24 / 116
〈フレドリクサス編〉
11『キミは、涙の貯水湖を見たことはあるか』①
しおりを挟む
この日に起きた出来事のすべてを、レンは電話でユカに伝えました。
新しい青いドラギィのフレディとの出会いは、当事者ではないユカにとって、
相当うらやましい限りだったようで、
彼女はその時のフレディの様子を、細大もらさず知りたがりました。
『へぇ~、そうなの! 水を操る力! いいなあ、なんかロマンチックで』
「ぼくの部屋で披露したもんだから、部屋を濡らされないか冷や冷やしたけど」
『冷や冷やしたならいいじゃない。最近、変に暑いでしょ? 涼しくなるよ』
「もう~、他人事みたいに言っちゃって。
それでさ、フレディもぼくの部屋に居させてあげることにしたんだ。
だからユカちゃんも、さっそく明日うちに来て、フレディに会ってあげてよ」
『そうしたいんだけどね』受話器のむこうで、ユカが残念そうに言いました。
『明日は、午前中の学校が終わって、帰ってきたらすぐ、
遠くの街で入院している友達の病院に、お見舞いしに行くことになっているの。
だから、こっちに帰ってくるの、夜遅くになっちゃうんだ』
「そっか。じゃ、じゃあさ、明後日の日曜!」
『ふふっ、忘れちゃった? その日は、ほら、わたしの――』
「あっ!!」レンはまたぞろ声を上げました。
「そうだ、うっかりしてた……ん?
でも、お誕生会は午後からでしょ? 午前中うちにくれば……」
『その時間は、パパとママと、誕生日プレゼントを買いに行く予定なの。
いいでしょ? ちょっと幼稚園生っぽいけど』
「あー、プレゼント」
苦くてチクチクしたものが、レンの胃袋を通っていきました。
『ねえ、レン君からのプレゼントも、楽しみにしてるからね』
(あの言葉、やっぱり覚えてたー!)
女の子へ贈る、はじめてのプレゼント。
ユカが喜ぶようなものが思いつかず、ずっと悶々としていたのです。
「あ、ああ、うん。楽しみにしてて。
あ、あのさ……今更聞くのも、あれだけど、
ユカちゃんは、どんなプレゼントがいい?」
『えっ? ふふふっ、さてはレン君、まだ準備できてないな~?』
(見破られた!!)
まったく、女の子は甘くみたら恐ろしいです。
こうなったら、開き直るしかありません。
「ジュンとタクも、準備できてないってさ! ホントにダメだよね~。
それでさ、もしよかったら、ユカちゃんから直接聞きたいな~、なんて」
『そうだなあ。うーん……あっ、そうだ。ハッピーになりたい!』
「……ハイ?」
『だからね、ハッピーになれるのがいいな。モノじゃなくても、いいから』
「モノじゃなくても、いい」
『わたしからは、それだけっ。だから、待ってるね。楽しみにしてまあす』
――電話が切れた後、レンはしばらく動けませんでした。
そこは、家のトイレの中。用を足しながらこんな電話をしていたなんて。
「……なんか、くじけそう」
*
そして、約束の日曜日がやってきました。天気は良好。風もおだやかです。
レンとジュンとタクも、女の子たちが席を連ねるユカの誕生日に出席――
したかったのですが、今はユカの家とは逆方向にむかって飛んでいました。
(ああ、ホントにどうしてこうなるんだろ)
レンはフラップの背中の上で、内心嘆いていました。
なんでも調査隊の出動日が、ユカの誕生会の日と重なってしまったのです。
まあ、さっさと巨大イカの正体を突き止めて激写し、
あわよくば誕生会が終わる前にユカの家に着ければ、結果オーライです。
レンが嘆く理由は、別にありました。
「結局、オレたち三人とも、プレゼントは用意できてないままか……」
「おれ、もうダメだ。さんざん考えたけど、マジで思いつかねーよ」
「うん、ぼくもお手上げ……」
このまま、約束のプレゼントを渡せないまま、今日を終えてしまうのでしょうか?
ユカもあんなに楽しみにしていたのに――。
「女の子へのプレゼントを考えるのは、そんなに難しいことか?」
と、フレディが聞きました。
「もしかして、羞恥心が関係しているのかな?
プレゼントを選ぶ時の恥ずかしさと、渡す時の恥ずかしさ。
それらのせいで、思考が鈍ってしまうと言われるぞ。
――それにしてもうまいな、この元気ドリンクは。
これを定期的に飲んでいれば、ずっと大きい姿で飛び続けられるとは」
ドラギィたちは、レンたちを乗せて、例のはなもり山を目指していました。
フラップがレンを、フリーナがジュンを、フレディがタクを乗せています。
フレディの背中のケガもすっかり治って、包帯も取らせてもらいました。
そして三匹とも、しろさん特製の元気ドリンクのボトルと、
その首かけホルダーを装着していました。
前にフラップが、ユカのお届け物を運んだ時に飲んでいた、あのドリンクです。
ホルダー容器もしろさんの特別製で、ドラギィの身体が大きくなっても、
それに合わせてサイズが変化する、優れものです。
些細なことですが、これもしろさんの細やかな配慮なのです。
『――今回おぬしらに渡したその元気ドリンクじゃが、
ひとり分を三等分したから、ひとり当たりの分量はかなり少なくなっておる。
大事に飲むことじゃ』
と、しろさんが出発前に注意をうながしていましたけどね。
今は、午後の一時過ぎ。ユカの誕生会は、たしか三時からだったはずです。
調査の日と、誕生会が重なってしまった理由は、いくつかありました。
全員がまとまった時間を取れるのが、今日しかないことや、
大人たちが例の湖を怪しがって、ダイバーを派遣する前に、肩をつけたいこと。
レンたちも、一日でも早く調査したいという気持ちもありました。
――が、何より、依頼してきた六年生の先輩が、かなりせっかちで横暴な性格で、
あんまり待たせると学校中に調査隊の悪評を流すと、脅してきたからでした。
「今日はみんなでがんばろーネ! ご縁は、とっても大事だもん!」
「フリーナは気楽でいいよね。ああ、ぼくは憂うつですよ。水に入るなんて」
「そう言うなよ、フラップ。
せっかく彼らがぼくたちのために、修行の場を設けてくれたんだぞ。
それに、ぼくの力があれば溺れ死ぬ心配もないことは、よく知っているだろう?」
「てか、ホントにおれたち、溺れないんだろーな? みんな一着ずつしかねーぞ?」
と、ジュンが疑わしげに聞いてきました。
「心配するな。ぼくの技術は確かだ。
ぼくには、しろさんにもできないことができる」
「ホントか~? ホントにそう言い切れんのかよ~? 嘘なら承知しねーぞぉ?」
ジュンが意地悪っぽくそう言うと、
フレディは何を思ったのか、急に涙ぐんで、
「ううっ、ホントのホントだってばぁ。信じてよぅ、えぇ~ん!」
こんなことですぐ泣き出すのか……子どもたちがあきれ顔をしていると、
「うわっ、わわわっ!」
フレディが急に高度を下げはじめたため、タクが面食らっています。
「フレディ! 落ちてる、落ちてる! 泣いてないで高度上げて~!」
「あ、ああ、すまない!」
フレディは大急ぎで涙をぬぐい、頭を上げて高度を元の高さへ戻しました。
「はぁ~、もう焦ったよ」レンが声をかけました。
「キミ、なるべく泣かない方がいいかもね。
泣くと、うまく飛んでいられなくなるみたいだから」
「あ、ああ、まあ……そう、だな」
なぜだかフレディは、歯切れの悪い返事をします。
それを見ていたフラップとフリーナも、
ほのかに居心地の悪そうな表情をするのでした――。
新しい青いドラギィのフレディとの出会いは、当事者ではないユカにとって、
相当うらやましい限りだったようで、
彼女はその時のフレディの様子を、細大もらさず知りたがりました。
『へぇ~、そうなの! 水を操る力! いいなあ、なんかロマンチックで』
「ぼくの部屋で披露したもんだから、部屋を濡らされないか冷や冷やしたけど」
『冷や冷やしたならいいじゃない。最近、変に暑いでしょ? 涼しくなるよ』
「もう~、他人事みたいに言っちゃって。
それでさ、フレディもぼくの部屋に居させてあげることにしたんだ。
だからユカちゃんも、さっそく明日うちに来て、フレディに会ってあげてよ」
『そうしたいんだけどね』受話器のむこうで、ユカが残念そうに言いました。
『明日は、午前中の学校が終わって、帰ってきたらすぐ、
遠くの街で入院している友達の病院に、お見舞いしに行くことになっているの。
だから、こっちに帰ってくるの、夜遅くになっちゃうんだ』
「そっか。じゃ、じゃあさ、明後日の日曜!」
『ふふっ、忘れちゃった? その日は、ほら、わたしの――』
「あっ!!」レンはまたぞろ声を上げました。
「そうだ、うっかりしてた……ん?
でも、お誕生会は午後からでしょ? 午前中うちにくれば……」
『その時間は、パパとママと、誕生日プレゼントを買いに行く予定なの。
いいでしょ? ちょっと幼稚園生っぽいけど』
「あー、プレゼント」
苦くてチクチクしたものが、レンの胃袋を通っていきました。
『ねえ、レン君からのプレゼントも、楽しみにしてるからね』
(あの言葉、やっぱり覚えてたー!)
女の子へ贈る、はじめてのプレゼント。
ユカが喜ぶようなものが思いつかず、ずっと悶々としていたのです。
「あ、ああ、うん。楽しみにしてて。
あ、あのさ……今更聞くのも、あれだけど、
ユカちゃんは、どんなプレゼントがいい?」
『えっ? ふふふっ、さてはレン君、まだ準備できてないな~?』
(見破られた!!)
まったく、女の子は甘くみたら恐ろしいです。
こうなったら、開き直るしかありません。
「ジュンとタクも、準備できてないってさ! ホントにダメだよね~。
それでさ、もしよかったら、ユカちゃんから直接聞きたいな~、なんて」
『そうだなあ。うーん……あっ、そうだ。ハッピーになりたい!』
「……ハイ?」
『だからね、ハッピーになれるのがいいな。モノじゃなくても、いいから』
「モノじゃなくても、いい」
『わたしからは、それだけっ。だから、待ってるね。楽しみにしてまあす』
――電話が切れた後、レンはしばらく動けませんでした。
そこは、家のトイレの中。用を足しながらこんな電話をしていたなんて。
「……なんか、くじけそう」
*
そして、約束の日曜日がやってきました。天気は良好。風もおだやかです。
レンとジュンとタクも、女の子たちが席を連ねるユカの誕生日に出席――
したかったのですが、今はユカの家とは逆方向にむかって飛んでいました。
(ああ、ホントにどうしてこうなるんだろ)
レンはフラップの背中の上で、内心嘆いていました。
なんでも調査隊の出動日が、ユカの誕生会の日と重なってしまったのです。
まあ、さっさと巨大イカの正体を突き止めて激写し、
あわよくば誕生会が終わる前にユカの家に着ければ、結果オーライです。
レンが嘆く理由は、別にありました。
「結局、オレたち三人とも、プレゼントは用意できてないままか……」
「おれ、もうダメだ。さんざん考えたけど、マジで思いつかねーよ」
「うん、ぼくもお手上げ……」
このまま、約束のプレゼントを渡せないまま、今日を終えてしまうのでしょうか?
ユカもあんなに楽しみにしていたのに――。
「女の子へのプレゼントを考えるのは、そんなに難しいことか?」
と、フレディが聞きました。
「もしかして、羞恥心が関係しているのかな?
プレゼントを選ぶ時の恥ずかしさと、渡す時の恥ずかしさ。
それらのせいで、思考が鈍ってしまうと言われるぞ。
――それにしてもうまいな、この元気ドリンクは。
これを定期的に飲んでいれば、ずっと大きい姿で飛び続けられるとは」
ドラギィたちは、レンたちを乗せて、例のはなもり山を目指していました。
フラップがレンを、フリーナがジュンを、フレディがタクを乗せています。
フレディの背中のケガもすっかり治って、包帯も取らせてもらいました。
そして三匹とも、しろさん特製の元気ドリンクのボトルと、
その首かけホルダーを装着していました。
前にフラップが、ユカのお届け物を運んだ時に飲んでいた、あのドリンクです。
ホルダー容器もしろさんの特別製で、ドラギィの身体が大きくなっても、
それに合わせてサイズが変化する、優れものです。
些細なことですが、これもしろさんの細やかな配慮なのです。
『――今回おぬしらに渡したその元気ドリンクじゃが、
ひとり分を三等分したから、ひとり当たりの分量はかなり少なくなっておる。
大事に飲むことじゃ』
と、しろさんが出発前に注意をうながしていましたけどね。
今は、午後の一時過ぎ。ユカの誕生会は、たしか三時からだったはずです。
調査の日と、誕生会が重なってしまった理由は、いくつかありました。
全員がまとまった時間を取れるのが、今日しかないことや、
大人たちが例の湖を怪しがって、ダイバーを派遣する前に、肩をつけたいこと。
レンたちも、一日でも早く調査したいという気持ちもありました。
――が、何より、依頼してきた六年生の先輩が、かなりせっかちで横暴な性格で、
あんまり待たせると学校中に調査隊の悪評を流すと、脅してきたからでした。
「今日はみんなでがんばろーネ! ご縁は、とっても大事だもん!」
「フリーナは気楽でいいよね。ああ、ぼくは憂うつですよ。水に入るなんて」
「そう言うなよ、フラップ。
せっかく彼らがぼくたちのために、修行の場を設けてくれたんだぞ。
それに、ぼくの力があれば溺れ死ぬ心配もないことは、よく知っているだろう?」
「てか、ホントにおれたち、溺れないんだろーな? みんな一着ずつしかねーぞ?」
と、ジュンが疑わしげに聞いてきました。
「心配するな。ぼくの技術は確かだ。
ぼくには、しろさんにもできないことができる」
「ホントか~? ホントにそう言い切れんのかよ~? 嘘なら承知しねーぞぉ?」
ジュンが意地悪っぽくそう言うと、
フレディは何を思ったのか、急に涙ぐんで、
「ううっ、ホントのホントだってばぁ。信じてよぅ、えぇ~ん!」
こんなことですぐ泣き出すのか……子どもたちがあきれ顔をしていると、
「うわっ、わわわっ!」
フレディが急に高度を下げはじめたため、タクが面食らっています。
「フレディ! 落ちてる、落ちてる! 泣いてないで高度上げて~!」
「あ、ああ、すまない!」
フレディは大急ぎで涙をぬぐい、頭を上げて高度を元の高さへ戻しました。
「はぁ~、もう焦ったよ」レンが声をかけました。
「キミ、なるべく泣かない方がいいかもね。
泣くと、うまく飛んでいられなくなるみたいだから」
「あ、ああ、まあ……そう、だな」
なぜだかフレディは、歯切れの悪い返事をします。
それを見ていたフラップとフリーナも、
ほのかに居心地の悪そうな表情をするのでした――。
0
あなたにおすすめの小説
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
異世界転移が決まってる僕、あと十年で生き抜く力を全部そろえる
谷川 雅
児童書・童話
【第3回きずな児童書大賞 読者賞受賞作品】
「君は25歳の誕生日に異世界へ飛ばされる――準備、しておけよ」
そんなリアルすぎる夢を見たのは、中学3年・15歳の誕生日。
しかも、転移先は「魔法もあるけど生活水準は中世並み」、しかも「チート能力一切なし」!?
死ぬ気で学べ。鍛えろ。生き抜け。
目指すのは、剣道×農業×経営×工学を修めた“自己完結型万能人間”!
剣道部に転部、進学先は国立農業高校。大学では、園芸、畜産・農業経営・バイオエネルギーまで学び、最終的には油が採れるジャガイモを発見して学内ベンチャーの社長に――
そう、全部は「異世界で生きるため」!
そしてついに25歳の誕生日。目を覚ますと、そこは剣と魔法の異世界。
武器は竹刀、知識はリアル、金は……時計を売った。
ここから始まるのは、“計画された異世界成り上がり”!
「魔法がなくても、俺には農業と剣がある――」
未来を知る少年が、10年かけて“最強の一般人”になり、異世界を生き抜く!
※「準備型転移」×「ノンチートリアル系」×「農業×剣術×起業」異色の成長譚!
星降る夜に落ちた子
千東風子
児童書・童話
あたしは、いらなかった?
ねえ、お父さん、お母さん。
ずっと心で泣いている女の子がいました。
名前は世羅。
いつもいつも弟ばかり。
何か買うのも出かけるのも、弟の言うことを聞いて。
ハイキングなんて、来たくなかった!
世羅が怒りながら歩いていると、急に体が浮きました。足を滑らせたのです。その先は、とても急な坂。
世羅は滑るように落ち、気を失いました。
そして、目が覚めたらそこは。
住んでいた所とはまるで違う、見知らぬ世界だったのです。
気が強いけれど寂しがり屋の女の子と、ワケ有りでいつも諦めることに慣れてしまった綺麗な男の子。
二人がお互いの心に寄り添い、成長するお話です。
全年齢ですが、けがをしたり、命を狙われたりする描写と「死」の表現があります。
苦手な方は回れ右をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
私が子どもの頃から温めてきたお話のひとつで、小説家になろうの冬の童話際2022に参加した作品です。
石河 翠さまが開催されている個人アワード『石河翠プレゼンツ勝手に冬童話大賞2022』で大賞をいただきまして、イラストはその副賞に相内 充希さまよりいただいたファンアートです。ありがとうございます(^-^)!
こちらは他サイトにも掲載しています。
豆腐メンタルな私を、おバカな私が励ますよ(*´ー`*)
やまくる実
絵本
私の頭の中のネガティブな部分をポジティブな私が励ます、エッセイ? 小話?
ただの落書き帳です(*´ー`*)
過去作品です。
内容的には本当に短い文章で、詩というかリズムで読む読み物。
見方によっては大人の絵本という感じです。
私と同じで創作する事が好きな方や生きる事に不器用な方の止まり木みたいな場所になれたらな......なんて思い、こちらにも掲載してみました。
カクヨムにも掲載しています。
表紙画像は chat gptに作成してもらいました(*'▽'*)
魔法使いアルル
かのん
児童書・童話
今年で10歳になるアルルは、月夜の晩、自分の誕生日に納屋の中でこっそりとパンを食べながら歌を歌っていた。
これまで自分以外に誰にも祝われる事のなかった日。
だが、偉大な大魔法使いに出会うことでアルルの世界は色を変えていく。
孤独な少女アルルが、魔法使いになって奮闘する物語。
ありがたいことに書籍化が進行中です!ありがとうございます。
まぼろしのミッドナイトスクール
木野もくば
児童書・童話
深夜0時ちょうどに突然あらわれる不思議な学校。そこには、不思議な先生と生徒たちがいました。飼い猫との最後に後悔がある青年……。深い森の中で道に迷う少女……。人間に恋をした水の神さま……。それぞれの道に迷い、そして誰かと誰かの想いがつながったとき、暗闇の空に光る星くずの方から学校のチャイムが鳴り響いてくるのでした。
運よく生まれ変われたので、今度は思いっきり身体を動かします!
克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞」重度の心臓病のため、生まれてからずっと病院のベッドから動けなかった少年が12歳で亡くなりました。両親と両祖父母は毎日のように妾(氏神)に奇跡を願いましたが、叶えてあげられませんでした。神々の定めで、現世では奇跡を起こせなかったのです。ですが、記憶を残したまま転生させる事はできました。ほんの少しだけですが、運動が苦にならない健康な身体と神与スキルをおまけに付けてあげました。(氏神談)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる