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初夜の始まり
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しばらくお互いの躰を合わせたまま、響き渡る胸の鼓動を感じながら快感の余韻に浸る。
あぁ、何も考えられないぐらい、幸せですわ……
ゆっくりと、クロードのものがルチアの中から抜かれる。
あ……
なんとなく、寂しさを感じてしまう。
「そんな顔を、するな」
クロードがルチアの頬を包み込み、唇を寄せる。
「ぇ」
私、どんな顔をしていたのかしら。
「そんな顔をされると、また繋がりたくなる」
「……っ!!」
そんな顔をしていましたの!? 恥ずかしいっ。
真っ赤になったルチアが顔を逸らそうとすると、寄せられていた唇が重なり、チュッというリップ音とともに離れる。
「冗談だ。お前の反応をみていると、ついからかいたくなる」
「クロード様っ!」
いつもクロード様には翻弄されてばかり……でも、こんな時でさえ愛しく感じてしまいます。
「少し、躰が冷えたな」
クロードがルチアを抱き起こし、横抱きにして持ち上げ、浴槽へ一緒に浸かる。温かいお湯と芳しい薔薇の香りに気怠い躰が包まれて、ルチアはふわふわとした心地になった。
このまま……眠ってしまいそうですわ……
クロードの肩にもたれ掛かり、次第にルチアの瞼が重く閉じていく。
「ルチア」
クロードの言葉にハッとして、ルチアはなんとか瞼を開け意識を呼び戻す。
「も、申し訳ございません、私……」
あまりにも気持ちよくて、寝てしまいそうになっていました……
「いや、私こそすまない。長旅で疲れていたはずなのに、無理をさせてしまったようだ」
カァッとルチアの顔が紅らむ。
「い、いえ……」
「無理するな」
クロードは再びルチアを抱き上げ、浴場を後にした。
浴場を出ると、そこにはいつの間にか着ていた服がなく、代わりにバスタオルと夜着が置かれていた。
ユーリが用意してくれたのかしら? いつの間に来たのでしょう。
……もしかして、声を聞かれてしまったのかしら。恥ずかしい……
クロードがクスリと笑って、ルチアの躰をバスタオルで包んだ。
「ルチアはよくコロコロと表情を変えるな。見ていて飽きない」
「あ……」
思っていることが表情に出てしまってましたわ。クロード様には、恥ずかしいところばかり見せている気がします……
「着替えも、手伝うか?」
クロードがを口角を上げて、ルチアの夜着に手を伸ばす。
「じ、自分で出来ますので!」
ルチアは慌てて夜着を掴んだ。、肌触りのよい黒のシルクの夜着には胸から切り替えがあり、たっぷりとドレープが入っていた。
ルチアはクロードに背中を向けて着替えている間にも眠気が限界に達し、フラフラとしてしまう。
「寝室まで、運ぼう」
クロードの逞しい腕に抱えられ、ルチアは襲いくる眠気に捕われ、抵抗することも出来ず、部屋へと運んでもらうことになった。
クロードの温かい体温と匂いに包まれ、歩く度に揺られる心地よい振動に、ルチアの瞼はゆっくりと閉じていった。
あぁ、何も考えられないぐらい、幸せですわ……
ゆっくりと、クロードのものがルチアの中から抜かれる。
あ……
なんとなく、寂しさを感じてしまう。
「そんな顔を、するな」
クロードがルチアの頬を包み込み、唇を寄せる。
「ぇ」
私、どんな顔をしていたのかしら。
「そんな顔をされると、また繋がりたくなる」
「……っ!!」
そんな顔をしていましたの!? 恥ずかしいっ。
真っ赤になったルチアが顔を逸らそうとすると、寄せられていた唇が重なり、チュッというリップ音とともに離れる。
「冗談だ。お前の反応をみていると、ついからかいたくなる」
「クロード様っ!」
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「少し、躰が冷えたな」
クロードがルチアを抱き起こし、横抱きにして持ち上げ、浴槽へ一緒に浸かる。温かいお湯と芳しい薔薇の香りに気怠い躰が包まれて、ルチアはふわふわとした心地になった。
このまま……眠ってしまいそうですわ……
クロードの肩にもたれ掛かり、次第にルチアの瞼が重く閉じていく。
「ルチア」
クロードの言葉にハッとして、ルチアはなんとか瞼を開け意識を呼び戻す。
「も、申し訳ございません、私……」
あまりにも気持ちよくて、寝てしまいそうになっていました……
「いや、私こそすまない。長旅で疲れていたはずなのに、無理をさせてしまったようだ」
カァッとルチアの顔が紅らむ。
「い、いえ……」
「無理するな」
クロードは再びルチアを抱き上げ、浴場を後にした。
浴場を出ると、そこにはいつの間にか着ていた服がなく、代わりにバスタオルと夜着が置かれていた。
ユーリが用意してくれたのかしら? いつの間に来たのでしょう。
……もしかして、声を聞かれてしまったのかしら。恥ずかしい……
クロードがクスリと笑って、ルチアの躰をバスタオルで包んだ。
「ルチアはよくコロコロと表情を変えるな。見ていて飽きない」
「あ……」
思っていることが表情に出てしまってましたわ。クロード様には、恥ずかしいところばかり見せている気がします……
「着替えも、手伝うか?」
クロードがを口角を上げて、ルチアの夜着に手を伸ばす。
「じ、自分で出来ますので!」
ルチアは慌てて夜着を掴んだ。、肌触りのよい黒のシルクの夜着には胸から切り替えがあり、たっぷりとドレープが入っていた。
ルチアはクロードに背中を向けて着替えている間にも眠気が限界に達し、フラフラとしてしまう。
「寝室まで、運ぼう」
クロードの逞しい腕に抱えられ、ルチアは襲いくる眠気に捕われ、抵抗することも出来ず、部屋へと運んでもらうことになった。
クロードの温かい体温と匂いに包まれ、歩く度に揺られる心地よい振動に、ルチアの瞼はゆっくりと閉じていった。
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