義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!

ずー子

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【限定】義兄弟初夜話その後(レイ視点)R18

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※エイプリルフール第二弾です!ちこく!こちらはR18です。普段はもっとハードなエロばかり書いてるので(※pixivはそう言うのばかりです…)大分自重したつもりですが義兄の言葉攻めがちょっとアレでしたらごめんなさい。私はとても楽しかった…
こちらも同じく少し公開した後に本編追いつくまで非公開にするつもりです。楽しんで貰えたら嬉しいです♡


***
「うまく取り入るように」
そう父親に言われ、レイナードはアドラー家の養子になった。当初は「後妻を取らない変わり者」であるクリストファー公爵を魅了させたかったのだろう。今ならなんとなく、父の思惑も分かる気がする。女好きで、分け隔てなく愛する父からすれば、クリストファーのことは女嫌いか、男好きか、幼児性愛なのか、そう言った性癖なのではないかと思っていたのだろう。それなら、当時の自分はうってつけだった。レイナードはそう振り返る。だが、クリストファーは紳士であり続けた。一貫して紳士で大人であり続けた。そして、結局魅了されたのはその息子の方だった。性格以外は完璧の義兄、ヴィルヘルム。それをこんな風にさせてしまったのは、自分が悪いんだろうか。
「ふぁああん…♡」
対面座位で何度目かの絶頂の波に飲まれる。堪らず仰け反り、目を瞑り、甘い声ばかり出る口を閉じようとする。なのにそんな努力を嘲笑うように義兄はバカみたいになったペニスを弄びながら「レイのここ、可愛いね。ぷるぷるしてて、すごくえっちだ」なんて言ってくる。
「やぁ……いわないでぇ……」
もう何度目になるかわからない絶頂にレイナードは身体を震わせた。もう出すものもなくて苦しいのに義兄は許してくれない。それどころかさらに激しく責め立てられてしまうのだ。
(こんなはずじゃなかったのに…)
最初はただ、少し興味があっただけ。ヴィルヘルムに言われて、男同士でどうやってセックスするのか、その方法と手順を調べただけだったのが、いつの間にかこんなことになってしまった。
「お尻のほうが気持ちいいなんて、女の子とえっちする時どうするの?使い物にならなくなっちゃうよ?」
「だめぇ…言わないでぇ…おしりはだめなのぉ……」
「どうして?レイ、すごく気持ちよさそうなのに」
そう言うと腰を掴んでバウンドさせるから「んひっ♡!?」なんて悲鳴を上げてしまう。
「それにこの乳首。ぷっくらしてすごくえっちだよ?こんなに大きくなって、もう人前で脱げないね」
「ひゃう!?お、おっぱいもだめぇ……!」
両方の突起を同時に摘まれて捏ねられると堪らない。それなのに義兄の手は止まらずに「ほら、レイのここ、もうこんなになってるよ?」なんて言いながら今度はペニスを軽く弾かれる。
(こんなの……)
好き放題開発されたら身体は、まるで女の子になったみたいだ。そう考えてゾクリとする。だがそんな考えを見透かすようにヴィルヘルムは耳元で囁いた。
「ねえ、レイ?女の子みたいになるのってどんな感じなの?」
「!!ち、ちが!ちがうもん!僕、ちゃんと男の子だも、んぁあ!?」
反論しようとすると突然腰を動かされて思わず悲鳴を上げてしまう。
「もん、だなんて可愛いの。子どもに戻ったみたいだね?でも嘘はダメだよ、レイ。おちんちんよりお尻が気持ちいいなんて、そんなの女の子じゃないか」
「ち、違うもん……!僕は男の子だよ!義兄さんのバカ!」
そう言うと何故か嬉しそうに笑う。
「ふーん?じゃあ、これは何?」
そう言ってレイナードのペニスを優しく撫で上げる。「ひゃう!?」と声を上げるがお構いなしに何度も触られる。その度にビクビクッと身体が震えた。
「乳首弄られて気持ちよくなっちゃって、わかる?僕のモノすごく締め付けてる。ふふ、一緒に弄るとすごく気持ちいいんだね。腰も動いてるよ?」
(だめなのに……)
そう思う反面、身体は正直に反応してしまうのだ。
「ほら、見てごらん?レイ」
そう言われて視線を落とすとそこには完全に勃起した自分のモノがあった。しかも先走りで濡れているせいでテラテラ光っている。それがとても卑猥で恥ずかしくて死にそうだ。思わず顔を背けると顎を掴まれて正面を向かされた。
「ダーメ。こっち向いて?僕のモノで気持ちよくなってるレイの顔、ちゃんと見せて?」
「~~~!!」
(こ、この人…!!)
恥ずかしくて震えたくなる。こんな変態だなんて思わなかった。こんな、こんな……。
「あ、また締まったね」
そう言って笑うヴィルヘルムにレイナードは泣きたくなった。
「レイのナカ、温かくて気持ちいいよ?ずっとこうしていたいくらいだ…」
子どもの頃「レイは抱っこすると温かいね」と言ってハグしてきた頃と同じようなセリフを敢えて言う辺り、本当に性格が悪すぎる。
「やだぁ……もう抜いてよぉ……」
「ダメだよ、まだ僕イってないから」
そう言って再び腰を動かし始める。その動きに合わせて自分のモノが揺れるのが見えて思わず目を逸らした。だがヴィルヘルムはそれを許してくれない。
「ちゃんと見て?僕のペニスが君のお尻に入って、感じてるところ」
「~~~っ!」
恥ずかしくて涙が出そうになる。それなのに身体は勝手に反応してしまうのだから不思議だ。そんな自分が情けなくなって涙が出る。その涙を舐め取られながら、腰の動きが激しくなる。ぱちんぱちんと肌がぶつかり、ぬちゅぬちゅと水音が響いている。それがすごく恥ずかしくて気持ちいい。ヴィルヘルムの動きに合わせて腰を動かす自分が浅ましく思えて嫌になる。
「レイ、可愛い。気持ちいいんだね?もっと気持ちよくなっていいよ?」
「うあ♡あぅうう♡♡」
そう言って突き上げてくるスピードが速くなる。それに呼応するようにレイナードもまた絶頂へと昇っていく。
(だめ、これ以上したらおかしくなっちゃう)
そう思っていても止まらない。やがてヴィルヘルムも限界を迎えたのか一際強く突かれた瞬間に熱いものが流れ込んできた。その感覚にビクビクッと震えながら自分も射精した。
「ふー…締付気持ちいい…」
「んあぁあ…♡」
どぷっと溢れ出すそれをゆっくりと引き抜きながらヴィルヘルムは楽しそうに言った。
「すごいねレイ、お尻だけでイケるなんて女の子みたいじゃないか」
その言葉にカッとなると同時に怒りが湧いてきた。
「義兄さんのばか!僕は女の子じゃないのに!」
そう言ってぺしんっと頬を叩いたつもりだったが、ヴィルヘルムはむしろ嬉しそうに微笑んだだけだった。
「ふふ、なら僕がレイを女の子みたいにさせたんだね。嬉しいな」
「~~っ!!」
(本当に、この人って……!)
ヴィルヘルムの性癖を知って、レイナードは頭を抱えたくなった。
こんなはずじゃなかった。スパイとして潜り込んで相手を陥落させる、そのはずだったのだ。なのになんでこんなに自分ばかりが快楽に溺れさせられているのだろうか。
「うー…!もーやだ!すけべ!えっち!変態!義兄さんなんて嫌い!」
「え、そんなこと言わないでよ、レイ」
「ふんだ!知らない!僕シャワー行くんだから…ってうわぁぁ!」
シーツにくるまったままのレイナードを、鍛えられた筋肉をいかんなく発揮してヴィルヘルムはひょいと抱き上げる。
「ちょ!義兄さん!降ろして!やだ!」
ジタバタ暴れるレイナードを軽々と抱えたまま、ヴィルヘルムは「こら、暴れないの」と優しく諭すように言った。
「僕が出したんだから、僕がお風呂で綺麗にしてあげないとね?」
「や、やだってばぁ!いいから!おろしてぇ!義兄さんのばかぁ!」
こんなはずじゃなかったのだ。父親に言わせれば作戦通りだと言われるかもしれないが、断じて、同性愛かつ近親相姦なんて罪深い関係になるつもりなんてなかったのだ。なのに。
「レイ、愛してるよ」
「~~~っ!義兄さんの、ばかぁぁぁ!」
こんなはずじゃなかった。なかったのだ。そう心の中で叫びながらも、レイナードは結局義兄に逆らえないのだった。
***
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