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第2章
愛し子
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私がやったことで蜘蛛側にお礼を言われるだなんて夢にも思っていなかった。
だってあれは明らかに人間の都合でやったこと。それなのに蜘蛛に御礼を言われるだなんて。
でもそれよりも気になるところは私が生まれたのを感じたから、私の近くにきたと言った。
どうしてそんなことを?
「どうして私の近くに?」
「ふふっ、だってあなたは私たちの愛し子だミュ。
いつかきてくれるのを待っている事なんてできないと言って仲間の一部はサリーの近くに行ってしまったミュ。
でもいずれこうしてこの地に来てくれることは分かってた。
だってずっと私たちはあなたの事を呼んでいたのだもん」
………私って蜘蛛の愛し子だったの?
………なんだろう……素直に喜べない………
いや、蜘蛛が嫌いなわけではないし、感謝もしている。グッズだって可愛いと思ってる。
でも、……できるなら蝶とか鳥とか、憧れてしまうのは仕方がないと思う……
「サリー?できれば僕にも内容を教えて貰える?」
フレッドが様子を伺いながらそのように聞くので、今の内容を簡単に話して、キュミーさんに質問してみた。
「キュミーさん、フレッドにはあなたの声は聞こえないの?」
「キュミーでいいんだミュ。ん~、じゃあ彼の手に私が乗ってみてもいい?サリーは乗ってなくても聞こえるから問題はないし」
そう言われ、フレッドにも確認し、キュミーをフレッドの手の上に乗せてみる。
フレッドが抵抗なくて良かった……
「これでどう?聞こえるミュ?」
「わっ!聞こえる…はじめまして」
無事に声が聞こえたようで、フレッドがおどおどとしながらキュミーに挨拶している。
掌に乗せた小さな蜘蛛に話しかけているその光景が不思議で、少しおかしくなってしまうけどすごく貴重な経験をしているんだと思う。
「ねぇキュミー、この国の蜘蛛はみんな話しができるの?」
私は今一番気になる事をとりあえず聞いてみることにした。
国が違えば文化も違うというけれど、特に魔法が使えるこの国では、大地の魔力が蜘蛛にまで宿って話せるのかもしれないと思って聞いてみた。
「私たちは特別だミュ!私たちは人間がいう精霊の一種。だから愛し子とは話しができるんだミュ。
でももうずっと愛し子なんて現われなかったの。愛し子が生まれると私たちにはその気が伝わってきて分かるミュ。まれに生まれた後の行いで精霊の愛し子になる事もあるけど、ほんとにまれなのミュ。それに逆もある。愛し子として生まれてもその行いで精霊が離れていく事もある。私たちも好き嫌いがあるんだミュ。だから精霊の愛し子だからと他の人に嫌がらせをしているのをみたりすると一瞬で見放されてしまう事もあるんだミュ。
サリーは生まれた時から愛し子だったけれど、私たちはきっとあなたが愛し子として生まれてなかったとしても愛さずにはいられなかった。だってあなたが大好きなんだミュ!!」
精霊?精霊なの?ってことはずっとうちの領地には精霊がいてくれたってこと?
凄いことを言われている気がして、冷静に考えたいのに、私は自分の顔が熱くなっていくのを感じる。
だってこんなに正面から大好きだなんて言われたら恥ずかしくなってしまう。
だってあれは明らかに人間の都合でやったこと。それなのに蜘蛛に御礼を言われるだなんて。
でもそれよりも気になるところは私が生まれたのを感じたから、私の近くにきたと言った。
どうしてそんなことを?
「どうして私の近くに?」
「ふふっ、だってあなたは私たちの愛し子だミュ。
いつかきてくれるのを待っている事なんてできないと言って仲間の一部はサリーの近くに行ってしまったミュ。
でもいずれこうしてこの地に来てくれることは分かってた。
だってずっと私たちはあなたの事を呼んでいたのだもん」
………私って蜘蛛の愛し子だったの?
………なんだろう……素直に喜べない………
いや、蜘蛛が嫌いなわけではないし、感謝もしている。グッズだって可愛いと思ってる。
でも、……できるなら蝶とか鳥とか、憧れてしまうのは仕方がないと思う……
「サリー?できれば僕にも内容を教えて貰える?」
フレッドが様子を伺いながらそのように聞くので、今の内容を簡単に話して、キュミーさんに質問してみた。
「キュミーさん、フレッドにはあなたの声は聞こえないの?」
「キュミーでいいんだミュ。ん~、じゃあ彼の手に私が乗ってみてもいい?サリーは乗ってなくても聞こえるから問題はないし」
そう言われ、フレッドにも確認し、キュミーをフレッドの手の上に乗せてみる。
フレッドが抵抗なくて良かった……
「これでどう?聞こえるミュ?」
「わっ!聞こえる…はじめまして」
無事に声が聞こえたようで、フレッドがおどおどとしながらキュミーに挨拶している。
掌に乗せた小さな蜘蛛に話しかけているその光景が不思議で、少しおかしくなってしまうけどすごく貴重な経験をしているんだと思う。
「ねぇキュミー、この国の蜘蛛はみんな話しができるの?」
私は今一番気になる事をとりあえず聞いてみることにした。
国が違えば文化も違うというけれど、特に魔法が使えるこの国では、大地の魔力が蜘蛛にまで宿って話せるのかもしれないと思って聞いてみた。
「私たちは特別だミュ!私たちは人間がいう精霊の一種。だから愛し子とは話しができるんだミュ。
でももうずっと愛し子なんて現われなかったの。愛し子が生まれると私たちにはその気が伝わってきて分かるミュ。まれに生まれた後の行いで精霊の愛し子になる事もあるけど、ほんとにまれなのミュ。それに逆もある。愛し子として生まれてもその行いで精霊が離れていく事もある。私たちも好き嫌いがあるんだミュ。だから精霊の愛し子だからと他の人に嫌がらせをしているのをみたりすると一瞬で見放されてしまう事もあるんだミュ。
サリーは生まれた時から愛し子だったけれど、私たちはきっとあなたが愛し子として生まれてなかったとしても愛さずにはいられなかった。だってあなたが大好きなんだミュ!!」
精霊?精霊なの?ってことはずっとうちの領地には精霊がいてくれたってこと?
凄いことを言われている気がして、冷静に考えたいのに、私は自分の顔が熱くなっていくのを感じる。
だってこんなに正面から大好きだなんて言われたら恥ずかしくなってしまう。
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