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第四話 二度目のデイジー・前編
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「どうしたんだい、デイジー」
兄の声がして、私は顔を上げました。
見ればここは神殿の中庭です。
神殿の入り口では婚礼衣装に身を包んだ男女が、周囲の祝福を受けています。ヴィエイラ侯爵家ご令息のブルーノ様とフラカッソ商会のクルエル様の婚礼です。私は魔術学園を卒業したばかりの十八歳で──時が戻ったのでしょうか?
「ハンカチを握り締めているから、憧れのブルーノの結婚を悲しんで泣いているのかと思ったら、そうじゃないんだね」
「これは……」
私は辺りを見回しましたが、さっきまで木陰にいらした黒髪の逞しい男性の姿はありません。
このときは気づいていませんでした。あの方がバレット様だなんて。
シルヴァ伯爵家の先代様がお亡くなりになる前や王都にある魔術学園の休暇で兄が戻って来たときにお会いしていたはずなのに、ワイバーンから助けていただくまで彼を意識したことはなかったのです。
私はハンカチを仕舞いました。
ブルーノ様には申し訳ありませんが、クルエル様はいずれバレット様と結ばれるのです。
今私に慰められたところで、バレット様はお喜びにはなりません。
「なんでもありません」
「そうなのかい?」
不思議そうに首を傾げた後で、兄も辺りを見回しました。
「どうなさったのですか?」
「いや、バレット……お前は覚えてないかな。シルヴァ伯爵が来てないかと思って。親友の結婚式なのに来ないなんて、どうしたのかな」
バレット様が納戸に隠されていたクルエル様への出せなかった恋文を見たので知っています。
彼はブルーノ様が婚約者だと紹介したクルエル様にひと目惚れして、その気持ちを押し殺そうとなさっているのです。
……私は、どうしてあんなものを読んでしまったのでしょうか。いいえ、読んで良かったのです。あの恋文を読んだ衝撃で階段から落ちたのは悲しいことでしたけれど、生まれた子どもともども伯爵家から追い出されるよりはマシでした。
「デイジー、お腹が痛いのかい?」
「ヴィエイラ侯爵家の婚礼料理が楽しみなだけですわ」
「君ってそんなに食いしん坊だったっけ?」
笑って誤魔化して、兄と一緒に婚礼を祝う集団の中へ戻ります。
どうして私の時間が戻ったのかはわかりません。魔女が憐れんでくれたのでしょうか。
もう少し早ければ良かったという気持ちはあります。ブルーノ様に魔術学園の帰りに近道はなさらないよう伝えていれば、クルエル様とお会いになることはなかったでしょう。そうすれば最初からバレット様がクルエル様と結ばれていたに違いありません。魔女に奇跡のようだと言われていた恋なのですから。
ですが今の段階でも十分です。
私がバレット様と結婚しなければ良いのです。
ワイバーンに襲われたのは今から一年後、前に死んだ森とは別の森へ回復薬の材料となる薬草を採りに行ったときでした。私の魔術と回復薬を組み合わせることで、怪我人の治療を促進出来るかと思っていたのです。
私の魔術などなんの役にも立ちません。
ブルーノ様の火傷も治せませんでしたし、バレット様は私がいなくても強化魔術後の反動をしのいでいました。
おふたりに必要なのはクルエル様の愛だけなのです。──ブルーノ様には申し訳ありませんが、私はバレット様を応援いたします。だって、初めて恋した方なのですもの。今日見た涙でクルエル様への想いを察しながらも、嫁がずにはいられなかったくらい愛した方なのですもの。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「バレット様?」
我が家にバレット様が運び込まれたのは、前のとき私がワイバーンに襲われた日でした。
以前はふたりとも無傷だったのに、今回はバレット様が大怪我を負っています。
もしかしたらこの前は、私が囮のような状態になっていたのでバレット様が戦いやすかったのでしょうか。我が家に運び込まれたのは、子爵領に近い場所でワイバーンと戦ったからでした。
ブルーノ様もいらっしゃって回復魔術をかけてくださいましたけれど、バレット様は一日二日で治るような怪我ではありませんでした。
それに、ワイバーンは大暴走の先触れです。どの家もドラゴンが率いる本隊に備えなければなりません。
バレット様が抜けた穴は傭兵団を雇って埋めると言いますが、本当に大丈夫なのでしょうか。バレット様も心配なようで、何度もベッドを抜け出そうとなさいました。
「俺が……行かなければ……」
「怪我を治すまでお待ちください」
「……そうだな。この状態ではただの足手纏いだ。愚かな俺が飛び出さぬよう手を握っていてくれないか?」
「はい」
バレット様の手は大きくて、とても温かい手でした。
遠い昔、今ではない未来で私を抱いて、髪を梳ってくださった手でした。
私は懐かしさに涙する代わりに微笑みました。
私は回復薬と自分の魔術でバレット様を看病しました。
前のとき、大暴走の後で妻として強化魔術の反動で寝込んだ彼を看病していたときのことが蘇って、少し胸が痛みます。
バレット様に前の記憶はないようで、ほとんど会ったことのない私が彼の好きなものや苦手なものを知っていることに驚いています。
……そうですね。
魔女が記憶を残したまま私を過去に戻したのは、バレット様の恋のために私が弁えろということなのでしょう。
それでかまいません。喪った子どもは戻って来ませんし、クルエル様とともに帰って来たバレット様が見せてくださった笑み以上のお顔は拝見したことがないのですもの。二十歳で結婚して三年、一緒にいたのですけれど。なかなか子どもが出来ないのは仲が良い証拠だと、いつも私を慰めてくださっていたのですけれど。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
私とバレット様の縁談の話が持ち上がったのは、そのときの大暴走が終わって二ヶ月ほど経ったころでした。
彼を看病した私を好きになったと、優しい嘘をおっしゃっているようです。きっとバレット様は、一度死に時間が戻ってもなお彼を慕う私に気づいてしまったのでしょう。だから──看病のお礼のつもりか、クルエル様を忘れるために求婚してきたのです。
今回はそんな必要ないのに。
「いいえ」
私は父と兄に首を横に振って見せました。
まだ正式な申し込みではありません。
前のときは私の命を助けてくださった恩人ですが、今回はそういうわけではありません。いいえ前回だって納戸の恋文に書いてありました。助けたのが私ではなく、クルエル様なら良かったのに、と。
「そうか。デイジーは昔から厳ついバレットに怯えていたものね。大丈夫、向こうもそんなに本気じゃないと思うよ。看病のお礼、くらいのつもりだろう。縁談の数は令嬢の誉れだものね」
「そうだな。三家のつながりが強くなるのは歓迎だったが、本人にその気がないなら仕方がない。毎年の大暴走で適齢期の男子が減っていても、うちの可愛いデイジーなら引く手数多だ」
それは親の欲目というものですよ、お父様。
……私がバレット様にワイバーンから助けていただかなかったというだけで、運命は激しく変化していました。バレット様がお怪我をなさっただけでなく、今回の大暴走の直後にブルーノ様がクルエル様と離縁なさったのです。
もしかしたらクルエル様もずっと前からバレット様をお好きで、怪我をしたと聞いて心配なさっていたことからブルーノ様に気持ちを気づかれてしまったのかもしれませんね。
だから──バレット様は気持ちを誤魔化したりしなくてもいいのです。
私と結婚したりなどせず、クルエル様と結ばれれば良いのです。
ブルーノ様やヴィエイラ侯爵家との関係を考えれば正式な結婚には時間が必要でしょうが、少なくとも自分の気持ちを押し込める必要はありません。お互い自由なのですから、好きな人を好きだと思って良いのです。
兄の声がして、私は顔を上げました。
見ればここは神殿の中庭です。
神殿の入り口では婚礼衣装に身を包んだ男女が、周囲の祝福を受けています。ヴィエイラ侯爵家ご令息のブルーノ様とフラカッソ商会のクルエル様の婚礼です。私は魔術学園を卒業したばかりの十八歳で──時が戻ったのでしょうか?
「ハンカチを握り締めているから、憧れのブルーノの結婚を悲しんで泣いているのかと思ったら、そうじゃないんだね」
「これは……」
私は辺りを見回しましたが、さっきまで木陰にいらした黒髪の逞しい男性の姿はありません。
このときは気づいていませんでした。あの方がバレット様だなんて。
シルヴァ伯爵家の先代様がお亡くなりになる前や王都にある魔術学園の休暇で兄が戻って来たときにお会いしていたはずなのに、ワイバーンから助けていただくまで彼を意識したことはなかったのです。
私はハンカチを仕舞いました。
ブルーノ様には申し訳ありませんが、クルエル様はいずれバレット様と結ばれるのです。
今私に慰められたところで、バレット様はお喜びにはなりません。
「なんでもありません」
「そうなのかい?」
不思議そうに首を傾げた後で、兄も辺りを見回しました。
「どうなさったのですか?」
「いや、バレット……お前は覚えてないかな。シルヴァ伯爵が来てないかと思って。親友の結婚式なのに来ないなんて、どうしたのかな」
バレット様が納戸に隠されていたクルエル様への出せなかった恋文を見たので知っています。
彼はブルーノ様が婚約者だと紹介したクルエル様にひと目惚れして、その気持ちを押し殺そうとなさっているのです。
……私は、どうしてあんなものを読んでしまったのでしょうか。いいえ、読んで良かったのです。あの恋文を読んだ衝撃で階段から落ちたのは悲しいことでしたけれど、生まれた子どもともども伯爵家から追い出されるよりはマシでした。
「デイジー、お腹が痛いのかい?」
「ヴィエイラ侯爵家の婚礼料理が楽しみなだけですわ」
「君ってそんなに食いしん坊だったっけ?」
笑って誤魔化して、兄と一緒に婚礼を祝う集団の中へ戻ります。
どうして私の時間が戻ったのかはわかりません。魔女が憐れんでくれたのでしょうか。
もう少し早ければ良かったという気持ちはあります。ブルーノ様に魔術学園の帰りに近道はなさらないよう伝えていれば、クルエル様とお会いになることはなかったでしょう。そうすれば最初からバレット様がクルエル様と結ばれていたに違いありません。魔女に奇跡のようだと言われていた恋なのですから。
ですが今の段階でも十分です。
私がバレット様と結婚しなければ良いのです。
ワイバーンに襲われたのは今から一年後、前に死んだ森とは別の森へ回復薬の材料となる薬草を採りに行ったときでした。私の魔術と回復薬を組み合わせることで、怪我人の治療を促進出来るかと思っていたのです。
私の魔術などなんの役にも立ちません。
ブルーノ様の火傷も治せませんでしたし、バレット様は私がいなくても強化魔術後の反動をしのいでいました。
おふたりに必要なのはクルエル様の愛だけなのです。──ブルーノ様には申し訳ありませんが、私はバレット様を応援いたします。だって、初めて恋した方なのですもの。今日見た涙でクルエル様への想いを察しながらも、嫁がずにはいられなかったくらい愛した方なのですもの。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「バレット様?」
我が家にバレット様が運び込まれたのは、前のとき私がワイバーンに襲われた日でした。
以前はふたりとも無傷だったのに、今回はバレット様が大怪我を負っています。
もしかしたらこの前は、私が囮のような状態になっていたのでバレット様が戦いやすかったのでしょうか。我が家に運び込まれたのは、子爵領に近い場所でワイバーンと戦ったからでした。
ブルーノ様もいらっしゃって回復魔術をかけてくださいましたけれど、バレット様は一日二日で治るような怪我ではありませんでした。
それに、ワイバーンは大暴走の先触れです。どの家もドラゴンが率いる本隊に備えなければなりません。
バレット様が抜けた穴は傭兵団を雇って埋めると言いますが、本当に大丈夫なのでしょうか。バレット様も心配なようで、何度もベッドを抜け出そうとなさいました。
「俺が……行かなければ……」
「怪我を治すまでお待ちください」
「……そうだな。この状態ではただの足手纏いだ。愚かな俺が飛び出さぬよう手を握っていてくれないか?」
「はい」
バレット様の手は大きくて、とても温かい手でした。
遠い昔、今ではない未来で私を抱いて、髪を梳ってくださった手でした。
私は懐かしさに涙する代わりに微笑みました。
私は回復薬と自分の魔術でバレット様を看病しました。
前のとき、大暴走の後で妻として強化魔術の反動で寝込んだ彼を看病していたときのことが蘇って、少し胸が痛みます。
バレット様に前の記憶はないようで、ほとんど会ったことのない私が彼の好きなものや苦手なものを知っていることに驚いています。
……そうですね。
魔女が記憶を残したまま私を過去に戻したのは、バレット様の恋のために私が弁えろということなのでしょう。
それでかまいません。喪った子どもは戻って来ませんし、クルエル様とともに帰って来たバレット様が見せてくださった笑み以上のお顔は拝見したことがないのですもの。二十歳で結婚して三年、一緒にいたのですけれど。なかなか子どもが出来ないのは仲が良い証拠だと、いつも私を慰めてくださっていたのですけれど。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
私とバレット様の縁談の話が持ち上がったのは、そのときの大暴走が終わって二ヶ月ほど経ったころでした。
彼を看病した私を好きになったと、優しい嘘をおっしゃっているようです。きっとバレット様は、一度死に時間が戻ってもなお彼を慕う私に気づいてしまったのでしょう。だから──看病のお礼のつもりか、クルエル様を忘れるために求婚してきたのです。
今回はそんな必要ないのに。
「いいえ」
私は父と兄に首を横に振って見せました。
まだ正式な申し込みではありません。
前のときは私の命を助けてくださった恩人ですが、今回はそういうわけではありません。いいえ前回だって納戸の恋文に書いてありました。助けたのが私ではなく、クルエル様なら良かったのに、と。
「そうか。デイジーは昔から厳ついバレットに怯えていたものね。大丈夫、向こうもそんなに本気じゃないと思うよ。看病のお礼、くらいのつもりだろう。縁談の数は令嬢の誉れだものね」
「そうだな。三家のつながりが強くなるのは歓迎だったが、本人にその気がないなら仕方がない。毎年の大暴走で適齢期の男子が減っていても、うちの可愛いデイジーなら引く手数多だ」
それは親の欲目というものですよ、お父様。
……私がバレット様にワイバーンから助けていただかなかったというだけで、運命は激しく変化していました。バレット様がお怪我をなさっただけでなく、今回の大暴走の直後にブルーノ様がクルエル様と離縁なさったのです。
もしかしたらクルエル様もずっと前からバレット様をお好きで、怪我をしたと聞いて心配なさっていたことからブルーノ様に気持ちを気づかれてしまったのかもしれませんね。
だから──バレット様は気持ちを誤魔化したりしなくてもいいのです。
私と結婚したりなどせず、クルエル様と結ばれれば良いのです。
ブルーノ様やヴィエイラ侯爵家との関係を考えれば正式な結婚には時間が必要でしょうが、少なくとも自分の気持ちを押し込める必要はありません。お互い自由なのですから、好きな人を好きだと思って良いのです。
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