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第32話 二人きりの勉強会、あるいは理性の限界点
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土曜日の朝。俺は人生で最も真剣な戦いに挑んでいた。
その戦場の名は自室。敵は、長年にわたって蓄積された埃と床に散乱する漫画雑誌、そしてあらゆる隙間に詰め込まれた男子高校生の黒歴史そのものだった。
「くそっ、なんでこんなところに中学の通知表が……!」
「うわ、このポスター、いつのだよ! 恥ずかしすぎる!」
俺はTシャツを汗で濡らしながら、ゴミ袋を片手に部屋中を駆け回っていた。タイムリリミットは午前九時。雪城冬花がこの魔窟に降臨するまで、あと一時間もない。
特に、彼女が名指しで警告してきた『ベッドの下』。そこはパンドラの箱だった。
小学生の頃に集めたキラキラしたカード、なぜか捨てられずにいた少しだけ背伸びしたグラビア雑誌の切り抜き、果ては自分で書いた痛々しいポエムが記された黒歴史ノート。
「うおおおおお!」
俺は半ば叫びながら、それらの暗黒物質を全てゴミ袋に叩き込み、固く口を縛った。これで見られることはない。完璧だ。
「優斗ー、朝からうるさいわよー。そんなに張り切っちゃって、彼女でも来るの?」
階下から、母親のからかうような声が聞こえてくる。図星すぎて何も言い返せない。
なんとか見せられるレベルにまで部屋を片付け終えた頃、運命のチャイムが鳴り響いた。
ピンポーン。
俺の心臓が、チャイムの音に合わせて大きく跳ねる。来た。来てしまった。
俺はゴクリと喉を鳴らし、意を決して玄関へと向かった。
ガチャリ、とドアを開ける。
そこに立っていたのは、俺の想像を遥かに超える存在だった。
「おはようございます、優斗さん。時間通りに参りました」
そこにいたのは、清楚な白いブラウスに落ち着いた紺色のロングスカートを合わせた雪城冬花だった。
休日の私服姿。しかし、デートの時のような華やかさとは違う。どこか知的なお姉さんのような、落ち着いた雰囲気を醸し出している。髪は邪魔にならないように、シンプルなポニーテールに結われていた。
その、あまりにも完璧な『家庭教師スタイル』に、俺は一瞬言葉を失った。
「あらあら、まあ……!」
俺の後ろからひょっこり顔を出した母親が、冬花を見て目を丸くし、そしてその表情をぱあっと輝かせた。
「あなたが雪城さん? いつも優斗がお世話になってます。ささ、上がって上がって!」
「お邪魔いたします。相沢さんのお母様ですね。お噂は、かねがね未来の息子さんから伺っております」
「み、未来の息子……?」
きょとんとする母に、俺は慌てて割って入る。
「こ、こいつ、たまにこういう変な冗談言うんだよ! 気にしないで!」
「あら、そうなの? 面白い子ねえ」
母親は冬花の突飛な言動すら好意的に受け止めている。その礼儀正しさと、何よりその異次元の美貌に完全に陥落してしまったようだった。
「優斗にはもったいないくらい、綺麗で良い子ねえ。息子のこと、ビシバシ鍛えてやってちょうだい!」
「お任せください、お母様。未来の夫に、赤点を取らせるわけにはいきませんから」
「まあ、夫!」
キャッキャと盛り上がる女二人。俺は完全に置いてけぼりだった。
俺の部屋に通された冬花は、きょろきょろと室内を見回した。
「……なるほど。未来のあなたの部屋と、家具の配置はほぼ同じですね。ですが、ポスターの趣味はもう少し大人びていました」
「うるさい」
俺の黒歴史を、的確に抉ってくる。
彼女は俺の部屋にある本棚やゲーム機に目をやると、「ああ、この漫画、最終巻は少し失速しますよ」「そのゲームの隠しキャラ、実は性能が一番良いんです」などと、恐るべきネタバレを連発し始めた。
「やめろ! 俺の楽しみを奪うな!」
「失礼しました。未来の事実をつい口にしてしまうのは、私の悪い癖です」
悪びれる様子もなく、彼女は持ってきた教材をテーブルの上に広げ始めた。
そして、地獄の、いや、天国なのかもしれない、二人きりの勉強会が始まった。
俺は椅子に座り、彼女はその隣にもう一つの椅子を持ってきて腰を下ろした。
その距離、わずか数十センチ。
まずい。これは、まずい。
彼女が身じろぎするたびに、シャンプーの冷たくて甘い香りが俺の理性を麻痺させる。
「では、まず昨日の問題の答え合わせから」
彼女の透き通るような声が、すぐ隣で聞こえる。その声が耳に入るたびに背筋がぞくぞくした。
「ここの計算が違いますね。あなたは、基本的な乗法公式の理解が曖昧です」
彼女は俺のノートを覗き込むようにして、顔を近づけてきた。
さらり、と彼女のポニーテールが揺れ、その髪先が俺の肩に触れる。
「ひっ……!」
俺はカエルのような間抜けな声を出して、椅子から飛び上がりそうになった。
「どうしました?」
彼女が不思議そうに俺の顔を見上げる。その距離、吐息がかかりそうなほど近い。大きな碧色の瞳が、俺を真正面から捉えている。
もうダメだ。
勉強なんて、できるはずがない。
教科書に書かれた微分積分の公式なんて一文字も頭に入ってこない。俺の頭の中は、隣にいる彼女の存在で完全に飽和状態だった。
心臓の音が、やけに大きく聞こえる。ドクン、ドクン、とまるで警鐘のように。この音、彼女に聞こえてしまうんじゃないか。
「優斗さん?」
俺が固まっているのを、彼女が心配そうに見つめている。
「少し顔が赤いようですが。熱でもありますか?」
そう言って、彼女はすっとその冷たい手のひらを、俺の額に当てようと伸ばしてきた。
その瞬間、俺の理性は完全に限界点を突破した。
「わーーーっ! む、無理だ! もう無理!」
俺は叫ぶと、椅子から転げ落ちるように立ち上がった。
「休憩! 休憩だ! 頭使いすぎた! ちょっと、飲み物取ってくる!」
訳の分からない言い訳を並べ立て、俺は脱兎のごとく部屋を飛び出した。
後ろで、彼女が「まだ開始して十五分しか経っていませんが……」と呆れたように呟くのが聞こえた気がした。
廊下で、俺は壁に手をつき、荒い息を繰り返す。
心臓が痛い。顔が熱い。
このままでは、期末テストの前に俺の心臓が爆発してしまう。
二人きりの密室での勉強会は、俺が想像していたよりも遥かに、遥かに危険な試練だった。
その戦場の名は自室。敵は、長年にわたって蓄積された埃と床に散乱する漫画雑誌、そしてあらゆる隙間に詰め込まれた男子高校生の黒歴史そのものだった。
「くそっ、なんでこんなところに中学の通知表が……!」
「うわ、このポスター、いつのだよ! 恥ずかしすぎる!」
俺はTシャツを汗で濡らしながら、ゴミ袋を片手に部屋中を駆け回っていた。タイムリリミットは午前九時。雪城冬花がこの魔窟に降臨するまで、あと一時間もない。
特に、彼女が名指しで警告してきた『ベッドの下』。そこはパンドラの箱だった。
小学生の頃に集めたキラキラしたカード、なぜか捨てられずにいた少しだけ背伸びしたグラビア雑誌の切り抜き、果ては自分で書いた痛々しいポエムが記された黒歴史ノート。
「うおおおおお!」
俺は半ば叫びながら、それらの暗黒物質を全てゴミ袋に叩き込み、固く口を縛った。これで見られることはない。完璧だ。
「優斗ー、朝からうるさいわよー。そんなに張り切っちゃって、彼女でも来るの?」
階下から、母親のからかうような声が聞こえてくる。図星すぎて何も言い返せない。
なんとか見せられるレベルにまで部屋を片付け終えた頃、運命のチャイムが鳴り響いた。
ピンポーン。
俺の心臓が、チャイムの音に合わせて大きく跳ねる。来た。来てしまった。
俺はゴクリと喉を鳴らし、意を決して玄関へと向かった。
ガチャリ、とドアを開ける。
そこに立っていたのは、俺の想像を遥かに超える存在だった。
「おはようございます、優斗さん。時間通りに参りました」
そこにいたのは、清楚な白いブラウスに落ち着いた紺色のロングスカートを合わせた雪城冬花だった。
休日の私服姿。しかし、デートの時のような華やかさとは違う。どこか知的なお姉さんのような、落ち着いた雰囲気を醸し出している。髪は邪魔にならないように、シンプルなポニーテールに結われていた。
その、あまりにも完璧な『家庭教師スタイル』に、俺は一瞬言葉を失った。
「あらあら、まあ……!」
俺の後ろからひょっこり顔を出した母親が、冬花を見て目を丸くし、そしてその表情をぱあっと輝かせた。
「あなたが雪城さん? いつも優斗がお世話になってます。ささ、上がって上がって!」
「お邪魔いたします。相沢さんのお母様ですね。お噂は、かねがね未来の息子さんから伺っております」
「み、未来の息子……?」
きょとんとする母に、俺は慌てて割って入る。
「こ、こいつ、たまにこういう変な冗談言うんだよ! 気にしないで!」
「あら、そうなの? 面白い子ねえ」
母親は冬花の突飛な言動すら好意的に受け止めている。その礼儀正しさと、何よりその異次元の美貌に完全に陥落してしまったようだった。
「優斗にはもったいないくらい、綺麗で良い子ねえ。息子のこと、ビシバシ鍛えてやってちょうだい!」
「お任せください、お母様。未来の夫に、赤点を取らせるわけにはいきませんから」
「まあ、夫!」
キャッキャと盛り上がる女二人。俺は完全に置いてけぼりだった。
俺の部屋に通された冬花は、きょろきょろと室内を見回した。
「……なるほど。未来のあなたの部屋と、家具の配置はほぼ同じですね。ですが、ポスターの趣味はもう少し大人びていました」
「うるさい」
俺の黒歴史を、的確に抉ってくる。
彼女は俺の部屋にある本棚やゲーム機に目をやると、「ああ、この漫画、最終巻は少し失速しますよ」「そのゲームの隠しキャラ、実は性能が一番良いんです」などと、恐るべきネタバレを連発し始めた。
「やめろ! 俺の楽しみを奪うな!」
「失礼しました。未来の事実をつい口にしてしまうのは、私の悪い癖です」
悪びれる様子もなく、彼女は持ってきた教材をテーブルの上に広げ始めた。
そして、地獄の、いや、天国なのかもしれない、二人きりの勉強会が始まった。
俺は椅子に座り、彼女はその隣にもう一つの椅子を持ってきて腰を下ろした。
その距離、わずか数十センチ。
まずい。これは、まずい。
彼女が身じろぎするたびに、シャンプーの冷たくて甘い香りが俺の理性を麻痺させる。
「では、まず昨日の問題の答え合わせから」
彼女の透き通るような声が、すぐ隣で聞こえる。その声が耳に入るたびに背筋がぞくぞくした。
「ここの計算が違いますね。あなたは、基本的な乗法公式の理解が曖昧です」
彼女は俺のノートを覗き込むようにして、顔を近づけてきた。
さらり、と彼女のポニーテールが揺れ、その髪先が俺の肩に触れる。
「ひっ……!」
俺はカエルのような間抜けな声を出して、椅子から飛び上がりそうになった。
「どうしました?」
彼女が不思議そうに俺の顔を見上げる。その距離、吐息がかかりそうなほど近い。大きな碧色の瞳が、俺を真正面から捉えている。
もうダメだ。
勉強なんて、できるはずがない。
教科書に書かれた微分積分の公式なんて一文字も頭に入ってこない。俺の頭の中は、隣にいる彼女の存在で完全に飽和状態だった。
心臓の音が、やけに大きく聞こえる。ドクン、ドクン、とまるで警鐘のように。この音、彼女に聞こえてしまうんじゃないか。
「優斗さん?」
俺が固まっているのを、彼女が心配そうに見つめている。
「少し顔が赤いようですが。熱でもありますか?」
そう言って、彼女はすっとその冷たい手のひらを、俺の額に当てようと伸ばしてきた。
その瞬間、俺の理性は完全に限界点を突破した。
「わーーーっ! む、無理だ! もう無理!」
俺は叫ぶと、椅子から転げ落ちるように立ち上がった。
「休憩! 休憩だ! 頭使いすぎた! ちょっと、飲み物取ってくる!」
訳の分からない言い訳を並べ立て、俺は脱兎のごとく部屋を飛び出した。
後ろで、彼女が「まだ開始して十五分しか経っていませんが……」と呆れたように呟くのが聞こえた気がした。
廊下で、俺は壁に手をつき、荒い息を繰り返す。
心臓が痛い。顔が熱い。
このままでは、期末テストの前に俺の心臓が爆発してしまう。
二人きりの密室での勉強会は、俺が想像していたよりも遥かに、遥かに危険な試練だった。
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