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第21話
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雨に濡れた体を温める湯気が、浴室中に広がっている。祐貴先輩をお風呂に入れるつもりが、気づけば俺も一緒にシャワーの下に立っていた。
「歩夢くんも濡れてるんだから、一緒に温まらないと風邪ひいちゃうよ。」
先輩は無邪気な笑顔を浮かべながら、俺にタオルを渡してくれた。
「で、でも…先輩、一人で大丈夫じゃ…?」
「あんまり無理しないで。ほら、せっかく一緒なんだから。」
それだけ言うと、祐貴先輩はシャワーの温かな水を浴びながら、自分の体に泡をつけ始めた。濡れた肌に泡が滑り落ちていく様子に、俺の視線は釘付けになってしまう。
「歩夢くん、そこに突っ立ってないで。」
「え?」
不意に手首を引かれ、先輩が俺の前に立つ。その目がじっと俺を捉えた瞬間、心臓が激しく高鳴った。
「ちゃんと洗ってあげるから、じっとしてて。」
「え、ちょっ…先輩、自分でやりますから!」
慌てる俺の声をよそに、先輩は泡だらけの手で俺の腕に触れる。その指が肌をなぞるように動くたび、熱が体中に広がっていく。
「歩夢くんの肌、思ったより柔らかいね。」
「な、何言ってるんですか…!」
顔が火照り、視線を合わせることさえできない。なのに、先輩はそんな俺の動揺を楽しむように微笑むと、今度は胸元に手を伸ばしてきた。
「じっとしててって言ったでしょ?大丈夫、変なことしないから。」
「それが、もう充分変なことですよ…!」
声を震わせながらも、俺の体は完全に硬直していた。先輩の指が泡を滑らせながら肩から胸、そして腹へと降りていくたび、呼吸が乱れていくのが分かる。
「歩夢くん、そんなに緊張しなくていいよ。ほら、リラックスして。」
「無理ですってば…!」
先輩の優しい声が耳元をかすめるたび、俺の心臓は今にも破裂しそうだった。
ふと、先輩の手が止まり、俺の顔をのぞき込む。湯気の中で揺れる瞳が、俺の全てを見透かしているようで、息が詰まりそうになる。
「歩夢くん、顔真っ赤だよ。もしかして…恥ずかしい?」
「そ、それは…!」
答えを口にする前に、先輩は少しだけ身を寄せてきた。距離が近い。呼吸が混ざるほどの距離感に、俺は限界を迎えそうだった。
「歩夢くん、なんだか可愛いね。」
その一言に、俺は完全に固まってしまう。先輩の手はいつの間にか止まり、俺の肩にそっと置かれていた。
俺はただ、先輩を守りたかっただけなのに…。どうしてこんなにも、心が揺れてしまうんだろう。
湯気に包まれた浴室の中、祐貴先輩の手が俺の肩に触れる。泡で滑らかなその手は、背中をなぞるようにゆっくりと下へ降りていった。
「歩夢くん、動かないでね。ちゃんと洗ってあげるから。」
囁くような低い声が耳元で響き、鳥肌が立つ。俺は息を呑みながら、言われた通りその場で立ち尽くすことしかできなかった。
祐貴先輩の手は背中を撫でるように泡を広げていく。優しくて丁寧なその動きに、体の芯がじわじわと熱くなっていくのが分かる。泡が肌を滑る感触と、先輩の指がふとした瞬間に強めに触れる感覚に、心臓が嫌になるほど速くなった。
「歩夢くん、ここ痛くない?」
「い、痛くないです…。」
震えそうな声で答えると、先輩は小さく笑い、さらに背中の中央へと手を滑らせる。
「良かった。力加減って意外と難しいんだよね。」
その瞬間、先輩の胸が俺の背中に触れた。思わずびくっと体が跳ねる。
「せ、先輩…!」
「大丈夫だよ。ただ背中を洗うだけだから、安心して。」
落ち着いた声に、さらに追い打ちをかけるように体が熱くなる。
先輩の体がほんの少し押し付けられる。柔らかくて温かい泡が、俺の背中と先輩の肌の間を滑るように移動しているのがわかる。祐貴先輩の呼吸が耳元に近づき、胸がぎゅっと締め付けられるような感覚に襲われる。
「歩夢くん、赤くなってるね。」
「そ、それは…先輩が…!」
反論しようとした言葉は途中で途切れる。先輩の手が、肩から腰へとゆっくり下りてきた。
「背中だけじゃなくて、ここもちゃんと洗わないとね。」
低くて甘い声が浴室に響くたび、鼓動がさらに速くなる。俺は顔を真っ赤にしながらも、動けずに先輩の手に身を任せるしかなかった。
その瞬間、祐貴先輩がふと体を寄せる。上半身が俺の背中に密着し、泡を挟んだ肌と肌が擦れる。
浴室から上がった俺たちは、熱を帯びた空気をそのまま引きずるようにリビングへ向かった。祐貴先輩は軽くタオルを頭に乗せ、濡れた髪を拭きながら俺を振り返る。その柔らかな笑顔はさっきまでの浴室での親密な空気を一気に思い出させ、胸の鼓動が収まらない。
「歩夢くん、大丈夫?顔、真っ赤だよ?」
「……先輩のせいですよ。」
思わずそう言ってしまった俺に、祐貴先輩は不思議そうに首を傾げた。
それがきっかけだった。さっきまで抑えていた感情が一気に溢れ出す。
「もう、限界です。」
俺は勢いよく先輩の肩を掴むと、そのままリビングのソファに押し倒した。驚いた表情を浮かべる祐貴先輩に、俺は強い視線を向ける。
「歩夢くん、な、なに急に――」
「先輩、ずるいですよ。」
声はいつもの俺のものじゃなかった。低く、そして抑えきれない何かが滲んだ声に、祐貴先輩は驚いたように目を見開く。
「ずっと、触れてきて……優しくされて……。俺、我慢できないんです。」
言葉と共に、俺は先輩の両手を掴んで頭の横に押さえつけた。濡れた髪が頬に張り付き、湯上がりの薄い肌が赤く染まっている。
「歩夢くん……」
囁くようなその声が、さらに俺の理性を吹き飛ばしていく。
「先輩、俺だけを見てください。他の誰にもこんな姿を見せないで。」
俺の言葉に、祐貴先輩の目が揺れる。それが答えのようで、俺は顔を近づけた。唇が触れるか触れないかの距離で、俺の鼓動が爆発しそうになる。
「歩夢くん、そんな顔……」
「今の俺を止められるのは、先輩だけです。」
そう言い切ると、俺は一気に唇を重ねた。熱を帯びた先輩の唇は甘くて柔らかい。触れるだけで満足するはずがない。俺はさらに深く、強く唇を重ねていく。
先輩が軽く抗おうとするけれど、その力さえも俺の手の中で簡単に封じ込める。
「歩夢くん……落ち着いて……」
「無理です。先輩が俺をその気にさせたんだからちゃんと責任取ってください」
俺の声は低く響き、先輩をさらに逃さないように抱きしめた。もうあと戻りなんてできない。今この瞬間祐貴先輩は俺だけのものだ。
「歩夢くんも濡れてるんだから、一緒に温まらないと風邪ひいちゃうよ。」
先輩は無邪気な笑顔を浮かべながら、俺にタオルを渡してくれた。
「で、でも…先輩、一人で大丈夫じゃ…?」
「あんまり無理しないで。ほら、せっかく一緒なんだから。」
それだけ言うと、祐貴先輩はシャワーの温かな水を浴びながら、自分の体に泡をつけ始めた。濡れた肌に泡が滑り落ちていく様子に、俺の視線は釘付けになってしまう。
「歩夢くん、そこに突っ立ってないで。」
「え?」
不意に手首を引かれ、先輩が俺の前に立つ。その目がじっと俺を捉えた瞬間、心臓が激しく高鳴った。
「ちゃんと洗ってあげるから、じっとしてて。」
「え、ちょっ…先輩、自分でやりますから!」
慌てる俺の声をよそに、先輩は泡だらけの手で俺の腕に触れる。その指が肌をなぞるように動くたび、熱が体中に広がっていく。
「歩夢くんの肌、思ったより柔らかいね。」
「な、何言ってるんですか…!」
顔が火照り、視線を合わせることさえできない。なのに、先輩はそんな俺の動揺を楽しむように微笑むと、今度は胸元に手を伸ばしてきた。
「じっとしててって言ったでしょ?大丈夫、変なことしないから。」
「それが、もう充分変なことですよ…!」
声を震わせながらも、俺の体は完全に硬直していた。先輩の指が泡を滑らせながら肩から胸、そして腹へと降りていくたび、呼吸が乱れていくのが分かる。
「歩夢くん、そんなに緊張しなくていいよ。ほら、リラックスして。」
「無理ですってば…!」
先輩の優しい声が耳元をかすめるたび、俺の心臓は今にも破裂しそうだった。
ふと、先輩の手が止まり、俺の顔をのぞき込む。湯気の中で揺れる瞳が、俺の全てを見透かしているようで、息が詰まりそうになる。
「歩夢くん、顔真っ赤だよ。もしかして…恥ずかしい?」
「そ、それは…!」
答えを口にする前に、先輩は少しだけ身を寄せてきた。距離が近い。呼吸が混ざるほどの距離感に、俺は限界を迎えそうだった。
「歩夢くん、なんだか可愛いね。」
その一言に、俺は完全に固まってしまう。先輩の手はいつの間にか止まり、俺の肩にそっと置かれていた。
俺はただ、先輩を守りたかっただけなのに…。どうしてこんなにも、心が揺れてしまうんだろう。
湯気に包まれた浴室の中、祐貴先輩の手が俺の肩に触れる。泡で滑らかなその手は、背中をなぞるようにゆっくりと下へ降りていった。
「歩夢くん、動かないでね。ちゃんと洗ってあげるから。」
囁くような低い声が耳元で響き、鳥肌が立つ。俺は息を呑みながら、言われた通りその場で立ち尽くすことしかできなかった。
祐貴先輩の手は背中を撫でるように泡を広げていく。優しくて丁寧なその動きに、体の芯がじわじわと熱くなっていくのが分かる。泡が肌を滑る感触と、先輩の指がふとした瞬間に強めに触れる感覚に、心臓が嫌になるほど速くなった。
「歩夢くん、ここ痛くない?」
「い、痛くないです…。」
震えそうな声で答えると、先輩は小さく笑い、さらに背中の中央へと手を滑らせる。
「良かった。力加減って意外と難しいんだよね。」
その瞬間、先輩の胸が俺の背中に触れた。思わずびくっと体が跳ねる。
「せ、先輩…!」
「大丈夫だよ。ただ背中を洗うだけだから、安心して。」
落ち着いた声に、さらに追い打ちをかけるように体が熱くなる。
先輩の体がほんの少し押し付けられる。柔らかくて温かい泡が、俺の背中と先輩の肌の間を滑るように移動しているのがわかる。祐貴先輩の呼吸が耳元に近づき、胸がぎゅっと締め付けられるような感覚に襲われる。
「歩夢くん、赤くなってるね。」
「そ、それは…先輩が…!」
反論しようとした言葉は途中で途切れる。先輩の手が、肩から腰へとゆっくり下りてきた。
「背中だけじゃなくて、ここもちゃんと洗わないとね。」
低くて甘い声が浴室に響くたび、鼓動がさらに速くなる。俺は顔を真っ赤にしながらも、動けずに先輩の手に身を任せるしかなかった。
その瞬間、祐貴先輩がふと体を寄せる。上半身が俺の背中に密着し、泡を挟んだ肌と肌が擦れる。
浴室から上がった俺たちは、熱を帯びた空気をそのまま引きずるようにリビングへ向かった。祐貴先輩は軽くタオルを頭に乗せ、濡れた髪を拭きながら俺を振り返る。その柔らかな笑顔はさっきまでの浴室での親密な空気を一気に思い出させ、胸の鼓動が収まらない。
「歩夢くん、大丈夫?顔、真っ赤だよ?」
「……先輩のせいですよ。」
思わずそう言ってしまった俺に、祐貴先輩は不思議そうに首を傾げた。
それがきっかけだった。さっきまで抑えていた感情が一気に溢れ出す。
「もう、限界です。」
俺は勢いよく先輩の肩を掴むと、そのままリビングのソファに押し倒した。驚いた表情を浮かべる祐貴先輩に、俺は強い視線を向ける。
「歩夢くん、な、なに急に――」
「先輩、ずるいですよ。」
声はいつもの俺のものじゃなかった。低く、そして抑えきれない何かが滲んだ声に、祐貴先輩は驚いたように目を見開く。
「ずっと、触れてきて……優しくされて……。俺、我慢できないんです。」
言葉と共に、俺は先輩の両手を掴んで頭の横に押さえつけた。濡れた髪が頬に張り付き、湯上がりの薄い肌が赤く染まっている。
「歩夢くん……」
囁くようなその声が、さらに俺の理性を吹き飛ばしていく。
「先輩、俺だけを見てください。他の誰にもこんな姿を見せないで。」
俺の言葉に、祐貴先輩の目が揺れる。それが答えのようで、俺は顔を近づけた。唇が触れるか触れないかの距離で、俺の鼓動が爆発しそうになる。
「歩夢くん、そんな顔……」
「今の俺を止められるのは、先輩だけです。」
そう言い切ると、俺は一気に唇を重ねた。熱を帯びた先輩の唇は甘くて柔らかい。触れるだけで満足するはずがない。俺はさらに深く、強く唇を重ねていく。
先輩が軽く抗おうとするけれど、その力さえも俺の手の中で簡単に封じ込める。
「歩夢くん……落ち着いて……」
「無理です。先輩が俺をその気にさせたんだからちゃんと責任取ってください」
俺の声は低く響き、先輩をさらに逃さないように抱きしめた。もうあと戻りなんてできない。今この瞬間祐貴先輩は俺だけのものだ。
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