30 / 32
【29】断罪のとき
しおりを挟む
「――ルシウス・クラーヴァル公爵、卿の悪事を俺は全て見ていたぞ!!」
ルシウス様に向かって、エデンは死刑宣告のような声音で言った。琥珀色の瞳には、ふつふつと煮えたぎるような怒りが燃えている。
ルシウス様は取り乱しながら、縋るような目で陛下に訴えた。
「陛下、死者の蘇生などありえません!! この男はきっとエデン・アーヴィスの偽物に違いな――」
「黙れルシウス。この者は紛うことなき『救国の英雄』だ」
国王陛下が、静かに遮った。
「死んだと思われていたエデン・アーヴィスは、天の導きで生還した。災禍の竜を討ち果たしたこの英雄に、私は然るべき褒賞を与えたいと思う。しかしその前に、愚者の裁きを済ませなければならない」
「……ぐ、愚者…………?」
声を上ずらせるルシウス様を、国王陛下は嘆かわし気に見下ろしている。
「エデン・アーヴィスの証言によれば、そなたはヴィオラ夫人をひどく虐げていたとのことだが。申し開きはあるか」
「わ、私が妻を虐げる? いえ、そのようなことは……」
言い淀んでいたルシウス様は、ハッとした顔で私を振り返った。
「そうか、ヴィオラ、さてはお前の策略だな!?」
彼は勝手に納得したような顔になり、私を非難し始めた。
「ヴィオラ! その男がなぜ生き延びたか知らんが、お前はその男と陰で内通していたんだな!? そして『虐げられた』などと、適当なことを訴えたんだろう? そうでなければ、その男がクラーヴァル家の内情など見聞きできるはずがない。まったく、とんでもない不貞だ……!」
クラーヴァル家と何の接点もないエデンが、内情を言及するのはおかしい――と。たしかに、『魂だけの状態で屋敷を浮遊していた』なんて思わないだろう。
私は、小さく息を吐いた。
「国王陛下。私にも発言をお許しいただけますでしょうか」
「かまわんぞ、ヴィオラ夫人」
私はルシウス様に向き直った。
「ルシウス様。今、大事なのは『なぜ彼が内情を知っているか』ではありません。あなたが私に行った『非道な仕打ち』の真偽を述べてください」
「非道な仕打ち? そんなことは絶対にしていない。国王陛下より賜った婚姻を、私がないがしろにするはずがないだろう!!」
と、ルシウス様は当然のように言ってのけた。
あれこれと異常なほどに私を虐めていたくせに、外面のよろしいこと……。
「しらじらしいにも程がありますよ? この婚姻を不本意に思ったあなたは、執拗な嫌がらせを行って、私が離縁を申し出るようにと仕向けていたではありませんか」
たとえば――と、私はこれまでのことをいくつか述べた。「愛さない」という宣言に始まり、何かにつけての田舎者呼ばわり。体調不良を理由に私を領主邸に押し込めて、別居状態で過ごしていたことも。
「ヴィオラ、いい加減にしてくれ。この私が、そのようなことをするものか。お前はそんな嘘までついて、私に恥をかかせたいのか。怒りを通り越して、むしろ悲しみすら覚えてしまう……」
なんて白々しいのかしら。
腹が立ってきたけれど、平静を失うわけにはいかない。
私は、隣のエデンをちらりと見つめた。エデンは私をしっかり見守っていてくれる――彼がいてくれるという事実だけで、私は落ち着いて発言を続けられた。
「私は嘘などついていません。証拠も証人も、きちんと準備して参りました」
私が合図をすると、拝謁の間にひとりの女性が入ってきた――私の侍女、リサ・ミュラーだ。リサは陛下の前で、使用人たちが私を冷遇し続けていたことやルシウス様がそれを黙認していたことを証言してくれた。
ルシウス様が、鼻で笑う。
「リサ・ミュラーはノイリス家から連れてきたお前の侍女だろう? そんな侍女の証言など、お前の都合に良いようにいくらでも準備できる」
……と、予想通りにルシウス様は反論していた。
だから二人目の証人もきちんと用意している。
次に拝謁の間に入ってきたのは、中年男性――私の専属料理人トマス・ベッカーだ。ベッカーの姿を見た瞬間、ルシウス様の顔がわずかに強張った。
ベッカーは震える声で、国王陛下に告白を始める。
「わ、わたしは、……旦那様のご命令で、奥様の食事に特殊な油を使うようにと、言われていました。健康にいい油で、高価なものだから毎日1滴だけ使えと……」
ベッカーの話を継いで、私が陛下に説明をした。
「しかしある日ルシウス様はベッカーの元を訪れて、『もう不要だから回収する』と油の小瓶を持ち去ってしまったそうです。しかし不審に思っていた私は、事前に少量だけ『その油』を取り分けて保管しておりました」
ルシウス様の表情が、徐々に色を失っていく。
どうせ、私が気づかず食事を摂り続けていたと思っていたのだろう。でも実際には、エデンの憑依直後から薬物への対処は済んでいたのだ。
「この油の成分は、すでに王立研究所で精査いただきました。『ハイポキシア』という、違法薬物だったそうです。まさかそのようなものを、ルシウス様が私の食事に盛るよう指示していたなんて……」
「黙れヴィオラ。……私はそんなものは知らない!!」
ルシウス様は声を荒らげた。
「陛下、どうか私を信じてください!! この私が妻に薬物を盛るなど、ありえません。これはすべてヴィオラのでっち上げです! 私を陥れるために、このような事件を捏造して――」
……往生際の悪い人。
「そうまでおっしゃるなら、こちらをご覧ください」
私が目配せをすると、侍従が分厚い帳簿を持ってきてくれた。私はそれを、ルシウス様の目の前に置く。
ちなみに、国王陛下には事前にお見せしておいた。
「この帳簿は……」
「フラメ女伯爵の所有する商会から、あなたが違法薬物を購入した履歴が載っています」
「……!」
今日までの間に、私はエデンやレオカディオ殿下、多くの人たちの力を借りて準備を済ませておいた――ルシウス様の不正を、きちんと暴くための準備を。
「この帳簿は、フラメ商会が極秘裏に記帳していたいわゆる『裏帳簿』……合法的な商品とは別に、かの商会が違法取引の際に用いる暗号的書類です。司法局の解読官に読み解いていただいた結果、ハイポキシアの卸先としてルシウス・クラーヴァル公爵の名が記載されていました」
……これでおしまい。
言葉を失って硬直しているルシウス様に、国王陛下が冷たく言い放った。
「ルシウス。残念だ、お前には幼い頃より目を掛けていたが、とんだ買い被りだったらしい。お前に期待していたからこそ、『復興の象徴』としてノイリス家との縁談を委ねたのだが――残念だ」
「……陛下、わ、私は、」
お前の声などもう聞きたくない、と国王陛下は遮った。
「すでにヴィオラ夫人からは、離縁の申し立てがなされておる。私はこれを承認することとした。お前のような愚か者は、公爵家の当主としても不適当だ」
「そ、そんな……!」
死んだような顔色になって、ルシウス様は震えていた。
「ルシウスよ、お前の処遇については追って沙汰を下す。沙汰あるまでは邸内で謹慎せよ」
「へ、陛下……どうか、ご慈悲を……」
「ならん。ちなみにローザ・フラメ女伯爵には、違法物品の売買の件で逮捕状を出してある。これ以上みっともなく恥を晒すつもりなら、フラメ女伯爵ともども牢屋で過ごすことになるぞ?」
ひっ……、とルシウス様は声を引きつらせた。
国王陛下から「その者を摘まみ出せ」と命じられた衛兵たちが、呆然自失のルシウス様を退出させる――。
「呆気ない幕引きですね」
ぼそっ。と、拍子抜けしたようにエデンが囁く。
「竜の首を落としたときの方が、よほど緊張しました」
「……そうね」
伝説の竜に比べたら、確かにルシウス様なんて全然怖くない。
エデンを見つめ返して、私は苦笑していた。
「――さて。愚者の裁きはこれで終わりだ」
面倒ごとが片付いたと言わんばかりに、国王陛下は大きく手を打った。
「エデン・アーヴィスよ。次はそなたの褒賞の件だ。生きて戻り、再度この国を救ってくれたそなたはまさに救国の英雄だ! そなたの望むものを与えよう」
国王陛下の言葉に、エデンも私も首を垂れる。
「さぁ、そなたの望みはなんだ?」
答える寸前、エデンはちらりと私を見た。
私も彼を見つめ返す。エデンの美貌は、ほんのりと朱に染まっていた。
「陛下、私の望みは――」
ルシウス様に向かって、エデンは死刑宣告のような声音で言った。琥珀色の瞳には、ふつふつと煮えたぎるような怒りが燃えている。
ルシウス様は取り乱しながら、縋るような目で陛下に訴えた。
「陛下、死者の蘇生などありえません!! この男はきっとエデン・アーヴィスの偽物に違いな――」
「黙れルシウス。この者は紛うことなき『救国の英雄』だ」
国王陛下が、静かに遮った。
「死んだと思われていたエデン・アーヴィスは、天の導きで生還した。災禍の竜を討ち果たしたこの英雄に、私は然るべき褒賞を与えたいと思う。しかしその前に、愚者の裁きを済ませなければならない」
「……ぐ、愚者…………?」
声を上ずらせるルシウス様を、国王陛下は嘆かわし気に見下ろしている。
「エデン・アーヴィスの証言によれば、そなたはヴィオラ夫人をひどく虐げていたとのことだが。申し開きはあるか」
「わ、私が妻を虐げる? いえ、そのようなことは……」
言い淀んでいたルシウス様は、ハッとした顔で私を振り返った。
「そうか、ヴィオラ、さてはお前の策略だな!?」
彼は勝手に納得したような顔になり、私を非難し始めた。
「ヴィオラ! その男がなぜ生き延びたか知らんが、お前はその男と陰で内通していたんだな!? そして『虐げられた』などと、適当なことを訴えたんだろう? そうでなければ、その男がクラーヴァル家の内情など見聞きできるはずがない。まったく、とんでもない不貞だ……!」
クラーヴァル家と何の接点もないエデンが、内情を言及するのはおかしい――と。たしかに、『魂だけの状態で屋敷を浮遊していた』なんて思わないだろう。
私は、小さく息を吐いた。
「国王陛下。私にも発言をお許しいただけますでしょうか」
「かまわんぞ、ヴィオラ夫人」
私はルシウス様に向き直った。
「ルシウス様。今、大事なのは『なぜ彼が内情を知っているか』ではありません。あなたが私に行った『非道な仕打ち』の真偽を述べてください」
「非道な仕打ち? そんなことは絶対にしていない。国王陛下より賜った婚姻を、私がないがしろにするはずがないだろう!!」
と、ルシウス様は当然のように言ってのけた。
あれこれと異常なほどに私を虐めていたくせに、外面のよろしいこと……。
「しらじらしいにも程がありますよ? この婚姻を不本意に思ったあなたは、執拗な嫌がらせを行って、私が離縁を申し出るようにと仕向けていたではありませんか」
たとえば――と、私はこれまでのことをいくつか述べた。「愛さない」という宣言に始まり、何かにつけての田舎者呼ばわり。体調不良を理由に私を領主邸に押し込めて、別居状態で過ごしていたことも。
「ヴィオラ、いい加減にしてくれ。この私が、そのようなことをするものか。お前はそんな嘘までついて、私に恥をかかせたいのか。怒りを通り越して、むしろ悲しみすら覚えてしまう……」
なんて白々しいのかしら。
腹が立ってきたけれど、平静を失うわけにはいかない。
私は、隣のエデンをちらりと見つめた。エデンは私をしっかり見守っていてくれる――彼がいてくれるという事実だけで、私は落ち着いて発言を続けられた。
「私は嘘などついていません。証拠も証人も、きちんと準備して参りました」
私が合図をすると、拝謁の間にひとりの女性が入ってきた――私の侍女、リサ・ミュラーだ。リサは陛下の前で、使用人たちが私を冷遇し続けていたことやルシウス様がそれを黙認していたことを証言してくれた。
ルシウス様が、鼻で笑う。
「リサ・ミュラーはノイリス家から連れてきたお前の侍女だろう? そんな侍女の証言など、お前の都合に良いようにいくらでも準備できる」
……と、予想通りにルシウス様は反論していた。
だから二人目の証人もきちんと用意している。
次に拝謁の間に入ってきたのは、中年男性――私の専属料理人トマス・ベッカーだ。ベッカーの姿を見た瞬間、ルシウス様の顔がわずかに強張った。
ベッカーは震える声で、国王陛下に告白を始める。
「わ、わたしは、……旦那様のご命令で、奥様の食事に特殊な油を使うようにと、言われていました。健康にいい油で、高価なものだから毎日1滴だけ使えと……」
ベッカーの話を継いで、私が陛下に説明をした。
「しかしある日ルシウス様はベッカーの元を訪れて、『もう不要だから回収する』と油の小瓶を持ち去ってしまったそうです。しかし不審に思っていた私は、事前に少量だけ『その油』を取り分けて保管しておりました」
ルシウス様の表情が、徐々に色を失っていく。
どうせ、私が気づかず食事を摂り続けていたと思っていたのだろう。でも実際には、エデンの憑依直後から薬物への対処は済んでいたのだ。
「この油の成分は、すでに王立研究所で精査いただきました。『ハイポキシア』という、違法薬物だったそうです。まさかそのようなものを、ルシウス様が私の食事に盛るよう指示していたなんて……」
「黙れヴィオラ。……私はそんなものは知らない!!」
ルシウス様は声を荒らげた。
「陛下、どうか私を信じてください!! この私が妻に薬物を盛るなど、ありえません。これはすべてヴィオラのでっち上げです! 私を陥れるために、このような事件を捏造して――」
……往生際の悪い人。
「そうまでおっしゃるなら、こちらをご覧ください」
私が目配せをすると、侍従が分厚い帳簿を持ってきてくれた。私はそれを、ルシウス様の目の前に置く。
ちなみに、国王陛下には事前にお見せしておいた。
「この帳簿は……」
「フラメ女伯爵の所有する商会から、あなたが違法薬物を購入した履歴が載っています」
「……!」
今日までの間に、私はエデンやレオカディオ殿下、多くの人たちの力を借りて準備を済ませておいた――ルシウス様の不正を、きちんと暴くための準備を。
「この帳簿は、フラメ商会が極秘裏に記帳していたいわゆる『裏帳簿』……合法的な商品とは別に、かの商会が違法取引の際に用いる暗号的書類です。司法局の解読官に読み解いていただいた結果、ハイポキシアの卸先としてルシウス・クラーヴァル公爵の名が記載されていました」
……これでおしまい。
言葉を失って硬直しているルシウス様に、国王陛下が冷たく言い放った。
「ルシウス。残念だ、お前には幼い頃より目を掛けていたが、とんだ買い被りだったらしい。お前に期待していたからこそ、『復興の象徴』としてノイリス家との縁談を委ねたのだが――残念だ」
「……陛下、わ、私は、」
お前の声などもう聞きたくない、と国王陛下は遮った。
「すでにヴィオラ夫人からは、離縁の申し立てがなされておる。私はこれを承認することとした。お前のような愚か者は、公爵家の当主としても不適当だ」
「そ、そんな……!」
死んだような顔色になって、ルシウス様は震えていた。
「ルシウスよ、お前の処遇については追って沙汰を下す。沙汰あるまでは邸内で謹慎せよ」
「へ、陛下……どうか、ご慈悲を……」
「ならん。ちなみにローザ・フラメ女伯爵には、違法物品の売買の件で逮捕状を出してある。これ以上みっともなく恥を晒すつもりなら、フラメ女伯爵ともども牢屋で過ごすことになるぞ?」
ひっ……、とルシウス様は声を引きつらせた。
国王陛下から「その者を摘まみ出せ」と命じられた衛兵たちが、呆然自失のルシウス様を退出させる――。
「呆気ない幕引きですね」
ぼそっ。と、拍子抜けしたようにエデンが囁く。
「竜の首を落としたときの方が、よほど緊張しました」
「……そうね」
伝説の竜に比べたら、確かにルシウス様なんて全然怖くない。
エデンを見つめ返して、私は苦笑していた。
「――さて。愚者の裁きはこれで終わりだ」
面倒ごとが片付いたと言わんばかりに、国王陛下は大きく手を打った。
「エデン・アーヴィスよ。次はそなたの褒賞の件だ。生きて戻り、再度この国を救ってくれたそなたはまさに救国の英雄だ! そなたの望むものを与えよう」
国王陛下の言葉に、エデンも私も首を垂れる。
「さぁ、そなたの望みはなんだ?」
答える寸前、エデンはちらりと私を見た。
私も彼を見つめ返す。エデンの美貌は、ほんのりと朱に染まっていた。
「陛下、私の望みは――」
40
あなたにおすすめの小説
時間が戻った令嬢は新しい婚約者が出来ました。
屋月 トム伽
恋愛
ifとして、時間が戻る前の半年間を時々入れます。(リディアとオズワルド以外はなかった事になっているのでifとしてます。)
私は、リディア・ウォード侯爵令嬢19歳だ。
婚約者のレオンハルト・グラディオ様はこの国の第2王子だ。
レオン様の誕生日パーティーで、私はエスコートなしで行くと、婚約者のレオン様はアリシア男爵令嬢と仲睦まじい姿を見せつけられた。
一人壁の花になっていると、レオン様の兄のアレク様のご友人オズワルド様と知り合う。
話が弾み、つい地がでそうになるが…。
そして、パーティーの控室で私は襲われ、倒れてしまった。
朦朧とする意識の中、最後に見えたのはオズワルド様が私の名前を叫びながら控室に飛び込んでくる姿だった…。
そして、目が覚めると、オズワルド様と半年前に時間が戻っていた。
レオン様との婚約を避ける為に、オズワルド様と婚約することになり、二人の日常が始まる。
ifとして、時間が戻る前の半年間を時々入れます。
第14回恋愛小説大賞にて奨励賞受賞
ポンコツ娘は初恋を諦める代わりに彼の子どもを所望する
キムラましゅろう
恋愛
辺境の田舎から聖騎士となった大好きな幼馴染フェイト(20)を追って聖女教会のメイドとして働くルゥカ(20)。
叱られながらもフェイトの側にいられるならとポンコツなりに頑張ってきた。
だけど王都で暮らして四年。そろそろこの先のない初恋にルゥカはケリをつける事にした。
初恋を諦める。諦めるけど彼の子供が欲しい。
そうしたらきっと一生ハッピーに生きてゆけるから。
そう決心したその日から、フェイトの“コダネ”を狙うルゥカだが……。
「でも子供ってどうやって作るのかしら?」
……果たしてルゥカの願いは叶うのか。
表紙は読者様CさんがAIにて作成してくださいました。
完全ご都合主義、作者独自の世界観、ノーリアリティノークオリティのお話です。
そして作者は元サヤハピエン至上主義者でございます。
ハピエンはともかく元サヤはなぁ…という方は見なかった事にしていただけますと助かります。
不治の誤字脱字病患者が書くお話です。ところどころこうかな?とご自分で脳内変換しながら読むというスキルを必要とします。
そこのところをご了承くださいませ。
性描写はありませんが、それを連想させるワードがいくつか出てまいります。
地雷の方は自衛をお願いいたします。
小説家になろうさんにも時差投稿します。
氷狼陛下のお茶会と溺愛は比例しない!フェンリル様と会話できるようになったらオプションがついてました!
屋月 トム伽
恋愛
ディティーリア国の末王女のフィリ―ネは、社交なども出させてもらえず、王宮の離れで軟禁同様にひっそりと育っていた。そして、18歳になると大国フェンヴィルム国の陛下に嫁ぐことになった。
どこにいても変わらない。それどころかやっと外に出られるのだと思い、フェンヴィルム国の陛下フェリクスのもとへと行くと、彼はフィリ―ネを「よく来てくれた」と迎え入れてくれた。
そんなフィリ―ネに、フェリクスは毎日一緒にお茶をして欲しいと頼んでくる。
そんなある日フェリクスの幻獣フェンリルに出会う。話相手のいないフィリ―ネはフェンリルと話がしたくて「心を通わせたい」とフェンリルに願う。
望んだとおりフェンリルと言葉が通じるようになったが、フェンリルの幻獣士フェリクスにまで異変が起きてしまい……お互いの心の声が聞こえるようになってしまった。
心の声が聞こえるのは、フェンリル様だけで十分なのですが!
※あらすじは時々書き直します!
彼を傷つける者は許さない!私が皆叩き潰して差し上げましょう
Karamimi
恋愛
公爵令嬢アリシアは、16歳の誕生日を心待ちにしていた。なぜなら16歳になると、魔物討伐部隊に参加できるからだ。
彼女は5年前から魔物討伐部隊に参加している愛する婚約者、第一王子のルーカスの役に立ちたいという一心で、5年間血の滲む様な魔力の訓練を続けてきたのだ。
ただルーカスとは今まで一度も会った事もなく、両親からも正体を隠して討伐部隊に参加する様言われた。
それでもルーカスに会えるとあって、誕生日の翌日には意気揚々と旅立って行ったのだった。
一方ルーカスは、甲斐甲斐しく自分や隊員たちの世話を焼いてくれるアリシアに、次第に惹かれていく。でも自分には婚約者がいるからと、必死に自分の気持ちを抑えようとするのだった。
心惹かれている彼女が、実は自分の婚約者とも知らずに…
そんな2人が絆を深め、幸せを掴むまでのお話しです。
ファンタジー要素強めの作品です。
よろしくお願いいたしますm(__)m
白い結婚のはずが、騎士様の独占欲が強すぎます! すれ違いから始まる溺愛逆転劇
鍛高譚
恋愛
婚約破棄された令嬢リオナは、家の体面を守るため、幼なじみであり王国騎士でもあるカイルと「白い結婚」をすることになった。
お互い干渉しない、心も体も自由な結婚生活――そのはずだった。
……少なくとも、リオナはそう信じていた。
ところが結婚後、カイルの様子がおかしい。
距離を取るどころか、妙に優しくて、時に甘くて、そしてなぜか他の男性が近づくと怒る。
「お前は俺の妻だ。離れようなんて、思うなよ」
どうしてそんな顔をするのか、どうしてそんなに真剣に見つめてくるのか。
“白い結婚”のはずなのに、リオナの胸は日に日にざわついていく。
すれ違い、誤解、嫉妬。
そして社交界で起きた陰謀事件をきっかけに、カイルはとうとう本心を隠せなくなる。
「……ずっと好きだった。諦めるつもりなんてない」
そんなはずじゃなかったのに。
曖昧にしていたのは、むしろリオナのほうだった。
白い結婚から始まる、幼なじみ騎士の不器用で激しい独占欲。
鈍感な令嬢リオナが少しずつ自分の気持ちに気づいていく、溺愛逆転ラブストーリー。
「ゆっくりでいい。お前の歩幅に合わせる」
「……はい。私も、カイルと歩きたいです」
二人は“白い結婚”の先に、本当の夫婦を選んでいく――。
-
【完結】死に戻り伯爵の妻への懺悔
日比木 陽
恋愛
「セレスティア、今度こそ君を幸せに…―――」
自身の執着により、妻を不遇の死に追いやった後悔を抱える伯爵・ウィリアム。
妻の死を嘆き悲しんだその翌日、目覚めた先に若い頃――名実ともに夫婦だった頃――の妻がいて…――。
本編完結。
完結後、妻視点投稿中。
第15回恋愛小説大賞にエントリーしております。
ご投票頂けたら励みになります。
ムーンライトさんにも投稿しています。
(表紙:@roukoworks)
置き去りにされた恋をもう一度
ともどーも
恋愛
「好きです。付き合ってください!」
大きな桜の木に花が咲き始めた頃、その木の下で、彼は真っ赤な顔をして告げてきた。
嬉しさに胸が熱くなり、なかなか返事ができなかった。その間、彼はまっすぐ緊張した面持ちで私を見ていた。そして、私が「はい」と答えると、お互い花が咲いたような笑顔で笑い合った。
中学校の卒業式の日だった……。
あ~……。くだらない。
脳味噌花畑の学生の恋愛ごっこだったわ。
全ての情熱を学生時代に置いてきた立花美咲(24)の前に、突然音信不通になった元カレ橘蓮(24)が現れた。
なぜ何も言わずに姿を消したのか。
蓮に起こったことを知り、美咲はあの頃に置き去りにした心を徐々に取り戻していく。
────────────────────
現時点でプロローグ+20話まで執筆ができていますが、まだ完結していません。
20話以降は不定期になると思います。
初の現代版の恋愛ストーリーなので、遅い執筆がさらに遅くなっていますが、必ず最後まで書き上げます!
少しでも楽しんでいただければ幸いです。
【完結】余命三年ですが、怖いと評判の宰相様と契約結婚します
佐倉えび
恋愛
断罪→偽装結婚(離婚)→契約結婚
不遇の人生を繰り返してきた令嬢の物語。
私はきっとまた、二十歳を越えられないーー
一周目、王立学園にて、第二王子ヴィヴィアン殿下の婚約者である公爵令嬢マイナに罪を被せたという、身に覚えのない罪で断罪され、修道院へ。
二周目、学園卒業後、夜会で助けてくれた公爵令息レイと結婚するも「あなたを愛することはない」と初夜を拒否された偽装結婚だった。後に離婚。
三周目、学園への入学は回避。しかし評判の悪い王太子の妾にされる。その後、下賜されることになったが、手渡された契約書を見て、契約結婚だと理解する。そうして、怖いと評判の宰相との結婚生活が始まったのだが――?
*ムーンライトノベルズにも掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる