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第12章「呪いの魔術師」
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図書室は静かだった。
セリーヌは古い文献を調べていた。王位継承に関する法律、過去の判例、評議会の記録。
全てを理解し、準備する。
それが、法廷で勝つための基礎だった。
「殿下」
マリーが駆け込んできた。
「グレン侯爵夫人がお見えです。至急お会いしたいと」
「夫人が?わかりました、すぐに」
セリーヌは本を閉じ、応接室へ向かった。
夫人は落ち着かない様子で待っていた。
「殿下、お時間をいただき、ありがとうございます」
「何かあったのですか」
夫人は周囲を確認し、声を低めた。
「東国の魔術師が王都に入ったという情報があります」
「魔術師、ですか」
「ええ。ザインという名の男です。強力な呪術を使うと聞きます」
セリーヌは緊張した。
東国。
マルセル商会の鉱物粉末を供給している商人リーも、東国の人間だった。
そして今、魔術師。
「その魔術師は、なぜ王都に」
「わかりません。ただ、ロベルト殿下の別邸を訪れたという目撃情報があります」
セリーヌの心臓が跳ねた。
ロベルトと、東国の魔術師。
「夫人、その情報は確かですか」
「私の使用人が見ました。間違いありません」
夫人は懐から小さな袋を取り出した。
「殿下、これを」
「何ですか」
「護符です。呪いから身を守る」
セリーヌは袋を受け取った。中には、銀の小さなメダルが入っている。複雑な紋様が刻まれている。
「これは」
「私の家に代々伝わるものです。魔術師の呪いを防ぐ力があると言われています」
夫人は真剣な顔をした。
「殿下、危険です。もしザインがロベルト殿下に雇われたのなら、殿下の命が狙われるかもしれません」
「ありがとうございます」
セリーヌは護符を首にかけた。
「気をつけます」
夫人は去った。
セリーヌは護符を見た。
魔術師。
前の時間軸で、そのような人物は現れなかった。
いや、現れたのかもしれない。ただ、セリーヌが気づかなかっただけかもしれない。
時間を変えたことで、敵の動きも変わっている。
セリーヌは図書室に戻り、魔術に関する本を探した。
古い書物。埃を被った魔術の歴史書。
ページをめくる。
「東国の呪術。血と時間を代償に、対象に不幸をもたらす。病、事故、死。形は様々だが、全て呪術師の意志によって引き起こされる」
セリーヌは読み進めた。
「呪術の防御法。護符、結界、契約。いずれも魔力を必要とする。だが、最も効果的なのは、呪術師本人を無力化することである」
つまり、ザインを止めなければならない。
だが、どうやって。
セリーヌには魔法の力はない。女神の加護は、時間を巻き戻す力だけだった。
「殿下」
レオンが入ってきた。
「中庭に、怪しい男がいます」
「怪しい男?」
「東国の服装をした男です。杖を持ち、何か呟いています」
ザインだ。
セリーヌは立ち上がった。
「案内して」
二人は中庭へ急いだ。
そこに、黒いローブを纏った男が立っていた。
痩せた体。長い黒髪。鋭い目。手には、骨で作られたような杖。
「あなたがザイン、ですか」
セリーヌは声をかけた。
男は振り返った。
「王女セリーヌ。お初にお目にかかります」
声は冷たく、感情がない。
「なぜ王宮に」
「用があったのです」
ザインは杖を地面に突いた。
「あなたに」
レオンが剣を抜いた。
「殿下、下がってください」
「待って、レオン」
セリーヌはザインを見た。
「あなたは、ロベルト伯父に雇われたのですね」
ザインは微笑んだ。
「賢い。そうです」
「何のために」
「あなたを排除するためです」
ザインは杖を振った。
空気が震える。
黒い霧のようなものが、杖の先から溢れ出した。
「呪いです。三日以内に、あなたは病に倒れる。治療法はありません」
霧がセリーヌに向かって飛んできた。
レオンが前に出たが、霧は彼をすり抜けた。
セリーヌの胸元、護符が光った。
霧が護符に触れた瞬間、弾かれた。
爆発音。
霧が消えた。
ザインは驚いた顔をした。
「護符、ですか。なるほど」
彼は舌打ちした。
「誰かが教えたのですね」
「あなたの呪いは、効きません」
セリーヌは冷静に言った。
「帰ってください。ロベルトに伝えてください。私は負けないと」
ザインは笑った。
「強がりですね。護符は一度しか使えません。次は防げませんよ」
「ならば、次はありません」
セリーヌは一歩前に出た。
「あなたを捕らえます。王宮での魔術行使は、法律で禁じられています」
ザインは肩をすくめた。
「捕まえられるものなら」
彼は杖を地面に叩きつけた。
黒い煙が噴き出し、周囲を覆った。
レオンが咳き込む。セリーヌも目を閉じた。
煙が晴れた時、ザインの姿はなかった。
「逃げたか」
レオンが悔しそうに言った。
セリーヌは護符を見た。
光は消えている。
夫人の言う通り、一度しか使えないようだ。
「殿下、大丈夫ですか」
「ええ、大丈夫」
だが、大丈夫ではなかった。
新しい脅威が現れた。
魔術師。
呪いと魔法で攻撃してくる敵。
剣では防げない。法では裁けない。
どうすれば戦える。
セリーヌは図書室に戻り、再び魔術の本を開いた。
「呪術師を無力化する方法。第一、呪術の道具を破壊する。杖、札、媒介となる物を奪う。第二、呪術師の血を奪う。呪術は血を代償とするため、出血により力が弱まる。第三、契約を解除する。呪術師と雇い主の契約を破棄させる」
セリーヌは考えた。
ザインとロベルトの契約。
それを破棄させれば、ザインは力を失う。
だが、どうやって。
契約の内容を知る必要がある。
そして、それを無効にする手段を見つける必要がある。
セリーヌは記録を更新した。
ザインの出現。呪いの攻撃。護符による防御。
そして、対策の検討。
窓の外、夕日が沈んでいた。
戦いは、さらに複雑になった。
政治だけではない。
魔術も、戦場になった。
だが、セリーヌは諦めない。
方法は必ずある。
魔術師にも、弱点がある。
それを見つけ、突く。
それが、セリーヌの戦い方だった。
夜が来た。
セリーヌはベッドに横になったが、眠れなかった。
ザインの顔が浮かぶ。
あの冷たい目。
呪いの霧。
次は、護符がない。
どうやって防ぐ。
レオンに頼むしかないか。
いや、レオンでは魔術は防げない。
別の方法が必要だ。
セリーヌは起き上がり、再び図書室へ向かった。
深夜の王宮は静かだ。
松明の明かりだけが揺れている。
図書室の扉を開け、中に入る。
本を探す。
魔術師について。契約について。呪いについて。
全てを学ぶ。
知識が、武器になる。
時間が過ぎていく。
やがて、一冊の本を見つけた。
「魔術契約の法則。雇い主と魔術師の契約は、血の誓約による。これを破棄するには、契約書を焼くか、雇い主が死ぬか、契約条件が満たされるかのいずれかである」
セリーヌは目を見開いた。
契約書。
ロベルトとザインの契約書があるはずだ。
それを見つけ、破棄すれば、ザインは無力化できる。
だが、契約書はどこに。
おそらく、ロベルトの私室か、バルドの記録室か。
いずれにしても、侵入するのは危険だ。
だが、やるしかない。
セリーヌは本を閉じた。
計画を立てる。
ロベルトの私室への侵入。
契約書の探索。
そして、破棄。
危険だ。
だが、それが唯一の方法だ。
セリーヌは図書室を出た。
廊下で、レオンに会った。
「殿下、こんな時間に」
「レオン、相談があります」
二人は人気のない部屋に入った。
セリーヌは計画を説明した。
レオンは真剣な顔で聞いていた。
「危険すぎます」
「わかっています。でも、他に方法がありません」
「ならば、私が行きます」
「いいえ、私が行きます。契約書を見分けられるのは、私だけです」
レオンは悩んだ。
やがて、頷いた。
「わかりました。ならば、私が護衛します」
「ありがとう」
二人は計画を詰めた。
明日の夜。
ロベルトが夜会に出席する時間を狙う。
私室が空になる。
その隙に、侵入する。
危険な賭けだ。
だが、やるしかない。
セリーヌは決意を固めた。
魔術師を止める。
それが、次の一歩だ。
セリーヌは古い文献を調べていた。王位継承に関する法律、過去の判例、評議会の記録。
全てを理解し、準備する。
それが、法廷で勝つための基礎だった。
「殿下」
マリーが駆け込んできた。
「グレン侯爵夫人がお見えです。至急お会いしたいと」
「夫人が?わかりました、すぐに」
セリーヌは本を閉じ、応接室へ向かった。
夫人は落ち着かない様子で待っていた。
「殿下、お時間をいただき、ありがとうございます」
「何かあったのですか」
夫人は周囲を確認し、声を低めた。
「東国の魔術師が王都に入ったという情報があります」
「魔術師、ですか」
「ええ。ザインという名の男です。強力な呪術を使うと聞きます」
セリーヌは緊張した。
東国。
マルセル商会の鉱物粉末を供給している商人リーも、東国の人間だった。
そして今、魔術師。
「その魔術師は、なぜ王都に」
「わかりません。ただ、ロベルト殿下の別邸を訪れたという目撃情報があります」
セリーヌの心臓が跳ねた。
ロベルトと、東国の魔術師。
「夫人、その情報は確かですか」
「私の使用人が見ました。間違いありません」
夫人は懐から小さな袋を取り出した。
「殿下、これを」
「何ですか」
「護符です。呪いから身を守る」
セリーヌは袋を受け取った。中には、銀の小さなメダルが入っている。複雑な紋様が刻まれている。
「これは」
「私の家に代々伝わるものです。魔術師の呪いを防ぐ力があると言われています」
夫人は真剣な顔をした。
「殿下、危険です。もしザインがロベルト殿下に雇われたのなら、殿下の命が狙われるかもしれません」
「ありがとうございます」
セリーヌは護符を首にかけた。
「気をつけます」
夫人は去った。
セリーヌは護符を見た。
魔術師。
前の時間軸で、そのような人物は現れなかった。
いや、現れたのかもしれない。ただ、セリーヌが気づかなかっただけかもしれない。
時間を変えたことで、敵の動きも変わっている。
セリーヌは図書室に戻り、魔術に関する本を探した。
古い書物。埃を被った魔術の歴史書。
ページをめくる。
「東国の呪術。血と時間を代償に、対象に不幸をもたらす。病、事故、死。形は様々だが、全て呪術師の意志によって引き起こされる」
セリーヌは読み進めた。
「呪術の防御法。護符、結界、契約。いずれも魔力を必要とする。だが、最も効果的なのは、呪術師本人を無力化することである」
つまり、ザインを止めなければならない。
だが、どうやって。
セリーヌには魔法の力はない。女神の加護は、時間を巻き戻す力だけだった。
「殿下」
レオンが入ってきた。
「中庭に、怪しい男がいます」
「怪しい男?」
「東国の服装をした男です。杖を持ち、何か呟いています」
ザインだ。
セリーヌは立ち上がった。
「案内して」
二人は中庭へ急いだ。
そこに、黒いローブを纏った男が立っていた。
痩せた体。長い黒髪。鋭い目。手には、骨で作られたような杖。
「あなたがザイン、ですか」
セリーヌは声をかけた。
男は振り返った。
「王女セリーヌ。お初にお目にかかります」
声は冷たく、感情がない。
「なぜ王宮に」
「用があったのです」
ザインは杖を地面に突いた。
「あなたに」
レオンが剣を抜いた。
「殿下、下がってください」
「待って、レオン」
セリーヌはザインを見た。
「あなたは、ロベルト伯父に雇われたのですね」
ザインは微笑んだ。
「賢い。そうです」
「何のために」
「あなたを排除するためです」
ザインは杖を振った。
空気が震える。
黒い霧のようなものが、杖の先から溢れ出した。
「呪いです。三日以内に、あなたは病に倒れる。治療法はありません」
霧がセリーヌに向かって飛んできた。
レオンが前に出たが、霧は彼をすり抜けた。
セリーヌの胸元、護符が光った。
霧が護符に触れた瞬間、弾かれた。
爆発音。
霧が消えた。
ザインは驚いた顔をした。
「護符、ですか。なるほど」
彼は舌打ちした。
「誰かが教えたのですね」
「あなたの呪いは、効きません」
セリーヌは冷静に言った。
「帰ってください。ロベルトに伝えてください。私は負けないと」
ザインは笑った。
「強がりですね。護符は一度しか使えません。次は防げませんよ」
「ならば、次はありません」
セリーヌは一歩前に出た。
「あなたを捕らえます。王宮での魔術行使は、法律で禁じられています」
ザインは肩をすくめた。
「捕まえられるものなら」
彼は杖を地面に叩きつけた。
黒い煙が噴き出し、周囲を覆った。
レオンが咳き込む。セリーヌも目を閉じた。
煙が晴れた時、ザインの姿はなかった。
「逃げたか」
レオンが悔しそうに言った。
セリーヌは護符を見た。
光は消えている。
夫人の言う通り、一度しか使えないようだ。
「殿下、大丈夫ですか」
「ええ、大丈夫」
だが、大丈夫ではなかった。
新しい脅威が現れた。
魔術師。
呪いと魔法で攻撃してくる敵。
剣では防げない。法では裁けない。
どうすれば戦える。
セリーヌは図書室に戻り、再び魔術の本を開いた。
「呪術師を無力化する方法。第一、呪術の道具を破壊する。杖、札、媒介となる物を奪う。第二、呪術師の血を奪う。呪術は血を代償とするため、出血により力が弱まる。第三、契約を解除する。呪術師と雇い主の契約を破棄させる」
セリーヌは考えた。
ザインとロベルトの契約。
それを破棄させれば、ザインは力を失う。
だが、どうやって。
契約の内容を知る必要がある。
そして、それを無効にする手段を見つける必要がある。
セリーヌは記録を更新した。
ザインの出現。呪いの攻撃。護符による防御。
そして、対策の検討。
窓の外、夕日が沈んでいた。
戦いは、さらに複雑になった。
政治だけではない。
魔術も、戦場になった。
だが、セリーヌは諦めない。
方法は必ずある。
魔術師にも、弱点がある。
それを見つけ、突く。
それが、セリーヌの戦い方だった。
夜が来た。
セリーヌはベッドに横になったが、眠れなかった。
ザインの顔が浮かぶ。
あの冷たい目。
呪いの霧。
次は、護符がない。
どうやって防ぐ。
レオンに頼むしかないか。
いや、レオンでは魔術は防げない。
別の方法が必要だ。
セリーヌは起き上がり、再び図書室へ向かった。
深夜の王宮は静かだ。
松明の明かりだけが揺れている。
図書室の扉を開け、中に入る。
本を探す。
魔術師について。契約について。呪いについて。
全てを学ぶ。
知識が、武器になる。
時間が過ぎていく。
やがて、一冊の本を見つけた。
「魔術契約の法則。雇い主と魔術師の契約は、血の誓約による。これを破棄するには、契約書を焼くか、雇い主が死ぬか、契約条件が満たされるかのいずれかである」
セリーヌは目を見開いた。
契約書。
ロベルトとザインの契約書があるはずだ。
それを見つけ、破棄すれば、ザインは無力化できる。
だが、契約書はどこに。
おそらく、ロベルトの私室か、バルドの記録室か。
いずれにしても、侵入するのは危険だ。
だが、やるしかない。
セリーヌは本を閉じた。
計画を立てる。
ロベルトの私室への侵入。
契約書の探索。
そして、破棄。
危険だ。
だが、それが唯一の方法だ。
セリーヌは図書室を出た。
廊下で、レオンに会った。
「殿下、こんな時間に」
「レオン、相談があります」
二人は人気のない部屋に入った。
セリーヌは計画を説明した。
レオンは真剣な顔で聞いていた。
「危険すぎます」
「わかっています。でも、他に方法がありません」
「ならば、私が行きます」
「いいえ、私が行きます。契約書を見分けられるのは、私だけです」
レオンは悩んだ。
やがて、頷いた。
「わかりました。ならば、私が護衛します」
「ありがとう」
二人は計画を詰めた。
明日の夜。
ロベルトが夜会に出席する時間を狙う。
私室が空になる。
その隙に、侵入する。
危険な賭けだ。
だが、やるしかない。
セリーヌは決意を固めた。
魔術師を止める。
それが、次の一歩だ。
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∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
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