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第24回『甘い 全身強打 ミートソース』
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YouTubeで行った
ライブ配信にて三題噺を即興で書きました 第回『』
の完成テキストです。
お題はガチャで決めました。
お題には傍点を振ってあります。
所要時間は約48分でした。
詳しくは動画もご覧いただけたら幸いです。↓
https://www.youtube.com/watch?v=6BLroIqvFpA
↓使用させていただいたサイト↓
ランダム単語ガチャ
https://tango-gacha.com/
~・~・~・~・~
俺は何一つあわてていなかった。
こういうときに取り乱すような奴とは違うのだ。
何も考えずに急いで走り出すのは馬鹿のやることだ。
俺のとる行動はむしろ逆だ。
ゆっくり行く。
これが正解だ。
しかもただのんびりと行くわけではない。
次に取る俺の行動にお前は目を丸くするだろう。
ウイーーーン。
「いらっしゃいませーっ。」
俺はコンビニに入ると迷わず弁当コーナーへと向かった。
一通り目を通した後、俺はガムだけを買って店を出た。
再び歩きだし、もう一つのコンビニが見えるとそこへ入った。
先ほどと同じく俺は真っ先に弁当コーナーを目指した。
良かった、ここのコンビニにはあった。
俺はスパゲティ弁当を買い、レンジで温めた。
これで俺の計画は成功したも同然だ。
庫内で弁当が音を立てて温められている間、俺は鼻歌でも歌いたい気分だった。
弁当の温めが終わると、俺はコンビニを出た。
むろんゆっくりとだ。
今頃他の奴らは息せき切っているだろうが、俺はむしろもっと時間が経ってほしかった。
そのせいか今朝はやたらと空を見ている気がする。
雲の形は見上げるたびに変わっていた。
自然の刻一刻とした移り変わりを感じるたびに、こんな朝もいいかもしれないなとうそぶいてしまいそうになる。
さて、いよいよ学校が見えてきた。
時間は9時過ぎ。
少し早いがまあいいだろう。
校門を悠然と通り、下駄箱で上履きに履き替えて校舎に入った。
俺は廊下を歩きながら袋から弁当を取り出し蓋を開けた。
むう、まだ少し熱い。
だがこれくらい熱い方が命の息吹ってやつを感じられるかもしれない。
ここは俺の覚悟の見せ時でもある。
俺はスプーンでスパゲティのミートソースだけをすくうとそれを頭からかけた。
熱い。
これでは本当にやけどを負ってしまい、嘘から出た誠になってしまう。
そう、俺の作戦はこうだ。
俺は今朝寝坊をした。
これは揺るがしえぬ事実だ。
もう間に合わないことは分かっていた。
遅刻確定だ。
ならば急いでも仕方ない。
大事なのはむしろ言い訳だ。
言い訳しだいで遅刻もチャラにすることができる。
だから俺は交通事故に遭ったことにする。
そうだな、ダンプカーに轢かれて全身強打ということにしよう。
本来なら病院へ直行するべき事態だが、学校が大好きな俺は頭から血だらけになりながらも登校し教室に参上、先生感涙、遅刻はノーカン俺ハッピー。
どうだ、完璧な作戦だろう。
教室が見えてきた。
当然授業中だ。
いよいよだ。
馬鹿正直に遅刻した奴らに俺の技を見せてやる。
不敵な笑みを浮かべてペロリと舌を出すと、頭から垂れてきた血、もといミートソースをからめとり、甘いお味が口の中に広がった。
ライブ配信にて三題噺を即興で書きました 第回『』
の完成テキストです。
お題はガチャで決めました。
お題には傍点を振ってあります。
所要時間は約48分でした。
詳しくは動画もご覧いただけたら幸いです。↓
https://www.youtube.com/watch?v=6BLroIqvFpA
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~・~・~・~・~
俺は何一つあわてていなかった。
こういうときに取り乱すような奴とは違うのだ。
何も考えずに急いで走り出すのは馬鹿のやることだ。
俺のとる行動はむしろ逆だ。
ゆっくり行く。
これが正解だ。
しかもただのんびりと行くわけではない。
次に取る俺の行動にお前は目を丸くするだろう。
ウイーーーン。
「いらっしゃいませーっ。」
俺はコンビニに入ると迷わず弁当コーナーへと向かった。
一通り目を通した後、俺はガムだけを買って店を出た。
再び歩きだし、もう一つのコンビニが見えるとそこへ入った。
先ほどと同じく俺は真っ先に弁当コーナーを目指した。
良かった、ここのコンビニにはあった。
俺はスパゲティ弁当を買い、レンジで温めた。
これで俺の計画は成功したも同然だ。
庫内で弁当が音を立てて温められている間、俺は鼻歌でも歌いたい気分だった。
弁当の温めが終わると、俺はコンビニを出た。
むろんゆっくりとだ。
今頃他の奴らは息せき切っているだろうが、俺はむしろもっと時間が経ってほしかった。
そのせいか今朝はやたらと空を見ている気がする。
雲の形は見上げるたびに変わっていた。
自然の刻一刻とした移り変わりを感じるたびに、こんな朝もいいかもしれないなとうそぶいてしまいそうになる。
さて、いよいよ学校が見えてきた。
時間は9時過ぎ。
少し早いがまあいいだろう。
校門を悠然と通り、下駄箱で上履きに履き替えて校舎に入った。
俺は廊下を歩きながら袋から弁当を取り出し蓋を開けた。
むう、まだ少し熱い。
だがこれくらい熱い方が命の息吹ってやつを感じられるかもしれない。
ここは俺の覚悟の見せ時でもある。
俺はスプーンでスパゲティのミートソースだけをすくうとそれを頭からかけた。
熱い。
これでは本当にやけどを負ってしまい、嘘から出た誠になってしまう。
そう、俺の作戦はこうだ。
俺は今朝寝坊をした。
これは揺るがしえぬ事実だ。
もう間に合わないことは分かっていた。
遅刻確定だ。
ならば急いでも仕方ない。
大事なのはむしろ言い訳だ。
言い訳しだいで遅刻もチャラにすることができる。
だから俺は交通事故に遭ったことにする。
そうだな、ダンプカーに轢かれて全身強打ということにしよう。
本来なら病院へ直行するべき事態だが、学校が大好きな俺は頭から血だらけになりながらも登校し教室に参上、先生感涙、遅刻はノーカン俺ハッピー。
どうだ、完璧な作戦だろう。
教室が見えてきた。
当然授業中だ。
いよいよだ。
馬鹿正直に遅刻した奴らに俺の技を見せてやる。
不敵な笑みを浮かべてペロリと舌を出すと、頭から垂れてきた血、もといミートソースをからめとり、甘いお味が口の中に広がった。
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