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6歳の力走。
フレド、ペギー夫妻との話。
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翌日もキースをレンタルしてもらい仕事をやってもらっている。キースってまともな王国文官だったから処理能力めちゃめちゃあるんだよね。今は貴族対応でお父さんにもロイック兄さんにも僕にも頼られてる状態だから給金も当然上がっている。王国で貰ってた給料に比べてかなり貰ってるといって商会員の集まりで泣いていたっけ。今は王都にいた両親を呼び寄せて住宅街に一軒家を構えてる。うちに来て成功した一人だよ。
僕は暗号はもう見たくないので今日はまた工作をしている。今度の結婚式で間に合えば良いなあと思ってるものだ。これが出来ればまた料理が捗るだろう。家庭に売れるし、便利な一品になるであろう。
ストークがやってきた。なんか困った顔をしている。珍しいな。
「リョウ様、大変お忙しい所申し訳ございません。ペギーさんが来てリョウ様にお話があるそうなのですが」
「ペギーが?珍しい」
「とにかく話をさせてくれとの一点張りなので、お通ししていいのか判断がつきにくく…」
「わかった。通して」
「かしこまりました」
ペギーは商会の護衛隊長のフレドの奥さんね。何かあったのかなあ。フレド、浮気でも…できないなあ、あの男は。
「ペギー、どうしたの?」
「はい。忙しいところすいません。こちらで戦闘員は募集していますか?」
「んー。ストーク?」
「欲しいといえば欲しいですね」
「あの、私を雇ってくださいませ」
「ペギー、お父さんには?」
「まだ言ってませんが決まったら言います」
「スサン商会の、仕事ある。なぜ?」
「ええと。お恥ずかしい話ですが、うちの人が私に過保護なのです」
「なに?」
「ですから、私に無理なく仕事をさせてくれるのは良いのですが、あまりに私を守ろうとするのでこちらで雇っていただけないかと」
「んー。フレド呼んで」
「かしこまりました。キーカ、フレドを呼んできなさい」
「はーい」
「返事ははいだ」
「はい。ストーク様」
「で、いつから過保護?」
「両親が一緒に住み始めてからです」
「仲良いの?」
「とても良いです。実の親みたいに扱ってくれます」
「なるほど。あのね、奥さん大事、みな同じ」
「それにしてはひどく過保護なんです」
「わかった。ギピア、お茶」
「かしこまりました」
「フレドの分も」
「はい、坊ちゃま」
「ちょっと片付け、フレド来たら、呼んで」
「かしこまりました」
しばらく作業室で片付けをしているとフレドが慌ててやってきたと報告があった。
「フレド、よく来た」
「…ありがとうございます」
「ペギーから話、聞いた」
「…はい。ありがとうございます」
「ペギーに、過保護、なぜ?」
「…なぜとは?」
「んー。ペギー、話して」
「はい。あなた、最近変よ。私の事大事なのはわかるけど、守りすぎなの」
「…ペギーの両親には」
「私の両親には?」
「…ペギーしかいない」
「それで私を守ろうとするの?おかしくない?」
「…俺も両親が大事だ」
「スサン商会の隊長はそんな私情ははさんだらダメよ」
「…」
「私はこの仕事大事に思ってるわ。お世話になりっぱなしなのよ。商会長にもロイックエン様にもお坊ちゃまにも。いい、私は家族も同胞も助けられているの。あなたに守るなとは言わないけど、今のまま過保護では恩も返せないわ」
「…だが」
「何?」
「ペギー、言いたい、わかる。でもフレドも言いたい」
「はい」
「…ありがとうございます」
「いいから、しゃべる」
「…はい。せっかくできた両親を」
「うん」
「…悲しませたくないのだ」
「私の両親は私がスサン商会で働く事を賛成してくれてる。私はご恩を返したいわ」
「…でもそれで怪我をしたり、無茶をしたりされたら困る」
「でも」
「…お前の真骨頂は後方支援だ」
「うん、そうね」
「…いつも言うが、最近は特に前に出過ぎ」
「フレド、なぜ、そう言わない?」
「…やる気は、買いたい」
「だ、そうだ。フレド、言葉足らず、ダメ」
「…はい」
「ペギー、焦るの、もっとダメ」
「申し訳ございません」
「僕、ペギー、雇わない、良いね」
「…はい」
「ストーク、どうしたらいい?」
「私がお答えしても?」
「いい」
「フレドさんの口下手は今に始まったことではなさそうですし、まずは会話をする事から始めたらいかがでしょうか」
「ギピアは?」
「ペギーさんが功を焦りすぎているのは、フレドさんに対して少し信頼感にかける行動かと思います。フレドさんにもっと信頼を寄せてみるのがいいのではないでしょうか」
「はい。すいません」
「提案が、ある。ストーク、何も書いてない本を二冊」
「かしこまりました」
「二人とも、読み書きは、スサン商会でしっかり、学んだね?」
「はい。しっかり学ばせていただきました」
「…ありがとうございます」
「お持ちしました」
「ストーク、ありがと。ではこの本を持って帰る」
「はい」
「…これは?」
「毎日、日記を交換する。日記には思った事を書く。それを二人で読み合う」
「なるほど、それならフレドが何を考えているかわかりそうです」
「…毎日書けるのか分かりませんが頑張ります」
「6歳児が、いう事じゃないけど、相手にわかってもらう為には、意思表示が大事。相手にわかっているだろう、と勝手に思うは甘え。意思表示しなければ、ペギーは最悪死んでた。これ、忘れたら、ダメ」
僕は暗号はもう見たくないので今日はまた工作をしている。今度の結婚式で間に合えば良いなあと思ってるものだ。これが出来ればまた料理が捗るだろう。家庭に売れるし、便利な一品になるであろう。
ストークがやってきた。なんか困った顔をしている。珍しいな。
「リョウ様、大変お忙しい所申し訳ございません。ペギーさんが来てリョウ様にお話があるそうなのですが」
「ペギーが?珍しい」
「とにかく話をさせてくれとの一点張りなので、お通ししていいのか判断がつきにくく…」
「わかった。通して」
「かしこまりました」
ペギーは商会の護衛隊長のフレドの奥さんね。何かあったのかなあ。フレド、浮気でも…できないなあ、あの男は。
「ペギー、どうしたの?」
「はい。忙しいところすいません。こちらで戦闘員は募集していますか?」
「んー。ストーク?」
「欲しいといえば欲しいですね」
「あの、私を雇ってくださいませ」
「ペギー、お父さんには?」
「まだ言ってませんが決まったら言います」
「スサン商会の、仕事ある。なぜ?」
「ええと。お恥ずかしい話ですが、うちの人が私に過保護なのです」
「なに?」
「ですから、私に無理なく仕事をさせてくれるのは良いのですが、あまりに私を守ろうとするのでこちらで雇っていただけないかと」
「んー。フレド呼んで」
「かしこまりました。キーカ、フレドを呼んできなさい」
「はーい」
「返事ははいだ」
「はい。ストーク様」
「で、いつから過保護?」
「両親が一緒に住み始めてからです」
「仲良いの?」
「とても良いです。実の親みたいに扱ってくれます」
「なるほど。あのね、奥さん大事、みな同じ」
「それにしてはひどく過保護なんです」
「わかった。ギピア、お茶」
「かしこまりました」
「フレドの分も」
「はい、坊ちゃま」
「ちょっと片付け、フレド来たら、呼んで」
「かしこまりました」
しばらく作業室で片付けをしているとフレドが慌ててやってきたと報告があった。
「フレド、よく来た」
「…ありがとうございます」
「ペギーから話、聞いた」
「…はい。ありがとうございます」
「ペギーに、過保護、なぜ?」
「…なぜとは?」
「んー。ペギー、話して」
「はい。あなた、最近変よ。私の事大事なのはわかるけど、守りすぎなの」
「…ペギーの両親には」
「私の両親には?」
「…ペギーしかいない」
「それで私を守ろうとするの?おかしくない?」
「…俺も両親が大事だ」
「スサン商会の隊長はそんな私情ははさんだらダメよ」
「…」
「私はこの仕事大事に思ってるわ。お世話になりっぱなしなのよ。商会長にもロイックエン様にもお坊ちゃまにも。いい、私は家族も同胞も助けられているの。あなたに守るなとは言わないけど、今のまま過保護では恩も返せないわ」
「…だが」
「何?」
「ペギー、言いたい、わかる。でもフレドも言いたい」
「はい」
「…ありがとうございます」
「いいから、しゃべる」
「…はい。せっかくできた両親を」
「うん」
「…悲しませたくないのだ」
「私の両親は私がスサン商会で働く事を賛成してくれてる。私はご恩を返したいわ」
「…でもそれで怪我をしたり、無茶をしたりされたら困る」
「でも」
「…お前の真骨頂は後方支援だ」
「うん、そうね」
「…いつも言うが、最近は特に前に出過ぎ」
「フレド、なぜ、そう言わない?」
「…やる気は、買いたい」
「だ、そうだ。フレド、言葉足らず、ダメ」
「…はい」
「ペギー、焦るの、もっとダメ」
「申し訳ございません」
「僕、ペギー、雇わない、良いね」
「…はい」
「ストーク、どうしたらいい?」
「私がお答えしても?」
「いい」
「フレドさんの口下手は今に始まったことではなさそうですし、まずは会話をする事から始めたらいかがでしょうか」
「ギピアは?」
「ペギーさんが功を焦りすぎているのは、フレドさんに対して少し信頼感にかける行動かと思います。フレドさんにもっと信頼を寄せてみるのがいいのではないでしょうか」
「はい。すいません」
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「かしこまりました」
「二人とも、読み書きは、スサン商会でしっかり、学んだね?」
「はい。しっかり学ばせていただきました」
「…ありがとうございます」
「お持ちしました」
「ストーク、ありがと。ではこの本を持って帰る」
「はい」
「…これは?」
「毎日、日記を交換する。日記には思った事を書く。それを二人で読み合う」
「なるほど、それならフレドが何を考えているかわかりそうです」
「…毎日書けるのか分かりませんが頑張ります」
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