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第百三十四話 アヌリはやっぱりアヌリ
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第百三十四話 アヌリはやっぱりアヌリ
白い塊がウゴウゴと動いたかと思うと、ぷにっとした肉球が見えた。
「生きてる!」
「ヒナ様⁉」
慌てて外へ飛び出し、白い塊へと向かう。
雪を掃うと、中から出て来たのは二匹のオコジョだった。
真白な身体に、尻尾の先だけ黒い。耳は熊みたいに丸く、目は黒。長い胴が可愛い!
「「キュ、キュ~」」
怪我は無いみたいだけど、ガタガタと震えている。
「ヒナ様!」
「グォォォォォォ!」
アヌリが慌てた様子で走って来たと思ったら、後ろから唸り声と咆哮が聞こえて来た。
これは、クマった。いや、熊だ。背中に氷がいっぱい刺さった、熊。
「熊如きが!」
アヌリの背中が見えたと思った瞬間、ドシン! と大きな音がして、雪煙が辺り一面に広がった。
「ふ~‥‥ご無事ですね」
「うん、大丈夫。ありがとう。それで、その熊‥‥熊?」
「アイスベアーです。この異常な吹雪も、これのせいでしょう」
「そうなの?」
「はい。アイスベアーは吹雪を操り、生き物を凍らせます。凍った生き物しか食べないのです」
「どんだけ偏食だ。そう言えば、雪が止んだね」
雪煙が治まると、吹雪が止んでいた。
「「キュ、キュキュ!」」
「ん? ああ、君達も大丈夫そうだね」
「これから逃げていたのでしょう」
アヌリが巾着の中にアイスベアーを入れていた。誰が助けたのか分かっているのか、二匹はアヌリの足元に駆け寄って、スリスリと足に身体をこすりつけた。
「ありがとうって」
「‥‥ふ」
アヌリが柔らかい顔で、微笑ましそうにオコジョ達を見つめた‥‥のは、一瞬だった。
「いつもそうやって笑っていれば良いのに」
私がそう言うと、アヌリは一瞬固まったかと思うと、ボン! と音がしそうな程に顔を赤らめた。
「わ‥‥笑って、など」
照れてる? 普段は「踏んでください」とか言うのにねぇ。
「ねぇ、君達」
「「キュゥ」」
「花が咲いている場所か、美味しい氷がある所、知らない? なぁんて」
通じるわけないか。 猫の言葉は分かる様になったけど、他の鳥や動物は無理だったんだよね。
「「キュ! キュッキュ~」」
オコジョ達は顔を見合わせると、走りだした。そして、数メートル先で止まると「「キュ」」と鳴いた。まるでついて来いと言っているみたいだ。
「行ってみようか」
「はい」
テントをポーチに入れ、オコジョ達の後をついて行く。森の中を三十分程歩くと、綺麗な湖にたどり着いた。
「綺麗な所だね!」
周りを樹氷に囲まれ、細かい氷がキラキラと風に舞う。湖は完全に凍っているみたいだ。
「ヒナ様、あちらにエンブラスカの花が」
アヌリが指した方を見ると、オコジョ達が嬉しそうにはしゃいでいるのが見えた。近付いてみると、シロツメクサの群生地だった。
この極寒の中で青々としている三つ葉と、太陽の光を反射してまるでガラス細工の様にキラキラと光る花。
オコジョ達が上でコロコロと転がっているが、潰れる様子は無いので大丈夫だろう。
クネクネとしているオコジョ達の横で、淡々と花を摘むアヌリ。
「さて、私は氷を貰おうかな」
湖一面の氷の上に立って下を見ると、湖の底まで見る事が出来た。
「お、魚」
氷の下には魚が泳いでいた。そんなに分厚くないのかな?
「さて、切り出すか」
軽く飛び上がり、爪を一振り‥‥いや、四振りか。ピシッと四角く切れ目を入れ、無事着地。そのままアイテムポーチの中へ収納っと。
「綺麗な水だなぁ」
氷を切り出した所を覗こうとすると、パァッと下から光があふれ、綺麗な女性が姿を現した。
「其方が落としたのは、このミスリルのスコップか。それとも、アダマンタイトのスコップか」
どっかで聞いた様な台詞だな。確か、「金の斧か? 銀の斧か?」だったかな。
「いえ、何も落としていませんけど」
氷をくり抜きはしたけど、何も落としていない。
「え?」
「え?」
「‥‥其方が落としたのは」
「落としてません」
「じゃあ、これは誰の‥‥」
「知らん」
「そんなぁ」
あ、崩れ落ちた。
「頑張って、作ったのにぃ」
まさかの手作り!
しくしくと泣き始めた女性だが、どうしたもんか。
「ヒナ様!」
「あ、アヌリ」
氷を切り出したら女の人が現れたと説明。
「そうでしたか。エンブラスカの花は採取いたしましたので、行きましょう」
「放置⁉」
「?」
アヌリが小首を傾げたぁ!
「大方、村の誰かがエンブラスカの花を取りに来て、落としたのでしょう。異常な雪の原因はなくなったので、必要ならば自分で探しに来ると思いますが」
「「おぉ、なるほど」」
泉の女性とハモッてしまった。
「まぁ、新しい物を買っていたら、来ないでしょうけど」
アヌリの一言で、女性がまたしょぼくれてしまった。
「え、え~っと、そうだ! これから村に行くから、スコップを落とした人がいないか聞いてみようか? それで、いたら取りに来てもらうとか」
「それならば、持って行った方が早いのでは?」
「アヌリは分かってないなぁ。こういうのは、あの登場含めてやりたいんだって。それで、落とした人が正直に言うと、結局全部くれるって所までがやりたいんだから」
「うぅ、説明されると、恥ずかしい‥‥あの、良いです。全部持って行って、渡してくださいぃ」
女性はそう言うと、スコップを三本置いて泉の中へと消えてしまった。
「あ、ちょ‥‥落とした人がどんな人だったか、聞いてないのに」
「ヒナ様、こちらを」
アヌリがスコップを一本見せてくれた。それには、子供が書いた様な字で「クリス」と彫られていた。
「子供かな」
「大きさ的にも、そうだと思います」
「村長さんに聞けば分かるよね」
オコジョ達に別れを告げ、私達は泉を後にした。本当は連れて帰りたい程に可愛かったが、ここと島では環境が違い過ぎる。
アヌリがアイスベアーを倒してくれたおかげで吹雪は止み、あっという間に村まで帰って来る事が出来た。
無事に依頼を達成した事と、アイスベアーの事を説明。村長夫妻はとても喜んでくれた。
「あの、村にクリスという名前の子供はいませんか?」
「子供? 村にクリスは私一人ですが」
「へ?」
「湖にスコップを落さなかったか?」
「スコップ?‥‥あぁ! そう言えば、子供の頃に花を採りに行って落とした事がありますわ!」
マジか! あの女性、頑張って作ったとか言ってたけど‥‥時間、掛かり過ぎだろ!
アヌリがスコップを取り出してテーブルの上に置いた。
「なんと‥‥懐かしい。このスコップは、村の鍛冶師だった父が打ってくれたもんです」
村長さんは懐かしそうにスコップを手に取り、顔をほころばせた。お爺さんの片手に乗ってしまう大きさのスコップは、錆一つ無く、手入れされていた。
「ですが、あとの二本は?」
「えっと、それは――」
信じてもらえないかもしれないと思いつつ、湖から出て来た女性の事を話した。
「そうですか。昔から、あの湖には精霊様が住んでいると言われとるんです。村で大切にお守りするようにと、子供の頃から言われて育ちます」
「あ、でも、この事はその、他の人には言わない方が良いと思います」
「え?」
「その‥‥見ての通り、二つはとても貴重な鉱石で打たれています。それ欲しさに、何でもかんでも湖に放り込む人が出てくるかもしれないので‥‥」
その昔、同じ様な伝承がある泉に石や岩を放り入れる人が増えて、泉が埋まってしまった‥‥なんて話を聞いた事がある。やった人達は面白半分だったのだろうけど。結局、石や岩を取り除いても泉は枯れたままになったらしい。
「分かりました。では、この二本はあなた達が持っていてください。もちろん、依頼の報酬とは別で。私にはこの一本があれば、十分過ぎる」
それからお茶をご馳走になり、依頼書にサインをもらって島へと帰って来た。
「ヒナ様、こちらを」
アヌリがくれたのは、エンブラスカの花だった。
「わぁ! ありがとう!」
こっちでも育てられないか、考えてたんだよね。ハウス作って、冬の環境に固定すれば行けるかなぁ。
「永遠の忠誠を」
「ん?」
「いえ、何でもありません。筋肉エルフが煩そうなので、行きましょう」
エンブラスカの花は、薬にもなる。そして、もう一つ。あの村では、想いを伝える時に贈られる。友へ、師へ、家族へ、そして、愛する人へ。
「アヌリのおかげで氷も採れたし、綺麗な景色も見れたね! お花までもらっちゃって、何かお礼をしたいけど」
「では、踏んでください」
「‥‥‥それ以外で、お願いします」
アヌリはやっぱり、アヌリだった‥‥。
白い塊がウゴウゴと動いたかと思うと、ぷにっとした肉球が見えた。
「生きてる!」
「ヒナ様⁉」
慌てて外へ飛び出し、白い塊へと向かう。
雪を掃うと、中から出て来たのは二匹のオコジョだった。
真白な身体に、尻尾の先だけ黒い。耳は熊みたいに丸く、目は黒。長い胴が可愛い!
「「キュ、キュ~」」
怪我は無いみたいだけど、ガタガタと震えている。
「ヒナ様!」
「グォォォォォォ!」
アヌリが慌てた様子で走って来たと思ったら、後ろから唸り声と咆哮が聞こえて来た。
これは、クマった。いや、熊だ。背中に氷がいっぱい刺さった、熊。
「熊如きが!」
アヌリの背中が見えたと思った瞬間、ドシン! と大きな音がして、雪煙が辺り一面に広がった。
「ふ~‥‥ご無事ですね」
「うん、大丈夫。ありがとう。それで、その熊‥‥熊?」
「アイスベアーです。この異常な吹雪も、これのせいでしょう」
「そうなの?」
「はい。アイスベアーは吹雪を操り、生き物を凍らせます。凍った生き物しか食べないのです」
「どんだけ偏食だ。そう言えば、雪が止んだね」
雪煙が治まると、吹雪が止んでいた。
「「キュ、キュキュ!」」
「ん? ああ、君達も大丈夫そうだね」
「これから逃げていたのでしょう」
アヌリが巾着の中にアイスベアーを入れていた。誰が助けたのか分かっているのか、二匹はアヌリの足元に駆け寄って、スリスリと足に身体をこすりつけた。
「ありがとうって」
「‥‥ふ」
アヌリが柔らかい顔で、微笑ましそうにオコジョ達を見つめた‥‥のは、一瞬だった。
「いつもそうやって笑っていれば良いのに」
私がそう言うと、アヌリは一瞬固まったかと思うと、ボン! と音がしそうな程に顔を赤らめた。
「わ‥‥笑って、など」
照れてる? 普段は「踏んでください」とか言うのにねぇ。
「ねぇ、君達」
「「キュゥ」」
「花が咲いている場所か、美味しい氷がある所、知らない? なぁんて」
通じるわけないか。 猫の言葉は分かる様になったけど、他の鳥や動物は無理だったんだよね。
「「キュ! キュッキュ~」」
オコジョ達は顔を見合わせると、走りだした。そして、数メートル先で止まると「「キュ」」と鳴いた。まるでついて来いと言っているみたいだ。
「行ってみようか」
「はい」
テントをポーチに入れ、オコジョ達の後をついて行く。森の中を三十分程歩くと、綺麗な湖にたどり着いた。
「綺麗な所だね!」
周りを樹氷に囲まれ、細かい氷がキラキラと風に舞う。湖は完全に凍っているみたいだ。
「ヒナ様、あちらにエンブラスカの花が」
アヌリが指した方を見ると、オコジョ達が嬉しそうにはしゃいでいるのが見えた。近付いてみると、シロツメクサの群生地だった。
この極寒の中で青々としている三つ葉と、太陽の光を反射してまるでガラス細工の様にキラキラと光る花。
オコジョ達が上でコロコロと転がっているが、潰れる様子は無いので大丈夫だろう。
クネクネとしているオコジョ達の横で、淡々と花を摘むアヌリ。
「さて、私は氷を貰おうかな」
湖一面の氷の上に立って下を見ると、湖の底まで見る事が出来た。
「お、魚」
氷の下には魚が泳いでいた。そんなに分厚くないのかな?
「さて、切り出すか」
軽く飛び上がり、爪を一振り‥‥いや、四振りか。ピシッと四角く切れ目を入れ、無事着地。そのままアイテムポーチの中へ収納っと。
「綺麗な水だなぁ」
氷を切り出した所を覗こうとすると、パァッと下から光があふれ、綺麗な女性が姿を現した。
「其方が落としたのは、このミスリルのスコップか。それとも、アダマンタイトのスコップか」
どっかで聞いた様な台詞だな。確か、「金の斧か? 銀の斧か?」だったかな。
「いえ、何も落としていませんけど」
氷をくり抜きはしたけど、何も落としていない。
「え?」
「え?」
「‥‥其方が落としたのは」
「落としてません」
「じゃあ、これは誰の‥‥」
「知らん」
「そんなぁ」
あ、崩れ落ちた。
「頑張って、作ったのにぃ」
まさかの手作り!
しくしくと泣き始めた女性だが、どうしたもんか。
「ヒナ様!」
「あ、アヌリ」
氷を切り出したら女の人が現れたと説明。
「そうでしたか。エンブラスカの花は採取いたしましたので、行きましょう」
「放置⁉」
「?」
アヌリが小首を傾げたぁ!
「大方、村の誰かがエンブラスカの花を取りに来て、落としたのでしょう。異常な雪の原因はなくなったので、必要ならば自分で探しに来ると思いますが」
「「おぉ、なるほど」」
泉の女性とハモッてしまった。
「まぁ、新しい物を買っていたら、来ないでしょうけど」
アヌリの一言で、女性がまたしょぼくれてしまった。
「え、え~っと、そうだ! これから村に行くから、スコップを落とした人がいないか聞いてみようか? それで、いたら取りに来てもらうとか」
「それならば、持って行った方が早いのでは?」
「アヌリは分かってないなぁ。こういうのは、あの登場含めてやりたいんだって。それで、落とした人が正直に言うと、結局全部くれるって所までがやりたいんだから」
「うぅ、説明されると、恥ずかしい‥‥あの、良いです。全部持って行って、渡してくださいぃ」
女性はそう言うと、スコップを三本置いて泉の中へと消えてしまった。
「あ、ちょ‥‥落とした人がどんな人だったか、聞いてないのに」
「ヒナ様、こちらを」
アヌリがスコップを一本見せてくれた。それには、子供が書いた様な字で「クリス」と彫られていた。
「子供かな」
「大きさ的にも、そうだと思います」
「村長さんに聞けば分かるよね」
オコジョ達に別れを告げ、私達は泉を後にした。本当は連れて帰りたい程に可愛かったが、ここと島では環境が違い過ぎる。
アヌリがアイスベアーを倒してくれたおかげで吹雪は止み、あっという間に村まで帰って来る事が出来た。
無事に依頼を達成した事と、アイスベアーの事を説明。村長夫妻はとても喜んでくれた。
「あの、村にクリスという名前の子供はいませんか?」
「子供? 村にクリスは私一人ですが」
「へ?」
「湖にスコップを落さなかったか?」
「スコップ?‥‥あぁ! そう言えば、子供の頃に花を採りに行って落とした事がありますわ!」
マジか! あの女性、頑張って作ったとか言ってたけど‥‥時間、掛かり過ぎだろ!
アヌリがスコップを取り出してテーブルの上に置いた。
「なんと‥‥懐かしい。このスコップは、村の鍛冶師だった父が打ってくれたもんです」
村長さんは懐かしそうにスコップを手に取り、顔をほころばせた。お爺さんの片手に乗ってしまう大きさのスコップは、錆一つ無く、手入れされていた。
「ですが、あとの二本は?」
「えっと、それは――」
信じてもらえないかもしれないと思いつつ、湖から出て来た女性の事を話した。
「そうですか。昔から、あの湖には精霊様が住んでいると言われとるんです。村で大切にお守りするようにと、子供の頃から言われて育ちます」
「あ、でも、この事はその、他の人には言わない方が良いと思います」
「え?」
「その‥‥見ての通り、二つはとても貴重な鉱石で打たれています。それ欲しさに、何でもかんでも湖に放り込む人が出てくるかもしれないので‥‥」
その昔、同じ様な伝承がある泉に石や岩を放り入れる人が増えて、泉が埋まってしまった‥‥なんて話を聞いた事がある。やった人達は面白半分だったのだろうけど。結局、石や岩を取り除いても泉は枯れたままになったらしい。
「分かりました。では、この二本はあなた達が持っていてください。もちろん、依頼の報酬とは別で。私にはこの一本があれば、十分過ぎる」
それからお茶をご馳走になり、依頼書にサインをもらって島へと帰って来た。
「ヒナ様、こちらを」
アヌリがくれたのは、エンブラスカの花だった。
「わぁ! ありがとう!」
こっちでも育てられないか、考えてたんだよね。ハウス作って、冬の環境に固定すれば行けるかなぁ。
「永遠の忠誠を」
「ん?」
「いえ、何でもありません。筋肉エルフが煩そうなので、行きましょう」
エンブラスカの花は、薬にもなる。そして、もう一つ。あの村では、想いを伝える時に贈られる。友へ、師へ、家族へ、そして、愛する人へ。
「アヌリのおかげで氷も採れたし、綺麗な景色も見れたね! お花までもらっちゃって、何かお礼をしたいけど」
「では、踏んでください」
「‥‥‥それ以外で、お願いします」
アヌリはやっぱり、アヌリだった‥‥。
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