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第二章ー浄化の旅と帰還ー
閑話ークレイル=ダルシニアンー
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*お気に入り登録が50を超えて、更に喜んでいるみんです。ありがとうございます(*≧∀≦*)テンション上がって、感謝を込めてまた閑話を投稿しました。読んでいただければ嬉しいです。勿論、飛ばしてもらっても本編に影響はありません*
私は─クレイル=ダルシニアン─
どうやら、私の父であり魔導師団長でもある─セルレイン=ダルシニアン─が、やらかしたらしい。
ー私達の世代で聖女様を召喚するー
それは、第一王子が生まれる前から決まっていた。それ故に、第一王子は勿論の事、同世代で第一王子の側近になるであろう子息達にも、婚約者と言う存在が居なかった。
過去の文献で、いつも聖女様は3人召喚されて、ほぼその3人ともがこの世界に残り、王族や共に旅をした騎士と婚姻を結ぶ事が多々あったからだ。
そのお陰で…夜会の度にご令嬢達から凄まじい攻げ……アピールをされる羽目になった。まぁ…私も男なので、その辺は、うまくやっていたけど…。
今回も聖女様は3人…だったが、もう1人巻き込まれてしまった女の子が居た。
おそらく聖女様であろう3人は、成人した女性だろう。そして、3人ともがしっかりした眼差しをし私達を見据えて居た。
巻き込まれたであろう女の子は…震えていた。眼鏡と長目の前髪で、表情はよく分からないが…
ー可哀想にー
それが、彼女に対しての第一印象だった。
そして、その4人の能力の鑑定を兼ねて謁見を行った時に、父がやらかした。
その巻き込まれた女の子─ハル殿に、禁忌に近い魔術を行使しようとしたらしい。国王陛下がすぐに気付き、何事も無く済んだが…
何故そんな事を…しかも、聖女様ではなく、巻き込まれただけの彼女に?
『分からない。何故か…彼女が気になったから』
父はそう言った。父は…魔術馬鹿だ。魔術と嫁(私の実母)にしか興味が無い人である。その父が、気になると言う。
ハッキリ言って、魔術の才能としては、父より私の方が上だ。そんな私でも、ハル殿からは何も感じない。父がおかしいだけか?と思いながらも、少し、ハル殿が気になる存在になった。
色々な理由は省き、急遽、私とエディオルが旅に同行する事になった。
ハル殿は、1年も掛からずに薬師の資格を取り旅に同行する権利を得ていた。
素直に凄いなと思い、声を掛けた。
色んな噂のある子だったけど、話してみると本当に良い子だった。しかも、まだまだ子供だと思っていてが…成人した女性だったのには驚いた。
ーあの噂を…王子もエディオルも信じたのか?ー
正直、(脳内お花畑な)王子に関してはミヤ様が絡んでいるから…分からなくもないが…エディオルは…と、ふと気付く。
「なる程ね…」
拗らせた奴程厄介なものはないだろう。
この旅が終われば、彼女達は元の世界に還るだろう。そこで、私達の縁とも切れる。それでも…還ってしまうまでは、仲良くしておくのも悪くないよな…と思いながら、今日もハル殿に会いに行った。
私は─クレイル=ダルシニアン─
どうやら、私の父であり魔導師団長でもある─セルレイン=ダルシニアン─が、やらかしたらしい。
ー私達の世代で聖女様を召喚するー
それは、第一王子が生まれる前から決まっていた。それ故に、第一王子は勿論の事、同世代で第一王子の側近になるであろう子息達にも、婚約者と言う存在が居なかった。
過去の文献で、いつも聖女様は3人召喚されて、ほぼその3人ともがこの世界に残り、王族や共に旅をした騎士と婚姻を結ぶ事が多々あったからだ。
そのお陰で…夜会の度にご令嬢達から凄まじい攻げ……アピールをされる羽目になった。まぁ…私も男なので、その辺は、うまくやっていたけど…。
今回も聖女様は3人…だったが、もう1人巻き込まれてしまった女の子が居た。
おそらく聖女様であろう3人は、成人した女性だろう。そして、3人ともがしっかりした眼差しをし私達を見据えて居た。
巻き込まれたであろう女の子は…震えていた。眼鏡と長目の前髪で、表情はよく分からないが…
ー可哀想にー
それが、彼女に対しての第一印象だった。
そして、その4人の能力の鑑定を兼ねて謁見を行った時に、父がやらかした。
その巻き込まれた女の子─ハル殿に、禁忌に近い魔術を行使しようとしたらしい。国王陛下がすぐに気付き、何事も無く済んだが…
何故そんな事を…しかも、聖女様ではなく、巻き込まれただけの彼女に?
『分からない。何故か…彼女が気になったから』
父はそう言った。父は…魔術馬鹿だ。魔術と嫁(私の実母)にしか興味が無い人である。その父が、気になると言う。
ハッキリ言って、魔術の才能としては、父より私の方が上だ。そんな私でも、ハル殿からは何も感じない。父がおかしいだけか?と思いながらも、少し、ハル殿が気になる存在になった。
色々な理由は省き、急遽、私とエディオルが旅に同行する事になった。
ハル殿は、1年も掛からずに薬師の資格を取り旅に同行する権利を得ていた。
素直に凄いなと思い、声を掛けた。
色んな噂のある子だったけど、話してみると本当に良い子だった。しかも、まだまだ子供だと思っていてが…成人した女性だったのには驚いた。
ーあの噂を…王子もエディオルも信じたのか?ー
正直、(脳内お花畑な)王子に関してはミヤ様が絡んでいるから…分からなくもないが…エディオルは…と、ふと気付く。
「なる程ね…」
拗らせた奴程厄介なものはないだろう。
この旅が終われば、彼女達は元の世界に還るだろう。そこで、私達の縁とも切れる。それでも…還ってしまうまでは、仲良くしておくのも悪くないよな…と思いながら、今日もハル殿に会いに行った。
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