45 / 98
第45話 リーナの覚醒
しおりを挟む
「今度は、俺が前に出る!」
アレンの決死の覚悟を込めた声が、水晶の洞窟に響き渡った。
ソフィアとカイは、一瞬ためらった。ヒーラーが、守られるべき支援職が、自ら最前線に立つ。それは、パーティ戦術の常識からあまりにも逸脱した、自殺行為に等しい選択だったからだ。
「正気か、アレン!あんたがやられたら、俺たちは終わりだぞ!」
ソフィアが、ひび割れた大盾を構えながら叫んだ。
「分かっている。だが、これしか手がない」
アレンの瞳は、狂気ではなく、冷静な計算と揺るぎない決意に満ちていた。
「俺の回復魔法(生命エネルギー)そのものを、あいつに直接叩き込む。物理的な衝撃ではなく、純粋なエネルギーの奔流なら、あいつの吸収能力を飽和させ、内側から暴走させられるかもしれない」
それは、あまりにも危険な賭けだった。失敗すれば、アレンの魔力は完全に枯渇し、廃人となる可能性さえある。
だが、ソフィアとカイは、もう何も言わなかった。彼らは、このリーダーがただの無謀で動く男ではないことを、これまでの戦いで嫌というほど知っていた。彼を信じる。それが、【黎明の翼】の戦い方だった。
「……分かった。何秒稼げばいい?」
カイが、短く問いかけた。
「五秒。いや、三秒でいい。その三秒間に、俺の全てを懸ける」
「上等だ!」
ソフィアは、最後の力を振り絞って立ち上がった。
「その三秒は、俺の命に代えても稼いでやる!」
二人は、アレンの覚悟に応えるように、再びガーディアンへと突撃した。ソフィアが大盾で光線を弾き、カイがその影を縫うようにして陽動を仕掛ける。それは、残された体力と精神力の全てを燃焼させる、捨て身の猛攻だった。
アレンは、仲間が作ってくれたその僅かな時間の中で、自身の内なる全ての魔力を、右腕の一点へと収束させていった。蒼い光が、彼の腕に渦を巻き、凝縮されていく。
――その、まさに同じ瞬間。
遠く離れた故郷、クレリア村。
エルフの少女リーナは、両親と共に村の小さな広場で、森の精霊と交感する訓練を行っていた。彼女の類稀な古代魔法の才能を、両親が少しずつ開花させようとしていたのだ。
しかし、リーナはうまく集中できなかった。胸騒ぎがする。アレンが旅立ってから、ずっと感じている漠然とした不安が、今日に限ってひどく強いのだ。
彼女は、アレンからもらった革の護符を、胸の前でぎゅっと握りしめた。
(アレン兄……無事でいて……)
その強い祈りが、引き金となった。
リーナが握りしめる護符が、突如としてまばゆい翠色の光を放ち始めたのだ。
「リーナ!?どうしたの!」
母親のシルヴィアが驚いて駆け寄る。
リーナの瞳は、しかし、もはや母親の姿を映してはいなかった。その翠色の瞳は、現実の世界ではない、どこか遠い場所を見つめている。
彼女の脳裏に、幻視が流れ込んできた。
暗く、美しい水晶の洞窟。巨大な光の巨人。そして、それに立ち向かい、今まさに命を散らそうとしている、三人の仲間の姿。
「――アレン兄が、危ない!」
少女の悲痛な叫び声が、村の空に響き渡った。
彼女の「守りたい」という純粋で強大な想いが、彼女の中に眠っていた古代魔法の源流を、強制的にこじ開ける。
リーナの小さな体から、村中の木々がざわめくほどの、膨大な魔力が溢れ出した。その魔力は、彼女が握りしめる護符へと吸い込まれ、空間を超えた奇跡を引き起こそうとしていた。
『――守護の古印、彼の地にて顕現せよ!』
少女の唇から、彼女自身も知らない古代の言の葉が紡がれる。
――静寂の神殿。
アレンが、凝縮した魔力をまさに解き放とうとした、その瞬間だった。
クリスタル・ガーディアンの動きが、突如として不自然に鈍ったのだ。
『……ナニ……カ……ガ……』
ガーディアンの思念に、初めて混乱の色が浮かぶ。
次の瞬間、何もない空間から、無数の翠色の光の鎖が出現し、ガーディアンの巨体を縛り上げていった。それは、まるで大樹の根が絡みつくかのように、その動きを完全に封じ込めていく。
「な、なんだこれは!?」
ソフィアが、目の前で起きた超常現象に驚愕の声を上げた。
アレンもまた、その光景に呆然としていた。だが、彼はすぐに気づいた。自分の首から下げた、リーナのお守りが、目の前の光の鎖と同じ、優しい翠色の光を放っていることに。
(リーナ……!?まさか、君が……!)
驚きと、胸を突くような温かい感情。だが、今は感傷に浸っている場合ではなかった。
これは、遠い故郷の少女が、命がけで作ってくれた千載一遇の好機なのだ。
「ソフィア!カイ!今だ!コアを狙え!」
アレンの絶叫が、洞窟に響き渡った。
彼は、右腕に溜め込んだ膨大な魔力を、攻撃ではなく、再び仲間の支援へと変換した。
「俺の力を、お前たちに預ける!」
アレンから放たれた蒼い光が、ソフィアの剣と、カイの短剣にそれぞれ宿った。二人の武器が、まばゆい光を放つ。
ソフィアとカイは、アレンの意図を即座に理解した。彼らは互いに頷き合うと、光の鎖に縛られ、身動きが取れなくなったガーディアンの、がら空きの胸部コアへと、同時に突撃した。
「これで、終わりだあああっ!」
「……貫け!」
ソフィアの長剣が、上から。
カイの短剣が、下から。
二人の、渾身の一撃が、巨大な魔力水晶のコアに、寸分の狂いもなく突き刺さった。
パリン、と澄んだ音がした。
コアに、蜘蛛の巣のような亀裂が走る。
そして、次の瞬間。
クリスタル・ガーディアンは、内部から凄まじい光を放つと、音もなく、無数の光の粒子となって霧散していった。
後に残されたのは、静寂と、床に散らばる光の残滓、そして、呆然と立ち尽くす三人の姿だけだった。
戦いは、終わった。
アレンは、光を失い、今はただ温もりだけが残るお守りを、強く握りしめた。
遠い故郷にいる少女の、計り知れない才能と、自分への強い想い。それが、この絶体絶命の窮地を救ってくれたのだ。
「……俺たちは、一人じゃなかったんだな」
アレンの呟きは、隣に立つ二人の仲間にも、確かに届いていた。
物理的な距離を超えて繋がる、仲間との絆。その奇跡を目の当たりにし、彼らは決意を新たにした。
この先に、どんな困難が待ち受けていようとも、自分たちは決して負けない。
三人は、光の粒子が舞う幻想的な洞窟の、さらに奥へと続く道筋を、力強い足取りで進み始めた。
アレンの決死の覚悟を込めた声が、水晶の洞窟に響き渡った。
ソフィアとカイは、一瞬ためらった。ヒーラーが、守られるべき支援職が、自ら最前線に立つ。それは、パーティ戦術の常識からあまりにも逸脱した、自殺行為に等しい選択だったからだ。
「正気か、アレン!あんたがやられたら、俺たちは終わりだぞ!」
ソフィアが、ひび割れた大盾を構えながら叫んだ。
「分かっている。だが、これしか手がない」
アレンの瞳は、狂気ではなく、冷静な計算と揺るぎない決意に満ちていた。
「俺の回復魔法(生命エネルギー)そのものを、あいつに直接叩き込む。物理的な衝撃ではなく、純粋なエネルギーの奔流なら、あいつの吸収能力を飽和させ、内側から暴走させられるかもしれない」
それは、あまりにも危険な賭けだった。失敗すれば、アレンの魔力は完全に枯渇し、廃人となる可能性さえある。
だが、ソフィアとカイは、もう何も言わなかった。彼らは、このリーダーがただの無謀で動く男ではないことを、これまでの戦いで嫌というほど知っていた。彼を信じる。それが、【黎明の翼】の戦い方だった。
「……分かった。何秒稼げばいい?」
カイが、短く問いかけた。
「五秒。いや、三秒でいい。その三秒間に、俺の全てを懸ける」
「上等だ!」
ソフィアは、最後の力を振り絞って立ち上がった。
「その三秒は、俺の命に代えても稼いでやる!」
二人は、アレンの覚悟に応えるように、再びガーディアンへと突撃した。ソフィアが大盾で光線を弾き、カイがその影を縫うようにして陽動を仕掛ける。それは、残された体力と精神力の全てを燃焼させる、捨て身の猛攻だった。
アレンは、仲間が作ってくれたその僅かな時間の中で、自身の内なる全ての魔力を、右腕の一点へと収束させていった。蒼い光が、彼の腕に渦を巻き、凝縮されていく。
――その、まさに同じ瞬間。
遠く離れた故郷、クレリア村。
エルフの少女リーナは、両親と共に村の小さな広場で、森の精霊と交感する訓練を行っていた。彼女の類稀な古代魔法の才能を、両親が少しずつ開花させようとしていたのだ。
しかし、リーナはうまく集中できなかった。胸騒ぎがする。アレンが旅立ってから、ずっと感じている漠然とした不安が、今日に限ってひどく強いのだ。
彼女は、アレンからもらった革の護符を、胸の前でぎゅっと握りしめた。
(アレン兄……無事でいて……)
その強い祈りが、引き金となった。
リーナが握りしめる護符が、突如としてまばゆい翠色の光を放ち始めたのだ。
「リーナ!?どうしたの!」
母親のシルヴィアが驚いて駆け寄る。
リーナの瞳は、しかし、もはや母親の姿を映してはいなかった。その翠色の瞳は、現実の世界ではない、どこか遠い場所を見つめている。
彼女の脳裏に、幻視が流れ込んできた。
暗く、美しい水晶の洞窟。巨大な光の巨人。そして、それに立ち向かい、今まさに命を散らそうとしている、三人の仲間の姿。
「――アレン兄が、危ない!」
少女の悲痛な叫び声が、村の空に響き渡った。
彼女の「守りたい」という純粋で強大な想いが、彼女の中に眠っていた古代魔法の源流を、強制的にこじ開ける。
リーナの小さな体から、村中の木々がざわめくほどの、膨大な魔力が溢れ出した。その魔力は、彼女が握りしめる護符へと吸い込まれ、空間を超えた奇跡を引き起こそうとしていた。
『――守護の古印、彼の地にて顕現せよ!』
少女の唇から、彼女自身も知らない古代の言の葉が紡がれる。
――静寂の神殿。
アレンが、凝縮した魔力をまさに解き放とうとした、その瞬間だった。
クリスタル・ガーディアンの動きが、突如として不自然に鈍ったのだ。
『……ナニ……カ……ガ……』
ガーディアンの思念に、初めて混乱の色が浮かぶ。
次の瞬間、何もない空間から、無数の翠色の光の鎖が出現し、ガーディアンの巨体を縛り上げていった。それは、まるで大樹の根が絡みつくかのように、その動きを完全に封じ込めていく。
「な、なんだこれは!?」
ソフィアが、目の前で起きた超常現象に驚愕の声を上げた。
アレンもまた、その光景に呆然としていた。だが、彼はすぐに気づいた。自分の首から下げた、リーナのお守りが、目の前の光の鎖と同じ、優しい翠色の光を放っていることに。
(リーナ……!?まさか、君が……!)
驚きと、胸を突くような温かい感情。だが、今は感傷に浸っている場合ではなかった。
これは、遠い故郷の少女が、命がけで作ってくれた千載一遇の好機なのだ。
「ソフィア!カイ!今だ!コアを狙え!」
アレンの絶叫が、洞窟に響き渡った。
彼は、右腕に溜め込んだ膨大な魔力を、攻撃ではなく、再び仲間の支援へと変換した。
「俺の力を、お前たちに預ける!」
アレンから放たれた蒼い光が、ソフィアの剣と、カイの短剣にそれぞれ宿った。二人の武器が、まばゆい光を放つ。
ソフィアとカイは、アレンの意図を即座に理解した。彼らは互いに頷き合うと、光の鎖に縛られ、身動きが取れなくなったガーディアンの、がら空きの胸部コアへと、同時に突撃した。
「これで、終わりだあああっ!」
「……貫け!」
ソフィアの長剣が、上から。
カイの短剣が、下から。
二人の、渾身の一撃が、巨大な魔力水晶のコアに、寸分の狂いもなく突き刺さった。
パリン、と澄んだ音がした。
コアに、蜘蛛の巣のような亀裂が走る。
そして、次の瞬間。
クリスタル・ガーディアンは、内部から凄まじい光を放つと、音もなく、無数の光の粒子となって霧散していった。
後に残されたのは、静寂と、床に散らばる光の残滓、そして、呆然と立ち尽くす三人の姿だけだった。
戦いは、終わった。
アレンは、光を失い、今はただ温もりだけが残るお守りを、強く握りしめた。
遠い故郷にいる少女の、計り知れない才能と、自分への強い想い。それが、この絶体絶命の窮地を救ってくれたのだ。
「……俺たちは、一人じゃなかったんだな」
アレンの呟きは、隣に立つ二人の仲間にも、確かに届いていた。
物理的な距離を超えて繋がる、仲間との絆。その奇跡を目の当たりにし、彼らは決意を新たにした。
この先に、どんな困難が待ち受けていようとも、自分たちは決して負けない。
三人は、光の粒子が舞う幻想的な洞窟の、さらに奥へと続く道筋を、力強い足取りで進み始めた。
30
あなたにおすすめの小説
スキル間違いの『双剣士』~一族の恥だと追放されたが、追放先でスキルが覚醒。気が付いたら最強双剣士に~
きょろ
ファンタジー
この世界では5歳になる全ての者に『スキル』が与えられる――。
洗礼の儀によってスキル『片手剣』を手にしたグリム・レオハートは、王国で最も有名な名家の長男。
レオハート家は代々、女神様より剣の才能を与えられる事が多い剣聖一族であり、グリムの父は王国最強と謳われる程の剣聖であった。
しかし、そんなレオハート家の長男にも関わらずグリムは全く剣の才能が伸びなかった。
スキルを手にしてから早5年――。
「貴様は一族の恥だ。最早息子でも何でもない」
突如そう父に告げられたグリムは、家族からも王国からも追放され、人が寄り付かない辺境の森へと飛ばされてしまった。
森のモンスターに襲われ絶対絶命の危機に陥ったグリム。ふと辺りを見ると、そこには過去に辺境の森に飛ばされたであろう者達の骨が沢山散らばっていた。
それを見つけたグリムは全てを諦め、最後に潔く己の墓を建てたのだった。
「どうせならこの森で1番派手にしようか――」
そこから更に8年――。
18歳になったグリムは何故か辺境の森で最強の『双剣士』となっていた。
「やべ、また力込め過ぎた……。双剣じゃやっぱ強すぎるな。こりゃ1本は飾りで十分だ」
最強となったグリムの所へ、ある日1体の珍しいモンスターが現れた。
そして、このモンスターとの出会いがグレイの運命を大きく動かす事となる――。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
外れスキル【アイテム錬成】でSランクパーティを追放された俺、実は神の素材で最強装備を創り放題だったので、辺境で気ままな工房を開きます
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティで「外れスキル」と蔑まれ、雑用係としてこき使われていた錬金術師のアルト。ある日、リーダーの身勝手な失敗の責任を全て押し付けられ、無一文でパーティから追放されてしまう。
絶望の中、流れ着いた辺境の町で、彼は偶然にも伝説の素材【神の涙】を発見。これまで役立たずと言われたスキル【アイテム錬成】が、実は神の素材を扱える唯一無二のチート能力だと知る。
辺境で小さな工房を開いたアルトの元には、彼の作る規格外のアイテムを求めて、なぜか聖女や竜王(美少女の姿)まで訪れるようになり、賑やかで幸せな日々が始まる。
一方、アルトを失った元パーティは没落の一途を辿り、今更になって彼に復帰を懇願してくるが――。「もう、遅いんです」
これは、不遇だった青年が本当の居場所を見つける、ほのぼの工房ライフ&ときどき追放ざまぁファンタジー!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる