異世界から元の世界に派遣された僕は他の勇者たちとは別にのんびり暮らします【DNAの改修者ー外伝】

kujibiki

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第27話 手遅れ

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セシルとマリーが本部に戻ったのは休暇の終わる当日でした。

「寝る時ぐらいは戻ったら」と言ってもお風呂はここで入りたがるし、僕の側から出来るだけ離れようとはしなかったのです。

『100イキ苦行』のおかげか、その後にセックスをした時は明らかに違いが分かるほど感度が跳ね上がっていました。
1回イケば後はイキっぱなしです。

「レベルが上がったのかも」と喜んでいた二人ですが、レベルなんて無いよな…。

それに二人が滞在中にビルマとレイアが【転移門】で帰って来て鉢合わせしました。

セシルは二人にも対抗心を燃やし『100イキ苦行』を達成したのを自慢した為、獣人とエロフのプライドからか、ビルマとレイアも体験することになったのです。

まぁ一日の長ということもあり、セシル達ほど壊れたようにはなりませんでしたが、やはり感度は跳ね上がったと思います。

そして最後は仲良くセシルとビルマ、マリーとレイアの組み合わせで3Pを楽しみました。

僕が感度が良くなったと褒めていたので、さくらと玲も『100イキ苦行』を体験するか真剣に悩んでいるようです。



XX XY



「これは何ともはや…」

「驚いたな…」

「マリーとセシル…なのか…?」

「皆、エミリアン、ただいま~」

フフ…、オールセンやガイ、エミリアンまで目を見開いて驚いています。

「エミリアン、なんだか久しぶりですね」

たった数日なのに、これまでの自分が何をしてきたか忘れてしまったような気分です。

「一体その姿は…?」

二人とも艶々として瑞々しいだけじゃなく、雰囲気もこれまでに感じたことの無いほど女性を感じさせ背筋がゾクッとするほど妖艶なのです。

「今まで一体どこに…?」

「本当に素敵な休暇だったわ」

前の世界では王女として、聖女として純潔を守ることが大切だったけれど、愛おしい男性との情交がこんなにも幸せに感じるだなんて…。

それに同じ立場の皆さんとの3Pもとっても楽しかったわ。
シャルル様の為に競ったり、協力して皆で気持ち良くなるのです。

シャルル様と離れるのは寂しいけれど、いただいた【転移門】の指輪でいつでも帰ってこられますからね。

「また明日から頑張れるよ~」

シャルル様の精液を子宮だけじゃなく口からもいただいたので活力が漲っています。
それに膣の中にスライムが入っているだけでシャルル様に守られている感じがするのです。

しばらくお会いできませんがオナニーを頑張ってシャルル様に喜んでもらえるようにならないと…。
何だか愛おしい男性の為に日々の目標が出来て嬉しくて仕方がありません。

(うっ…、何も聞いていない…)

二人は何かを思い出すようにウットリしていて、その目に僕は映っていませんでした。
一体何が二人をこんなに変えてしまったんだ…。



XX XY



「シャルル様、エミリアン組が福岡に帰っていきました」

「そう…、エミリアン君とは初日しか顔を合わせてないよ…。それにエミリアン君には悪いことをしちゃったかな…」

マリーは前の世界でも一度もそういった関係になった事はないと言っていましたが、幼馴染みがいつの間にか寝取られていたというのを知れば相当なショックだと思います。
いつかマリーが受胎すれば気付かれるかな…。

「シャルル様が気にされることではないですよ。今までマリーさん達のことをちゃんと見ていなかったエミリアン君が悪いのです」

「そう…かな…。僕としては二人にパートナーになってもらえて良かったよ。皆にも刺激になったし…」
「さくらも皆と3P出来て良かったでしょ?」

「そう…ですね」

『100イキ苦行』を達成された皆さんは何だか私とは違うレベルの快感を味わっているようでした。

「……さくらが望むならいつでも『100イキ苦行』をしてあげるよ。まぁ、僕がさくらのスライムに命令するだけだけれどね…」

「もう、シャルル様の意地悪…」

体験すれば気持ち良さが変わるのはセシルさん達やビルマさん達を見て分かりましたが決心がいりますね…。

「ハハハ…」

そういえばスライムには2時間イカせ続ける“アクメモード”というのもあったんだよね。
どちらが効果あるのかな…?
今度エローヌ達に試してみるか…。

「最後の勇者たちが本部に戻ってくるのは少し先になります。最初に帰ってきた勇者たちで、他の3組と違って少し早かったですから…」

「そうなんだ…」

またしばらく退屈になるかな…。
副業の予約でも入れば良いんだけれど…。



XX XY



「それにしても、どうして侵略者の中にGがいるのよ~!」

地球にいた時の記憶の中で最も忌避する生物が自分達と変わらない大きさになって向かってくるのです。

「勇者の杏が文句を言ってどうするのよ。私も近寄りたくないわよ~」
「杏の広範囲魔法で何とかしてよ!」

カサカサ・シャカシャカと大きな音を出し、触覚をブンブン回し、真っ黒の目がこちらを見ているのです。

(飛ぶな、飛ぶな、せめて飛ぶな!)

体液が飛び散る中、気を失いそうになりながら自慢の剣技で切り裂いていきます。
前の世界では剣聖でしたが、こんな事なら後方支援型の魔術師が良かったと思います。

「この世界では何度もそんな魔法は打てないわよ~」

せめてこの世界でもポーションが買えて、魔力が簡単に回復できれば…。

「いつまで経っても杏と晶子はGが苦手なんだな…。ただの蟲だろ?」

「アーノルドはあの気持ち悪さが分からないのよ~。早く一匹でも多く仕留めてちょうだい」

「そうは言っても私は人族の方へ向かったGを打つので精一杯だからな」

「杏、僕が近づけさせないから!」

「ありがとう、フォル! 頼りになるわ!」

「フォル、杏だけじゃなく私もガードしてくださいよ」

「僕も攻撃しないといけないし、それに動き回る晶子にはせいぜい付与魔法しか掛けられないよ」

「チッ…(役に立たない…)」

フォルは杏には甘いんだから…。

「ワイフィー、タコはどれくらい殲滅したの?」

「半分くらいかな…」

「じゃあ、私と変わってGを~」

「仕方が無いわね~。私の魔力もあまり残ってないんだから~」

生命力の源である男性の精気が枯渇しかかっています。
この世界はある意味吸い放題なのですが、男性の精気が薄いのです。

半分サキュバスの私にとっては常に酸欠のようで生き地獄だわ。
それに魔素も無いし…。

早く終わらせて精気を吸いに出掛けたいです…。



XX XY



「フゥ~、やっと終わった…。皆、お疲れ様~。晶子、支部に連絡を頼むわね」

「分かったわ。宿泊先の確認もしておかないとね…」

戦闘が終わると支部が予約した宿泊施設に向かうことになっています。



「ちょっと、晶子。この高遠しずくってアナウンサー、急に若返ったようになったよね~」

ラウンジで一息つきながら流れていた情報番組に目をやると、人気が急上昇中だという女性が出演していました。

「そう? 気にしたこと無かったよ~」
「杏て女性のそういった所に目ざといよね。もしかしてそっちの気があったの?」

「馬鹿…、私はノーマルよ」

向こうの世界の男性は王族や貴族は格好良かったけれど気障で傲慢で馬鹿だし、冒険者たちは性格はまぁまぁだったけれど下品な者が多く、むさ苦しい奴ばかりだったんだよね~。

最初はワクワクした異世界だったけれど、理想的な出会いは無かったわ…。

せっかく日本に帰って来られることになったのに、今度はこっちの男性が頼りなく感じられて…。

見た目が良くても男性的ではないし、ブレックスというのもこっちに帰ってきてから面白半分ですぐに体験してみたけれど何てことのないゲームのような物でした。

同じように帰ってきた勇者たちの男性はちょっと懐かしい感じがしたけれど、あれって異世界に行った時のままって感じなのよね。
ハァ~。

「きっと整形…、カスタムしたんだよ」

「あっ、そうよね…」

現代では気軽に美容整形が受けられるそうです。

「杏は見た目を気にし過ぎでは…? そんなに違いもないのに…」

「アーノルドはエルフだからそんな事を言えるのよ」

エルフは悪気が無くても人類を下に見るので本当に同じように見えるのでしょう。
性格はアレですが、確かに人類の男性より容姿は整っています。

「杏はそのままで綺麗だと思うよ…」

「ありがと、フォル…」

「フォルは本当に杏には甘いわね。一緒に私も褒めなさいよ」

「ごめん、無理…」

「きぃ~~~っ」

うちの男性達は~。
今晩はオナって寝よ…。

「ワイフィーは?」

「いつものじゃないかな…」

「……」
無理やりじゃないけれど、異世界に連れてきて悪いことしたわね…。

日本人の男性は精気が薄いってボヤいていたし…。
ワイフィーにとっては見た目より精気の濃さが肝心みたいです。
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