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第25話:天才技師と解析不能の匣
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金貨100枚という、今の俺にとっては大金を手に入れた。Eランク冒険者としての新たなスタート。そして、クラウスという、奇妙な関係性の協力者候補。状況は、数日前とは比較にならないほど好転している。
さて、この潤沢な資金をどう使うか。より強力な装備に投資するのも一つの手だ。あるいは、情報収集のため、例の情報屋「影歩き」とやらを探してみるのも面白いかもしれない。
だが、今の俺の心を最も捉えているのは、別の可能性だった。それは、あの風変わりな天才少女、リリア・クローバーとの連携だ。彼女の持つ規格外の【魔道具作成】スキルと、俺の【デバッガー】スキル。この二つが組み合わされば、これまでにない、革新的な何かが生まれるのではないか? バグを利用した特殊な魔道具、あるいは、この世界の法則そのものに干渉するような……。
(考えるだけでワクワクするな。元SEの血が騒ぐ)
それに、前回、治療してもらった際に、リリアは言っていた。「面白い魔道具とか、壊れた機械とかあったら、持ってきて見せてよ!」と。俺には、まさに見せるべき「面白いもの」がある。ゴブリンの洞穴の隠し部屋で見つけた「月光石のかけら」と、ボス部屋の封印を解くのに使った(そして壊れなかった)「魔鋼のダガー」。これらは、彼女の好奇心を刺激するに違いない。
俺は、報酬の金貨の一部を銀貨や銅貨に両替し、懐を温かくしてから、リリアの「クローバー治療院」へと向かった。前回訪れた時と同じ、静かな通りに佇む小さな建物。扉を叩くと、中から「はーい、どーぞー」という、間の抜けた返事が聞こえてきた。
扉を開けると、そこは相変わらず薬草の匂いが漂う待合室だった。しかし、今日は患者の姿はなく、代わりに、奥の診察室兼工房と思われる部屋から、カンカン、チチチ、といった金属を叩いたり、何か細かい作業をしたりするような音が聞こえてくる。
「こんにちは、リリアさん。ユズルです。この前はありがとうございました」
俺が声をかけると、奥の部屋からひょっこりと顔を出したのは、やはりリリアだった。白衣は着ておらず、油で少し汚れた作業用のエプロン姿だ。髪は無造作にまとめられ、額には汗が滲んでいる。大きな丸眼鏡の奥の瞳は、何かに没頭していたのか、少し焦点が合っていない。
「ん? ああ、ユズルさん! 怪我はもういいの?」
彼女は俺の姿を認めると、パッと表情を明るくした。
「ええ、おかげさまで、すっかり良くなりました。それで、お礼と、あと……この前の約束を果たしに」
俺はそう言って、懐から月光石のかけらが入った小さな袋と、腰の魔鋼のダガーを取り出して見せた。
リリアの目が、眼鏡の奥でキラリと輝いた。獲物を見つけた猫のような、あるいは新しいおもちゃを見つけた子供のような、純粋な好奇心の光だ。
「わぁ! なにこれ! こっちは……綺麗な石だね! 青緑色に光ってる! 魔力を感じる……それに、こっちのダガーも、普通の鉄じゃない!?」
彼女は、診察室(工房)から飛び出してくると、俺の手から月光石とダガーをひったくるように受け取り、まじまじと観察し始めた。その手つきは素早く、的確だ。指先で素材の感触を確かめ、光にかざし、時には鼻を近づけて匂いを嗅いでいる(?)。
(これが、鑑定眼と精密作業スキルか……)
俺の【情報読取】とは違う、もっと物理的で、職人的なアプローチだ。
「この石……『月光石』って言うんですね。治癒と光の魔力……すごい! 純度も高い! どこで手に入れたの!?」
「こっちのダガーは……『魔鋼』!? 希少な金属じゃない! しかも、こんなに状態が良いなんて! 【切れ味向上】と【魔力伝導】の付与効果まで……これもしかして、古代の遺物!?」
リリアは、俺が【情報読取】で得た情報とほぼ同じ内容を、自らの鑑定眼で見抜いてしまったようだ。恐るべき才能だ。
「ええ、まあ……ダンジョンで偶然」俺は曖昧に答える。
「ふーん……」リリアは、ダガーを舐めるように見つめながら(本当に舐めそうだった)、何やら考え込んでいる。「この魔鋼の質……それに、この微細な魔力回路の刻み方……もしかして、失われた『ルーン刻印技術』の応用かな? だとしたら、すごい発見だよ!」
彼女の知識と洞察力は、俺の想像を超えていた。専門分野に関しては、まさに天才なのだろう。
俺は、リリアが興奮している隙に、彼女の工房の中をそっと観察した。診察用のベッドや薬品棚もあるが、部屋の大部分を占めているのは、様々な工具や素材、そして作りかけの魔道具らしきものだ。壁には設計図のようなものが無数に貼られ、床には金属片や歯車、配線のようなものが散らばっている。お世辞にも整理整頓されているとは言えないが、そこには確かな創造の熱気が満ちていた。
(まるで、秘密基地だな……)
ふと、工房の隅にある作業台の上に、奇妙な金属製の匣(はこ)が置かれているのが目に入った。大きさは弁当箱くらいだろうか。表面には複雑な幾何学模様が刻まれており、微かに魔力の光を放っている。しかし、その光は不安定に明滅しており、どこか「調子が悪い」ように見えた。
「リリアさん、それは?」
俺が指差して尋ねると、リリアはダガーから顔を上げ、少し困ったような表情になった。
「ああ、あれね……ちょっと困ってるんだよね。古代遺跡から発掘されたっていう触れ込みで、商人から安く買い叩いたんだけど……」
彼女は作業台に近づき、その匣を手に取る。
「見た目はすごいんだけど、どうやっても開かないし、何のための道具なのかも全然分からないの。魔力は感じるんだけど、流れが不安定で……まるで、どこか壊れてるみたいで」
リリアは、匣の表面を指でなぞりながら、溜息をついた。
「色々調べてみたんだけどね。構造も複雑だし、使われてる技術も見たことないものばかり。私のスキルでも、解析しきれなくて……お手上げ状態なんだ」
解析不能な魔道具。天才である彼女がお手上げということは、相当に厄介な代物なのだろう。
だが、俺の心は、別の意味で高鳴っていた。
(解析不能……動作不良……つまり、「バグ」を抱えている可能性が高いということか?)
これは、俺の【デバッガー】スキルを試す絶好の機会かもしれない。そして、リリアに俺の能力の一端を示すチャンスでもある。
「……リリアさん、もしよければ、俺がその匣を調べてみてもいいですか?」
俺は、自信を隠しながらも、そう申し出た。
「え? ユズルさんが?」リリアは、意外そうな顔で俺を見る。「でも、これ、かなり複雑な魔道具だよ? 見ただけで分かるようなものじゃ……」
「専門家ではないですが、物事の構造や仕組みを分析するのは得意なんです。もしかしたら、何か分かるかもしれません。ダメ元で、試させていただけませんか?」
リリアは、俺の真剣な表情を見て、少し考え込んだ後、好奇心が勝ったのか、悪戯っぽく笑って言った。
「ふーん……まあ、いいけど。もし壊しても知らないからね!」
彼女は、金属製の匣を俺に手渡した。ずっしりとした重みがある。表面はひんやりとしており、刻まれた模様は指でなぞると僅かに凹凸を感じる。そして、不規則に明滅する魔力の光。
俺は深呼吸を一つして、意識を集中させる。【情報読取】、そして【バグ発見】を発動!
対象は、この解析不能の古代魔道具。
膨大な情報が、脳内に流れ込んでくる! 材質、構造、エネルギー源、術式、制御回路……これまで解析してきたどんな対象よりも、複雑で、高密度な情報だ。頭痛がするほどの情報量。
(……すごい。これは、現代の技術とは全く異なる体系で作られている……まるで、異世界のオーバーテクノロジーだ)
表示される情報は、ほとんどが「???」や「解析不能」で埋め尽くされている。リリアがお手上げなのも無理はない。
だが、俺は諦めない。【デバッガー】の真価は、未知のシステムの中からでも、「矛盾」や「欠陥」――すなわちバグ――を見つけ出すことにあるのだから。
集中力をさらに高め、不規則な魔力の流れ、構造の僅かな歪み、術式の論理的な破綻を探していく。
そして――
(……あった! ここだ!)
俺は、匣の一箇所、特定の模様が交差する部分に、極めて微細な「エラー」を発見した。
『……バグ検出:1件
内容:【エネルギー制御回路の接触不良による間欠的ショート】
詳細:内部のエネルギー制御回路の一部に、経年劣化または製造時の欠陥による接触不良が存在する。これが原因で、魔力供給が不安定になり、間欠的なショート(短絡)が発生。結果として、匣全体の機能が停止、あるいは誤作動(不安定な発光など)を引き起こしている。
影響:本来の機能発現不可、魔力効率の大幅低下。
備考:接触不良箇所に、外部から精密な物理的衝撃、または特定の周波数の魔力パルスを与えることで、一時的に回路が正常に接続され、本来の機能が回復する可能性がある。ただし、根本的な解決には分解修理が必要。』
「……分かりました」
俺は、顔を上げてリリアに告げた。
「え? 何が?」リリアは、きょとんとした顔をしている。
「この匣が動かない原因。そして、一時的に動かす方法も」
俺は、自信を持って言い切った。
リリアの大きな丸眼鏡の奥の瞳が、信じられないものを見るかのように、さらに大きく見開かれた。
「……うそ!? 本当に!? どうやって!?」
天才技師の少女が、初めて見せる驚愕の表情。
それは、俺と彼女の、異質な才能が出会った瞬間だった。
さて、この潤沢な資金をどう使うか。より強力な装備に投資するのも一つの手だ。あるいは、情報収集のため、例の情報屋「影歩き」とやらを探してみるのも面白いかもしれない。
だが、今の俺の心を最も捉えているのは、別の可能性だった。それは、あの風変わりな天才少女、リリア・クローバーとの連携だ。彼女の持つ規格外の【魔道具作成】スキルと、俺の【デバッガー】スキル。この二つが組み合わされば、これまでにない、革新的な何かが生まれるのではないか? バグを利用した特殊な魔道具、あるいは、この世界の法則そのものに干渉するような……。
(考えるだけでワクワクするな。元SEの血が騒ぐ)
それに、前回、治療してもらった際に、リリアは言っていた。「面白い魔道具とか、壊れた機械とかあったら、持ってきて見せてよ!」と。俺には、まさに見せるべき「面白いもの」がある。ゴブリンの洞穴の隠し部屋で見つけた「月光石のかけら」と、ボス部屋の封印を解くのに使った(そして壊れなかった)「魔鋼のダガー」。これらは、彼女の好奇心を刺激するに違いない。
俺は、報酬の金貨の一部を銀貨や銅貨に両替し、懐を温かくしてから、リリアの「クローバー治療院」へと向かった。前回訪れた時と同じ、静かな通りに佇む小さな建物。扉を叩くと、中から「はーい、どーぞー」という、間の抜けた返事が聞こえてきた。
扉を開けると、そこは相変わらず薬草の匂いが漂う待合室だった。しかし、今日は患者の姿はなく、代わりに、奥の診察室兼工房と思われる部屋から、カンカン、チチチ、といった金属を叩いたり、何か細かい作業をしたりするような音が聞こえてくる。
「こんにちは、リリアさん。ユズルです。この前はありがとうございました」
俺が声をかけると、奥の部屋からひょっこりと顔を出したのは、やはりリリアだった。白衣は着ておらず、油で少し汚れた作業用のエプロン姿だ。髪は無造作にまとめられ、額には汗が滲んでいる。大きな丸眼鏡の奥の瞳は、何かに没頭していたのか、少し焦点が合っていない。
「ん? ああ、ユズルさん! 怪我はもういいの?」
彼女は俺の姿を認めると、パッと表情を明るくした。
「ええ、おかげさまで、すっかり良くなりました。それで、お礼と、あと……この前の約束を果たしに」
俺はそう言って、懐から月光石のかけらが入った小さな袋と、腰の魔鋼のダガーを取り出して見せた。
リリアの目が、眼鏡の奥でキラリと輝いた。獲物を見つけた猫のような、あるいは新しいおもちゃを見つけた子供のような、純粋な好奇心の光だ。
「わぁ! なにこれ! こっちは……綺麗な石だね! 青緑色に光ってる! 魔力を感じる……それに、こっちのダガーも、普通の鉄じゃない!?」
彼女は、診察室(工房)から飛び出してくると、俺の手から月光石とダガーをひったくるように受け取り、まじまじと観察し始めた。その手つきは素早く、的確だ。指先で素材の感触を確かめ、光にかざし、時には鼻を近づけて匂いを嗅いでいる(?)。
(これが、鑑定眼と精密作業スキルか……)
俺の【情報読取】とは違う、もっと物理的で、職人的なアプローチだ。
「この石……『月光石』って言うんですね。治癒と光の魔力……すごい! 純度も高い! どこで手に入れたの!?」
「こっちのダガーは……『魔鋼』!? 希少な金属じゃない! しかも、こんなに状態が良いなんて! 【切れ味向上】と【魔力伝導】の付与効果まで……これもしかして、古代の遺物!?」
リリアは、俺が【情報読取】で得た情報とほぼ同じ内容を、自らの鑑定眼で見抜いてしまったようだ。恐るべき才能だ。
「ええ、まあ……ダンジョンで偶然」俺は曖昧に答える。
「ふーん……」リリアは、ダガーを舐めるように見つめながら(本当に舐めそうだった)、何やら考え込んでいる。「この魔鋼の質……それに、この微細な魔力回路の刻み方……もしかして、失われた『ルーン刻印技術』の応用かな? だとしたら、すごい発見だよ!」
彼女の知識と洞察力は、俺の想像を超えていた。専門分野に関しては、まさに天才なのだろう。
俺は、リリアが興奮している隙に、彼女の工房の中をそっと観察した。診察用のベッドや薬品棚もあるが、部屋の大部分を占めているのは、様々な工具や素材、そして作りかけの魔道具らしきものだ。壁には設計図のようなものが無数に貼られ、床には金属片や歯車、配線のようなものが散らばっている。お世辞にも整理整頓されているとは言えないが、そこには確かな創造の熱気が満ちていた。
(まるで、秘密基地だな……)
ふと、工房の隅にある作業台の上に、奇妙な金属製の匣(はこ)が置かれているのが目に入った。大きさは弁当箱くらいだろうか。表面には複雑な幾何学模様が刻まれており、微かに魔力の光を放っている。しかし、その光は不安定に明滅しており、どこか「調子が悪い」ように見えた。
「リリアさん、それは?」
俺が指差して尋ねると、リリアはダガーから顔を上げ、少し困ったような表情になった。
「ああ、あれね……ちょっと困ってるんだよね。古代遺跡から発掘されたっていう触れ込みで、商人から安く買い叩いたんだけど……」
彼女は作業台に近づき、その匣を手に取る。
「見た目はすごいんだけど、どうやっても開かないし、何のための道具なのかも全然分からないの。魔力は感じるんだけど、流れが不安定で……まるで、どこか壊れてるみたいで」
リリアは、匣の表面を指でなぞりながら、溜息をついた。
「色々調べてみたんだけどね。構造も複雑だし、使われてる技術も見たことないものばかり。私のスキルでも、解析しきれなくて……お手上げ状態なんだ」
解析不能な魔道具。天才である彼女がお手上げということは、相当に厄介な代物なのだろう。
だが、俺の心は、別の意味で高鳴っていた。
(解析不能……動作不良……つまり、「バグ」を抱えている可能性が高いということか?)
これは、俺の【デバッガー】スキルを試す絶好の機会かもしれない。そして、リリアに俺の能力の一端を示すチャンスでもある。
「……リリアさん、もしよければ、俺がその匣を調べてみてもいいですか?」
俺は、自信を隠しながらも、そう申し出た。
「え? ユズルさんが?」リリアは、意外そうな顔で俺を見る。「でも、これ、かなり複雑な魔道具だよ? 見ただけで分かるようなものじゃ……」
「専門家ではないですが、物事の構造や仕組みを分析するのは得意なんです。もしかしたら、何か分かるかもしれません。ダメ元で、試させていただけませんか?」
リリアは、俺の真剣な表情を見て、少し考え込んだ後、好奇心が勝ったのか、悪戯っぽく笑って言った。
「ふーん……まあ、いいけど。もし壊しても知らないからね!」
彼女は、金属製の匣を俺に手渡した。ずっしりとした重みがある。表面はひんやりとしており、刻まれた模様は指でなぞると僅かに凹凸を感じる。そして、不規則に明滅する魔力の光。
俺は深呼吸を一つして、意識を集中させる。【情報読取】、そして【バグ発見】を発動!
対象は、この解析不能の古代魔道具。
膨大な情報が、脳内に流れ込んでくる! 材質、構造、エネルギー源、術式、制御回路……これまで解析してきたどんな対象よりも、複雑で、高密度な情報だ。頭痛がするほどの情報量。
(……すごい。これは、現代の技術とは全く異なる体系で作られている……まるで、異世界のオーバーテクノロジーだ)
表示される情報は、ほとんどが「???」や「解析不能」で埋め尽くされている。リリアがお手上げなのも無理はない。
だが、俺は諦めない。【デバッガー】の真価は、未知のシステムの中からでも、「矛盾」や「欠陥」――すなわちバグ――を見つけ出すことにあるのだから。
集中力をさらに高め、不規則な魔力の流れ、構造の僅かな歪み、術式の論理的な破綻を探していく。
そして――
(……あった! ここだ!)
俺は、匣の一箇所、特定の模様が交差する部分に、極めて微細な「エラー」を発見した。
『……バグ検出:1件
内容:【エネルギー制御回路の接触不良による間欠的ショート】
詳細:内部のエネルギー制御回路の一部に、経年劣化または製造時の欠陥による接触不良が存在する。これが原因で、魔力供給が不安定になり、間欠的なショート(短絡)が発生。結果として、匣全体の機能が停止、あるいは誤作動(不安定な発光など)を引き起こしている。
影響:本来の機能発現不可、魔力効率の大幅低下。
備考:接触不良箇所に、外部から精密な物理的衝撃、または特定の周波数の魔力パルスを与えることで、一時的に回路が正常に接続され、本来の機能が回復する可能性がある。ただし、根本的な解決には分解修理が必要。』
「……分かりました」
俺は、顔を上げてリリアに告げた。
「え? 何が?」リリアは、きょとんとした顔をしている。
「この匣が動かない原因。そして、一時的に動かす方法も」
俺は、自信を持って言い切った。
リリアの大きな丸眼鏡の奥の瞳が、信じられないものを見るかのように、さらに大きく見開かれた。
「……うそ!? 本当に!? どうやって!?」
天才技師の少女が、初めて見せる驚愕の表情。
それは、俺と彼女の、異質な才能が出会った瞬間だった。
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