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第2章
高位貴族ではない緑の髪の女性
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「私は昨日アンが刺されたことに関しては、見ていないのです。アンの「奥様」という言葉で振りむくと、そこには女性と対峙するアンの姿があり、そのあとはきっと皆さんが知っている通りです。
ですが一つ、これがその後のことに繋がるかは不明ですが、パーティーの最中、お花を摘みに行ったところ、その帰りに第4王女とキャロル様に会いました。そして私が公爵令息に粉をかけ、その意中の女性であった公爵令嬢を罠に嵌め、失墜させたと言っておりました。それからフレッド様は自分といる方が幸せだから必ず返してもらうとも」
私が話す内容に、その場の皆様が目を開いて固まっていた。しかしフレッドだけは眉間に皺を寄せ、怒りを耐えている様子だった。そして隣の私にだけ聞こえるように耳元で「デイヴといい関係だったなんてことないよね」と聞いてきた。
そんな事実は全くないし、それよりも気にするのは今そこではない!!!まったく……
こんなことで少しうれしいだなんて思ってしまうなんて、私も場をわきまえるべきだわ……
皆が黙っている中、口を開いたのはジョージ様だった。
「キャロル様っていうのはジョルダン家の娘だよね。そっか、嫁ぎ先はこの国だったか。
それにしても馬鹿なのかとは思ったけど、それが二人も揃うとその馬鹿さ加減もとびぬけるんだね。まさか他国の王族に嘘をつくだなんて。
それにしても王女も凄いな。フレッドを返せだなんて、一度だってフレッドと婚約していた期間も想いを交わしていた期間すらないと言うのに」
「ほんとうにあんなきちがい女と結婚なんて話しにならなくて良かったと思っていますよ。
それにしてもきちがい女同士が協力し合うだなんて凄いですね。
だがそんなことよりもアン、昨日のことで覚えていることがあったら教えてほしい」
フレッドにそういわれて、アンに注目が集まる。
「はい。私は奥様に付いて花摘みに行っておりました。その帰り先ほどお話があった通り王女殿下とキャロル様が奥様の前に立ちふさがりました。内容はお奥様が言っていたものよりも幾分も腹立たしい内容ではございましたが、とりあえず会場に戻ることが出来ました。
ですが、帰ってみてもそこは皆様とお話をされたい方の列ができており、それをかき分けているとふと後ろが気になって。後ろを振り返った瞬間、白いナイフのような物が見えたのです。
女性がそれを持ち、奥様めがけて小走りで駆け寄ってきたので、とっさに身体を入れました。その瞬間わき腹に激しい痛みが襲いました。そして刺されたんだと分かりました。
女性はドレスを着ていましたが、きっと高位貴族ではなかったと思います。それほどドレスにお金をかけていなかったようなので。それから髪の毛は緑色で肩くらいまでだったのではないかと思います。ただ、これが正確かと言われれば少し自信がありません。重要なことなのに、しっかりとした証言ができなくて申し訳ありません」
ですが一つ、これがその後のことに繋がるかは不明ですが、パーティーの最中、お花を摘みに行ったところ、その帰りに第4王女とキャロル様に会いました。そして私が公爵令息に粉をかけ、その意中の女性であった公爵令嬢を罠に嵌め、失墜させたと言っておりました。それからフレッド様は自分といる方が幸せだから必ず返してもらうとも」
私が話す内容に、その場の皆様が目を開いて固まっていた。しかしフレッドだけは眉間に皺を寄せ、怒りを耐えている様子だった。そして隣の私にだけ聞こえるように耳元で「デイヴといい関係だったなんてことないよね」と聞いてきた。
そんな事実は全くないし、それよりも気にするのは今そこではない!!!まったく……
こんなことで少しうれしいだなんて思ってしまうなんて、私も場をわきまえるべきだわ……
皆が黙っている中、口を開いたのはジョージ様だった。
「キャロル様っていうのはジョルダン家の娘だよね。そっか、嫁ぎ先はこの国だったか。
それにしても馬鹿なのかとは思ったけど、それが二人も揃うとその馬鹿さ加減もとびぬけるんだね。まさか他国の王族に嘘をつくだなんて。
それにしても王女も凄いな。フレッドを返せだなんて、一度だってフレッドと婚約していた期間も想いを交わしていた期間すらないと言うのに」
「ほんとうにあんなきちがい女と結婚なんて話しにならなくて良かったと思っていますよ。
それにしてもきちがい女同士が協力し合うだなんて凄いですね。
だがそんなことよりもアン、昨日のことで覚えていることがあったら教えてほしい」
フレッドにそういわれて、アンに注目が集まる。
「はい。私は奥様に付いて花摘みに行っておりました。その帰り先ほどお話があった通り王女殿下とキャロル様が奥様の前に立ちふさがりました。内容はお奥様が言っていたものよりも幾分も腹立たしい内容ではございましたが、とりあえず会場に戻ることが出来ました。
ですが、帰ってみてもそこは皆様とお話をされたい方の列ができており、それをかき分けているとふと後ろが気になって。後ろを振り返った瞬間、白いナイフのような物が見えたのです。
女性がそれを持ち、奥様めがけて小走りで駆け寄ってきたので、とっさに身体を入れました。その瞬間わき腹に激しい痛みが襲いました。そして刺されたんだと分かりました。
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