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第七章
第84話 いーぐみ
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「あ… もしもし。おはようございます、武藤です。ええ、ええ。大変ご無沙汰しております。恵梨香さんにはその節はお世話になりました。ええ、はい。元気ですよ? …ええと、それでですね、ちょっと昔の事をまた思い出させるみたいで申し訳無いのですが、『血のクリスマス事件』についていくつかお聞きしたい事が…」
壁新聞が撤去されたくらいの時間と前後して、武藤は昔の知り合いに電話を掛けていた。
「どこに電話してたんスか先輩? それに『血のクリスマス』って何スか? ホラー映画の話スか?」
「そっか… あんた地元の人間じゃないし、それにもう事件を知ってる世代でも無いのよね… 今電話していたのは私の昔の同級生のお姉さんで、当時の事件の被害者だった人よ…」
10年以上昔の事件だ。いくら当時者と言えど忘れている事も多い。増してや怖い思いをしたのだから意識的に忘れようとした部分もあるだろう。
その上で武藤が相手に聞きたかったのは、当時公式には『集団幻覚』として片付けられてしまった『魔法少女』についてだった。
恵梨香と呼ばれた女性も覚えている事は多くはない。その上で武藤が聞き出せたのは「髪も瞳も衣装も青い高校生くらいの少女が、崩落しそうな壁と天井を不思議な力で抑えて、捕まっていた女の子らを助けてくれた。その直後に少女自身が瓦礫に飲み込まれ、オレンジ色の衣装を着た小学生くらいの少女が、青の少女を助けに瓦礫の山に飛び込んでいった」という物だけだった。
「青とオレンジの魔法少女… 最近の第1事件と第2事件では目撃例があるわ… 第3事件は黒とピンクのみ… ピンクは第1第2共に目撃されている… そして壁新聞で取り沙汰されたのはピンクの子… この子が中心なの…? 彼女らは仲間なのかしら? それとも偶然なの? そして『血のクリスマス』との関係は…?」
頭の中で何かが繋がりそうで繋がらずに、どうにももどかしい思いをする武藤だった。
☆
「さて、今日こそは忘れないうちに最後の新人を捕まえないとね」
これまたいつも通りの睦美と久子。時間はもうじき放課後であり、もはや重役出勤とか言うレベルでは無い。
アンドレらの活躍によって、とうの昔に撤去された壁新聞を巡る本日のドタバタには、睦美らは全く掠る事もなく終わっていた。
睦美らの目指す先は1年E組の野々村 千代美、身体測定に於いて選出された最後の魔法少女候補である。
とは言うものの、睦美らは名前とクラス以外に野々村の情報を持たない。仕方ないので直接E組に赴いて本人と話をするという、極めてストレートな作戦に出たのであった。
ここにはつばめが居ないが、仮に居たとしてもつばめと野々村は面識が無いそうなので、いてもいなくても状況と結果は変わらないだろう、と判断されたせいもある。
「あの人だかりは何ですかねぇ?」
E組教室脇の廊下で5、6名の女子生徒が集まって騒いでいる様だった。見ればその人だかりの中心に、上部に突出した短髪で微笑みを振りまく淡麗な顔があった。
「…ありゃ御影だねぇ。相も変わらず女を侍らせて遊んでるのかねえ?」
睦美の予想は正しくない。御影は御影で放課後になって部活へと向かう途中でE組に向かい、トイレで得た『野々村さん』なる人物と接触を図ろうとしていたのだ。
当然E組の前で「あの~…」と顔を覗かせた瞬間にE組の御影ファンに囲まれてしまい、その目的が中断している最中ではあったのだが。
「ちょっとゴメンよ君たち。私をあちらの先輩達の元へ行かせておくれ」
そう言って自らの取り巻きを引き剥がす御影。
「どうもです先輩。E組へはやっぱりつばめちゃんの件で?」
本日の壁新聞を見ていない睦美らは御影の問いが理解できずに顔をしかめる。
「…は? またつばめが何かしたの? アタシらはスカウトの続きをしに『野々村』って奴を探しに来たんだけど…?」
話の噛み合って無さに今度は御影が驚いた顔になる。いつも余裕綽々な御影にしてはとてもレアな表情だ。
「いや、今日のつばめちゃんの騒動を知らないんですか? 学校中で話題になってたのに…」
「そんなこと言ったって、アタシらもついさっき学校に来たんだから知らないわよ」
『知らない』事をさも誇らしげに胸を張って宣言する睦美。御影はもちろんその周りを取り巻く女生徒たちも大きく引いていた。
「…あれ? 先輩いま『野々村』って言いましたよね? 私が探している人も『野々村さん』なんですけど、今E組には居ないみたいで… そしてその子が多分つばめちゃん騒動の仕掛け人です」
「…よく分かんないけど同じ奴を探しているなら好都合だわ。アンタも合流して道すがら何が起きているのか説明しなさい」
「了解ですっ!」
挙手敬礼で朗らかに答える御影。
その後E組の女生徒から『野々村は新聞部員』との情報を得た一行は、急ぎ新聞部へと進路を取る事になる。
そして、
「見てくださいよ武藤先輩! 今メッチャイケメンが通りましたよ! 私の好みドストライクだったんですけど!」
興奮するまどかの指差す方向に目を遣り、武藤は後頭部しか見えないイケメンと、一緒に行動していると思しきいつぞやのスケバンを発見する。
「…追うわよ!」
その奇妙な取り合わせに異様な胸騒ぎを覚えた武藤は新聞部へ向かう3人を追いかけた。
壁新聞が撤去されたくらいの時間と前後して、武藤は昔の知り合いに電話を掛けていた。
「どこに電話してたんスか先輩? それに『血のクリスマス』って何スか? ホラー映画の話スか?」
「そっか… あんた地元の人間じゃないし、それにもう事件を知ってる世代でも無いのよね… 今電話していたのは私の昔の同級生のお姉さんで、当時の事件の被害者だった人よ…」
10年以上昔の事件だ。いくら当時者と言えど忘れている事も多い。増してや怖い思いをしたのだから意識的に忘れようとした部分もあるだろう。
その上で武藤が相手に聞きたかったのは、当時公式には『集団幻覚』として片付けられてしまった『魔法少女』についてだった。
恵梨香と呼ばれた女性も覚えている事は多くはない。その上で武藤が聞き出せたのは「髪も瞳も衣装も青い高校生くらいの少女が、崩落しそうな壁と天井を不思議な力で抑えて、捕まっていた女の子らを助けてくれた。その直後に少女自身が瓦礫に飲み込まれ、オレンジ色の衣装を着た小学生くらいの少女が、青の少女を助けに瓦礫の山に飛び込んでいった」という物だけだった。
「青とオレンジの魔法少女… 最近の第1事件と第2事件では目撃例があるわ… 第3事件は黒とピンクのみ… ピンクは第1第2共に目撃されている… そして壁新聞で取り沙汰されたのはピンクの子… この子が中心なの…? 彼女らは仲間なのかしら? それとも偶然なの? そして『血のクリスマス』との関係は…?」
頭の中で何かが繋がりそうで繋がらずに、どうにももどかしい思いをする武藤だった。
☆
「さて、今日こそは忘れないうちに最後の新人を捕まえないとね」
これまたいつも通りの睦美と久子。時間はもうじき放課後であり、もはや重役出勤とか言うレベルでは無い。
アンドレらの活躍によって、とうの昔に撤去された壁新聞を巡る本日のドタバタには、睦美らは全く掠る事もなく終わっていた。
睦美らの目指す先は1年E組の野々村 千代美、身体測定に於いて選出された最後の魔法少女候補である。
とは言うものの、睦美らは名前とクラス以外に野々村の情報を持たない。仕方ないので直接E組に赴いて本人と話をするという、極めてストレートな作戦に出たのであった。
ここにはつばめが居ないが、仮に居たとしてもつばめと野々村は面識が無いそうなので、いてもいなくても状況と結果は変わらないだろう、と判断されたせいもある。
「あの人だかりは何ですかねぇ?」
E組教室脇の廊下で5、6名の女子生徒が集まって騒いでいる様だった。見ればその人だかりの中心に、上部に突出した短髪で微笑みを振りまく淡麗な顔があった。
「…ありゃ御影だねぇ。相も変わらず女を侍らせて遊んでるのかねえ?」
睦美の予想は正しくない。御影は御影で放課後になって部活へと向かう途中でE組に向かい、トイレで得た『野々村さん』なる人物と接触を図ろうとしていたのだ。
当然E組の前で「あの~…」と顔を覗かせた瞬間にE組の御影ファンに囲まれてしまい、その目的が中断している最中ではあったのだが。
「ちょっとゴメンよ君たち。私をあちらの先輩達の元へ行かせておくれ」
そう言って自らの取り巻きを引き剥がす御影。
「どうもです先輩。E組へはやっぱりつばめちゃんの件で?」
本日の壁新聞を見ていない睦美らは御影の問いが理解できずに顔をしかめる。
「…は? またつばめが何かしたの? アタシらはスカウトの続きをしに『野々村』って奴を探しに来たんだけど…?」
話の噛み合って無さに今度は御影が驚いた顔になる。いつも余裕綽々な御影にしてはとてもレアな表情だ。
「いや、今日のつばめちゃんの騒動を知らないんですか? 学校中で話題になってたのに…」
「そんなこと言ったって、アタシらもついさっき学校に来たんだから知らないわよ」
『知らない』事をさも誇らしげに胸を張って宣言する睦美。御影はもちろんその周りを取り巻く女生徒たちも大きく引いていた。
「…あれ? 先輩いま『野々村』って言いましたよね? 私が探している人も『野々村さん』なんですけど、今E組には居ないみたいで… そしてその子が多分つばめちゃん騒動の仕掛け人です」
「…よく分かんないけど同じ奴を探しているなら好都合だわ。アンタも合流して道すがら何が起きているのか説明しなさい」
「了解ですっ!」
挙手敬礼で朗らかに答える御影。
その後E組の女生徒から『野々村は新聞部員』との情報を得た一行は、急ぎ新聞部へと進路を取る事になる。
そして、
「見てくださいよ武藤先輩! 今メッチャイケメンが通りましたよ! 私の好みドストライクだったんですけど!」
興奮するまどかの指差す方向に目を遣り、武藤は後頭部しか見えないイケメンと、一緒に行動していると思しきいつぞやのスケバンを発見する。
「…追うわよ!」
その奇妙な取り合わせに異様な胸騒ぎを覚えた武藤は新聞部へ向かう3人を追いかけた。
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