透明の「扉」を開けて

美黎

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10の扉 わたしの せかい

解放

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    ただ 存在してあれば いい。


それがわかるまでに。
随分と時間が 必要だった。





「ただ 存在する」それは
言葉通りであるが
存在それは 「真の自由」に基づかねば 意味がなく

   「存在の」には ならぬもの

 
 それは「なかみひかり」が 伴わなければ。
ある意味「普通の状態これまで通り
 それで ある。


 言葉かたちにすると 複雑だけれど
しかしその 複雑なこと縮小方向には 全く触れなくてよくて。

 ただ ある

それを徹底的に実践する為に これまで以上に「浄め」「澄んで」あることにした。


 「それその状態」が

  「光の結婚式」に 一番必要なものだと
  わかっていたから。


なにかと ぐるぐるしがちなあたまから
自分をハートに移して。

「これまで通りでない 自分」
「女神の私」
「自分を認め 受け入れた私」を 

そう「決めて」「する」そして「せかいがそれを創る」。

その「方程式」を 実現する為に。

 あお を 観て

 そら を 見て

 くうを 視て。



ただただそうである、それを 実行していたんだ。








「「本当の解放」って。 なんなの、だろうか 。」

 「こうだ」
 「気付いた」
 「これか」

そう いろんな気付きを得てきた自分であるが
それは自分が拡大する毎に 上塗りされ 覆されてきた いや、上回ってきたものでも ある。

 だから 今回も それを踏まえて。

「解放」、それは 格段に自分に沁み込む「現象」であるけれども
それを「ものにし 使っていく」為に。

 一段違う自分を進む

それをまた 真ん中に据えて とりあえず私は
のんびりしていた。

 
 これまでは 「ああだ!」「これだ」
 「こうなのか!」そう 気付いて調子に乗って
 上がって 駆け出していたけれど。

それも「必要」なのだけれど もう「この段階」へ上がったからには浮かれておらずに。
 それを「馴染ませ 使ってみる」「もっと上手く 応用する」「変容した 私で 在る」、それからだ
 それがまたスタートだ と。

 知っていたからで ある。



「    うむ。 「マスターする」とは。 ふむ。」

そんなことを 呟きながら
 ぐるりと自分を取り巻く「今日の空気」を 観察してみる。


   流れる 雲 
          青い そら

  また 「一段上がった」わたし

   「明けた」 「変化の風」

  「温度と湿度が変わり 重さが変わる」

そんな風景が浮かぶ 「自分の中の 空」。

きっとそれは 
魔女部屋の窓の景色や 灰色の島の雲上の空、そんな「私に関係する実際の景色」を反映している。

 
 自分の「なかのせかい」を 意識して
  「ぐるり」、光の網を 展開すると視えるそれは 
    私に「伝わってくる いろ」

起き抜けに「ああ 」って。
 ただ "純粋に思う"、 それだ。


今ならはっきりわかる それは 光達からの「今日の指針」で
その 精度も上がってきている 今

「寝て」「目覚めれば変わる」、その 方程式を「知って」。

  「信頼し」「使い」
 その「信頼度合い」によって また「上がる階数」も変わること

 「任せる」「余計なものを回さない」
 「視る」「流れ」「変化」「普遍の真理」

沢山の事柄が重なり合うその「信頼」は 最近また更に 深みを増して。

 完成度が高くなり、私が「自分で使えるチカラ」に なってきていた。



思えば 最近は。

 「放っておけば 落ちる」「離れる」
それは わかっていても
中々「実行する」のは難しい、私に染み付いた 躾の良い自我君を修正する道のりだった。

 「ああなったら」
 「これから 」
 「後は」
そうして直ぐに くるくるとカケラが回り始める「あたま」

それは徹底して真面目な
 自分の地盤深く埋まる性質の一つで 欠かせないもの
 だからしてそれを修正していくのは。

思った以上に 骨の折れる仕事だったんだ。

 何故かと言うと それは。

 やはり 「この段階最後」に 出てくるべくして
 出てきた 最も深い澱

それを 濾過し 処してゆく。
  「最後の仕事」、それだったからで ある。




「今 ここ」、新しい基盤に立って振り返る
 最近のしつこい澱

 それは 幾つも折り重なり複雑に絡み合った もので
   先ず そのうちの始めに出てきたのが。

 「最終段階に入った世界」を観てあると 自然に湧き上がる
  深いところに眠っていた 被害者意識

 「コントロール」と いう 深く刺さった棘だ。


 そう、わかっていた筈なのに
 再び浮上してきた それ

「しかし それですら」と 割り切ったでいた 自分
 だがしかし 今「本当はなにをしてあるのか」、その「世界」のエネルギーを観てあると
 「どうして」「何故」
 「ここまで するか?」と。

 思っている 自分が出てきたのだ。


「   ふぅむ。」


  いや  ?  でも。

それは 普通の澱とは なにかが違っている。

 ようく 視ると 見えてくる その「本質要点

それは単なる「被害者意識」ではなくて。

 それはきっと「出てきた」んじゃ ないんだ。


「    そうだ。」


  私が 「大切に しまっておいた」
     「離せなかった」
     「持っていきたい」
     「大切なもの」

  それは"思うこと"自体 に 近い。

 「感情」「思考」「信仰」にも 似て
 私達 「人間ひと」が 持つ「こころ」
  その 根底の 話だ。



「       ふむ 。」

やはり。

 「現実世界」を きちんと見て
 「本当のことを受け止める」
それは
 口で言う程 容易くはなくて。

 深く 沈めていた奥底から出てきた
  「何故」
  「なんのために」「どうして」
  「できない」「やれない」

 そうして 「掛けられていた 制限」
  それにより
  「どこまでも堕ちていった 名もなき光達自分

  それを 「自ら」の だと。

   「受け入れる」最後の 澱 。


濃くて 深過ぎて 何度も繰り返しやって来るそれを
   「根本から破壊し 創り変える」こと

それは その根本を光の基盤に変えた私の 避けて通れない山なんだろう。

だけど。

 何故 「今 また そうなのか」
    「超えた筈じゃ なかったのか」
    「同じことを 繰り返す 理由」とは。


 ただ 深く埋まっていたものが 出てきたからなのか
 それともなにか「他に」
「見えていない 点」が あるからなのか。


「 ふむ。」

 ぐるぐると 渦巻く深い澱の中

    チラリと過った 「転換点」

その 小さな極小の 光を。

 新しい眼は 見逃さなかった。


  なんだろう  「なにか」 ある 。

そう 私の中に警鐘を鳴らした新しい眼
そのふるえを信じて。

 なにしろぐるぐるの中に包まれた もやもやに
  じっと 眼を凝らしてみることに
   したんだ。











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