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ルステイン狂想曲。
閑話・美食の街ルステイン。
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ルステインに、かつてないほどの活気が満ちている。
街の入り口に続く広い道を、各地からの馬車や荷車が連なり、その先の宿屋や広場には旅装束の者たちが絶えず流れ込んでいるんだ。日除けの下に並ぶ露店の香辛料の匂い、焼きたてのパンや干し肉の匂い、そしてなにより、あの香ばしく鼻腔をくすぐる、『リョウエスト料理』と『ルステイン料理』の匂いが、人々を魅了してやまないみたい。
「ここがリョウエスト様の『創作料理』を出す街か…!」
「王都じゃ高すぎて手が出なかったが、こっちは庶民向けの店もあるって聞いたぞ!」
「噂の『異種族の厨房』ってやつ、見てみたいな」
ざわめく声、興奮した足取り。旅人、商人、そして上等な馬車から降り立つ貴族たちすらも、この片田舎だったルステインに押し寄せていた。ビットリーノ・ビットの『少年の街』が空前の大ヒットとなってお客様がどんどんやってくるようになったんだ。
僕としては想像以上の反響に戸惑いもあったの。でもそれ以上に達成感を覚えている。異種族のみんなと話し合って色々と商業登録して、地精たちと改良を重ねた厨房、獣人たちが担う搬送と素材管理、風精の植物管理。全てが合わさり、『誰もが驚く食の街』が実現しつつあるからね。
「本日の目玉は、小人族直伝の『酒蒸しパン』と、獣人の狩猟肉を使った香草グリルです!」
市場通りの一角、仮設された店の声が響く。店先では、地精の親方が焼き具合を調整し、獣人の少女が肉を回し、風精の青年が香草の香りを整えていた。
「これは…肉と香草の香りが生きてる!」
「このパン、ふわふわなのにもちもちしてる…何だこの技術…!」
食べた者が一口ごとに驚き、隣の誰かに伝えたくなるほどの味。最近の『ルステイン料理』の核は、異種族との協働にあるんだ。素材、調理、保存、配膳、その全てが多種族の知恵で組み上げられている。そして食べた異種族の料理人が移住したり、アドバイスしたりしてさらに料理が多様化しているよ。
一方で『リョウエスト料理』も負けていない。僕のレシピを作るから『リョウエスト料理』と名付けられたお店が今40軒近くあるんだ。代表的な店が『スサンの天使』で総料理長のムーヤさん、副料理長長のロマさんのファンは多くファンイベントが開かれる程だ。『リョウエスト料理』のお店は大人気でほとんど予約が取れない状況。お父さんや僕が最初出資した店は大盛況で儲かってる様子だけど、僕達と繋がりたいって言って借金の利息だけを支払ってる感じ。たまに様子を見に行くと神の様に崇められるから勘弁して欲しい。真面目な人ばかりなので味は保証するよ。
広場の中央には、大鍋で煮込まれる「森の七草スープ」が振る舞われている。これは僕とラクラ薬師のレシピ。風精の薬師とヒトの薬師が調合した薬草に、獣人たちの採ってきた野菜、地精たちの鋳鉄鍋が生む均等な熱。これらが、かつてルステインに無かった温もりを生み出しているんだ。
「なんということだ…一口で、身体が楽になる…」
「うちの領にも輸入できないだろうか…」
王都の南部から来たある侯爵が、鍋を見つめて唸った。グロッサム侯爵様ごめんなさい。
そんなこんなで大体1日2000人以上の人がルステインを訪れているみたい。その内の4、5人、多い時は10人くらいが移住希望でくるみたいだよ。
そして、夕刻。
貴族区にある新築のルステイン迎賓館には、上品な服装の男女が集まりつつあった。僕も正装に着替え、マックスさんの元へ向かう準備をしていた。すごいよね、あまりにお客様が多くて迎賓館まで建っちゃったよ。マックスさんにしてみれば税収が上がってうはうはな状況らしいね。
「リョウ、よくやったな。まさかここまでの騒ぎになるとは思っていなかった」
そう言って笑ったのは、ルステイン領主マックスさん。3人の子供が最近可愛くて可愛くて仕方ないらしい。
「マックスさん、僕としても予想以上なの。異種族たちが本気で作った食は、境界を超える…その証明だと思ってる」
「ふむ…リョウがくれたこの『食』というテーマは、実に良い。交易を超え、文化すらも動かし得る。それを王都に持ち込んだら、上級貴族も黙っていまい」
マックスさんはコップを掲げた。
「マックスさん、これって大舞踏会でやっていいもの?」
「リョウの料理だけで良いと思う。まだ異種族に不信感があるバカ貴族が多いしな。しかし陛下はこの動きを喜んでいるぞ」
「なるほど。難しいね」
「リョウ、お前に我がルステインは大きく助けられた。私個人としても、恩を返すつもりだ。この一連の異種族の動き、王都に繋ぐ準備を進めよう。数年後には大舞踏会でできるようになるだろう」
「ありがと」
夜が訪れ、ルステインの料理街には明かりが灯り始めていた。
店の前にはまだ行列。地精たちは「このまま徹夜で仕込むぞ!」と息巻き、獣人たちは「夜明け前の搬送なら得意だ」と誇らしげに笑っていた。
その隙間、ふと一人の少女が母親に尋ねた。
「お母さん、どうしてここは『いろんな人』が仲良くしてるの?」
「…それはね、『食べること』は誰でもするからよ。誰でもお腹は空くし、美味しいものを食べれば笑顔になるから」
それを聞いた少女がにっこり笑った。
この空の下、何百年と続く争いの歴史がある。
けれどその夜、ルステインには種族の境界はなかった。火の民も、小人族も、水竜人族も、地精も、風精も、そしてヒトも。皆が一緒の鍋を囲み、笑っていた。その料理名は『コリント鍋』だ。
街の入り口に続く広い道を、各地からの馬車や荷車が連なり、その先の宿屋や広場には旅装束の者たちが絶えず流れ込んでいるんだ。日除けの下に並ぶ露店の香辛料の匂い、焼きたてのパンや干し肉の匂い、そしてなにより、あの香ばしく鼻腔をくすぐる、『リョウエスト料理』と『ルステイン料理』の匂いが、人々を魅了してやまないみたい。
「ここがリョウエスト様の『創作料理』を出す街か…!」
「王都じゃ高すぎて手が出なかったが、こっちは庶民向けの店もあるって聞いたぞ!」
「噂の『異種族の厨房』ってやつ、見てみたいな」
ざわめく声、興奮した足取り。旅人、商人、そして上等な馬車から降り立つ貴族たちすらも、この片田舎だったルステインに押し寄せていた。ビットリーノ・ビットの『少年の街』が空前の大ヒットとなってお客様がどんどんやってくるようになったんだ。
僕としては想像以上の反響に戸惑いもあったの。でもそれ以上に達成感を覚えている。異種族のみんなと話し合って色々と商業登録して、地精たちと改良を重ねた厨房、獣人たちが担う搬送と素材管理、風精の植物管理。全てが合わさり、『誰もが驚く食の街』が実現しつつあるからね。
「本日の目玉は、小人族直伝の『酒蒸しパン』と、獣人の狩猟肉を使った香草グリルです!」
市場通りの一角、仮設された店の声が響く。店先では、地精の親方が焼き具合を調整し、獣人の少女が肉を回し、風精の青年が香草の香りを整えていた。
「これは…肉と香草の香りが生きてる!」
「このパン、ふわふわなのにもちもちしてる…何だこの技術…!」
食べた者が一口ごとに驚き、隣の誰かに伝えたくなるほどの味。最近の『ルステイン料理』の核は、異種族との協働にあるんだ。素材、調理、保存、配膳、その全てが多種族の知恵で組み上げられている。そして食べた異種族の料理人が移住したり、アドバイスしたりしてさらに料理が多様化しているよ。
一方で『リョウエスト料理』も負けていない。僕のレシピを作るから『リョウエスト料理』と名付けられたお店が今40軒近くあるんだ。代表的な店が『スサンの天使』で総料理長のムーヤさん、副料理長長のロマさんのファンは多くファンイベントが開かれる程だ。『リョウエスト料理』のお店は大人気でほとんど予約が取れない状況。お父さんや僕が最初出資した店は大盛況で儲かってる様子だけど、僕達と繋がりたいって言って借金の利息だけを支払ってる感じ。たまに様子を見に行くと神の様に崇められるから勘弁して欲しい。真面目な人ばかりなので味は保証するよ。
広場の中央には、大鍋で煮込まれる「森の七草スープ」が振る舞われている。これは僕とラクラ薬師のレシピ。風精の薬師とヒトの薬師が調合した薬草に、獣人たちの採ってきた野菜、地精たちの鋳鉄鍋が生む均等な熱。これらが、かつてルステインに無かった温もりを生み出しているんだ。
「なんということだ…一口で、身体が楽になる…」
「うちの領にも輸入できないだろうか…」
王都の南部から来たある侯爵が、鍋を見つめて唸った。グロッサム侯爵様ごめんなさい。
そんなこんなで大体1日2000人以上の人がルステインを訪れているみたい。その内の4、5人、多い時は10人くらいが移住希望でくるみたいだよ。
そして、夕刻。
貴族区にある新築のルステイン迎賓館には、上品な服装の男女が集まりつつあった。僕も正装に着替え、マックスさんの元へ向かう準備をしていた。すごいよね、あまりにお客様が多くて迎賓館まで建っちゃったよ。マックスさんにしてみれば税収が上がってうはうはな状況らしいね。
「リョウ、よくやったな。まさかここまでの騒ぎになるとは思っていなかった」
そう言って笑ったのは、ルステイン領主マックスさん。3人の子供が最近可愛くて可愛くて仕方ないらしい。
「マックスさん、僕としても予想以上なの。異種族たちが本気で作った食は、境界を超える…その証明だと思ってる」
「ふむ…リョウがくれたこの『食』というテーマは、実に良い。交易を超え、文化すらも動かし得る。それを王都に持ち込んだら、上級貴族も黙っていまい」
マックスさんはコップを掲げた。
「マックスさん、これって大舞踏会でやっていいもの?」
「リョウの料理だけで良いと思う。まだ異種族に不信感があるバカ貴族が多いしな。しかし陛下はこの動きを喜んでいるぞ」
「なるほど。難しいね」
「リョウ、お前に我がルステインは大きく助けられた。私個人としても、恩を返すつもりだ。この一連の異種族の動き、王都に繋ぐ準備を進めよう。数年後には大舞踏会でできるようになるだろう」
「ありがと」
夜が訪れ、ルステインの料理街には明かりが灯り始めていた。
店の前にはまだ行列。地精たちは「このまま徹夜で仕込むぞ!」と息巻き、獣人たちは「夜明け前の搬送なら得意だ」と誇らしげに笑っていた。
その隙間、ふと一人の少女が母親に尋ねた。
「お母さん、どうしてここは『いろんな人』が仲良くしてるの?」
「…それはね、『食べること』は誰でもするからよ。誰でもお腹は空くし、美味しいものを食べれば笑顔になるから」
それを聞いた少女がにっこり笑った。
この空の下、何百年と続く争いの歴史がある。
けれどその夜、ルステインには種族の境界はなかった。火の民も、小人族も、水竜人族も、地精も、風精も、そしてヒトも。皆が一緒の鍋を囲み、笑っていた。その料理名は『コリント鍋』だ。
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