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6歳の力走。
林の戦闘。
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「ちなみに今のネズミがウォーラット。亜人がゴブリンよ」
「魔物図鑑で見た」
「実際に見ると違うでしょ?」
「うん」
「だからなるべく実戦を積んで覚えるのよ」
「わかった」
「主よ、解体の仕方を教える」
「うん」
「ゴブリンにも魔法瘤がある。腹の下辺りだ。そこにナイフを突き立てる」
ミザーリはナイフを引き抜き突き立てた。
「うへー」
「ふふっ。主でも嫌な顔をするか。そして硬い石のようなものをほじくり出す」
ナイフの先に小さな石のようなものがついていた。
「これが魔の亜人の魔法瘤だ。これを加工して魔法道具を動かす。それは知ってますね」
「うん。ゴブリンのはなかなか使える」
「じゃあ、やってみてください」
「うへー」
頑張って腹を切り裂き中を穿る。石を取り出した。
「うー。取れたよ」
「よくやりましたね。三つ目やりましょうか」
「わかった」
三つ目も取り出した。
「はい」
「これで宿に2泊はできますね」
「そうなんだ」
「はい、冒険者は採取のついでにゴブリンを狩ります。メインだと効率が悪いんですよ」
「なるほど」
「ウォーラットは魔法瘤が小さく価値はあまりないですね。毛皮も取れますが価値は低いです。捨てておくのが一番ですよ」
「そうなんだね」
「リョウ、馬車はここに停めて奥に行ってみましょう。私たちは着いていくだけだからリョウの判断で進みなさい。ストーク、頼むわね」
「かしこまりました」
「わかったー」
僕は今まで使ってなかったマップを使う。頭の中に地図が描かれる。なるほど、こうなってるんだね。
「いくよー」
「いいわよ」
「お任せします」
忍び足と探索を意識しながら進む。前には何もない感覚がある。左手に微かに反応がある。左手に進むと先ほどより大きい何かがいる。より忍び足を意識しながら進む。亜人のようだ。ナビが守るように前に出てきた。ナビにとりあえず下がるように指示を出してゆっくり進む。
明らかに先ほどの亜人より強そうだ。視認出来る距離に近づくと太った亜人だった。魔物図鑑を思い出すとあれはオークってやつか。戦うか、戦わないか。戦うとしたら速攻が良いよな、そう思って忍び足で更に近づく。まだバレてない。いくか。
『魔力の矢』
矢が2本現れる。照準をきっちりと決める。矢を放つとオークのこめかみに刺さった。
「ブフォ!?」
と叫んで倒れる。やっつけたな。しかしガサガサっと林の木を揺らしながらもう二匹のオークが現れる。慌てず騒がず一匹の頭を狙う。もう一本の矢を放つ。オークの額に矢が当たり倒れた。
「ブフォ!」
やばい、場所がバレた。オークが走ってくる。右手をかざしてオークの顔を狙う。
『光弾』
顔に当たった。これでしばらく目が見えないはずだ。茂みに隠れる。ビクッとなった。たぶん偽装がついたな。
オークは首を振っている。忍び足を使いながら後ろに回る。槍を構えて背中に突っ込む!
「しっ!」
背中に槍が刺さる。オークは動かなくなる。これで終わりか?と思うが探索に何かひっかかりがある。まるでみられているような感覚だ。慌てて走って木々の間に隠れる。
カカッ!
そんな音がすると目の前の木に矢が刺さった。射線を切るように木の後ろに隠れる。相手が射線を通そうと走り込むのが見える。あれは何の亜人だろ?とりあえずまた射線を切るように木の後ろに回り込む。
カカッ!
すぐ横の木に矢が刺さる。慌てても仕方ないのでナビを呼ぶ。ナビとの精神のパスでナビに陽動をかけてもらうように頼む。ナビの縮小の輪を外す。
ナビが飛び出ると僕は木の前に出る。ナビに矢を撃ったようだがナビは避けたようだ。前に突っ込む。相手が見えた。オークの射手だ。ナビに注意が向いている間に距離を詰める。狙いを絞り魔法を唱える。
『風の、刃』
不可視の刃がオークに飛んで行く。
オークの左手が弓ごと吹っ飛ぶ。そのまま突っ込んで腹に槍を突き立てる。ナビが飛んできて首を刎ねた。残心をして周りの気配を探る。エメイラとミザーリの気配しか感じない。ナビに縮小の輪をはめて二人を待つ。疲れたよ。
「ご苦労様。あなた林に入ってからずいぶん動きが良くなったわね」
「前にも、こんな事してた」
「まだ粗いですが、もう少しこういった所を歩く練習をすれば斥候術を教えますよ」
「ありがと」
「しかし、オーク四匹。うち射手が一匹か。なかなか出ない敵に会ったわね」
「大変だったー」
「三匹目までは良かったわ。特に目潰しをかけて後ろからひと突きはなかなかできないわ。射手が出てから慌てすぎね。でも良く射手に気づいたわね」
「エメイラ、あわてて魔術使おうとしてましたよ」
「気づいたら木の影に隠れてるんだもの。びっくりしたわ」
「なんとなく気配を、感じたの」
「そうなのね。その感覚を大事にしてね」
「わかった」
「さて、魔法瘤を取り出して帰りましょうか」
「オークって、食べられるんじゃなかったっけ?」
「食べられますけど重さの割に安いですよ。オークの上位種は美味しいし高いですけど」
「やめよう。魔法瘤を取り出すよ」
「はい、お願いします」
オーク四匹の魔法瘤を取り出す。一匹のオークは結構良い短剣を持っていたのでそれも回収する。
「大体1ヶ月分の宿代を稼ぎましたね」
「オークの魔法瘤、高いんだよね」
「しばらくこの林に通って修行しましょ。戦闘訓練の他に採取も教えるわね」
「よろしくー」
「魔物図鑑で見た」
「実際に見ると違うでしょ?」
「うん」
「だからなるべく実戦を積んで覚えるのよ」
「わかった」
「主よ、解体の仕方を教える」
「うん」
「ゴブリンにも魔法瘤がある。腹の下辺りだ。そこにナイフを突き立てる」
ミザーリはナイフを引き抜き突き立てた。
「うへー」
「ふふっ。主でも嫌な顔をするか。そして硬い石のようなものをほじくり出す」
ナイフの先に小さな石のようなものがついていた。
「これが魔の亜人の魔法瘤だ。これを加工して魔法道具を動かす。それは知ってますね」
「うん。ゴブリンのはなかなか使える」
「じゃあ、やってみてください」
「うへー」
頑張って腹を切り裂き中を穿る。石を取り出した。
「うー。取れたよ」
「よくやりましたね。三つ目やりましょうか」
「わかった」
三つ目も取り出した。
「はい」
「これで宿に2泊はできますね」
「そうなんだ」
「はい、冒険者は採取のついでにゴブリンを狩ります。メインだと効率が悪いんですよ」
「なるほど」
「ウォーラットは魔法瘤が小さく価値はあまりないですね。毛皮も取れますが価値は低いです。捨てておくのが一番ですよ」
「そうなんだね」
「リョウ、馬車はここに停めて奥に行ってみましょう。私たちは着いていくだけだからリョウの判断で進みなさい。ストーク、頼むわね」
「かしこまりました」
「わかったー」
僕は今まで使ってなかったマップを使う。頭の中に地図が描かれる。なるほど、こうなってるんだね。
「いくよー」
「いいわよ」
「お任せします」
忍び足と探索を意識しながら進む。前には何もない感覚がある。左手に微かに反応がある。左手に進むと先ほどより大きい何かがいる。より忍び足を意識しながら進む。亜人のようだ。ナビが守るように前に出てきた。ナビにとりあえず下がるように指示を出してゆっくり進む。
明らかに先ほどの亜人より強そうだ。視認出来る距離に近づくと太った亜人だった。魔物図鑑を思い出すとあれはオークってやつか。戦うか、戦わないか。戦うとしたら速攻が良いよな、そう思って忍び足で更に近づく。まだバレてない。いくか。
『魔力の矢』
矢が2本現れる。照準をきっちりと決める。矢を放つとオークのこめかみに刺さった。
「ブフォ!?」
と叫んで倒れる。やっつけたな。しかしガサガサっと林の木を揺らしながらもう二匹のオークが現れる。慌てず騒がず一匹の頭を狙う。もう一本の矢を放つ。オークの額に矢が当たり倒れた。
「ブフォ!」
やばい、場所がバレた。オークが走ってくる。右手をかざしてオークの顔を狙う。
『光弾』
顔に当たった。これでしばらく目が見えないはずだ。茂みに隠れる。ビクッとなった。たぶん偽装がついたな。
オークは首を振っている。忍び足を使いながら後ろに回る。槍を構えて背中に突っ込む!
「しっ!」
背中に槍が刺さる。オークは動かなくなる。これで終わりか?と思うが探索に何かひっかかりがある。まるでみられているような感覚だ。慌てて走って木々の間に隠れる。
カカッ!
そんな音がすると目の前の木に矢が刺さった。射線を切るように木の後ろに隠れる。相手が射線を通そうと走り込むのが見える。あれは何の亜人だろ?とりあえずまた射線を切るように木の後ろに回り込む。
カカッ!
すぐ横の木に矢が刺さる。慌てても仕方ないのでナビを呼ぶ。ナビとの精神のパスでナビに陽動をかけてもらうように頼む。ナビの縮小の輪を外す。
ナビが飛び出ると僕は木の前に出る。ナビに矢を撃ったようだがナビは避けたようだ。前に突っ込む。相手が見えた。オークの射手だ。ナビに注意が向いている間に距離を詰める。狙いを絞り魔法を唱える。
『風の、刃』
不可視の刃がオークに飛んで行く。
オークの左手が弓ごと吹っ飛ぶ。そのまま突っ込んで腹に槍を突き立てる。ナビが飛んできて首を刎ねた。残心をして周りの気配を探る。エメイラとミザーリの気配しか感じない。ナビに縮小の輪をはめて二人を待つ。疲れたよ。
「ご苦労様。あなた林に入ってからずいぶん動きが良くなったわね」
「前にも、こんな事してた」
「まだ粗いですが、もう少しこういった所を歩く練習をすれば斥候術を教えますよ」
「ありがと」
「しかし、オーク四匹。うち射手が一匹か。なかなか出ない敵に会ったわね」
「大変だったー」
「三匹目までは良かったわ。特に目潰しをかけて後ろからひと突きはなかなかできないわ。射手が出てから慌てすぎね。でも良く射手に気づいたわね」
「エメイラ、あわてて魔術使おうとしてましたよ」
「気づいたら木の影に隠れてるんだもの。びっくりしたわ」
「なんとなく気配を、感じたの」
「そうなのね。その感覚を大事にしてね」
「わかった」
「さて、魔法瘤を取り出して帰りましょうか」
「オークって、食べられるんじゃなかったっけ?」
「食べられますけど重さの割に安いですよ。オークの上位種は美味しいし高いですけど」
「やめよう。魔法瘤を取り出すよ」
「はい、お願いします」
オーク四匹の魔法瘤を取り出す。一匹のオークは結構良い短剣を持っていたのでそれも回収する。
「大体1ヶ月分の宿代を稼ぎましたね」
「オークの魔法瘤、高いんだよね」
「しばらくこの林に通って修行しましょ。戦闘訓練の他に採取も教えるわね」
「よろしくー」
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