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第四十九話 増えた!
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第四十九話 増えた!
「あ、目が覚めた?」
眠っていたお婆さんが、目を覚ました。
「レリシア様?」
まだぼんやりとしているみたいだ。
なんか、申し訳ないな。
「えっと・・・ごめんね?レリシア様では、ないんだ」
「・・・そうか・・・そうじゃの・・・手間を取らせて、すまんかったの」
とりあえずこのまま家まで戻り、縁側でお茶を出した。
「そういえば、ノナさんはどうしてナキさんの所にいたんですか?やっぱり、布を買いに?」
「いいや。儂は糸を納品に行っただけだ」
「へぇ~、糸!見せてもらえませんか?」
ノナさんが糸を見せてくれた。柔らかい手触りに、通気性も良さそう。
シルキナと比べると、綿に近いかな?
「それと、これだの」
「毛糸!」
毛糸だ!毛糸玉だ!フワフワ!軽い!
「こ、これ!何から採れるんですか!?」
「こいつは、アルパから採れる」
アルパ・・・アルパカ!
こっちの世界にアルパカがいる!
「・・・見に来るか?」
「いいんですか!?行く!行きます!」
と言う事で、とりあえずナキさんの家へ。
家の外側に出るようにしたので、ナキさんには会わずに村を出た。
ノナさんの村は歩いて三十分程らしいので、途中で猫に戻ってノナさんを抱えて行く事になった。
「本当にこのまま行くの?」
「何も問題なんぞない」
デカい猫がお婆さん抱えて歩く姿ってのも、シュールだと思うけどねぇ。
暫く歩くと、木の柵で囲まれた村が見えてきた。
「ん?ノナ婆さん!?お、おい、大丈夫なのか!?」
ああ、やっぱりねぇ。門番らしき人を驚かせてしまった。
「落ち着け。問題無い。ノストはいるかい?」
「落ち着けって言われても・・・」
「驚かせてすみません」
「わぁ!喋った」
「うるさい」
「痛い!」
ノナさんが門番を杖で殴った。それ、どっから出した?
「うぅ、分かりましたよ。ノスト様ならアルパ達の所にいると思いますよ」
「ん。こっちだ」
村の中に入ると、注目の的だった。ですよねぇ。
誘導されるまま歩いていくと、草原に出た。
所々に白いのが見える。あれがアルパだろうか。
暫く柵沿いに歩いて行くと、大きな建物にたどり着いた。
「ノスト!」
建物の中では毛刈りをしているのか、モフモフでいっぱいだった。
「そんなに叫ばんでも、聞こえとる」
モフモフの山の間から、これまた小さいお爺さんが現れた。
ワンピースにローブ。ウエストには紐。小さい杖をついていて、耳が尖っている。
「ヨ」
出掛かった言葉を飲み込んだ。危ない。
「ノスト、ヒナにアルパを見せたい」
「ヒナです」
「ふむ・・・良いじゃろ」
良いんだ。
「今は夏に向けて毛刈りの最中じゃで。こっちじゃ」
建物の奥に進むと、沢山のアルパカが並んでいた。
先頭のアルパが毛刈りを終えると、列が進む。何も指示を出していない様に見えるのに、アルパカは大人しく列に並んでいた。
「アルパは頭が良い。人の言葉も分かる」
「へぇ~」
ノナさんのせいか、アルパカが大きく見え・・・いや、大きいわ。
毛を刈っている人は、普通のエルフサイズだ。私よりは小さいけど、普通。
なのに、アルパカの背を刈るのに台を使っている。
アルパカの背が、私の腰くらいの高さだろうか?頭は私と同じくらい?
アルパカって、こんなに大きいのか。向こうの世界のリアルアルパカは見た事無かったから、分からん。
「触ってみるか?」
と言われたので、一番近くにいたアルパカ、いや、アルパの所へ向かう。
私を見たアルパが一瞬ビクッとなったが、ノナさんの姿を見て、ホッとした様子を見せた。
本当に頭が良いみたいだ。
「触っても、良い?」
「フェ~」
なんとも力の抜ける鳴き声だが、良いって事かな?
そっと背中に触ってみると、ふんわりふぁっふぁっ!
「お、おぉ~・・・」
とにかく、凄い。
「欲しいか?」
「毛ですか?それとも、本体?」
「本体だの」
「欲しい」
「そうか」
聞いただけかぁ~い!
「戻る」
「・・・はいはい」
牧場を出て、村の方へと戻って来た。
すっかり振り回されている気がする。
そして、ある家へと案内された。中へ入ると、小さいお婆さんが三人でお茶を飲んでいた。
「お、お邪魔します」
「「「!?」」」
エルフって、かなり年をとると小さくなるのか?
そうなると、ジローやクレスもいずれはヨ・・・になるのだろうか?
それはそれで、見てみたい。
ノナさんが下ろしてほしいと言うので、三人のお婆さんの横へと下ろしてあげた。
四人で頭を突き合わせ、コショコショと内緒話を始めた。
そして、激しく頷き合う。ちょっと怖い。
「ヒナ、アルパをやるから、明日取りにおいで」
「良いんですか?お代は?」
「いらぬ」
嫌な予感がする。でも、アルパ欲しい!
「・・・分かりました」
ノナさんに扉の説明はしなかったが、どういう物なのかは分かっていたみたいで、明日の朝、村の門を使って入って来いと言われた。
そして次の日、鍵を使って村の門へと繋げた。開けるのがちょっと怖い。
そっと小さく開けると、村人全員が集まったかのような大勢のエルフと、その真ん中にアルパが二頭立っていた。
ここのエルフにとって、アルパは凄く大切な存在なのだろうか?それなのに、貰っても良いのかなぁ・・・。
「ヒナ」
名前を呼ばれてビクッとなった。
足元を見ると、ノナさんが立っていた。
「お、おはようございます。なんか、すみません。こんなにアルパが大切にされているなんて思ってなくて・・・」
「問題無い」
ノナさんが抱っこのポーズをしたので、抱き上げた。
そして、アルパの傍まで行くと、アルパの背中に何かが・・・昨日の三婆さん!?
「儂は幼い頃、レリシア様の暮らす村におった。あの三人もな」
嫌な予感はしていた。きっと、ノナさんも一緒に来るとか言うんだろうなぁと。
まさか、増えるとは・・・予想外。
上を見ると、横断幕が。「おめでとう!いってらっしゃい!」と書いてある。
中には泣いているエルフもいて、駄目とは言い辛い。
「心配無い。三人ともよく働く」
「働くの!?」
まぁ、糸をよってもらったりできるかも?
どうしても駄目なら、お帰りいただくと言う事も・・・。
「短い間ではあったが、レリシア様のお傍におった。役に立つ。連れて行け」
「・・・分かりましたよ」
アルパの育て方とかも知っているだろうし、まぁ、何とかなるだろう。
こうして、村の皆に見送られながら島へと帰って来た。
*
「住む所、どうします?うちでも大丈夫ですけど」
お年寄りの集まりだし、四人だと何かと不便だろう。
「家があれば、己の事は己でやる」
本当に大丈夫かなぁ?
とりあえず家の要望を聞いたら、私の家と同じ感じが良いと言われた。
平屋の四LDK。水回りは皆の背に合わせてかなり低め。
場所は、茶畑の近く。そこにアルパの小屋も作った。
「ふぅ・・・こんな感じかな」
「ヒナ。お前さん、異世界の者だな」
「あ~、うん。凄いね、何で?」
「お前さんの魔法とスキル、この世界の法則と微妙にずれとる」
初めて言われた。
「そういえば、リシュナにも早々にバレてたな」
「お主、今何と言うた」
「へ?リシュナに早々にバレた?」
「まさか、古龍の・・・」
「ああ、うん。女王様。あそこで猫達と遊んでる、クロの母親で」
ノナさんが固まった。
「こ、古龍の幼体。いや、ちょっと待て。あれは・・・」
畑をちゃんと見るのは初めてか。
「ミトの実と・・・あれ?」
ノナさんが白目向いた。
しかも、隣で伏せているアルパの上に乗っていた三婆達が、後ろ向きに地面に倒れた。
「う~ん、本当に大丈夫かなぁ?」
色々と心配になって来た。
「あ、目が覚めた?」
眠っていたお婆さんが、目を覚ました。
「レリシア様?」
まだぼんやりとしているみたいだ。
なんか、申し訳ないな。
「えっと・・・ごめんね?レリシア様では、ないんだ」
「・・・そうか・・・そうじゃの・・・手間を取らせて、すまんかったの」
とりあえずこのまま家まで戻り、縁側でお茶を出した。
「そういえば、ノナさんはどうしてナキさんの所にいたんですか?やっぱり、布を買いに?」
「いいや。儂は糸を納品に行っただけだ」
「へぇ~、糸!見せてもらえませんか?」
ノナさんが糸を見せてくれた。柔らかい手触りに、通気性も良さそう。
シルキナと比べると、綿に近いかな?
「それと、これだの」
「毛糸!」
毛糸だ!毛糸玉だ!フワフワ!軽い!
「こ、これ!何から採れるんですか!?」
「こいつは、アルパから採れる」
アルパ・・・アルパカ!
こっちの世界にアルパカがいる!
「・・・見に来るか?」
「いいんですか!?行く!行きます!」
と言う事で、とりあえずナキさんの家へ。
家の外側に出るようにしたので、ナキさんには会わずに村を出た。
ノナさんの村は歩いて三十分程らしいので、途中で猫に戻ってノナさんを抱えて行く事になった。
「本当にこのまま行くの?」
「何も問題なんぞない」
デカい猫がお婆さん抱えて歩く姿ってのも、シュールだと思うけどねぇ。
暫く歩くと、木の柵で囲まれた村が見えてきた。
「ん?ノナ婆さん!?お、おい、大丈夫なのか!?」
ああ、やっぱりねぇ。門番らしき人を驚かせてしまった。
「落ち着け。問題無い。ノストはいるかい?」
「落ち着けって言われても・・・」
「驚かせてすみません」
「わぁ!喋った」
「うるさい」
「痛い!」
ノナさんが門番を杖で殴った。それ、どっから出した?
「うぅ、分かりましたよ。ノスト様ならアルパ達の所にいると思いますよ」
「ん。こっちだ」
村の中に入ると、注目の的だった。ですよねぇ。
誘導されるまま歩いていくと、草原に出た。
所々に白いのが見える。あれがアルパだろうか。
暫く柵沿いに歩いて行くと、大きな建物にたどり着いた。
「ノスト!」
建物の中では毛刈りをしているのか、モフモフでいっぱいだった。
「そんなに叫ばんでも、聞こえとる」
モフモフの山の間から、これまた小さいお爺さんが現れた。
ワンピースにローブ。ウエストには紐。小さい杖をついていて、耳が尖っている。
「ヨ」
出掛かった言葉を飲み込んだ。危ない。
「ノスト、ヒナにアルパを見せたい」
「ヒナです」
「ふむ・・・良いじゃろ」
良いんだ。
「今は夏に向けて毛刈りの最中じゃで。こっちじゃ」
建物の奥に進むと、沢山のアルパカが並んでいた。
先頭のアルパが毛刈りを終えると、列が進む。何も指示を出していない様に見えるのに、アルパカは大人しく列に並んでいた。
「アルパは頭が良い。人の言葉も分かる」
「へぇ~」
ノナさんのせいか、アルパカが大きく見え・・・いや、大きいわ。
毛を刈っている人は、普通のエルフサイズだ。私よりは小さいけど、普通。
なのに、アルパカの背を刈るのに台を使っている。
アルパカの背が、私の腰くらいの高さだろうか?頭は私と同じくらい?
アルパカって、こんなに大きいのか。向こうの世界のリアルアルパカは見た事無かったから、分からん。
「触ってみるか?」
と言われたので、一番近くにいたアルパカ、いや、アルパの所へ向かう。
私を見たアルパが一瞬ビクッとなったが、ノナさんの姿を見て、ホッとした様子を見せた。
本当に頭が良いみたいだ。
「触っても、良い?」
「フェ~」
なんとも力の抜ける鳴き声だが、良いって事かな?
そっと背中に触ってみると、ふんわりふぁっふぁっ!
「お、おぉ~・・・」
とにかく、凄い。
「欲しいか?」
「毛ですか?それとも、本体?」
「本体だの」
「欲しい」
「そうか」
聞いただけかぁ~い!
「戻る」
「・・・はいはい」
牧場を出て、村の方へと戻って来た。
すっかり振り回されている気がする。
そして、ある家へと案内された。中へ入ると、小さいお婆さんが三人でお茶を飲んでいた。
「お、お邪魔します」
「「「!?」」」
エルフって、かなり年をとると小さくなるのか?
そうなると、ジローやクレスもいずれはヨ・・・になるのだろうか?
それはそれで、見てみたい。
ノナさんが下ろしてほしいと言うので、三人のお婆さんの横へと下ろしてあげた。
四人で頭を突き合わせ、コショコショと内緒話を始めた。
そして、激しく頷き合う。ちょっと怖い。
「ヒナ、アルパをやるから、明日取りにおいで」
「良いんですか?お代は?」
「いらぬ」
嫌な予感がする。でも、アルパ欲しい!
「・・・分かりました」
ノナさんに扉の説明はしなかったが、どういう物なのかは分かっていたみたいで、明日の朝、村の門を使って入って来いと言われた。
そして次の日、鍵を使って村の門へと繋げた。開けるのがちょっと怖い。
そっと小さく開けると、村人全員が集まったかのような大勢のエルフと、その真ん中にアルパが二頭立っていた。
ここのエルフにとって、アルパは凄く大切な存在なのだろうか?それなのに、貰っても良いのかなぁ・・・。
「ヒナ」
名前を呼ばれてビクッとなった。
足元を見ると、ノナさんが立っていた。
「お、おはようございます。なんか、すみません。こんなにアルパが大切にされているなんて思ってなくて・・・」
「問題無い」
ノナさんが抱っこのポーズをしたので、抱き上げた。
そして、アルパの傍まで行くと、アルパの背中に何かが・・・昨日の三婆さん!?
「儂は幼い頃、レリシア様の暮らす村におった。あの三人もな」
嫌な予感はしていた。きっと、ノナさんも一緒に来るとか言うんだろうなぁと。
まさか、増えるとは・・・予想外。
上を見ると、横断幕が。「おめでとう!いってらっしゃい!」と書いてある。
中には泣いているエルフもいて、駄目とは言い辛い。
「心配無い。三人ともよく働く」
「働くの!?」
まぁ、糸をよってもらったりできるかも?
どうしても駄目なら、お帰りいただくと言う事も・・・。
「短い間ではあったが、レリシア様のお傍におった。役に立つ。連れて行け」
「・・・分かりましたよ」
アルパの育て方とかも知っているだろうし、まぁ、何とかなるだろう。
こうして、村の皆に見送られながら島へと帰って来た。
*
「住む所、どうします?うちでも大丈夫ですけど」
お年寄りの集まりだし、四人だと何かと不便だろう。
「家があれば、己の事は己でやる」
本当に大丈夫かなぁ?
とりあえず家の要望を聞いたら、私の家と同じ感じが良いと言われた。
平屋の四LDK。水回りは皆の背に合わせてかなり低め。
場所は、茶畑の近く。そこにアルパの小屋も作った。
「ふぅ・・・こんな感じかな」
「ヒナ。お前さん、異世界の者だな」
「あ~、うん。凄いね、何で?」
「お前さんの魔法とスキル、この世界の法則と微妙にずれとる」
初めて言われた。
「そういえば、リシュナにも早々にバレてたな」
「お主、今何と言うた」
「へ?リシュナに早々にバレた?」
「まさか、古龍の・・・」
「ああ、うん。女王様。あそこで猫達と遊んでる、クロの母親で」
ノナさんが固まった。
「こ、古龍の幼体。いや、ちょっと待て。あれは・・・」
畑をちゃんと見るのは初めてか。
「ミトの実と・・・あれ?」
ノナさんが白目向いた。
しかも、隣で伏せているアルパの上に乗っていた三婆達が、後ろ向きに地面に倒れた。
「う~ん、本当に大丈夫かなぁ?」
色々と心配になって来た。
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