技のことは聖技と言います。魔法では色々な属性に変化させることも一般的でありますが、神聖力は神聖力で属性変化はできません。けれど例えば球状にするとか、槍のようにするとか、そうした形状の変化は魔法と同じようにすることができるのです」
アルフォンスが手のひらに神聖力の球を作ってみせる。
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「ただ同等のエネルギーでも魔力の方が破壊的な力が強いと言われています。やはり神聖力の使い道としては強化や治療に使うのが一般的でしょう。こうしたエネルギーとしての性質の違いが魔力と神聖力にはありますね」
そういうとアルフォンスはリュードとコユキを神聖力で強化する。
体軽くなる感覚、力が湧いてくる。
「魔力にも相手を強化する魔法がありますがこれにも違いがあります。魔力による強化は2種類あって魔力そのものを体に充満させたり、まとったりしてするものと魔法によるものです」
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