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22の扉 生成の場
茶番
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♪
♪
そうした造船所からの 帰り道。
鼻歌を歌いながら、ルンルンと歩いていると
「そのリズム」と共に
私の中で「いろんな道」が 繋がり始めて。
ピタピタと 嵌り始めたかたちが
なにか「もんやりとしたもの」を型取り始めたのが わかる。
「 うん ?」
なんだ ろう
これは 。
いや まだ 視えないけど
ふむ
なるほど
「繋がってる光」が ふむ
「かたち」に成り始めたって ことか 。
「 ふむ 」
なんとなくだけど「そろそろ」という感覚がある中、
きちんと惹かれた所へ赴き
タイミングよく トリルと会って
楔を置いてきて。
そこから引っ張られている光は 今
「いろんなところに関連性のある いろ」も持ってきていて
そこに象られる「かたち」はきっと 「私が次に眼にするもの」で ある。
だから「それがなんなのか」は具体的に考えない様にして。
くるくる廻っているいろだけを感じながら、
テクテクと歩いて いた。
造船所の景色
トリルの話
子供達の色
ここの色
私の いろ
世界の色
扉全体の色
せかいの いろ 。
「 うん 」
なる ほど ?
今 「私の世界」には。
"どう 足掻いても 「ぜんぶ自分の中」"
そのことばが踊っていて
視ている景色が象る「ところ」を視る為には
「外」は 全く不要なことを示しており
「見られていること」や
「他人がどう思うか」は。
「寧ろ邪魔なものである」と 今は
はっきりと 感じられる。
そう
それは
「実行に移す時」や
「具体的考察が必要な時」に「世界の物差し」として使えばいいことで
こうした成る前のものを視る時や 普段の私の生活には
あまり必要のないものでも ある。
「 えっと だけど? その「かたち」、「成り始めているもの」を 視て。 それから世界の物差しに掛けて、ことばに する ふむ。 まあ「ミクロとマクロをきちんとリンクさせる」っていうことね。 成る程 」
ピタリと足を止め 脇を流れる小川に視点を定めながら。
邪魔が入らぬ様にして スペースに在る光達を視るけれど
確かに 「さっきから舞っている」のは
「景色」という「点」
だからそれを繋いで「ピタリとせかいと合うところを探る」のは私の仕事で あり
そしてまた
それを上手く既存のことばで表すのも、私の仕事である。
「 あ~ だから、「書く」なのか 」
そこでまた「自分の仕事」にピタリとかたちが合ったのが わかると。
カケラ達はくるくると次の段階へ動き始め、「実際の景色」を私に 視せ始めた。
「表と 裏」
「偽りの景色」
「演じている 世界」
「予定調和」
「暗黙の了解 の 世界」
「 うん ?」
それは勿論「意味」はわかるけれど
「それがここに視える意図」は まだわからなくて
私は それを 視る 為に。
くるくると 自分のなかに光を舞わして自由にさせ、「引っ掛かってくるもの」を 明晰君に拾わせてゆく。
「表裏」
「ちぐはぐ」
「予定調和」
「暗黙の了解」
その「ミクロ」と「マクロ」の 結合。
その中で
より強く光る光が表しているのは「表裏」
言葉にすれば「ドラマの世界を観ている私」で
その色に引っ掛かってくる直近の景色は「謙遜の色」、さっきトリルに聞いた「書くことを勧誘した話」にも含まれる色であり
私もこの頃屋根裏で よく観る色だ。
それは
「私なんて」や「まだまだ」とか
「そんな大それた 」とか
「私には許されていない」と思い込んでいる視点で
その「よく観る色」が 今日聞いた言葉がきっかけとなり、今 拡大されているのが わかる。
「 うん 」
そして それと共に。
もう一つ視えるのが「イライラの色」
それは「ちぐはぐ」といういろに代弁されて景色に広がっている色で
それもまた、最近目立って大きくなってきた色である。
「 うん ?」
だけど 「それ」が 「まだ何を指すのか」は
わからなくて。
スペースに「流れ」を入れる為、
灰色の砂をサクリと踏みながら足を進め
小川を越えるアーチ橋に 腰掛けてみたけれど
「やっぱり」と言いつつ、サクサクと奥へ歩いて 行く。
「 ふむ 」
そうして見えてくる景色は「旧い神殿」の壊れた回廊の端であり
この島の「奥」、「終わりのところ」がある 向こう側の断崖だ。
あそこの 「色」も
随分と薄くなって しまった けれど。
「なかみ」と「そとみ」、
それがずれてしまったことから始まるイライラの行く末が「争い」などの「無理解による摩擦」で
やはり すべては「そこなんだ」と いう。
せかいからの 相槌の様な気がして
テクテクと歩を進めながら くるくると廻る光達の行く末を 視る。
「イライラ」という「ずれの茶番」の 色
「まだまだ」という「謙虚さという茶番」の色
ありとあらゆる場所で 展開する「その景色」を 観て。
"私が なにを思っているか"
その「スペースを視る私」を「観ているわたし」。
ああ
なる ほど 。
「 フフフッ 」
思わず、笑ってしまったけれど。
"茶番"、そう思ってしまった自分が面白くて
もう一度しっかりと「景色を観ている私」を 眺める。
あ~
なるほど ねぇ ~ 確かに。
最近感じていたのは「これ」か 。
そう
案の定、「景色は同じ」で。
「世界」はまだなにも変わっておらず
大きく変化したのは「私の視界」と「領域」で
言ってみれば「感じているところ」が 違う。
「 成る程 面白いな。 」
確かに 最近自分で。
「それぞれのドラマを観ながら」「無からの景色に慣れる」、
そう思って生活していたけれど
今 私の感覚は確実に変わっていて
「すべてはちゃんと茶番に観える」。
なにか 言い方はおかしいけれど。
観ていて、「同意」や「反論」 そのどれもなく、
全部がちゃんと茶番に観えるから「全員ナルシスト」みたいな感じで とても面白いのだ。
「そんなっ 私にそんな大それた役割は無理です」
(えっ?ホント?やりたいけど どうやってやるの?)
とか
「まだまだです」
(実力はあるけどまだ許可されていないんです)
みたいに
「言っている方」と「言われている人」のいろがアテレコの様に視えていて、全然、面白い。
でも それは私も通ってきた道だから
「そういうものだ」と思っていたし、そう流していたのだけど
せかいは そこを観ろと 言っていて。
「"そう言っていること"も理解できること」
「だけど 「ぜんぶある」から許す許さないではないこと」
「確かに私も途中で「自分で許していないと思っていたこと」」、
その全部の視点が交錯していて「今の 私の立ち位置」を俯瞰しろと 言っているんだ。
そうしているうちに テクテクと進めた歩は
既に神殿内へ入り込み
太陽の踊り場の段差を 一歩一歩、踏み締めていて。
放射状に拡がる床の紋様が「今の私」と重なり、
「多重展開の現実」を 連れてくる。
「 あ 」
そうか 。
だから その複雑な真ん中にある「シンプルな私」を 観て。
きちんと降りてきた「成る程な こたえ」を受け取って
奥へと 進んで行ったんだ。
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