58 / 349
罰2
6
しおりを挟む「んだよ…怒んなよ。びょーどーだろ?ニッポンは」
そう言って一人けらけら笑うと、男は司郎の腕の中からぐったりした葉人を受け取り、アナを確かめるように指を這わせる。
二人の男の精液でどろどろにほぐされたそこを弄りながら、あっと声を上げた。
「なぁ、シローの粗チンなら、俺と二輪差しできねぇかな?」
「あ?入んの?」
「粗チン同士ならな!」
ゲラゲラと二人で笑い合うと、葉人の足を持ち上げる。
「んじゃ巨根の俺は見物な」
そう男が言うと、闇の中にシュッとライターの音がして火が点り、煙草の臭いが漂う。
司郎が葉人の前から秘部を探り当て、若さのためかすっかり硬さを取り戻したモノをあてがう。
「…ぁ……」
射精の放心状態から戻りつつあった葉人は、はっとして司郎を見上げた。
「なに?……ぁ…んっ」
「イイコしてろよ?」
ずず…とモノが奥へと入り込む感触に白い喉を見せて喘ぐと、後ろにいた男が司郎で押し広げられている蕾へと、自身を押し付け始める。
「…や…無理っ」
背後の男がしようとしている事に気がつき、冷水を浴びたようにぞっとして首を振った。
「は…入らないっ…無理だか…っぁぁあああっ!!」
にやにや笑いながら、後ろの男が無理やり腰を突き上げた瞬間、裂かれる痛みに悲鳴を上げる。
「やぁぁっ!」
「ちょっ…黙らせろよ!」
煙草を壁に押し付けて揉み消し、慌てて葉人の口を塞ぎに来る。
「そこに誰かいるのか!?」
葉人が上げた声が聞こえたのか、体育倉庫の扉が叩かれる。
0
あなたにおすすめの小説
寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる