36 / 100
第36話 親友たちとの海
しおりを挟む
夏祭りの夜、花火の下で交わした未来の約束。
あの甘美な記憶は、俺の夏休みを完全に支配していた。目を閉じれば、腕の中にいた雫の温もりと甘いシャンプーの香りが蘇ってくる。思い出すだけで、顔がにやけてしまう。完全に末期症状だった。
雫とのメッセージのやり取りも、以前とは比べ物にならないくらい甘さを増していた。
『おはよう』のメッセージに、ハートマークのスタンプが添えられるようになった。
『おやすみ』の前に、お互いの今日の出来事を報告し合うのが日課になった。
会えない時間が確かにお互いの気持ちを育てている。でも、やっぱり会いたいという気持ちは募る一方だった。
そんな、穏やかで甘い夏休みが続いていたある日の午後。
クーラーの効いた部屋で宿題と格闘していた俺のスマホが、けたたましい着信音を鳴らした。
画面に表示された名前は、「鈴木健太」。
嫌な予感しかしない。俺はため息をつきながら、通話ボタンをタップした。
「よお航! 生きてるか!」
耳元で、健太の太陽みたいに明るい声が爆発した。
「うるせえな。何の用だよ」
「決まってんだろ! 夏だぜ!? 海だろ!」
健太の言葉に、俺は眉をひそめた。どうやら、面倒な話が始まったらしい。
「海ぃ? 俺は別に……」
「来週の日曜、みんなで海行くぞ! もちろんお前も強制参加な!」
「はあ!? なんで俺が……」
「メンバーは俺と、サッカー部の数人。あと女子も来るぜ? 天野さんと、白石さんも誘ったら、行くってさ!」
健太の口から出た名前に、俺の心臓がどきりと跳ねた。
天野莉奈と、白石楓。
クラスで一番可愛い子と二番目に可愛い子。その二人も参加する、クラスの中心メンバーでの海遊び。
俺のような日陰者が参加して、楽しめるはずがない。
だが、健太は俺の返事を待たずに爆弾を投下した。
「で、だ。どうせなら、月宮さんも誘ってみねえ?」
その言葉に、俺は息を飲んだ。
「……は? なんで、そこで雫が出てくんだよ」
思わず、呼び捨てにしてしまった。しまった、と口を押さえるがもう遅い。
電話の向こうで、健太がニヤリと笑う気配がした。
「お、今『雫』って言ったな? 聞き逃さなかったぜ、俺は」
「言ってねえ!」
「まあまあ。天野たちがさ、『月宮さんも誘ってみようよ』って言ってたんだよ。球技大会の時、相田が庇ってたし、この前のカフェでも一緒だったろ? もっと仲良くなりたいんだってさ」
天野さんたちが……。
その言葉は、少し意外だった。彼女たちは、雫のことを気にかけてくれていたのか。
でも、だからといって雫がその誘いに乗るとは思えなかった。
彼女は、大勢で騒ぐのが苦手だ。特に、天野さんたちのようなキラキラした陽キャグループの中に入るのは、相当な勇気がいるはずだ。
俺が黙り込んでいると、健太が優しい声で言った。
「なあ航。お前が誘ってみろよ。お前から誘われたら、月宮さんも来てくれるかもしれねえだろ」
その言葉は、悪魔の囁きのようだった。
海に行く雫。
普段見ることのない、水着姿の雫。
想像しただけで、心臓が暴れ出す。
でも、彼女に無理強いはしたくない。彼女が苦痛に感じる場所に、俺が連れて行っていいはずがない。
「……考えておく」
俺はそれだけ言うと、一方的に電話を切った。
リビングのソファに倒れ込み、天井を見上げる。
どうするべきか。
雫と二人きりの世界は、心地よくて、甘くて、最高だ。
でも、このままでいいのだろうか。
彼女は、少しずつクラスに馴染み始めている。俺が、その芽を摘んでしまうことになってはいけない。
俺は、意を決して雫にメッセージを送った。
正直に、全てを話そう。そして、決めるのは彼女自身だ。
『健太から連絡があって、来週の日曜に、クラスのみんなで海に行くことになったんだけど』
俺は慎重に言葉を選びながら、メッセージを打ち込んでいく。
『天野さんや白石さんも来るみたいで。もし、雫さえよければ、一緒に行かないかなって』
そして、一番大切な言葉を付け加えた。
『もちろん、無理はしないで。雫が嫌なら、俺も断るから』
送信ボタンを押してから、返信が来るまでの時間がやけに長く感じられた。
数分後、ピコン、と通知音が鳴る。
『……!』
返信は、やはり驚きを示す感嘆符から始まっていた。
『みんなで、海……? 天野さんたちも?』
その文字からは、彼女の戸惑いが透けて見えるようだった。
俺は、彼女が断りやすいように言葉を続けた。
『賑やかなの、苦手だもんな。気にせず、断っていいんだぞ』
すると、彼女から「入力中…」の表示がしばらく続いた後、予想外のメッセージが届いた。
『少しだけ、考えさせてください』
その言葉に、俺は少しだけ驚いた。てっきり、すぐに「ごめんなさい」と返ってくると思っていたからだ。
彼女の中で、何かが揺れ動いている。
俺は、ただ静かに彼女の答えを待つことにした。
その頃、月宮家。
雫はスマホを握りしめ、姉の潮の部屋のドアを叩いていた。
潮に事情を話すと、彼女は「ふーん、海ねえ」と面白そうに顎に手を当てた。
『私、そういうの、苦手だから……。断った方が、いいよね?』
雫が不安そうに手話で伝えると、潮は呆れたように、しかし優しい目で妹を見つめた。
「あんた、それでいいの?」
潮は、雫の肩を掴んで力強く言った。
「航くんと、一緒に行きたいんじゃないの? あの子がいるなら、大丈夫でしょ。あんたが一人にならないように、絶対に守ってくれるわよ」
そして、最後に妹の背中を力強く叩いた。
「行ってきなさい! 夏なんだから、楽しまなきゃ損でしょ! 水着は、このお姉ちゃんが最高に可愛いのを選んであげるから!」
その力強い言葉に、雫の心の中の霧がすうっと晴れていくのが分かった。
そうだ。
航くんがいる。
彼がいてくれるなら、きっと大丈夫。
私も、彼のいる世界にもっと触れてみたい。
俺がベッドの上でそわそわしながら待っていると、再びスマホが鳴った。
雫からの、メッセージ。
その短い一文を読んだ瞬間、俺はベッドから飛び起きた。
『勇気を、出してみる。私も、行きたいです』
その健気な決意に、俺の胸は熱くなった。
ああ、もう。
この子のことを、どうしようもなく愛おしいと思う。
俺は、震える指で力強く返信した。
『ありがとう。絶対に、俺が楽しませるから。ずっと、そばにいるから』
約束だ。
この夏一番の、最高の思い出を君にプレゼントしよう。
俺は、海へ向かうその日を今か今かと指折り数え始めた。
不安と期待を胸に、俺たちの夏はまた新しいステージへと進んでいく。
あの甘美な記憶は、俺の夏休みを完全に支配していた。目を閉じれば、腕の中にいた雫の温もりと甘いシャンプーの香りが蘇ってくる。思い出すだけで、顔がにやけてしまう。完全に末期症状だった。
雫とのメッセージのやり取りも、以前とは比べ物にならないくらい甘さを増していた。
『おはよう』のメッセージに、ハートマークのスタンプが添えられるようになった。
『おやすみ』の前に、お互いの今日の出来事を報告し合うのが日課になった。
会えない時間が確かにお互いの気持ちを育てている。でも、やっぱり会いたいという気持ちは募る一方だった。
そんな、穏やかで甘い夏休みが続いていたある日の午後。
クーラーの効いた部屋で宿題と格闘していた俺のスマホが、けたたましい着信音を鳴らした。
画面に表示された名前は、「鈴木健太」。
嫌な予感しかしない。俺はため息をつきながら、通話ボタンをタップした。
「よお航! 生きてるか!」
耳元で、健太の太陽みたいに明るい声が爆発した。
「うるせえな。何の用だよ」
「決まってんだろ! 夏だぜ!? 海だろ!」
健太の言葉に、俺は眉をひそめた。どうやら、面倒な話が始まったらしい。
「海ぃ? 俺は別に……」
「来週の日曜、みんなで海行くぞ! もちろんお前も強制参加な!」
「はあ!? なんで俺が……」
「メンバーは俺と、サッカー部の数人。あと女子も来るぜ? 天野さんと、白石さんも誘ったら、行くってさ!」
健太の口から出た名前に、俺の心臓がどきりと跳ねた。
天野莉奈と、白石楓。
クラスで一番可愛い子と二番目に可愛い子。その二人も参加する、クラスの中心メンバーでの海遊び。
俺のような日陰者が参加して、楽しめるはずがない。
だが、健太は俺の返事を待たずに爆弾を投下した。
「で、だ。どうせなら、月宮さんも誘ってみねえ?」
その言葉に、俺は息を飲んだ。
「……は? なんで、そこで雫が出てくんだよ」
思わず、呼び捨てにしてしまった。しまった、と口を押さえるがもう遅い。
電話の向こうで、健太がニヤリと笑う気配がした。
「お、今『雫』って言ったな? 聞き逃さなかったぜ、俺は」
「言ってねえ!」
「まあまあ。天野たちがさ、『月宮さんも誘ってみようよ』って言ってたんだよ。球技大会の時、相田が庇ってたし、この前のカフェでも一緒だったろ? もっと仲良くなりたいんだってさ」
天野さんたちが……。
その言葉は、少し意外だった。彼女たちは、雫のことを気にかけてくれていたのか。
でも、だからといって雫がその誘いに乗るとは思えなかった。
彼女は、大勢で騒ぐのが苦手だ。特に、天野さんたちのようなキラキラした陽キャグループの中に入るのは、相当な勇気がいるはずだ。
俺が黙り込んでいると、健太が優しい声で言った。
「なあ航。お前が誘ってみろよ。お前から誘われたら、月宮さんも来てくれるかもしれねえだろ」
その言葉は、悪魔の囁きのようだった。
海に行く雫。
普段見ることのない、水着姿の雫。
想像しただけで、心臓が暴れ出す。
でも、彼女に無理強いはしたくない。彼女が苦痛に感じる場所に、俺が連れて行っていいはずがない。
「……考えておく」
俺はそれだけ言うと、一方的に電話を切った。
リビングのソファに倒れ込み、天井を見上げる。
どうするべきか。
雫と二人きりの世界は、心地よくて、甘くて、最高だ。
でも、このままでいいのだろうか。
彼女は、少しずつクラスに馴染み始めている。俺が、その芽を摘んでしまうことになってはいけない。
俺は、意を決して雫にメッセージを送った。
正直に、全てを話そう。そして、決めるのは彼女自身だ。
『健太から連絡があって、来週の日曜に、クラスのみんなで海に行くことになったんだけど』
俺は慎重に言葉を選びながら、メッセージを打ち込んでいく。
『天野さんや白石さんも来るみたいで。もし、雫さえよければ、一緒に行かないかなって』
そして、一番大切な言葉を付け加えた。
『もちろん、無理はしないで。雫が嫌なら、俺も断るから』
送信ボタンを押してから、返信が来るまでの時間がやけに長く感じられた。
数分後、ピコン、と通知音が鳴る。
『……!』
返信は、やはり驚きを示す感嘆符から始まっていた。
『みんなで、海……? 天野さんたちも?』
その文字からは、彼女の戸惑いが透けて見えるようだった。
俺は、彼女が断りやすいように言葉を続けた。
『賑やかなの、苦手だもんな。気にせず、断っていいんだぞ』
すると、彼女から「入力中…」の表示がしばらく続いた後、予想外のメッセージが届いた。
『少しだけ、考えさせてください』
その言葉に、俺は少しだけ驚いた。てっきり、すぐに「ごめんなさい」と返ってくると思っていたからだ。
彼女の中で、何かが揺れ動いている。
俺は、ただ静かに彼女の答えを待つことにした。
その頃、月宮家。
雫はスマホを握りしめ、姉の潮の部屋のドアを叩いていた。
潮に事情を話すと、彼女は「ふーん、海ねえ」と面白そうに顎に手を当てた。
『私、そういうの、苦手だから……。断った方が、いいよね?』
雫が不安そうに手話で伝えると、潮は呆れたように、しかし優しい目で妹を見つめた。
「あんた、それでいいの?」
潮は、雫の肩を掴んで力強く言った。
「航くんと、一緒に行きたいんじゃないの? あの子がいるなら、大丈夫でしょ。あんたが一人にならないように、絶対に守ってくれるわよ」
そして、最後に妹の背中を力強く叩いた。
「行ってきなさい! 夏なんだから、楽しまなきゃ損でしょ! 水着は、このお姉ちゃんが最高に可愛いのを選んであげるから!」
その力強い言葉に、雫の心の中の霧がすうっと晴れていくのが分かった。
そうだ。
航くんがいる。
彼がいてくれるなら、きっと大丈夫。
私も、彼のいる世界にもっと触れてみたい。
俺がベッドの上でそわそわしながら待っていると、再びスマホが鳴った。
雫からの、メッセージ。
その短い一文を読んだ瞬間、俺はベッドから飛び起きた。
『勇気を、出してみる。私も、行きたいです』
その健気な決意に、俺の胸は熱くなった。
ああ、もう。
この子のことを、どうしようもなく愛おしいと思う。
俺は、震える指で力強く返信した。
『ありがとう。絶対に、俺が楽しませるから。ずっと、そばにいるから』
約束だ。
この夏一番の、最高の思い出を君にプレゼントしよう。
俺は、海へ向かうその日を今か今かと指折り数え始めた。
不安と期待を胸に、俺たちの夏はまた新しいステージへと進んでいく。
9
あなたにおすすめの小説
昔好きだったお姉さんが不倫されたので落としに行ったら後輩からも好かれていた
九戸政景
恋愛
高校三年生の柴代大和は、小学校一年生の頃からの付き合いである秋田泰希の姉である夕希に恋心を抱いていたが、夕希の結婚をきっかけに恋心を諦めていた。
そして小学生の頃の夢を見た日、泰希から大和は夕希の離婚を伝えられ、それと同時にある頼みをされる。
バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件
沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」
高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。
そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。
見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。
意外な共通点から意気投合する二人。
だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは――
> 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」
一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。
……翌日、学校で再会するまでは。
実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!?
オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。
10年ぶりに再会した幼馴染と、10年間一緒にいる幼馴染との青春ラブコメ
桜庭かなめ
恋愛
高校生の麻丘涼我には同い年の幼馴染の女の子が2人いる。1人は小学1年の5月末から涼我の隣の家に住み始め、約10年間ずっと一緒にいる穏やかで可愛らしい香川愛実。もう1人は幼稚園の年長組の1年間一緒にいて、卒園直後に引っ越してしまった明るく活発な桐山あおい。涼我は愛実ともあおいとも楽しい思い出をたくさん作ってきた。
あおいとの別れから10年。高校1年の春休みに、あおいが涼我の家の隣に引っ越してくる。涼我はあおいと10年ぶりの再会を果たす。あおいは昔の中性的な雰囲気から、清楚な美少女へと変わっていた。
3人で一緒に遊んだり、学校生活を送ったり、愛実とあおいが涼我のバイト先に来たり。春休みや新年度の日々を通じて、一度離れてしまったあおいとはもちろんのこと、ずっと一緒にいる愛実との距離も縮まっていく。
出会った早さか。それとも、一緒にいる長さか。両隣の家に住む幼馴染2人との温かくて甘いダブルヒロイン学園青春ラブコメディ!
※特別編6が完結しました!(2026.1.21)
※小説家になろう(N9714HQ)とカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
僕の姉的存在の幼馴染が、あきらかに僕に好意を持っている件〜
柿 心刃
恋愛
僕の幼馴染で姉的な存在である西田香奈は、眉目秀麗・品行方正・成績優秀と三拍子揃った女の子だ。彼女は、この辺りじゃ有名な女子校に通っている。僕とは何の接点もないように思える香奈姉ちゃんが、ある日、急に僕に急接近してきた。
僕の名は、周防楓。
女子校とは反対側にある男子校に通う、ごく普通の男子だ。
不器用な姉弟は傷を舐め合う、舐め合う舌はちょっとざらつく
桜乃マヒロ
恋愛
姉の柊和(ひより)は美人で聡明な完璧万能超人、弟の護(まもる)は優しく献身的な天然男子。高校生ながら二人暮らしの柊和と護は、お互いを支え合って日々を生きてきた。
ある日、友人である生徒会長から呼び出された柊和は、自分を次の生徒会の会長に推薦したいと打診を受ける。
「私はただ、私の後なら柊和ちゃんがいいなって、そんな風に思っただけだからね」
二人だけの閉鎖的だった日常は、生徒会をきっかけに急激な変化を迎える。新しい出会いと日常の中で、今まで眠っていた二人の過去と、片や必死に封じ込み、片や無自覚だった特別な想いに、光が射し込むことになり──?
「あくっ……護には負けない!」
「なんの話か知らないけど、宣言されたら負かせたくなるね?」
顔と心に傷として刻まれた過去に囚われ、自分よりお互いを大切にしすぎてすれ違い続ける不器用な姉弟。そんな二人の両片思いのお話。
—————————————————————————————————
面白いと思っていただけた時は、お気に入りにしていただけると、凄く励みになります!
一日一話を目標に更新中!(現在火曜・木曜・土曜お休み中)
「小説家になろう」 「カクヨム」様でも同時に投稿しています。
迷子を助けたら生徒会長の婚約者兼女の子のパパになったけど別れたはずの彼女もなぜか近づいてくる
九戸政景
恋愛
新年に初詣に来た父川冬矢は、迷子になっていた頼母木茉莉を助け、従姉妹の田母神真夏と知り合う。その後、真夏と再会した冬矢は真夏の婚約者兼茉莉の父親になってほしいと頼まれる。
※こちらは、カクヨムやエブリスタでも公開している作品です。
S級ハッカーの俺がSNSで炎上する完璧ヒロインを助けたら、俺にだけめちゃくちゃ甘えてくる秘密の関係になったんだが…
senko
恋愛
「一緒に、しよ?」完璧ヒロインが俺にだけベタ甘えしてくる。
地味高校生の俺は裏ではS級ハッカー。炎上するクラスの完璧ヒロインを救ったら、秘密のイチャラブ共闘関係が始まってしまった!リアルではただのモブなのに…。
クラスの隅でPCを触るだけが生きがいの陰キャプログラマー、黒瀬和人。
彼にとってクラスの中心で太陽のように笑う完璧ヒロイン・天野光は決して交わることのない別世界の住人だった。
しかしある日、和人は光を襲う匿名の「裏アカウント」を発見してしまう。
悪意に満ちた誹謗中傷で完璧な彼女がひとり涙を流していることを知り彼は決意する。
――正体を隠したまま彼女を救い出す、と。
謎の天才ハッカー『null』として光に接触した和人。
ネットでは唯一頼れる相棒として彼女に甘えられる一方、現実では目も合わせられないただのクラスメイト。
この秘密の二重生活はもどかしくて、だけど最高に甘い。
陰キャ男子と完璧ヒロインの秘密の二重生活ラブコメ、ここに開幕!
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる