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10の扉 わたしの せかい
狭間を超えて
しおりを挟む美しい 空色と 薄い茜
まだ 時間的には昼間の筈なのに
夜が迫ってある 不思議な 感覚 。
確固とした 「光の基盤」で 新しい道を歩み始める私の前に
再び現れた
大き過ぎて見え難い「超えるべき 山」。
それは
「 なんだ ろう か 。」
ただ 静かに 眼を閉じて。
その 焦点を探るべく
先ずは深い澱達が落ち着き沈み始めるのを 緩りと待って
水面が波立たぬ様 自分の「なかみ」を 更に深く 鎮めて いく。
今は まだ 自分の深い「思い」と「事実」
「過去」「未来」幾つもの点が 複雑に絡み合って。
その「視るべき点」「絡まりの中心」「幾つかある要点」が 見え辛いからだ。
シン と 静寂が満ちる
「わたし」の 奥底で。
じっと 探ってみる「カケラ達のいろ」
「示してある 方向」
「今 観るべき 点」
「私を包む 新しい感覚」と「戻ってきた 狭間」。
今 その 垣間見えた新しい場所を
自分で ようく 観て 確かめてみるけれど
それはなんだかとても 不思議な感覚で 。
「曖昧な 世界」
「暗くない 夜」
「夕方の 朝焼け」 そんな 風に。
確かに「世界」に存在するのに「せかいに在る」、そんな狭間を表現した様な
突然の不思議な感覚に 。
「どうしてだろう」と 思いながらも 包まれていた。
「今 ここで 足踏みをしてあること」
「進めない自分」
「融かせていない 澱」
「まだ残る底」
それはわかるのだけど、その「焦点」が視えてこない 曖昧な空間。
「 ふむ。」
私が 見逃している? こと ?
まだ残る「なにか」なのは 違いないんだろうけど。
それは
「なに」なんだろうか 。
「「思い」か 「澱」か? まあ「澱」には違いないんだろうけど 」
自分でも その「これまでとの違い」に。
戸惑いながらも 慎重に 「内部探索」を進めて ゆく。
「繰り返す こと」
「恐怖」
「抵抗」
「飲み込んだけれど 残る もの」
「どちらでも いい」
「なんでも あり」
「善悪 白黒 ない」
「合わさった」
「矛盾」
「融かしきれていない もの」
「奥にある 抵抗」
「思い」 「想い」
「チカラ」
「エネルギー」 「祈り」
「誓い」
「願い」
「愛」
「 ああ でも。 そうなの かも 。」
でも。
そう か 。
その「いろ」は
それが「示すもの」は 。
きっと 私が 一番大切にしてきた「思い」に 対する 「いろ」で
「これまで感じた すべての「思い」」。
「感情」「チカラ」「エネルギー」「こころ」
そう言っても いいだろう。
これまで 経験してきた
沢山の 色鮮やかな色
回収してきた すべての 色 。
そこには勿論
「悔しさ」「後悔」「疑問」「憤り」
しかし「理解はできる」、これまでの道もあれば
「喜び」「嬉しさ」「楽しみ」「感動」、そんな 素敵な色もあって。
だがしかし いざ「物質界を捨てる」
「放す」「移行する」「本格的にせかいへ」
その 段階になって 。
ジワリ 浮いてきた
「じゃあ 全部 感じてきたことには意味がなかったのか」という
「体に付随してくる 「心」」なんだ。
「 なる ほど。」
どうしたって からだにくっついている「感情」「色」「感じてきたこと」、その「思い」という「チカラ」。
だけど そのチカラは 「方向性の違う チカラ」で。
もう「拡大する私」には 必要のないもの
だから
「それ」を 手放して先に進むということ
その「感じたこと」に 対する 。
これまで感じた、「全て」に対する 「送別」なんだ。
くるくる くるくると まわる
私の中にある 「戻ってきたカケラ達」
それはやはり「古き」を示す色をしていて
それが 「もう 合わない」ことを示して いる。
だから
ただ 静かに それを見つめて。
「 多分。 そう、だよ ね。」
少しだけ またフワリと出てきた「抵抗」を優しく抱きしめて融かし
カケラ達が自由に舞う様に 進路を拡げて その展開を眺めて いた。
そう
それは 言ってみれば「私と言うものの アイデンティティ」に対する「送別会」
「世界にあった 私」
「思いを 置いて来れなかった 私」に対する 決別、なんだ。
「 そうか 。」
それを したところで。
「私」は なにも失わないし
なにも 変わらないし
寧ろきっと「上がる」のだけど
多分そういうことじゃなくて
「ここできちんと 送らなければならない こと」
わたしは私を 置いていくんだ。
「本当の 光の道」を 歩むならば
「わたし」は 在るのだけれど
「私」は ないに近い。
「ある」けれど 限りなく「ない」に近いのだ。
「 。」
「止まっているけれど 流れる」、その 矛盾が自分の「なかにある」からしてわかる
その感覚
「私は私であるけれども これまでの私をぜんぶ置いていく」、その山が 今 来たんだ。
「 なん で 」
なんだろうか。
でも。
説明 できないし
意味も わからないけど
それが そうなのは わかる。
「私が 全部 置いて来れなかったものを
ぜんぶ 置いていくからこそ すべてを 得る」
それが 「今」なんだと。
感覚的に わかるのだ。
「 ああ でも そう ね。」
くるくる
くるくる と
舞う 沢山の いろ
様々なかたち 大きさの
カケラ達
それは 私がこの先「上がる」ことを
現してもいるし
それをみんなが 歓迎していて
待っていて
だがしかし 急いてもいないことを 現している。
その 柔らかな渦の中 キラリと光り
優しくフワリと やって来たのは。
「 。」 ぁ。
そう
「あの時」の いろ
私の中にある「楔」の一つ
「初めての交わり」の 後に
「再誕生した 私」の いろ 。
ピッカピカに 光って 。
「無敵」であった あの時の私のいろだ。
そうなんだ 「外」へ出て またすぐ戻って
しまったけれど
あの時は「私の中にあった 澱がすべて吐き出されて」。
「なにも なくていい」そうなった時の いろだ。
「 ふぅむ。」
確かに あの時も感じた筈だ
「なにも 用意しなくとも 構えてなくともいい」と。
その 楔に 共鳴してひかる
更に明度を上げた 新しい いろ
それは 今 この狭間にある私を取り巻く
「段階を上げた なにもなくていい」いろで。
「本格的に「世界」を置いていく」
「物質界から抜ける」こと
きっと
あの時は 「からだに染み込んでいた澱」だったけれど。
今回は 「ひかり」「魂」のレベルで
古いものを下ろすこと
これまで降ろしてきたもの達の 一番 奥底にあった 。
「あり なし」という
「別れていたから 認識できた」こと
「有無」「他者」「相手」「やる」「やられる」
「エネルギーを 受ける」と いう。
その 「前提を下ろす」ことだ。
だって「私達は まるっとぜんぶで ひとつ」だから。
それは「循環」で あり
ぐるり廻って 返ってくるもの
これまでは「縮小方向」へ動いていた 流れが反転した今
それはきちんと返ってくるのだ。
わたしが 流れに乗って ぐるり
すべてを 包含できて いるならば。
「 ふ む。 だから 「この手」を 放す。」
漠然とした その「降ってきた真理」に。
くるくる フワリと カケラ達の触手が伸びてきて
「私のなかみ」へ それを翻訳し始めている。
だがしかし
でも なにが
てか
なにを どう
いや しない けど
なんだろうか これは 。
美しく 散らかった焦点
しかし「合っている」ことはわかるが
わたしのかたちに しないと。
わかり辛くは ある。
「 うむ。」
なにしろとりあえず。
また 即座に掴まぬ様に
限定 しない様に カケラ達を自由に舞わせて。
「私の最適」を 掴んでくるであろう、その協力者達を信頼して
暫く それを 放っておくことにしたんだ。
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