異世界から元の世界に派遣された僕は他の勇者たちとは別にのんびり暮らします【DNAの改修者ー外伝】

kujibiki

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第28話 【閑話】取引

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「はぁ~、毎日が幸せ~」

シャルル様の施術を受けてから私の人生は新たに始まった感覚です。

仰っていたように『性典』に則ってオナニーという行為を続けていると、日々身体は艶やかで若々しく感じられ、体調も良いのです。
乳首や陰核を弄るのがこんなに気持ち良いものだとは知らなかったわ…。

毎晩オナニーで気を失ってそのまま快眠、毎朝起きれば一イキすることが習慣になり、そのおかげで少しずつ快感が全身で繋がっていく実感もあるのです。

(あれから何回イッたかしら…?)

イク度に下腹部に紋様が現れますがすぐに消えてしまいます。

(でも、紋様の一部は現れてきたわよね…)

この紋様が完成しないと次の予約は入れられないのです。

(フフ…、今日も出来るだけイクようにしないと…)



お母様は変貌してから日常生活も少し変わりました。

これまでは朝早くから夜遅くまで仕事をされていましたし外出も多かったのですが、朝は私と同じくらいの時間に起床され、就寝時間も私より早い時があるぐらいです。

日中の外出も減り、屋敷の執務室か自室におられることが多くなったそうです。

少し心配になりましたが特に体調が悪い訳でもなく、反対に日に日に艶やかさや瑞々しさが増すように感じられ、お母様の機嫌も良く、家の中が明るく穏やかになったのは嬉しい限りです。

ただ、お母様がお父様に対して少し冷たくなったと言うか、パートナー間のブレックスをされなくなったそうで、お父様が寂しそうにされていました。

お母様にどうしてブレックスをしなくなったのか聞いてみると、時間の無駄で児戯だとおっしゃるのです。
以前はコミュニケーションや、相性確認の為に大切だとおっしゃっていたのですが…。

お父様には可哀相ですが、お母様の機嫌が良い方が断然良いのでそれ以上は聞かないようにしています。



XX XY



「イックぅ~っ」

フォ~ン!

ハァ~、フゥ~。

「気持ち良かった…」

シャルル様の施術を受けてから時間があれば女性器を弄っています。
オナニーってこういう事なのね。

それにしても、本番前のオナニーは最高ね。
映像の映りも良くなるし、それに…。

コンコン、コン。

『高遠さん、本番30分前です』

「は~い」

私は愛液や潮で濡れた股間を綺麗にすると新しい下着を穿いてスタジオに向かいます。

「あんっ」

剥いていただいたクリが擦れる…。
どう施術されたのか分かりませんが、初回特典としてクリを覆う皮膚を取り除いてくださったのです。

おそらく、『性典』にある女性と同じようにして下さったのでしょう。
クリは弄るほど敏感になって気持ちが良くなるのです。



「高遠さん、本当に艶やかで瑞々しいですね。高遠さんのおかげで私達の番組が時間帯一位になったと上が大喜びです。もしかしたらゴールデン・プライム帯に抜擢されるかもしれませんよ」

「そんな…。番組に貢献できてうれしいですが、私は若輩のフリーですから…」

変貌してから何かと男性AP(アシスタントプロデューサー)が話しかけてきます。

「ここだけの話ですが、すでにこの局では全時間帯でも高遠さんの出演時が上位なんですよ。数字の取れない局アナに任せるより高遠さんにという声もたくさん上がってきています。そうなると心配なのがこの番組から高遠さんがいなくなってしまう可能性があるということですね」

「フフ…、どちらにしても私には決められませんから…」
「やれることをやるだけです」

実は他局からもたくさんのオファーを受けていて検討中です。

シャルル様のオプション施術を受ける為には下腹部の紋様を完成させることは必須ですが、最低でも一回1億円なのでそれまでにお金も稼がないといけないのです。
その為に私の番組が持てるのは嬉しいですね…。

『高遠さん、本番5分前です。スタンバイお願いします』

「は~い」

今日も皆が私に釘付けです…。
シャルル様達にも見ていただきたいわ…。



XX XY



「この者が、あなた達の言っている…?」

秘書に勧められ現在放送中の番組を観ています。

「はい社長…、先日まで特に特徴もなく少し容姿が整った程度のフリーアナウンサーだったのですが、突然あのように変貌しまして人気が急上昇です。現在、他局も彼女を狙っているそうです」

「確かに、こんなに艶々として瑞々しい女性は目を引くわね…。今まで気付かなかったの?」

「本当に突然だったのです。少し前に休暇を取っていたと聞いていますがその間に…」

「どうせカスタムでしょう?」

「本人も何度か番組内で聞かれていますがそれは否定しています。カスタムを受けたことは無いそうです」

「それにしても…」

部下から知らされ初めて見た女性アナウンサーですが、人気があるのも頷けます。
顔など見える所はもちろん、胸の大きさや形、括れたウエスト、プリッと持ち上がったヒップライン、その辺のモデルやタレントより体型が良くとても女性らしいのです。

「彼女を使ってゴールデン・プライム帯に番組を作るという提案がいくつも上がってきていますがどうしましょうか…」
「ギャランティー次第では他局に取られかねません」

「そうね…。一度彼女に直接会ってみたいわね」

変貌に秘密があるのなら聞いてみたいところです。

「かしこまりました」



XX XY



番組が終わると社長秘書だと言う方に呼ばれ、社屋最上階にある応接室に案内されました。

噂さで聞いているゴールデン・プライム帯の番組の話だとしても、いきなり社長にお会いすることは無いはずですし、プロデューサーなどが同行しないのも変です。

早く帰って『性典』を読みながらオナニーしたいなぁ~。

ガチャ…。

「高遠しずくさん、お待たせしました…」

「は…はいっ」

先ほどの秘書とその後ろに誰かがいるのが分かり、慌てて立ち上がります。

「本当にお美しいのね…」
「どうぞ、座って…」

「は…い…」

やはりこの方は…。

「私は代表取締役社長の大原朱里です」

「た…高遠しずくです…」

「緊張しないで…。今うちの局であなたの人気が話題になっていて一度会ってみたかったのよ…。カスタムじゃないと聞いていますが本当なのかしら…?」

「もちろん、本当です」

「そう…」
「フフ…、私みたいなおばさんでも、やはり同じ女性としてその若々しさや瑞々しさには興味があって羨ましくも感じるわ…」

「……」
まさか社長が直々に聞いてくるだなんて…。

「何か秘密があるのなら教えてもらえると嬉しいのだけれど…」

「そ…それはダメです!」

「やはり秘密があるのね…」

「あっ…」

「今、うちではあなたをメインにゴールデンの番組を考えているのよ…」

「……そうですか、秘密を話すぐらいなら私はフリーですから他局に行きます」

「ご…ごめんなさい、そんなつもりじゃないのよ…」

(あれ? もしかして、これはチャンスかも…)

社長なら私の同業者でもないし、逆に恩を売って施術費用を経費にしてもらえれば…。

「社長、二人っきりでお話できますか…?」

そう言いながら社長の後ろに控えている秘書の方を見ます。

「何を…、いえ、分かりました。片岡、席を外してもらえますか?」

高遠さんの表情が変わったのを察し、そう告げます。

「かしこまりました…」



「……それで、秘書には外に出てもらいましたが、何かお話が…?」

「はい、やはり大原社長だけに秘密をお話しようと思います」

「ほ…本当ですか!?」

「もちろん、条件があります。今からお話しすることは決して他人には言わないこと。それから…、私のこれからの施術費用を会社の経費にして下さい」

「施術費用って…、やっぱりカスタムなの?」

「違います。実はエステなのです」

「エステ? 私も立場上ある程度有名なところを利用しますが、エステでそんなに変貌するわけが…」

「フフ…、今は信用されなくてもかまいませんが、このエステティシャンは神様です」

(神様…? 冗談で言っている訳ではなさそうね…)
「……、それで他人に言ってはいけないというのは…?」

「もちろん同業者に知られたくないからです。偶然出会われたのなら仕方がない事ですが、神様が知れ渡ってしまうと予約が取れなくなりますからね…」
「それに良く考えてみて下さい。例えばご自身が若々しく変貌したとして、他局の社長に教えたいですか?」

「……、そんなにすばらしいエステがあるなら教えたくないわね…」

「そういうことですよ。私も自らライバルのアナウンサー達に教えたくはありません」

同じ事務所の仲間じゃない先輩や後輩からも変貌についてしつこく聞かれますし、タレントさんが私に聞いてきて、それを盗み聞きしようとする局アナもいるぐらいです。

「大原社長と私は接点が無いと判断して、私の施術費用を経費にしていただこうと思ったのです」

「ふぅ~、したたかねぇ…」

「体験されればどうして私がこんなことを言うのかも理解していただけると思いますよ」
「大原社長も費用をどうしても経費にしたいと考えられることでしょうね…」

「分かりました。条件をのみましょう」

「本当ですよ!」
(やった~っ!)

これで施術費用を心配することはありません。
後で施術費用が1億円と知ると驚かれるでしょうね…。

「それで、どこにそのエステはあるのですか?」

「最初は私が予約を入れておきます。いつ予約が取れるか分かりませんが、取れましたらお知らせします。大原社長は秘書の方にも行き先を告げず、必ずお一人で極秘に京都へ向かってください。宿泊されるホテルの部屋が分かればお知らせしていただくことになります」

「京都…なのですか…」
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