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幼馴染みに「君を愛することはない」と言われて白い結婚契約したのに、なぜか溺愛されています。
4.大好き
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「……え?」
「私の気持ちが変わらないうちに……ね?」
「……呪いは消えたっていうのに、アディの気持ちは変わらないのか……?」
周りは薄暗くなってきて、フィックスの表情ははっきり見えない。
「アディ……君が僕のことを好きじゃないのは、わかっている」
「え?」
「一度も好きと言ってもらったことはない。だけど、それも当然の話だった。僕はアディに酷いことをしたのだから」
確かに、好きとは言わなかったけれど……勘違いしてる?
フィックスは私の進路を阻むように、目の前に立ちはだかった。
「アディ。もう一度、プロポーズからやり直させてほしい」
「なに言ってるの?」
「お願いだ。あの日の僕の言葉は最低だった。白い結婚をして欲しいだなんて……でもそれは、決して本心なんかじゃなかった!」
「フィ……」
名前を呼ぶ前にフィックスは跪き、私は手を取られた。
「幼い頃から教会でアディに会うたび、僕には君しかないと思っていた。呪いをかけられて、アディを幸せにできないと思った時は絶望したけど、君はそれでも白い結婚を受け入れてくれた。疑似的な結婚生活だったけど、僕はそれでも幸せだった……!」
フィックスの真剣な言葉。
信じられない……まさかフィックスも、子どもの頃から私のことを想ってくれていたというの?
「今度は、心から愛し続けると誓う。アディが嫌でなければ、抱きしめたいし触れ合いたい。愚かな欲求だと笑われるかもしれないが、これが僕の偽らざる本音なんだ」
「フィックス……」
「僕と結婚してください。アディがいない人生なんて、もう考えられない」
フィックスの気持ちが私の体に流れ込んでくるようで。
だからこそ私は、自分のついていた嘘に耐えられなくなる。
「ごめ、なさい……フィックス……」
「……やっぱり、だめなのか……。そうだよな、あんな酷いことを言った僕ともう一度だなんて、そんな都合のいいこと……」
「違うの! 私、本当は……あの女と同じ、魔女なの!」
「うん」
「うん?!」
え、あっさり納得されてしまったけれど……どういうこと?
フィックスは私の手を取ったまま立ち上がる。視線を上げた私に、フィックスは少し困ったように眉を下げた。
「いくら代々伝わるものだからといって、聖水にあんな効力はないよ。瓶も綺麗で新しい今風のものだったし」
「うっ」
「だから、なにかあるんだろうなとは思ってた」
気づかれていたのね……恥ずかしい。
「ミランダにしたのは、呪い返しだったんだね。アディが放った」
「ええ。しかも私はそれを、聖水のせいに……聖水をかけたフィックスのせいにしようとしたの……」
「それで構わないよ。彼女に呪い返しをした罪悪感が募るくらいなら、僕がやったことにすればいい。元々は僕の問題だったんだから」
フィックスが私の手をぎゅっと強く握ってくれた。
ミランダがどうなってもいいと言ったのも、彼女をあんな目に遭わせても後悔していないという態度も。私の罪悪感を増幅させないための、配慮だった。
そういうところが……大好きなのよ、フィックス……。
「あなたの嫌いな魔女で、ごめんなさい……」
「ミランダが嫌いだっただけで、魔女が嫌いなわけじゃないよ」
「でも私もいつか、嫉妬に狂ってあなたに呪いをかけてしまうかもしれないわ」
「構わないよ、アディになら呪いをかけられても」
そんなに優しく微笑まないで。今すぐあなたを私のとりこにさせてしまいそうだから……
「フィックス、秘匿の魔女って知っている……?」
「……並はずれた力を持つが故に、国家や地下組織に狙われないように自らの存在を消すように生きていく、隠れ魔女のことだよね。それがどうし……」
「それ、私なの。私の、お母様も」
「……」
さすがに、フィックスの表情が固まった。
「……驚いた?」
「……さすがにね……でも、アディが秘匿の魔女だろうとなんだろうと関係ない」
「私のお母様の話を聞いても、本当にそう言える?」
「君の母上……お会いしたことはないが」
「ええ、だってずっと屋敷に幽閉しているんだもの」
「……」
私は絶句しているフィックスに、お母様の話をした。
お父様は伯爵家の令息で、お母様は庶民の身分差婚だった。
反対されたようだったけど、お父様とのお母様の愛は強く、祖父母を説き伏せて結婚したって聞いている。
お母様が秘匿の魔女だったということは、お父様は知っていらした。
お父様は間違いなくお母様を愛していたけれど、お母様はほんの少しだけお父様の愛を疑ってしまい、呪いを発動してしまった。自分のとりこになるという、上級の呪いを。
しばらくして私が生まれて、私が三歳になった時。
私はお父様の呪いを見つけて、脊髄が反射するように呪い返しを使ってしまった。
以降、お母様は外を出歩けない体になり、ずっと屋敷に幽閉状態になってしまっている。
その話を終えると、フィックスは顔を悲しく歪めていた。
「そんな呪いをかけなくても、お父様はお母様を愛していたのよ」
「ああ」
「でも、今ならお母様の気持ちもわかるの。愛する人に飽きられるんじゃないかって不安……呪いを使わずにいられなかった気持ち……私もいつか、フィックスに同じことをしてしまうかもしれない」
胸中を吐露すると、ふわりとフィックスに抱きしめられる。
「なにがあっても、僕はアディだけを愛していくことに変わりはない。不安になんかさせない。アディに呪いの力なんか使わせないように、全力で君を愛していくから」
「フィックス……!」
「だからもう一度、夫婦となって欲しい」
「……はいっ」
私が承諾の返事をすると、フィックスはさらにぎゅっと私を抱きしめてくれた。
「お母上のこと、つらかったな……。その罪悪感も、僕に半分受け持たせてほしい」
その言葉に、私の目から熱いものが溢れてくる。
大好きだったお母様を苦しめてしまったつらさを、フィックスは全部わかってくれていて。
私は彼の胸の中で泣き続けた。
***
「結婚したんですって?! アディ!!」
「お母様?!」
身も心も夫婦になって一ヶ月、フィックスが私のお母様に会ってみたいというので実家にやってきた。そうしたら……
ど、どうしてお母様が出迎えてくれているの?!
目も見えない、声も出せない、耳も聞こえない、常に痛みが襲っているようで呻き声を上げるしかなかったお母様が……!
お父様の介護がなければ、生きていかれなかったお母様が、どうして!
「まぁ~、立派な淑女になって! お母さんびっくりよっ」
お母様の記憶では私は三歳だから、そうでしょうね!
「はじめまして、アディの夫であるフィックス・ハーディングです。ご挨拶が遅くなって申し訳ありません」
「いいのよーー、私も今さっき、呪いが解けたところだから!」
「お、お母様、本当に?!」
「呪い返しの呪いはいつか解けるのよー。通常は二、三年なんだけどね。私は上級の呪いを返されたから、動けもしない上、十五年もかかっちゃったわね! あははは!」
「そう……なのね……」
私はホッと息を吐いた。
呪い返しは、一生続くのかと思ってたから……。
「よかったな、アディ」
愛する夫の優しい言葉で、心がほぐれていく。
胸につかえていた罪悪感が、どんどん浄化されていくのを感じて私は微笑んだ。
中に入ると、お父様はお母様の呪いが解けて大喜びしていて。
私たち以上にイチャイチャしている。
「もう、二度と人に呪いなんて掛けないでよね、お母様!」
「まさか、身近に呪い返しのできる魔女ができるなんて思ってなかったのよー。そういうあなたも気をつけなさいね、アディ!」
「大丈夫です。アディを不安にさせないように、めいっぱい愛を注いでいますから」
「あらー」
優しい目を向けられると……嬉しいんだけど、家族の前だと恥ずかしい。
お母様がそんな私たちをニヤニヤ見ていたかと思うと、おや? という顔をして声を上げた。
「あら、アディ、あなたお腹に子どもがいるじゃない!」
「「え?!」」
お母様に声に、私たちは目を見合わせる。
確かにあの日、初夜をやり直してから毎晩……あったけれど。
「わかるの? お母様」
「私くらいの魔女になると、わかっちゃうのよね~」
「じゃあ、本当に子どもが……」
まだぺちゃんこのお腹だけど。愛おしい人との結晶が、ここにいる。
「フィックス……!」
「アディ……嬉しいよ、ありがとう!!」
フィックスは親の目も憚らず私を抱きしめて。
「私の方こそありがとう、フィックス……私を、愛してくれて……!」
私も思いっきり、フィックスを抱きしめた。
お父様とお母様が、声を揃えて「おめでとう」と言ってくれる言葉を、噛み締めて。
私が「大好き」を伝えると、フィックスはくすぐったそうに笑っていた。
「私の気持ちが変わらないうちに……ね?」
「……呪いは消えたっていうのに、アディの気持ちは変わらないのか……?」
周りは薄暗くなってきて、フィックスの表情ははっきり見えない。
「アディ……君が僕のことを好きじゃないのは、わかっている」
「え?」
「一度も好きと言ってもらったことはない。だけど、それも当然の話だった。僕はアディに酷いことをしたのだから」
確かに、好きとは言わなかったけれど……勘違いしてる?
フィックスは私の進路を阻むように、目の前に立ちはだかった。
「アディ。もう一度、プロポーズからやり直させてほしい」
「なに言ってるの?」
「お願いだ。あの日の僕の言葉は最低だった。白い結婚をして欲しいだなんて……でもそれは、決して本心なんかじゃなかった!」
「フィ……」
名前を呼ぶ前にフィックスは跪き、私は手を取られた。
「幼い頃から教会でアディに会うたび、僕には君しかないと思っていた。呪いをかけられて、アディを幸せにできないと思った時は絶望したけど、君はそれでも白い結婚を受け入れてくれた。疑似的な結婚生活だったけど、僕はそれでも幸せだった……!」
フィックスの真剣な言葉。
信じられない……まさかフィックスも、子どもの頃から私のことを想ってくれていたというの?
「今度は、心から愛し続けると誓う。アディが嫌でなければ、抱きしめたいし触れ合いたい。愚かな欲求だと笑われるかもしれないが、これが僕の偽らざる本音なんだ」
「フィックス……」
「僕と結婚してください。アディがいない人生なんて、もう考えられない」
フィックスの気持ちが私の体に流れ込んでくるようで。
だからこそ私は、自分のついていた嘘に耐えられなくなる。
「ごめ、なさい……フィックス……」
「……やっぱり、だめなのか……。そうだよな、あんな酷いことを言った僕ともう一度だなんて、そんな都合のいいこと……」
「違うの! 私、本当は……あの女と同じ、魔女なの!」
「うん」
「うん?!」
え、あっさり納得されてしまったけれど……どういうこと?
フィックスは私の手を取ったまま立ち上がる。視線を上げた私に、フィックスは少し困ったように眉を下げた。
「いくら代々伝わるものだからといって、聖水にあんな効力はないよ。瓶も綺麗で新しい今風のものだったし」
「うっ」
「だから、なにかあるんだろうなとは思ってた」
気づかれていたのね……恥ずかしい。
「ミランダにしたのは、呪い返しだったんだね。アディが放った」
「ええ。しかも私はそれを、聖水のせいに……聖水をかけたフィックスのせいにしようとしたの……」
「それで構わないよ。彼女に呪い返しをした罪悪感が募るくらいなら、僕がやったことにすればいい。元々は僕の問題だったんだから」
フィックスが私の手をぎゅっと強く握ってくれた。
ミランダがどうなってもいいと言ったのも、彼女をあんな目に遭わせても後悔していないという態度も。私の罪悪感を増幅させないための、配慮だった。
そういうところが……大好きなのよ、フィックス……。
「あなたの嫌いな魔女で、ごめんなさい……」
「ミランダが嫌いだっただけで、魔女が嫌いなわけじゃないよ」
「でも私もいつか、嫉妬に狂ってあなたに呪いをかけてしまうかもしれないわ」
「構わないよ、アディになら呪いをかけられても」
そんなに優しく微笑まないで。今すぐあなたを私のとりこにさせてしまいそうだから……
「フィックス、秘匿の魔女って知っている……?」
「……並はずれた力を持つが故に、国家や地下組織に狙われないように自らの存在を消すように生きていく、隠れ魔女のことだよね。それがどうし……」
「それ、私なの。私の、お母様も」
「……」
さすがに、フィックスの表情が固まった。
「……驚いた?」
「……さすがにね……でも、アディが秘匿の魔女だろうとなんだろうと関係ない」
「私のお母様の話を聞いても、本当にそう言える?」
「君の母上……お会いしたことはないが」
「ええ、だってずっと屋敷に幽閉しているんだもの」
「……」
私は絶句しているフィックスに、お母様の話をした。
お父様は伯爵家の令息で、お母様は庶民の身分差婚だった。
反対されたようだったけど、お父様とのお母様の愛は強く、祖父母を説き伏せて結婚したって聞いている。
お母様が秘匿の魔女だったということは、お父様は知っていらした。
お父様は間違いなくお母様を愛していたけれど、お母様はほんの少しだけお父様の愛を疑ってしまい、呪いを発動してしまった。自分のとりこになるという、上級の呪いを。
しばらくして私が生まれて、私が三歳になった時。
私はお父様の呪いを見つけて、脊髄が反射するように呪い返しを使ってしまった。
以降、お母様は外を出歩けない体になり、ずっと屋敷に幽閉状態になってしまっている。
その話を終えると、フィックスは顔を悲しく歪めていた。
「そんな呪いをかけなくても、お父様はお母様を愛していたのよ」
「ああ」
「でも、今ならお母様の気持ちもわかるの。愛する人に飽きられるんじゃないかって不安……呪いを使わずにいられなかった気持ち……私もいつか、フィックスに同じことをしてしまうかもしれない」
胸中を吐露すると、ふわりとフィックスに抱きしめられる。
「なにがあっても、僕はアディだけを愛していくことに変わりはない。不安になんかさせない。アディに呪いの力なんか使わせないように、全力で君を愛していくから」
「フィックス……!」
「だからもう一度、夫婦となって欲しい」
「……はいっ」
私が承諾の返事をすると、フィックスはさらにぎゅっと私を抱きしめてくれた。
「お母上のこと、つらかったな……。その罪悪感も、僕に半分受け持たせてほしい」
その言葉に、私の目から熱いものが溢れてくる。
大好きだったお母様を苦しめてしまったつらさを、フィックスは全部わかってくれていて。
私は彼の胸の中で泣き続けた。
***
「結婚したんですって?! アディ!!」
「お母様?!」
身も心も夫婦になって一ヶ月、フィックスが私のお母様に会ってみたいというので実家にやってきた。そうしたら……
ど、どうしてお母様が出迎えてくれているの?!
目も見えない、声も出せない、耳も聞こえない、常に痛みが襲っているようで呻き声を上げるしかなかったお母様が……!
お父様の介護がなければ、生きていかれなかったお母様が、どうして!
「まぁ~、立派な淑女になって! お母さんびっくりよっ」
お母様の記憶では私は三歳だから、そうでしょうね!
「はじめまして、アディの夫であるフィックス・ハーディングです。ご挨拶が遅くなって申し訳ありません」
「いいのよーー、私も今さっき、呪いが解けたところだから!」
「お、お母様、本当に?!」
「呪い返しの呪いはいつか解けるのよー。通常は二、三年なんだけどね。私は上級の呪いを返されたから、動けもしない上、十五年もかかっちゃったわね! あははは!」
「そう……なのね……」
私はホッと息を吐いた。
呪い返しは、一生続くのかと思ってたから……。
「よかったな、アディ」
愛する夫の優しい言葉で、心がほぐれていく。
胸につかえていた罪悪感が、どんどん浄化されていくのを感じて私は微笑んだ。
中に入ると、お父様はお母様の呪いが解けて大喜びしていて。
私たち以上にイチャイチャしている。
「もう、二度と人に呪いなんて掛けないでよね、お母様!」
「まさか、身近に呪い返しのできる魔女ができるなんて思ってなかったのよー。そういうあなたも気をつけなさいね、アディ!」
「大丈夫です。アディを不安にさせないように、めいっぱい愛を注いでいますから」
「あらー」
優しい目を向けられると……嬉しいんだけど、家族の前だと恥ずかしい。
お母様がそんな私たちをニヤニヤ見ていたかと思うと、おや? という顔をして声を上げた。
「あら、アディ、あなたお腹に子どもがいるじゃない!」
「「え?!」」
お母様に声に、私たちは目を見合わせる。
確かにあの日、初夜をやり直してから毎晩……あったけれど。
「わかるの? お母様」
「私くらいの魔女になると、わかっちゃうのよね~」
「じゃあ、本当に子どもが……」
まだぺちゃんこのお腹だけど。愛おしい人との結晶が、ここにいる。
「フィックス……!」
「アディ……嬉しいよ、ありがとう!!」
フィックスは親の目も憚らず私を抱きしめて。
「私の方こそありがとう、フィックス……私を、愛してくれて……!」
私も思いっきり、フィックスを抱きしめた。
お父様とお母様が、声を揃えて「おめでとう」と言ってくれる言葉を、噛み締めて。
私が「大好き」を伝えると、フィックスはくすぐったそうに笑っていた。
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