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22の扉 生成の場
性(さが)
しおりを挟むよっ こい
しょ と
「 ふぅ 」
サクサクと梯子を登り 小さな穴を潜ると
ぐっと手を掛け持ち上げた体を丸いスペースへと持ち上げる。
てか
今更だけど。
シュレジエン、よくこの小さい穴 潜ってるな?
「 フフフ」
想像すると、可笑しくなってきて
一頻り笑うと眼下にまたもじゃもじゃ髪が見えてきたから面白くて笑う。
だけど 「何か」に気付いたのか。
くるりともじゃもじゃがこちらを見上げたからして、パッと口に手を当て しれっと手だけ、振っておいた。
「 いかん。」
あの人は意外と鋭いから
私が笑っているいろが なんとなくでもわかるに違いない。
ふぅ
だから とりあえず気を取り直して。
さっき トリルと話したところ
その景色を取り出して 自分の中に「触れたいろ」を なんとなく 眺める。
そう
私も
「人の物語が読みたい」
その気持ちはとてもわかるし、実際図書館でいろんな書物を読み漁っているけど。
やはり 「そのどれも」は「一人一人の物語」で
「光達の記録」
それがわかるから面白いし、だからこそ「今の光の記録」がどう表現されるのか
観たいと 思うからだ。
ふむ
でも そうね
なるほど ?
やはり。
まあ「創作」は いいとしても
「自分を曝け出す」のは。
まだ ハードルが高い というか
まあそこまで考えてないか
とりあえず「発表すること自体」、
これまで無かった もんね ?
くるくると 想像が巡る中で。
「みんなが 物語を練っている様子」が浮かんでくるけれど
基本的に「個人が好きな展開」はあるだろうし
「ちゃんと書こう」とすると難しく見えるけれど
実際「一人が一つの物語を完成させる」のは難しくないだろうし、誰しもが物語を持っている。
「 そうなんだよ ねぇ 」
そりゃ 私も 書こうと思えば 書けるけれど。
「大好きな展開を 何パターンにも分けて書く情熱」はないし
「なにより私は「物語」は お腹いっぱいである」。
なるほど
だから か。
「天」
「空」
「位置」
「それぞれの役割」
「構成成分の一端」
くるくると 宙を舞うカケラ達と子供達の声をバックに
ぐっと 天窓を見上げるけれど。
"何事も 「位置」であり
全体の中の 「役割の違い」で ある"
その「いつもの構図」が浮かんできて
「今の状況」がそこへ重なり
また 私に新しい角度を 連れてくる。
「物語を経て 私達は成長すること」
「読む方と 書く方」
「表現すること」
「受け手と発し手」
「沢山の先達から学べること」
「いろを集めること」
そして
「集め終わったら」。
「自分の道を描いて オリジナルストーリーが描けること」。
「 成る程。 そうね あれと同じなんだ。 癒しとかと。」
明晰君は
「物語の構図」が展開している間にも
「関連性のある いろ」を くるくると繋げていて。
「ずっと前に レナが言っていた癒しのこと」
それが浮かんでくるけれど
あの時も私は「表舞台で直接自分がやる段階」ではないと思っていて
「もっと奥」「その根本を正す」
そこへ行かねばどうにもならないと 知っていた。
だから「その仕事自体」は素敵だと思っているし
レナもかっこいいと思うけれど
「自分がやる」となればそれは違っていて
「私の形は それじゃない」、
それがわかっていたと 言える。
ほう なるほど ?
こう して 視る と 。
ふむ
納得の 展開 。
キラキラと 光る「繋がりの糸」は
他にも「いろんな繋がり」を連れてきていて
「対価問題」や「この世界での私の位置」
「人形神との関わり」等
一言で言えるがなかみは膨大な繋がりの連鎖を いろんな角度で私に視せている。
そして
そのどれもが「本質に在る私」、本来の位置を
絶妙に 指していて。
"どの 角度から観ても
行き着くところは同じ"
それを指し、「境界のない わたしの位置」を現して いるんだ。
「 確かに 成る程 うん、面白い な。」
ぐるりと広がる、その展開図を 視て。
「書く」ところへ戻るけれど
今の私が描くものは「全体俯瞰図」
それも、「せかいからの俯瞰」だからして
「どちらもあるせかいからのことば」に なり
普通に読むと混乱するだろう。
だから 今はまだ「序章」から始めていて。
「普通」「日常から飛び込んだ」、
「ファンタジー」所謂「御伽話的内容」から始まり
その中で「燈る意思」
生きていく中で生まれる「何故」
そして「行く先」が定まり
それが徐々に「本当のこと」へ移り変わってゆき
段々と 境目がわからなくなって。
"結局 どれも物語"
その最終結論に達して「ぐるっと自分を回収する」、「この物語」になるんだ。
「 てか。 多分、いや もうきっと「私はその物語しか 描けない」。」
今はそう断言できるけれど。
確かに「想像すれば」、いろんな話は書けるだろうが
「それはどれも二番手」
そう「私が一番描きたいもの」じゃ ない。
だよね
そしてまた「今描いている物語」は 言ってみれば「終わりのない物語」で
本気を出して星に手を伸ばし続け描くものであり
「ドラマを書いている時間」はないし
その時間は勿体ない。
そう
私達は「有限の世界」に住んでおり
生き急ぐ必要はないが 瞬間を有効に使った方がいいのは確かで
「それが私の世界」でもあるし
私は「自分の作品」にわざわざ澱を入れる必要はないのだ。
「 「ぜんぶ ある」けど。 なんだろう、「ここ」?「この位置」が 「私の位置」だから? 「ドラマは含んでいる」けど、ストーリーの中には出てこなくて「回想シーン」? そんな感じ かな。」
くるくると スペースで「物語」を組み立てて。
その「しっくりくる図」を展開してみれば
確かに「ドラマ」は「回想シーン」とも言えて
物語の中に必要な要素ではあるが、メインストーリーに関係ないところに ある。
「 まあ そうだよね。 それで 全部がぜんぶ 「そういうこと」って ことか。」
もう一度 ぐっと天を見上げて。
「丁度良く 青が見える天窓」、そこに「応えてくれるせかい」を視るけれど
結局
私は「どこまで行っても そういう役割」であり
位置を変えた今だからこそ、これまでの人間を 終えて。
星達と歌って 自分のビートをどこまでも刻み続けるのだ。
「 そらとね 」
「共に歌う、位置の違い」
それは「役割」という「担う部分」の違いで
「全体のなかのどこであるか」
その事実でしかない、皆 同じのものである。
それは
ドラマもない、
事件も起こらない、
ただ己の道を探求し続ける静かな日常だけれど
「それを普通にできる素養と才能」
そして「実力」を兼ね備えた今は
「それが自分の道」だとわかるし そうしているのが 一番自然である。
だから 「いろんなことが観えた 今日」
それに感謝をして。
「パン」と一度 手を打ち鳴らして
ここに楔を置いたので ある。
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