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14歳の助走。
お茶会事件。
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朝のひかりが障子の隙間から差し込み、机の上の紙束をやわらかく照らしていた。最近ほとんど構ってやれなかったナビが、忍び足で机に跳び乗ってくる。ふわふわの毛並みをわざと僕の頬にこすりつけ、翼をぱたぱたさせて抗議の視線。
「ごめん、ごめん。今日は少しだけ遊ぼう」
丸めたリボンを放ると、ナビは空中でくるりと身を翻し、器用に前脚で掴んで床に着地した。ひとしきり追いかけっこをしてから背を撫でると、喉が小さく鳴る。ようやく機嫌が直ったらしく、今度は僕の肩に乗って窓の外を眺めた。
扉が二度、軽くノックされる。アインスとフィアだ。
「失礼しやす、リョウ様。次のお茶会、気をつけてくだせえ」
アインスの声はいつも通り軽いが、目は笑っていない。フィアが続ける。
「会場の給仕に不自然な出入りがありました。女主人筋の客の中に、リョウ様を取り囲む段取りをしている者がいます。飲み物には何か仕込むつもり。色は変わらないはずです」
「ハニートラップ……だね」
「そう受け取って差し支えないです」
ちょうどそこにエメイラが現れ、話を聞き終えると唇の端を上げた。
「良い度胸してるじゃないの。……はい、これ」
差し出されたのは細い銀のブレスレット。小さな翅の意匠がついている。
「毒と魅了と麻痺。反応したら鳴くわ。鳴ったら、私が飛ぶ」
「了解。アインス、フィア、会場側は?」
「周りは見張っておきやす。給仕の動線、裏口、窓。逃げ道も潰されないように」
「助かる。ナビは……ごめん、今日は留守番」
ナビは未練がましく尾を振ったが、エメイラに顎を撫でられて納得したように丸くなる。
お茶会の会場は、王都でも名高い私邸の庭。白い天幕が張られ、春の花が咲き揃う。入り口で女主人に挨拶を済ませると、すぐに人波が寄ってきた。さりげない自然さで、エメイラとは別の方向へと導かれていく。
「まあ、リョウエスト様。お久しぶり」「お噂は絶えませんのよ」
笑顔の輪が重なり、椅子が用意され、次々に差し出される茶器。琥珀色の液面が揺れ、香りは上等だ。けれど、鼻先をかすめた一瞬に、体が先に警鐘を鳴らす。危険感知を使うまでもない。
「どうぞ。熱いうちに」
片目だけで合図して、天幕の隙間越しにエメイラを探す。視線が合った。彼女はわずかに頷き、目で「飲んでいいわよ」と言った。
僕は杯を持ち上げる。舌の上に乗せる量をほんのわずかにして、喉の奥は固く閉じる。口中にじんわり広がる甘さ、そのさらに奥に、乾いた粉のような鈍い感触。次の瞬間、手首で鈴が鳴った。
チリン、と一度。続けて短く二度。ブレスレットの翅が震える。
エメイラの動きは早かった。彼女はほとんど音を立てずに輪の中へ入り込み、僕の肩にそっと手を置く。
「失礼」
囁くように言って、もう片方の手が空を切る。魔法陣は描かない。けれど、空気の中で光がほどけるのがわかった。
『解毒』
胸の奥の重みがすっと抜け、舌に残っていた鈍さが霧のように消える。エメイラは微笑んだまま、杯を持つ手を下ろさせると、にっこり笑って周りを見渡した。
「誰? 薬を仕掛けたの? ダメよ。こういうのは、ほんとうにダメ」
声は柔らかいが、抜き身の刃より冷たい。輪が一気に静まる。幾つかの視線が泳ぎ、扇が震え、遠くで給仕が盆を落として小さな音がした。
女主人が慌てて近づいてきた。
「ま、まさか……そんなことが……」
「あなたを責めるつもりはありません」エメイラは穏やかに遮る。「ただ、今は危険が混じった。それだけ」
僕は席を立ち、軽く会釈した。
「お騒がせしてすみません。体は大丈夫です。……お茶は後で、別の壺で頂けますか」
女主人は蒼ざめながらも頷き、侍女に指示を飛ばす。周囲ではざわめきが広がり、やがて別の天幕が用意され、茶器が入れ替えられた。アインスとフィアの気配が庭の縁に立ち、裏口の方で誰かが詰められている気配がかすかに伝わる。
しかし一度立った波は、簡単には静まらない。中には好奇の目でこちらを覗く者もいれば、恐れを隠さぬ者もいた。僕は深呼吸して、声を届かせる。
「今日は新茶の香りが本当に良いですね。せっかくですから、茶葉の話をしましょう。土地と風の話を」
無関係な話題を掲げ、音程をいつもより低くする。エメイラがさりげなく席を調え、女主人が反射的にうなずいた。茶葉の産地、標高、焙の程度。数人の茶好きが乗ってきて、空気はゆっくりと香りの側へ戻っていく。誰が仕掛けたのか、その場で詰めるのは得策ではない。証拠の連なりは、別の場所と時間で組むものだ。
ひとまずお茶会は続行されたが、会の形はもはや元通りではない。奥で控える商会の職人が茶器を総入れ替えし、給仕の経路は一本化された。女主人は顔を引き締め、可及的速やかに謝意と詫びを整え、僕の前に新しい壺が置かれる。
「先ほどは失礼を。こちらは私が保証します」
「ありがとうございます。……落ち着いたら、裏方の手当てを。落とした盆の音が小さかったのは、皆さんが上手だからです」
天幕の布越しに、アインスがちょいと指先を見せた。捕まえた、の合図。フィアは扇を半ば閉じ、女主人の侍女頭へ小さく耳打ちしている。外では別の女客がひっそり退席したと噂が走り、すぐ消えた。輪は形だけ整えられ、主だった顔ぶれはあくまで優雅に微笑んでいる。だが、誰もが今日の件を忘れないだろう。忘れてはいけない。
お茶会が終わり、礼を尽くして辞去する。馬車の中でエメイラが肩の力を抜いた。
「鳴り方、聞こえた?」
「はっきり。二度だった。魅了が強め、かな」
「ええ。混ぜ方は拙い。けれど、思い切りは良かった」
アインスが窓の外から並走しながら言う。
「裏の給仕、下っ端を一人押さえやした。金と指示は別の筋。口は固え。だが、糸はどこかで引けやす」
フィアが続ける。
「女主人は被害者側。会が乱れた責任を痛感していました。こちらに頭を下げる形を、丁寧に作りました。王都の作法に合致」
「ありがとう。二人は女主人筋に詳しい報せだけ置いて、あとは静かに。王城へは僕から。……陛下と王妃様には、短く正確に」
屋敷に戻ると、ナビが真っ先に玄関まで出てきた。彼は僕の足元をくんくん嗅ぎ、危険の匂いがないとわかると、安心したように翼をたたんだ。
「ただいま。元気な番猫、ありがとう」
ナビは得意げに尻尾を立て、廊下を先導する。応接で一息つくと、エメイラが僕の手首からブレスレットを外し、翅の意匠を親指で撫でた。
「よく飲んだわね」
「君が飲んで良いって、目で言ったから」
「あなたのそういうところ、信じてる。……でも、今日は本当に危なかった。油断しないで」
「肝に銘じます」
ほどなくしてストークが現れ、短く報告。
「女主人の側から速文。深謝と、今後の再発防止の約束。給仕の身辺と取引先は本日中に洗い直すとのこと。王城にも同報しました」
「了解。こっちの紙は二行にまとめる。『お茶会において飲料への不正な混入あり。即時解毒、被害なし。女主人側は協力的。糸口一つ確保』。これで十分」
ローランは机に手をついて考え込む。
「狙いが『あなた』であることは間違いない。目立ち過ぎず、しかし効果的。……次は、より薄く来ます。こちらの目を一段下げるために」
「だからこそ、騒ぎはここまで。残りは静かに。王都の季の水面を、波立てない」
エメイラが頷く。
「いい判断」
窓の外は、もう夕暮れの色に傾いていた。今日の騒ぎは大ごとになったが、押し込むべきところは押し、残すべき静けさは残せた。僕はブレスレットの翅をもう一度見つめ、引き出しにしまう。
「さて、明日の夜会は別の家。茶ではなく、ワインが主役のはず。……アインス、フィア、道筋の選び直しを」
「承知でやす」
「了解」
ナビがひょいと膝に乗ってきた。僕はその小さな背中を撫で、深く息をついた。守るべきものは多い。けれど、手は足りている。信じられる人がそばにいる。今日のような仕掛けがあっても、笑って退けるために、やるべきことをやろう。
「ごめん、ごめん。今日は少しだけ遊ぼう」
丸めたリボンを放ると、ナビは空中でくるりと身を翻し、器用に前脚で掴んで床に着地した。ひとしきり追いかけっこをしてから背を撫でると、喉が小さく鳴る。ようやく機嫌が直ったらしく、今度は僕の肩に乗って窓の外を眺めた。
扉が二度、軽くノックされる。アインスとフィアだ。
「失礼しやす、リョウ様。次のお茶会、気をつけてくだせえ」
アインスの声はいつも通り軽いが、目は笑っていない。フィアが続ける。
「会場の給仕に不自然な出入りがありました。女主人筋の客の中に、リョウ様を取り囲む段取りをしている者がいます。飲み物には何か仕込むつもり。色は変わらないはずです」
「ハニートラップ……だね」
「そう受け取って差し支えないです」
ちょうどそこにエメイラが現れ、話を聞き終えると唇の端を上げた。
「良い度胸してるじゃないの。……はい、これ」
差し出されたのは細い銀のブレスレット。小さな翅の意匠がついている。
「毒と魅了と麻痺。反応したら鳴くわ。鳴ったら、私が飛ぶ」
「了解。アインス、フィア、会場側は?」
「周りは見張っておきやす。給仕の動線、裏口、窓。逃げ道も潰されないように」
「助かる。ナビは……ごめん、今日は留守番」
ナビは未練がましく尾を振ったが、エメイラに顎を撫でられて納得したように丸くなる。
お茶会の会場は、王都でも名高い私邸の庭。白い天幕が張られ、春の花が咲き揃う。入り口で女主人に挨拶を済ませると、すぐに人波が寄ってきた。さりげない自然さで、エメイラとは別の方向へと導かれていく。
「まあ、リョウエスト様。お久しぶり」「お噂は絶えませんのよ」
笑顔の輪が重なり、椅子が用意され、次々に差し出される茶器。琥珀色の液面が揺れ、香りは上等だ。けれど、鼻先をかすめた一瞬に、体が先に警鐘を鳴らす。危険感知を使うまでもない。
「どうぞ。熱いうちに」
片目だけで合図して、天幕の隙間越しにエメイラを探す。視線が合った。彼女はわずかに頷き、目で「飲んでいいわよ」と言った。
僕は杯を持ち上げる。舌の上に乗せる量をほんのわずかにして、喉の奥は固く閉じる。口中にじんわり広がる甘さ、そのさらに奥に、乾いた粉のような鈍い感触。次の瞬間、手首で鈴が鳴った。
チリン、と一度。続けて短く二度。ブレスレットの翅が震える。
エメイラの動きは早かった。彼女はほとんど音を立てずに輪の中へ入り込み、僕の肩にそっと手を置く。
「失礼」
囁くように言って、もう片方の手が空を切る。魔法陣は描かない。けれど、空気の中で光がほどけるのがわかった。
『解毒』
胸の奥の重みがすっと抜け、舌に残っていた鈍さが霧のように消える。エメイラは微笑んだまま、杯を持つ手を下ろさせると、にっこり笑って周りを見渡した。
「誰? 薬を仕掛けたの? ダメよ。こういうのは、ほんとうにダメ」
声は柔らかいが、抜き身の刃より冷たい。輪が一気に静まる。幾つかの視線が泳ぎ、扇が震え、遠くで給仕が盆を落として小さな音がした。
女主人が慌てて近づいてきた。
「ま、まさか……そんなことが……」
「あなたを責めるつもりはありません」エメイラは穏やかに遮る。「ただ、今は危険が混じった。それだけ」
僕は席を立ち、軽く会釈した。
「お騒がせしてすみません。体は大丈夫です。……お茶は後で、別の壺で頂けますか」
女主人は蒼ざめながらも頷き、侍女に指示を飛ばす。周囲ではざわめきが広がり、やがて別の天幕が用意され、茶器が入れ替えられた。アインスとフィアの気配が庭の縁に立ち、裏口の方で誰かが詰められている気配がかすかに伝わる。
しかし一度立った波は、簡単には静まらない。中には好奇の目でこちらを覗く者もいれば、恐れを隠さぬ者もいた。僕は深呼吸して、声を届かせる。
「今日は新茶の香りが本当に良いですね。せっかくですから、茶葉の話をしましょう。土地と風の話を」
無関係な話題を掲げ、音程をいつもより低くする。エメイラがさりげなく席を調え、女主人が反射的にうなずいた。茶葉の産地、標高、焙の程度。数人の茶好きが乗ってきて、空気はゆっくりと香りの側へ戻っていく。誰が仕掛けたのか、その場で詰めるのは得策ではない。証拠の連なりは、別の場所と時間で組むものだ。
ひとまずお茶会は続行されたが、会の形はもはや元通りではない。奥で控える商会の職人が茶器を総入れ替えし、給仕の経路は一本化された。女主人は顔を引き締め、可及的速やかに謝意と詫びを整え、僕の前に新しい壺が置かれる。
「先ほどは失礼を。こちらは私が保証します」
「ありがとうございます。……落ち着いたら、裏方の手当てを。落とした盆の音が小さかったのは、皆さんが上手だからです」
天幕の布越しに、アインスがちょいと指先を見せた。捕まえた、の合図。フィアは扇を半ば閉じ、女主人の侍女頭へ小さく耳打ちしている。外では別の女客がひっそり退席したと噂が走り、すぐ消えた。輪は形だけ整えられ、主だった顔ぶれはあくまで優雅に微笑んでいる。だが、誰もが今日の件を忘れないだろう。忘れてはいけない。
お茶会が終わり、礼を尽くして辞去する。馬車の中でエメイラが肩の力を抜いた。
「鳴り方、聞こえた?」
「はっきり。二度だった。魅了が強め、かな」
「ええ。混ぜ方は拙い。けれど、思い切りは良かった」
アインスが窓の外から並走しながら言う。
「裏の給仕、下っ端を一人押さえやした。金と指示は別の筋。口は固え。だが、糸はどこかで引けやす」
フィアが続ける。
「女主人は被害者側。会が乱れた責任を痛感していました。こちらに頭を下げる形を、丁寧に作りました。王都の作法に合致」
「ありがとう。二人は女主人筋に詳しい報せだけ置いて、あとは静かに。王城へは僕から。……陛下と王妃様には、短く正確に」
屋敷に戻ると、ナビが真っ先に玄関まで出てきた。彼は僕の足元をくんくん嗅ぎ、危険の匂いがないとわかると、安心したように翼をたたんだ。
「ただいま。元気な番猫、ありがとう」
ナビは得意げに尻尾を立て、廊下を先導する。応接で一息つくと、エメイラが僕の手首からブレスレットを外し、翅の意匠を親指で撫でた。
「よく飲んだわね」
「君が飲んで良いって、目で言ったから」
「あなたのそういうところ、信じてる。……でも、今日は本当に危なかった。油断しないで」
「肝に銘じます」
ほどなくしてストークが現れ、短く報告。
「女主人の側から速文。深謝と、今後の再発防止の約束。給仕の身辺と取引先は本日中に洗い直すとのこと。王城にも同報しました」
「了解。こっちの紙は二行にまとめる。『お茶会において飲料への不正な混入あり。即時解毒、被害なし。女主人側は協力的。糸口一つ確保』。これで十分」
ローランは机に手をついて考え込む。
「狙いが『あなた』であることは間違いない。目立ち過ぎず、しかし効果的。……次は、より薄く来ます。こちらの目を一段下げるために」
「だからこそ、騒ぎはここまで。残りは静かに。王都の季の水面を、波立てない」
エメイラが頷く。
「いい判断」
窓の外は、もう夕暮れの色に傾いていた。今日の騒ぎは大ごとになったが、押し込むべきところは押し、残すべき静けさは残せた。僕はブレスレットの翅をもう一度見つめ、引き出しにしまう。
「さて、明日の夜会は別の家。茶ではなく、ワインが主役のはず。……アインス、フィア、道筋の選び直しを」
「承知でやす」
「了解」
ナビがひょいと膝に乗ってきた。僕はその小さな背中を撫で、深く息をついた。守るべきものは多い。けれど、手は足りている。信じられる人がそばにいる。今日のような仕掛けがあっても、笑って退けるために、やるべきことをやろう。
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