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第七章ー隣国ー
パルヴァンvs貴族院vs??
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「ここに居る立場の人間なら知っているだろう?3人の聖女様に巻き込まれた女の子の事を。この城で虐められても何をされても文句も言わず、自分の居場所を作る為に薬師になって、浄化の旅にも同行した事も。そのハル様は、聖女様達が元の世界に還った後もパルヴァンに居たんだ。そして、そのハル様がグレン様や俺、それに王太子様も助けてくれた薬師だ。今回の事で俺達は─パルヴァンは、ハル様の事に関してはだけは、貴族院を信用してはいない。」
「何を言うか!?例え辺境伯付きの者とは言えど、無礼では…ないか!?」
プルプル震えながらも、貴族院の1人か叫んだ。
「─無礼で結構。魔法使いであるのに、その力を悪用する事もなく我々の為に魔法を使い助けてくれたハル殿に─貴族院は更に犠牲を払わせた。それでも、ハル殿は魔法を使って仕返ししたりは─しなかった。それどころか、隣国に現れたハーピーやワームを仕留める手助けをしたのだ。我々の国に影響が出ないようにな。それでもまだ足りないのか?ハル殿が魔法使いだから、まだ使えると?まだ使うと?貴族院は…欲深い人間の集まりだなぁ?そんな貴族の集まる所に、ハル殿を任せる事はできかねる。国の管理下には置かせない。」
パルヴァン様がハッキリと言い放った。
ー実際は、皆私が魔法使いだって、知らなかったんだけどー
「私も同意見です。私は前回はこの国の魔導師に召喚されて来ましたけど、今回はハルに連れて来てもらったので…私はハルの居る所の国の聖女─と言う事になりますね?」
ミヤさんは、一際綺麗な笑顔を浮かべた。
「なっ─そんな方便─許される筈無かろう!ま…魔法使いは、国の管理下に置く事が義務付けられているのだ!今までは良くても、その魔法使いもこれから悪い事をするかもしれ────」
「ハルが…悪い事を…すると…あなたは言っているのかしら?」
「……しない…と言い切れないだろう?」
「ふふっ─。ハルが魔法使いとは知らずに、ただの女の子だと思っていた子に犠牲を払わせて、謝罪も無し。あのクズ聖女から助けてもらったのに…お礼も無し。更に、魔法使いだと分かった途端、隠していたと非難した上に─駒の様に使う発言に……ハルが悪い事をすると言うのね?ふふっ─これ…どっちが悪者なのかしらね?お偉い様方々は…何度同じ事を繰り返すのかしら?グレン様、どう思います?」
「“老害”でしかないな。ハル殿を国の管理下に置くと言うのなら、私はパルヴァン辺境伯を辞して、ハル殿を連れて何処か違う国へ行く。あぁ、その時は勿論、レオンも付いて来るだろうな。そうだな…私の後任には…丁度先代辺境伯の息子のギデルが居たな?(ボロボロだが)そいつで良いだろう?(ボロボロだが)アイツも喜ぶだろう。」
「ティモスさん…私、どうしたら良いですか?」
「俺も分からない…。取り敢えず…邪魔にならないように…しておこうか?」
「─ですね…」
ミヤさんとパルヴァン様とゼンさん─三ボスの絶対零度の微笑みに、この部屋の温度が一気に下がった。魔法使いの事で怒ってくれてるんだろうけど…私まで怒られている気になる程、背中がゾクゾクしています。
「あの老害…もう、黙ってくれないかなぁ?」
ーティモスさん、口から出てますよ?ー
「グレン殿!いい加減に──」
「いい加減にするのは─お前達の方であろう?」
「なっ─何を──っ!?」
更に言い募ろうとした時、その声に被さるように誰かが声を発した。
「本当に、お前達は老害でしかないのう。」
そう言いながら、この部屋に入って来たのは
「王太后様!?」
ー“王太后様”って─確か、国王様のお母さんって事だよね?初めて見たー
「母上!?どうしてこちらに?」
一番驚いているのは国王様のようだ。
「“どうして”では無いわ!最近の王城での出来事を色々耳にしてのう。お前達がどう対処するか見ておったが…老害タヌキに良いようにされおって…情けない!」
「なっ!?老害タヌキとは─」
「そうであろう?自分らは何も出来ぬのに、娘1人に責を負わせるとは─お前達、そろそろ領地に引っ込んではどうだ?そうだのう…男ばかりの貴族院とは、もう古いのではないか?そうは思わんか?」
「そうですわね?丁度、老害が領地に引っ込むようなので、その空席に、ご婦人を据えるのはいかがでしょうか?」
王太后様の問いに、サラッと毒を吐きながら提案をしたのは、王妃様だ。5年前に一度だけ会った?見た事があったけど…。その時は国王様の横に座っていて、控え目な印象だった。
よく見ると、その2人の後ろに、ニヤリと微笑んでいるシルヴィア様が立っている。
「あぁ、それは良い提案だのう!そなたらも、それで良いか?」
と、王太后様が私達の後ろの方に視線を向けた。
ーん?後ろ?ー
と、私もティモスさんもソロソロと振り返って見ると
「王太后様と王妃陛下が仰るのでしたら、私達は喜んでお受け致します。」
と、6人の貴婦人がカーテシーをしていた。
「─なっ…お前達っ…」
貴族院の6人が、顔を赤くしながらプルプル震えている。
「王太后様、王妃陛下、御前で失礼致しますね?」
貴婦人の1人がそう言うと、王太后様と王妃陛下は何も言わずニッコリと微笑み、その貴婦人はその6人の貴族院達に向き直った。
ーえっと…何が…起こってるんですか?ー
*読んで頂き、ありがとうございます。この隣国編も、終わりに向かっています。
かなり長くなったなぁ─と。キリが良い?ので、隣国編が終わったら、この題名での本編は完結として、題名を変えて続編として続きを書こうかな?と思っています。φ(・ω・`)
ハルも還れてしまったしなぁ…と(笑)。
変えない方が読みやすかったりしますか?
題名を変えて一からするか、そのまま続けるか─思案中です。決まったら、また報告します。もし、意見ありましたら、感想欄にでも書き込んで下さい。*
「何を言うか!?例え辺境伯付きの者とは言えど、無礼では…ないか!?」
プルプル震えながらも、貴族院の1人か叫んだ。
「─無礼で結構。魔法使いであるのに、その力を悪用する事もなく我々の為に魔法を使い助けてくれたハル殿に─貴族院は更に犠牲を払わせた。それでも、ハル殿は魔法を使って仕返ししたりは─しなかった。それどころか、隣国に現れたハーピーやワームを仕留める手助けをしたのだ。我々の国に影響が出ないようにな。それでもまだ足りないのか?ハル殿が魔法使いだから、まだ使えると?まだ使うと?貴族院は…欲深い人間の集まりだなぁ?そんな貴族の集まる所に、ハル殿を任せる事はできかねる。国の管理下には置かせない。」
パルヴァン様がハッキリと言い放った。
ー実際は、皆私が魔法使いだって、知らなかったんだけどー
「私も同意見です。私は前回はこの国の魔導師に召喚されて来ましたけど、今回はハルに連れて来てもらったので…私はハルの居る所の国の聖女─と言う事になりますね?」
ミヤさんは、一際綺麗な笑顔を浮かべた。
「なっ─そんな方便─許される筈無かろう!ま…魔法使いは、国の管理下に置く事が義務付けられているのだ!今までは良くても、その魔法使いもこれから悪い事をするかもしれ────」
「ハルが…悪い事を…すると…あなたは言っているのかしら?」
「……しない…と言い切れないだろう?」
「ふふっ─。ハルが魔法使いとは知らずに、ただの女の子だと思っていた子に犠牲を払わせて、謝罪も無し。あのクズ聖女から助けてもらったのに…お礼も無し。更に、魔法使いだと分かった途端、隠していたと非難した上に─駒の様に使う発言に……ハルが悪い事をすると言うのね?ふふっ─これ…どっちが悪者なのかしらね?お偉い様方々は…何度同じ事を繰り返すのかしら?グレン様、どう思います?」
「“老害”でしかないな。ハル殿を国の管理下に置くと言うのなら、私はパルヴァン辺境伯を辞して、ハル殿を連れて何処か違う国へ行く。あぁ、その時は勿論、レオンも付いて来るだろうな。そうだな…私の後任には…丁度先代辺境伯の息子のギデルが居たな?(ボロボロだが)そいつで良いだろう?(ボロボロだが)アイツも喜ぶだろう。」
「ティモスさん…私、どうしたら良いですか?」
「俺も分からない…。取り敢えず…邪魔にならないように…しておこうか?」
「─ですね…」
ミヤさんとパルヴァン様とゼンさん─三ボスの絶対零度の微笑みに、この部屋の温度が一気に下がった。魔法使いの事で怒ってくれてるんだろうけど…私まで怒られている気になる程、背中がゾクゾクしています。
「あの老害…もう、黙ってくれないかなぁ?」
ーティモスさん、口から出てますよ?ー
「グレン殿!いい加減に──」
「いい加減にするのは─お前達の方であろう?」
「なっ─何を──っ!?」
更に言い募ろうとした時、その声に被さるように誰かが声を発した。
「本当に、お前達は老害でしかないのう。」
そう言いながら、この部屋に入って来たのは
「王太后様!?」
ー“王太后様”って─確か、国王様のお母さんって事だよね?初めて見たー
「母上!?どうしてこちらに?」
一番驚いているのは国王様のようだ。
「“どうして”では無いわ!最近の王城での出来事を色々耳にしてのう。お前達がどう対処するか見ておったが…老害タヌキに良いようにされおって…情けない!」
「なっ!?老害タヌキとは─」
「そうであろう?自分らは何も出来ぬのに、娘1人に責を負わせるとは─お前達、そろそろ領地に引っ込んではどうだ?そうだのう…男ばかりの貴族院とは、もう古いのではないか?そうは思わんか?」
「そうですわね?丁度、老害が領地に引っ込むようなので、その空席に、ご婦人を据えるのはいかがでしょうか?」
王太后様の問いに、サラッと毒を吐きながら提案をしたのは、王妃様だ。5年前に一度だけ会った?見た事があったけど…。その時は国王様の横に座っていて、控え目な印象だった。
よく見ると、その2人の後ろに、ニヤリと微笑んでいるシルヴィア様が立っている。
「あぁ、それは良い提案だのう!そなたらも、それで良いか?」
と、王太后様が私達の後ろの方に視線を向けた。
ーん?後ろ?ー
と、私もティモスさんもソロソロと振り返って見ると
「王太后様と王妃陛下が仰るのでしたら、私達は喜んでお受け致します。」
と、6人の貴婦人がカーテシーをしていた。
「─なっ…お前達っ…」
貴族院の6人が、顔を赤くしながらプルプル震えている。
「王太后様、王妃陛下、御前で失礼致しますね?」
貴婦人の1人がそう言うと、王太后様と王妃陛下は何も言わずニッコリと微笑み、その貴婦人はその6人の貴族院達に向き直った。
ーえっと…何が…起こってるんですか?ー
*読んで頂き、ありがとうございます。この隣国編も、終わりに向かっています。
かなり長くなったなぁ─と。キリが良い?ので、隣国編が終わったら、この題名での本編は完結として、題名を変えて続編として続きを書こうかな?と思っています。φ(・ω・`)
ハルも還れてしまったしなぁ…と(笑)。
変えない方が読みやすかったりしますか?
題名を変えて一からするか、そのまま続けるか─思案中です。決まったら、また報告します。もし、意見ありましたら、感想欄にでも書き込んで下さい。*
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